毛穴の黒ずみは洗顔で改善できる?正しいケア方法と原因を解説

顔のほくろを鏡で確認する女性

鼻や頬に目立つ毛穴の黒ずみ。毎日丁寧に洗顔しているのに、なかなか改善しないと感じている方は多いのではないでしょうか。実は、毛穴の黒ずみは洗顔の方法や使用するアイテム次第で、悪化させてしまうこともあります。本記事では、毛穴の黒ずみができる原因から、洗顔による正しいケア方法、さらにクリニックで受けられる専門的な治療まで、幅広く解説します。毎日のスキンケアを見直すきっかけにしてみてください。


目次

  1. 毛穴の黒ずみとは何か
  2. 毛穴が黒ずむ主な原因
  3. 洗顔で黒ずみは落とせるのか
  4. 正しい洗顔の手順と注意点
  5. 黒ずみに効果的な洗顔料の選び方
  6. 洗顔以外の日常ケアで黒ずみを防ぐ方法
  7. やってはいけないNG行動
  8. 洗顔だけでは限界がある場合
  9. クリニックで受けられる黒ずみ治療
  10. まとめ

この記事のポイント

毛穴の黒ずみは皮脂酸化や角質蓄積が原因で、正しい洗顔と保湿が基本ケアだが、洗顔のみでの完全解消は難しく、セルフケアで改善しない場合はアイシークリニックのケミカルピーリングやレーザー治療などの専門治療が有効。

🎯 毛穴の黒ずみとは何か

毛穴の黒ずみとは、皮膚の毛穴に詰まった皮脂や汚れが酸化し、黒く見える状態のことを指します。医学的には「開放面皰(かいほうめんぽう)」とも呼ばれ、毛穴が開いた状態で皮脂や角質が詰まり、その先端が空気に触れて酸化・変色したものです。

特に鼻の頭や小鼻の周辺に多く見られますが、あご・額・頬など顔全体に生じることもあります。黒ずんだ毛穴をよく観察すると、小さな点のような汚れが見え、無理に押し出すと白いまたは黄みがかった皮脂の塊が出てくることがあります。

黒ずみと混同されやすいものに「いちご鼻」があります。いちご鼻は毛穴が黒くポツポツと目立つ状態を指し、黒ずんだ毛穴が集中している状態です。構造的には同じ現象のことが多く、広義には黒ずみの一形態と考えてよいでしょう。

また、黒ずみと似た見た目を持つものとして「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」があります。こちらは皮膚の角化異常によるもので、洗顔やスキンケアでは改善が難しいため、皮膚科やクリニックへの相談が必要です。自己判断で対処する前に、自分の黒ずみがどのタイプなのかを把握することが大切です。

Q. 毛穴の黒ずみができる主な原因は何ですか?

毛穴の黒ずみは、過剰な皮脂分泌・古い角質の蓄積・毛穴の開き・メイクの残留・乾燥による皮脂の過剰分泌など、複数の要因が重なって生じます。皮脂が毛穴に詰まり、空気に触れて酸化することで黒く変色した状態で、医学的には「開放面皰」と呼ばれます。

📋 毛穴が黒ずむ主な原因

毛穴の黒ずみが生じる背景には、いくつかの要因が重なっています。それぞれを正しく理解することで、適切なケアの方向性が見えてきます。

🦠 過剰な皮脂分泌

皮脂は肌を外部刺激から守るために必要なものですが、分泌が過剰になると毛穴に詰まりやすくなります。特にTゾーン(額・鼻・あご)は皮脂腺が多く、分泌量が多い傾向があります。皮脂が毛穴に蓄積し、外気に触れることで酸化し、黒ずみになります。皮脂の過剰分泌は、食生活の乱れ、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどによって促進されることが知られています。

👴 角質の蓄積

肌は約28日サイクルでターンオーバー(新陳代謝)を繰り返しています。しかし、加齢やライフスタイルの乱れによってターンオーバーが遅れると、古い角質が肌表面に蓄積されます。この古い角質が毛穴を塞ぎ、皮脂とともに黒ずみを作る原因となります。

🔸 毛穴の開き

毛穴は本来、皮脂を分泌する出口として機能しています。皮脂の過剰分泌が続くと毛穴が広がり、汚れや老廃物が入り込みやすくなります。また、紫外線ダメージや加齢によってコラーゲンやエラスチンが減少すると、毛穴周囲の皮膚が弾力を失い、毛穴が開いたままになりやすくなります。

💧 メイクや日焼け止めの残留

クレンジングや洗顔が不十分だと、ファンデーションや日焼け止めなどのコスメ成分が毛穴に残ります。これらが皮脂と混ざり合うことで、さらに毛穴が詰まりやすくなります。特にミネラルファンデーションや毛穴カバー効果を謳う化粧品は、粒子が細かく毛穴に入り込みやすいため、丁寧なクレンジングが必要です。

✨ 乾燥による皮脂の過剰分泌

肌が乾燥すると、それを補おうとして皮脂を過剰に分泌する「インナードライ」と呼ばれる状態になることがあります。この状態では肌表面は脂っぽいのに、内側は乾燥しているという矛盾した状態になります。誤ったスキンケアで保湿が不十分な場合にも起こりやすいため、洗顔後のケアも非常に重要です。

💊 洗顔で黒ずみは落とせるのか

洗顔は毛穴の黒ずみケアの基本であり、日々の洗顔によって皮脂や汚れを適切に取り除くことは大切なことです。しかし、洗顔だけで黒ずみを完全に解消できるかというと、その答えは「程度による」ということになります。

軽度の黒ずみであれば、適切な洗顔を継続することで徐々に改善されることがあります。毛穴に詰まった皮脂や汚れを毎日丁寧に洗い流すことで、黒ずみの悪化を防ぎ、肌の状態を整えることができます。

一方で、長年放置された頑固な黒ずみや、毛穴が大きく開いてしまっているケースでは、洗顔だけで劇的な改善を期待するのは難しいことも事実です。毛穴の開きや皮脂腺の過活動は、洗顔だけでコントロールできる問題ではなく、ホルモンバランスや生活習慣、さらには遺伝的な要因も関係しています。

したがって洗顔は「黒ずみを取り除く」というよりも、「黒ずみができにくい肌環境を整える」ためのケアと捉えることが正確です。洗顔はスキンケアの土台であり、これを正しく行うことが他のケアの効果を高めることにもつながります。

Q. 正しい洗顔の手順と注意すべきポイントは?

正しい洗顔は、クレンジング→32〜35度のぬるま湯で濡らす→洗顔料をきめ細かく泡立てる→泡で優しく円を描くように洗う→15〜20回すすぐ→清潔なタオルで押さえて拭く、という手順で行います。こするような摩擦は肌を傷めるため、洗顔後は素早く保湿ケアを行うことも重要です。

🏥 正しい洗顔の手順と注意点

毛穴の黒ずみ対策として最も基本的なことは、正しい方法で洗顔を行うことです。間違った洗顔は肌への負担を増やし、逆に黒ずみを悪化させる可能性があります。以下に正しい洗顔の手順を紹介します。

📌 ステップ1:クレンジングを先に行う

メイクをしている場合は、洗顔の前に必ずクレンジングを行います。クレンジングは油性成分(メイク)を落とすためのもので、洗顔料では落としきれない油性の汚れを乳化して浮かせる役割があります。クレンジングを省略したり不十分にすると、メイクの残留物が毛穴に蓄積し、黒ずみの原因になります。

▶️ ステップ2:ぬるま湯で顔を濡らす

洗顔前は、32〜35度程度のぬるま湯で顔を濡らします。熱いお湯は皮膚の油分を過剰に取り除き、乾燥を引き起こします。また、冷水では毛穴が引き締まって汚れが落ちにくくなるため、ぬるま湯が最適です。

🔹 ステップ3:洗顔料をしっかり泡立てる

洗顔料はきめ細かくたっぷりの泡を作ることが大切です。泡がクッションになって指が直接肌に触れるのを防ぎ、摩擦によるダメージを軽減します。泡立てネットを使うと、少量の洗顔料でも豊富な泡を作ることができます。

📍 ステップ4:泡で優しく洗う

泡を肌にのせ、くるくると円を描くように優しく洗います。力を入れてこすると肌を傷めてしまいます。特に黒ずみが気になる鼻周りも、強くこするのではなく、泡を転がすようなイメージで丁寧に洗いましょう。洗顔時間は1分以内を目安にすることが推奨されています。

💫 ステップ5:ぬるま湯でしっかりすすぐ

泡をしっかりと洗い流すことが非常に重要です。洗顔料が残ると毛穴詰まりの原因になります。特に生え際・あごのライン・耳の周辺など、すすぎ残しが起こりやすい場所に注意してください。すすぎの回数は15〜20回程度が目安です。

🦠 ステップ6:タオルで優しく拭き取る

洗顔後は清潔な柔らかいタオルで、押さえるように水分を吸い取ります。ゴシゴシとこするのは肌への摩擦刺激になるため避けてください。洗顔後はできるだけ早く保湿ケアを行うことが重要です。

⚠️ 黒ずみに効果的な洗顔料の選び方

洗顔料は肌質や悩みに合ったものを選ぶことが大切です。黒ずみケアに適した成分や種類を知ることで、より効果的なケアが可能になります。

👴 泡タイプ・固形石鹸

最も基本的な洗顔料です。界面活性剤の力で皮脂や汚れを乳化して落とします。泡立ちが良く、きめ細かい泡で洗うことができます。洗浄力と保湿力のバランスを見て選ぶことが大切です。敏感肌の方はアミノ酸系の洗浄成分を使用したものが肌に優しいと言われています。

🔸 酵素洗顔

タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)や皮脂分解酵素(リパーゼ)を配合した洗顔料です。毛穴に詰まった古い角質や皮脂をより効果的に分解・除去する効果が期待できます。毎日の使用には刺激が強い場合があるため、週1〜2回の使用が目安とされています。乾燥肌や敏感肌の方は使用頻度に注意が必要です。

💧 サリチル酸配合の洗顔料

サリチル酸はBHA(ベータヒドロキシ酸)の一種で、油溶性のため毛穴の中まで浸透して皮脂汚れを落とす効果があります。また、角質を柔らかくする作用(角質溶解作用)もあり、毛穴詰まりの改善に役立てられています。ただし、濃度によっては刺激感が出ることがあるため、肌の状態を見ながら使用することが大切です。

✨ 炭・クレイ配合の洗顔料

活性炭やカオリンなどのクレイ(粘土)成分を配合した洗顔料は、毛穴の汚れを吸着して落とす効果があるとされています。皮脂が多いオイリー肌や混合肌の方に向いています。ただし、洗浄力が高い分、乾燥を招きやすいため使用後のしっかりとした保湿が必要です。

📌 選ぶ際のポイント

洗顔料を選ぶ際は、自分の肌質を正しく把握することが前提です。皮脂が多いオイリー肌の方には洗浄力の高いタイプが向いていますが、乾燥肌や敏感肌の方には保湿成分が豊富で肌に優しいタイプが適しています。「毛穴に効く」という宣伝文句だけで選ぶのではなく、成分や自分の肌質との相性を確認することが重要です。

Q. 毛穴の黒ずみケアでやってはいけない行動は?

毛穴の黒ずみケアで避けるべき行動は、指で毛穴を押し出す・剥がしタイプの毛穴パックを頻繁に使う・1日に何度も洗顔する・洗浄力が強すぎる洗顔料を使い続ける・スクラブを使いすぎることです。これらは肌のバリア機能を低下させ、毛穴の開きや皮脂の過剰分泌を招き、黒ずみを悪化させる恐れがあります。

🔍 洗顔以外の日常ケアで黒ずみを防ぐ方法

毛穴の黒ずみをケアするためには、洗顔だけでなく日常のスキンケア全体を見直すことが大切です。洗顔後のケアや生活習慣の改善も、黒ずみ対策に大きく影響します。

▶️ 保湿ケアを徹底する

洗顔後は素早く化粧水や乳液で保湿を行いましょう。肌が乾燥すると皮脂分泌が過剰になり、毛穴詰まりが起きやすくなります。特に洗顔料の洗浄力が高い場合は、洗顔後の保湿が非常に重要です。ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分を含む化粧水・保湿クリームを使うことで、肌のバリア機能を維持できます。

🔹 週1〜2回のスペシャルケア

毎日の洗顔で落としきれない古い角質や皮脂を取り除くために、週に1〜2回程度のピーリングや毛穴パックなどのスペシャルケアを取り入れることも有効です。ただし、やり過ぎると肌のバリア機能が低下し、かえって敏感肌や乾燥肌になってしまうことがあります。頻度を守って使用することが大切です。

📍 紫外線対策を行う

紫外線はコラーゲンやエラスチンを破壊し、毛穴の開きを招きます。日焼け止めを毎日使用することで、毛穴の開きや黒ずみの悪化を防ぐことができます。ただし、日焼け止めはクレンジングでしっかりオフすることが前提です。ウォータープルーフタイプの日焼け止めは特にしっかりとしたクレンジングが必要です。

💫 食生活・生活習慣の見直し

脂質や糖質の多い食事は皮脂分泌を促進させると言われており、バランスの良い食事が重要です。また、睡眠不足やストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂の過剰分泌につながります。規則正しい生活リズムを心がけることが、肌の状態を整えることにつながります。

🦠 ビタミンCを活用する

ビタミンC(アスコルビン酸)は皮脂の酸化を抑制する抗酸化作用を持ち、毛穴の黒ずみに対して有効とされています。ビタミンC誘導体を配合した化粧水や美容液を使用することで、黒ずみの原因となる皮脂の酸化を抑えることが期待できます。また、食品からもビタミンCを積極的に摂取することがおすすめです。

📝 やってはいけないNG行動

毛穴の黒ずみをなんとかしたいと思うあまり、逆効果になってしまうケアをしている方も少なくありません。以下に代表的なNG行動を紹介します。

👴 毛穴を指で押し出す・無理に絞る

黒ずんだ毛穴を指で押し出したり絞ったりするのは非常に危険な行為です。毛穴周囲の皮膚に強い圧力をかけることで、皮膚組織が傷ついたり、炎症が起きたりします。また、傷口から細菌が侵入してニキビやニキビ跡になってしまうこともあります。さらに、毛穴が余計に広がってしまう恐れもあるため、絶対に行わないようにしましょう。

🔸 毛穴パックの使いすぎ

黒ずみを取り除くために毛穴パック(剥がしタイプ)を頻繁に使用すると、毛穴周囲の皮膚が傷つき、毛穴が開いたままになってしまいます。また、パックで毛穴の汚れを無理やり引き剥がすことで炎症が起き、ダメージを受けた毛穴はより汚れが溜まりやすくなるという悪循環に陥ることもあります。使用頻度を守り、必要以上に使わないことが大切です。

💧 1日に何度も洗顔を行う

皮脂が気になるからといって、1日に何度も洗顔するのは逆効果です。洗いすぎによって必要な皮脂まで取り除かれると、肌が乾燥し、それを補おうとしてさらに皮脂が過剰分泌されます。洗顔は原則として朝と夜の2回が適切です。

✨ 洗浄力が高すぎる洗顔料の使いすぎ

毛穴汚れをしっかり落としたいという気持ちから、必要以上に洗浄力の強い洗顔料を使い続けると、肌のバリア機能が低下し、敏感肌や乾燥肌を招くことがあります。洗浄力と保湿力のバランスが取れた洗顔料を選ぶことが重要です。

📌 スクラブの使いすぎ

スクラブ洗顔は古い角質を物理的に取り除く効果がありますが、過度な使用は肌への摩擦刺激が強すぎて、皮膚のバリア機能を傷つけます。週に1回程度の使用に留め、優しく使うことが大切です。

Q. クリニックで受けられる黒ずみ治療にはどんな種類がありますか?

アイシークリニックでは、古い角質を化学的に除去するケミカルピーリング、コラーゲン生成を促すマッサージピール、メラニンや毛穴に働きかけるレーザートーニング・フォトフェイシャル、水流で毛穴の汚れを吸引するハイドラフェイシャルなどを提供しています。最適な治療法はカウンセリングで医師が肌状態を診察した上でご提案します。

💡 洗顔だけでは限界がある場合

毎日丁寧な洗顔と保湿を続けていても、黒ずみが改善しない、むしろ悪化しているという場合は、いくつかの要因が考えられます。

一つは、毛穴の開きが大きくなっている場合です。毛穴が大きく開いている状態では、皮脂や汚れが溜まりやすく、洗顔だけで汚れを取り除くことに限界があります。毛穴の開きは、コラーゲンやエラスチンの減少によって引き起こされるため、スキンケアだけでは対処が難しい場合があります。

もう一つは、皮脂腺が非常に活発なケースです。遺伝的な要因やホルモンバランスの乱れにより、皮脂分泌が過剰になっている場合は、日常のスキンケアでコントロールするのが難しくなります。

また、「黒ずみだと思っていたものが実は別の皮膚トラブルだった」というケースもあります。毛孔性苔癬(肌がザラザラする状態)やニキビ・面皰と黒ずみを混同している場合は、同じケアを続けていても改善しないことがあります。

こうした場合には、セルフケアの限界を認識し、皮膚科や美容クリニックでの専門的な治療を検討することが大切です。クリニックでは、毛穴の状態を詳しく診断した上で、最適な治療法を提案してもらえます。

✨ クリニックで受けられる黒ずみ治療

アイシークリニック上野院では、毛穴の黒ずみに対してセルフケアでは難しい専門的なアプローチが可能です。それぞれの治療の仕組みと特徴を紹介します。

▶️ ケミカルピーリング

グリコール酸や乳酸などの酸性の薬剤を肌に塗布し、古い角質を溶かして取り除く治療法です。毛穴に詰まった角質や皮脂を化学的に溶解することで、黒ずみの改善やターンオーバーの正常化が期待できます。施術後は一時的に赤みが出ることがありますが、ダウンタイムは比較的少ない治療です。定期的な施術によって肌質の改善を目指します。

🔹 マッサージピール(PRX-T33)

高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)と過酸化水素を組み合わせた薬剤を用いる治療法です。肌の深部に作用して線維芽細胞を活性化させ、コラーゲン生成を促進します。肌のハリや弾力を高める効果があり、毛穴の引き締めにも有効とされています。一般的なケミカルピーリングとは異なり、肌を剥がすような効果は少なく、ダウンタイムが少ないことが特徴です。

📍 レーザートーニング

低出力のQスイッチNd:YAGレーザーを照射することで、メラニン色素を分解し肌のトーンを均一化する治療法です。黒ずみの原因となる酸化した皮脂や色素沈着にアプローチします。また、毛穴の引き締め効果も期待できると言われています。ダウンタイムがほとんどなく、定期的な施術で効果を実感できる治療です。

💫 フォトフェイシャル(IPL治療)

特定の波長の光(IPL)を肌に照射する治療法で、メラニン色素への作用や毛穴の引き締め、コラーゲン生成の促進などが期待できます。黒ずみだけでなく、くすみやシミなどに対しても効果があるとされており、総合的な肌質改善を目指したい方に向いています。

🦠 炭酸ガスレーザー(フラクショナルレーザー)

肌に微細な穴を開けることで、ターンオーバーを促進し毛穴の開きや黒ずみを改善する治療法です。ダウンタイムが生じる場合がありますが、肌の再生効果が高く、毛穴の引き締めや肌のハリの改善を目指す場合に選ばれることがあります。施術後は保湿と紫外線対策が特に重要です。

👴 ハイドラフェイシャル

水流と吸引力を用いて毛穴の汚れを吸い出しながら、同時に美容液を導入する施術です。物理的な力で毛穴に詰まった皮脂や汚れを取り除くため、黒ずみへの直接的なアプローチが可能です。肌への刺激が比較的少なく、ダウンタイムがほとんどないため、初めてクリニックでのケアを検討している方にも選ばれやすい施術です。

クリニックでの治療を検討する際は、自分の肌状態や希望する効果、予算などを踏まえた上で医師と相談し、最適な治療を選ぶことが大切です。アイシークリニック上野院では、丁寧なカウンセリングを通じて、一人ひとりに合った治療プランを提案しています。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、毛穴の黒ずみを気にされて来院される患者様の多くが、自己流のケアで症状を悪化させてしまっているケースを多く拝見します。毛穴を無理に押し出したり、毛穴パックを頻繁に使用したりするよりも、まずは正しい洗顔と保湿を習慣化することが改善への近道です。セルフケアで限界を感じていらっしゃる場合は、お一人で悩まずお気軽にご相談ください。肌の状態を丁寧に診察した上で、最適な治療法をご提案いたします。」

📌 よくある質問

毛穴の黒ずみは毎日の洗顔だけで改善できますか?

軽度の黒ずみであれば、正しい洗顔を継続することで改善が期待できます。ただし、洗顔は「黒ずみを取り除く」というよりも「黒ずみができにくい肌環境を整える」ためのケアと考えるのが正確です。長年の頑固な黒ずみや毛穴が大きく開いているケースでは、洗顔だけでの改善には限界があります。

黒ずみが気になるとき、毛穴を指で押し出してもいいですか?

毛穴を指で押し出すのは絶対に避けてください。強い圧力で皮膚組織が傷つき、炎症や細菌感染によってニキビやニキビ跡になるリスクがあります。また、毛穴がさらに広がってしまう恐れもあります。黒ずみが気になる場合は、正しい洗顔と保湿を続けることが改善への近道です。

洗顔は1日に何回行うのが適切ですか?

洗顔は原則として朝と夜の1日2回が適切です。皮脂が気になるからといって何度も洗いすぎると、必要な皮脂まで取り除かれて肌が乾燥し、かえって皮脂が過剰に分泌されてしまいます。洗いすぎは黒ずみを悪化させる原因にもなるため、回数を守ることが大切です。

黒ずみケアにおすすめの洗顔料の成分を教えてください。

黒ずみケアには、タンパク質や皮脂を分解する酵素洗顔(プロテアーゼ・リパーゼ配合)、毛穴の皮脂汚れに浸透するサリチル酸(BHA)配合、汚れを吸着する炭・クレイ配合の洗顔料が有効とされています。ただし、自分の肌質に合ったものを選ぶことが重要で、乾燥肌・敏感肌の方は保湿成分が豊富なタイプを選びましょう。

セルフケアで改善しない場合、クリニックではどんな治療が受けられますか?

アイシークリニック上野院では、古い角質を化学的に除去するケミカルピーリング、毛穴の汚れを吸引するハイドラフェイシャル、色素沈着にアプローチするレーザートーニング、光でメラニンや毛穴に働きかけるフォトフェイシャルなど、様々な治療を提供しています。最適な治療法はカウンセリングで医師が診察の上、ご提案します。

🎯 まとめ

毛穴の黒ずみは、過剰な皮脂分泌・角質の蓄積・毛穴の開き・メイクの残留・乾燥など、複数の要因が重なって引き起こされます。洗顔は黒ずみケアの基本であり、正しい方法で行うことで肌環境を整えることができます。しかし、洗顔だけで全ての黒ずみを解消できるわけではなく、保湿・紫外線対策・生活習慣の改善など、総合的なスキンケアが重要です。

また、自己流のケアには限界があり、毛穴を押し出したり、毛穴パックを使いすぎたりするのは逆効果になることもあります。セルフケアで改善が見られない場合は、クリニックでの専門的な治療を検討することをおすすめします。

アイシークリニック上野院では、ケミカルピーリングやレーザー治療など、毛穴の黒ずみに効果的な様々な治療を提供しています。毛穴の黒ずみでお悩みの方は、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。専門家の視点からお一人おひとりの肌状態に合った最適な解決策をご提案します。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 毛穴の黒ずみ(開放面皰)の医学的定義、ニキビ・面皰の分類、毛孔性苔癬など皮膚疾患の診断基準および治療指針に関する情報
  • 日本美容外科学会 – ケミカルピーリング・レーザートーニング・フォトフェイシャル(IPL治療)・フラクショナルレーザーなどクリニックで行われる毛穴・黒ずみ治療の適応と安全性に関する情報
  • PubMed – 開放面皰(ブラックヘッド)の発生メカニズム、サリチル酸(BHA)・ケミカルピーリング・ビタミンCの有効性に関する国際的な査読済み臨床研究文献

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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