サブシジョンの効果はいつから出る?持続期間や経過を詳しく解説

クリニックで診察を受ける患者と女性医師

ニキビ跡のクレーター・陥凹型瘢痕に悩んでいませんか?
サブシジョンは、そのへこみに直接アプローチできる本格的な医療治療です。

💬 「効果はいつから出るの?」「ダウンタイムが心配…」
そんな疑問、この記事を読めば全部わかります。

🚨 読まないと損!サブシジョンは「タイミング」と「回数」を知らずに受けると、思ったより効果を実感できないことも。正しい知識を持って、最大限の効果を引き出しましょう。

💡 この記事でわかること

効果を感じるのは施術後1〜3か月、最大化は3〜6か月

✅ ダウンタイムは1〜2週間程度で日常生活も可能

複数回の施術+他治療との併用で効果が最大化

✅ 自分のクレーターに向いているかどうかの判断基準


目次

  1. サブシジョンとはどのような治療法か
  2. サブシジョンの効果が出るメカニズム
  3. サブシジョンの効果はいつから感じられるか
  4. 治療後の経過とダウンタイムの詳細
  5. サブシジョンの効果はどのくらい持続するか
  6. 効果を高めるために重要なポイント
  7. サブシジョンが特に向いているケースとそうでないケース
  8. 他の治療法との組み合わせで効果を最大化する
  9. 施術前に知っておくべき注意事項
  10. まとめ

この記事のポイント

サブシジョンはニキビ跡の陥凹性瘢痕に有効な治療法で、効果は施術1〜3か月後に実感でき、3〜6か月で最大化する。ダウンタイムは1〜2週間程度で、効果は長期持続するが複数回の施術や他治療との併用が推奨される。

💡 サブシジョンとはどのような治療法か

サブシジョン(Subcision)は、皮膚科や美容皮膚科領域で行われる低侵襲の外科的処置です。主にニキビ跡のクレーター(陥凹性瘢痕)や、皮下組織に形成された線維性の癒着(繊維束)を物理的に切断することで、皮膚の表面を持ち上げ、なめらかにすることを目的としています。

具体的な手技としては、細い特殊な針(トリカット針やノコール針など)を皮膚の外側から刺し、皮膚の下層(真皮〜皮下組織の境界)で針を横方向に動かしながら、へこみを引っ張っている線維性の組織を切断します。このとき皮膚表面を切開するわけではないため、縫合の必要はなく、日帰りで施術が完了するのが大きな特徴です。

もともとは1995年にDavid S. Orentreich医師らによって報告された手技であり、長年にわたって瘢痕治療の一手段として世界中の皮膚科医や形成外科医に使用されてきました。近年は美容医療の分野でも注目されており、日本国内でもクリニックで受けることができるようになっています。

治療の対象となるのは主に「ローリング型」と呼ばれる、なだらかなへこみを持つ瘢痕タイプです。アイスピック型(細くて深い穴状)やボックスカー型(垂直な壁を持つ箱型)のへこみに対しては、他の治療法と組み合わせることが多くなります。

Q. サブシジョンとはどのような治療法ですか?

サブシジョンは、細い特殊な針を皮膚の外側から刺し、ニキビ跡のへこみを引き起こしている線維性の組織を皮下で切断する低侵襲の外科的処置です。皮膚表面を切開しないため縫合不要で、日帰り施術が可能です。主にローリング型の陥凹性瘢痕が適応となります。

📌 サブシジョンの効果が出るメカニズム

サブシジョンで効果が得られる理由は、大きく二つのメカニズムによって説明されます。

一つ目は、物理的な組織解放です。ニキビ跡のへこみは、皮膚の真皮層と皮下脂肪層をつなぐ線維性の索状組織(フィブリンの束)が、皮膚を下方へ引き下げていることで生じています。サブシジョンでは針の操作によってこの組織を切断するため、皮膚が引っ張られる力が物理的に解放され、へこみが持ち上がります。施術直後から皮膚が少し持ち上がったように感じられるのは、主にこの効果によるものです。

二つ目は、創傷治癒反応によるコラーゲン産生の促進です。針で組織を切断すると、その部位に一種の微細な出血(皮下出血)が生じます。この出血によって血液成分が集まり、フィブリンが沈着します。やがてこれが足場となって線維芽細胞(フィブロブラスト)が集まり、新しいコラーゲンが産生されます。このコラーゲンが皮膚の内側から支えることで、へこみがさらに改善していきます。

つまりサブシジョンは、即時的な組織解放と、遅延性のコラーゲンリモデリングという二段階の機序で効果を発揮する治療法です。このことが「施術直後から感じる変化」と「時間をかけて現れる変化」の両方が存在する理由でもあります。

✨ サブシジョンの効果はいつから感じられるか

多くの方が最も気になるのが「効果はいつから出るのか」という点でしょう。これはサブシジョンの二段階のメカニズムに対応する形で、大きく「即時効果」と「遅延効果」の二種類に分けて考えると理解しやすくなります。

施術直後から数日以内に見られる変化としては、物理的な組織解放によってへこみが持ち上がったように感じられることがあります。ただしこの時期は皮下出血による内出血や腫れが生じているため、実際の改善具合を正確に評価することは難しいです。内出血が目立つ間は、むしろ施術前よりも気になってしまう方もいます。

内出血や腫れが落ち着いてくる施術後1〜2週間頃から、少しずつ改善が実感できるようになる方が多いです。この段階では、コラーゲンの産生がまだ始まったばかりのため、「なんとなく改善している気がする」程度の変化を感じる方が多い印象です。

その後、施術から1〜3か月が経過すると、コラーゲンの産生とリモデリングが本格化し、へこみの改善が明確に感じられるようになってきます。この時期が多くの方にとって「効果を実感できる」タイミングとなります。

さらに施術から3〜6か月後には、コラーゲンの熟成(成熟化)が進み、効果が最大化する時期に入ります。一般的に、サブシジョンの効果を正確に評価するためには、施術から少なくとも3か月、できれば6か月程度の期間を見ることが推奨されています。

まとめると、効果のタイムラインは以下のようなイメージになります。施術直後から数日は腫れや内出血が主体で、1〜2週間で内出血が落ち着き始め、1〜3か月で改善を実感でき、3〜6か月で効果が最大化するという流れです。「施術後すぐに劇的な変化が現れる」とは考えず、数か月単位のスパンで経過を見守ることが大切です。

Q. サブシジョン後の効果はいつから実感できますか?

サブシジョンの効果は段階的に現れます。内出血や腫れが落ち着く施術後1〜2週間から改善を感じ始め、コラーゲン産生が本格化する1〜3か月で明確に実感できる方が多いです。さらに3〜6か月でコラーゲンが成熟し、効果が最大化します。数か月単位で経過を見守ることが重要です。

🔍 治療後の経過とダウンタイムの詳細

サブシジョンを受けた後の経過について、時期ごとに詳しく見ていきましょう。

✅ 施術当日〜2日目

施術直後は、針を刺した部位に赤みや腫れが生じます。多くの場合、この段階から皮下出血(内出血)が現れ始め、皮膚の表面が青紫色や赤紫色に変色することがあります。内出血の程度には個人差がありますが、施術範囲が広い場合や血行が良い方では、比較的広範囲に内出血が生じることもあります。

腫れについては、施術当日の夜から翌日にかけてピークを迎えることが多いです。腫れが強い場合は、冷やしたタオルなどで軽く冷却することで不快感を和らげることができます。ただし強く押し当てたり、マッサージしたりすることは避けてください。

📝 3日目〜1週間

腫れは徐々に引いてきますが、内出血による変色は引き続き残ることがほとんどです。コンシーラーやファンデーションで隠せる程度であれば、通常の社会生活は問題なく送れますが、人目が気になる方はこの時期をどう過ごすか事前に計画を立てておくとよいでしょう。

また、針を刺した箇所には小さな傷があるため、この時期はメイクを丁寧に行い、清潔を保つことが重要です。過度なスキンケア製品の使用は控え、刺激の少ない洗顔料を使って優しく洗うようにしてください。

🔸 1〜2週間後

多くの場合、この時期には内出血がほぼ消退し、腫れも目立たなくなってきます。皮膚の下ではコラーゲンの産生が始まり、創傷治癒のプロセスが進んでいます。表面から見るとまだ大きな変化はないように感じる場合もありますが、内部では着実に変化が起きています。

⚡ 1か月後

施術から1か月が経過すると、コラーゲンの産生が本格化し、へこみの改善を感じ始める方が増えてきます。施術前後の写真を見比べてみると、変化が分かりやすいことがあります。クリニックでの経過観察を行っている場合は、この時期に受診して医師に評価してもらうのも良いでしょう。

🌟 3〜6か月後

効果が安定してくる時期です。コラーゲンの成熟が進み、皮膚のハリや質感の改善とともに、へこみが目立ちにくくなってきます。この時期に改めて状態を評価し、追加の施術が必要かどうかを医師と相談するのが一般的なフローです。

ダウンタイムの全体的なイメージとしては、仕事などの日常生活への復帰は翌日から可能なケースが多いですが、人目が気になる内出血が完全に消えるまでには1〜2週間程度かかることが多いです。このあたりは個人差が大きいため、大切なイベントや会議の前には施術のタイミングを計画的に選ぶことをおすすめします。

💪 サブシジョンの効果はどのくらい持続するか

サブシジョンの効果の持続期間は、瘢痕の種類や深さ、個人の皮膚の状態、そして施術の回数によって大きく異なります。

一度のサブシジョンで得られた効果は、基本的に半永久的に持続すると考えられています。これは、切断された線維組織が元通りにくっついてしまうことが少なく、またコラーゲンの産生によって形成された新しい組織が皮膚を内側から支え続けるためです。

ただし、「完全に元に戻る」ことはないとしても、加齢による皮膚の変化やコラーゲンの減少によって、長期的には少しずつ効果が薄れていく可能性はあります。また、ニキビが再発して新たな瘢痕が形成された場合や、皮膚のターンオーバーの乱れがある場合には、見た目の改善が後退することもあります。

多くのクリニックでは、より効果を高め、長期的に維持するために複数回の施術を勧めることがあります。一般的には2〜4週間から1か月以上の間隔を空けながら、数回繰り返すことで効果を積み重ねていくアプローチが取られます。何回施術を受けるべきかは個人差があり、瘢痕の状態を見ながら医師と相談して決めていくことになります。

また、サブシジョン単独の施術と比べて、他の治療法を組み合わせた場合には効果がより長く・より大きく持続する傾向があると報告されています。フラクショナルレーザーやPRP療法との併用が代表的な例として挙げられます。

Q. サブシジョンのダウンタイムはどれくらいですか?

サブシジョンのダウンタイムは、施術翌日から日常生活への復帰が可能なケースが多いです。ただし、内出血による皮膚の青紫色の変色が完全に消えるまでには1〜2週間程度かかることが一般的です。腫れは施術翌日にピークを迎えた後、徐々に軽減します。大切なイベント前は施術タイミングを計画的に選ぶことが推奨されます。

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🎯 効果を高めるために重要なポイント

サブシジョンの効果を最大限に引き出すためには、施術そのものの質だけでなく、施術前後のケアや生活習慣も重要です。

💬 施術前に行うべきこと

施術前には、抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)や、イブプロフェンなどの非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)を服用している場合は医師に相談が必要です。これらの薬は内出血を起こしやすくする可能性があります。サプリメント類でも、魚油やビタミンEなどは血液凝固に影響することがあるため、同様に事前に確認しましょう。

また、施術前にニキビが活発に出ている状態(炎症期)では施術を避けることが一般的です。活動性の炎症がある部位にサブシジョンを行うと、感染リスクや悪化の可能性があるためです。ニキビの状態が落ち着いてから、瘢痕に対して施術を行うのが基本です。

✅ 施術後のスキンケア

施術後の皮膚は非常にデリケートな状態です。刺激の強いスキンケア製品(レチノール、ピーリング剤、アルコール含有製品など)は一定期間避けてください。クリニックから指定されたスキンケアの手順を守り、保湿を十分に行うことが大切です。

日焼けは瘢痕の色素沈着を悪化させる原因になるため、施術後は特にUV対策を徹底してください。日焼け止めを毎日塗る習慣をつけ、直射日光を避けるよう心がけましょう。

📝 生活習慣の整備

コラーゲンの産生には、良質なたんぱく質とビタミンCの摂取が必要とされています。バランスの良い食事を心がけ、特にビタミンC豊富な食材(柑橘類、ブロッコリー、赤ピーマンなど)を積極的に取り入れると良いでしょう。喫煙は血流を悪化させ、コラーゲン産生を妨げるため、施術効果を最大化する観点からも禁煙が望ましいです。

睡眠は皮膚の修復・再生において非常に重要な役割を担っています。施術後の回復期間は特に、十分な睡眠を取るよう意識してください。

🔸 定期的な経過観察

施術後は定期的にクリニックを受診し、経過を医師に確認してもらうことが大切です。効果の評価や追加施術の必要性について、医師と相談しながら治療方針を継続的に見直していくことで、より高い治療成果を得ることができます。

💡 サブシジョンが特に向いているケースとそうでないケース

サブシジョンはすべての瘢痕・すべての方に同様に効果が出るわけではありません。どのような方に向いているのかを理解しておくことも重要です。

⚡ サブシジョンが特に向いているケース

ローリング型の陥凹性瘢痕(なだらかなへこみ)を持つ方が最も効果を期待しやすいとされています。皮膚を引き下げている線維束が明確に存在しており、それを切断することで皮膚が持ち上がりやすいタイプのへこみです。

また、一部のボックスカー型(比較的浅いもの)においても、サブシジョンの効果が期待できる場合があります。このタイプは他の治療法との組み合わせが特に有効です。

年齢的には、皮膚の再生力が比較的高い若い世代ほどコラーゲン産生が旺盛で、効果が出やすい傾向があるとされていますが、中高年の方でも改善が見られることは多いです。

🌟 サブシジョンが向きにくいケース

アイスピック型の瘢痕(非常に細くて深い穴状のへこみ)は、サブシジョン単独では効果が得にくいとされています。このタイプのへこみは線維束が細い針で切断しにくく、またへこみの構造上、皮膚が持ち上がりにくいためです。パンチ切除やフラクショナルレーザーなどの別のアプローチが適していることが多いです。

ケロイドや肥厚性瘢痕(盛り上がったタイプの傷跡)は、サブシジョンの対象外です。これらは陥凹ではなく隆起した瘢痕であるため、まったく異なる治療アプローチが必要です。

また、活動性のニキビや皮膚感染がある部位への施術、妊娠中・授乳中の方、抗凝固療法中の方なども、施術を避けるべきケースまたは慎重に検討が必要なケースです。ご自身の状況についてはクリニックの医師に相談して判断を仰いでください。

Q. サブシジョンは他の治療法と組み合わせられますか?

サブシジョンは他の治療法との併用で効果が高まります。フラクショナルレーザーは皮膚表面の質感改善、PRP療法はコラーゲン産生の促進、ヒアルロン酸フィラーはへこみの物理的な補填に作用します。アイシークリニックでも、患者一人ひとりの瘢痕の種類や状態に合わせてこれらの併用療法を提案しています。

📌 他の治療法との組み合わせで効果を最大化する

サブシジョン単独でも一定の効果が期待できますが、他の治療法と組み合わせることで、より高い効果が得られるケースが多く報告されています。代表的な組み合わせをいくつかご紹介します。

💬 フラクショナルレーザーとの組み合わせ

フラクショナルレーザー(フラクセル、CO2フラクショナルレーザーなど)は、皮膚に微細な熱傷を多数作ることでコラーゲンの産生と皮膚のリモデリングを促す治療法です。サブシジョンが皮膚の「深さ方向」の問題(線維束の切断)に働きかけるのに対して、フラクショナルレーザーは主に「表面方向」の皮膚質感の改善に作用します。両者を組み合わせることで、より立体的・総合的な改善が期待できます。

✅ PRP(多血小板血漿)療法との組み合わせ

PRP療法は、患者自身の血液から血小板を多く含む血漿(多血小板血漿)を抽出し、それを皮膚に注入または塗布する治療法です。血小板には多くの成長因子が含まれており、コラーゲン産生や組織再生を促進する効果があります。サブシジョンの直後に、針穴(穿刺孔)を通してPRPを注入することで、コラーゲン産生の促進効果が高まり、治癒を早める可能性があると言われています

📝 ヒアルロン酸・フィラーとの組み合わせ

ヒアルロン酸などのフィラーは、皮膚の下に直接注入してへこみを物理的に埋める治療法です。サブシジョンによって線維束を切断した後にフィラーを注入すると、皮膚が持ち上がりやすくなった状態でさらにボリュームを補えるため、相乗効果が期待できます。ただしフィラーの効果は永続的ではなく(ヒアルロン酸の場合は数か月〜1年程度で吸収されます)、定期的なメンテナンスが必要です。

🔸 ダーマペンとの組み合わせ

ダーマペン(マイクロニードリング)は、微細な針で皮膚に多数の穴を開け、創傷治癒反応を利用してコラーゲン産生を促す治療法です。サブシジョンの効果を補完する形で、表皮から真皮浅層にかけての皮膚質感の改善を図るために組み合わせられることがあります。PRPとの三者組み合わせも活用されています。

どの治療法と組み合わせるかは、瘢痕の種類・深さ・範囲、そして患者の皮膚の状態や希望によって異なります。専門の医師と十分に相談したうえで、最適な治療プランを立てることが重要です。

✨ 施術前に知っておくべき注意事項

サブシジョンを受けることを検討している方が、事前に把握しておくべき注意事項についてまとめます。

⚡ リスクと副作用について

サブシジョンは比較的安全性の高い治療法ですが、すべての医療行為にはリスクが伴います。代表的なリスクとして、内出血・腫れ・疼痛は多くの方に生じる一般的な反応です。通常は数日〜2週間で回復しますが、個人差があります。

感染については、清潔な環境で適切な手技で行われた場合は低リスクですが、ゼロではありません。施術後に発赤・熱感・疼痛が強くなる場合や、発熱がある場合はすぐにクリニックに連絡してください

まれなリスクとして、色素沈着(施術部位が茶色く変色する)や、皮膚の凹凸感の一時的な悪化、神経や血管への影響(顔面では特に注意が必要)などが報告されています。施術を受ける際には、医師からリスクについて十分な説明を受け、納得したうえで同意することが大切です。

🌟 複数回の施術が必要なことが多い

1回の施術で満足のいく効果が得られることもありますが、多くの場合は複数回の施術が必要です。特に瘢痕が深かったり、広い範囲に及んでいたりする場合は、数回の施術を繰り返すことで効果が積み上がっていきます。治療費用の総額や施術回数について、事前にクリニックで十分に確認しておきましょう

💬 効果に個人差がある

同じ瘢痕の状態でも、皮膚の性質や体質の違いによって効果の出方には個人差があります。SNSや口コミ情報に過度に影響されず、自分自身の状態に合った現実的な期待値を持つことが大切です。医師とのカウンセリングで、ご自身の状態に対してどの程度の改善が見込まれるかをしっかりと聞いておくことをおすすめします。

✅ 施術を受けるクリニック選びの重要性

サブシジョンは手技の精度が効果に大きく影響します。経験豊富な医師が丁寧に施術を行うかどうかで、効果やリスクに大きな差が出ることがあります。ホームページの情報だけでなく、実際にカウンセリングを受けて、医師の説明が丁寧かどうか、症例写真の提示があるか、リスクについてもしっかり話してくれるかなどを確認してクリニックを選ぶようにしてください。

📝 保険適用について

サブシジョンは美容目的で行われる場合は保険適用外(自由診療)となります。費用は施術範囲や回数、クリニックによって大きく異なりますので、カウンセリング時に詳細を確認してください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、サブシジョンを希望される患者様の多くが「効果がいつ出るのか分からず不安」とおっしゃいます。施術直後の内出血や腫れを見て心配される方もいらっしゃいますが、コラーゲンの産生とリモデリングには数か月単位の時間が必要であることをカウンセリングで丁寧にお伝えし、焦らず経過を見守っていただくことを大切にしています。瘢痕のタイプや深さによって最適なアプローチは異なりますので、フラクショナルレーザーやPRP療法との組み合わせも含め、一人ひとりの肌の状態に合わせた治療プランをご提案しています。」

🔍 よくある質問

サブシジョンの効果はいつから実感できますか?

施術直後から物理的なへこみの改善が始まりますが、内出血や腫れが落ち着く1〜2週間後から徐々に実感できるようになります。1〜3か月で明確な改善を感じる方が多く、3〜6か月で効果が最大化します。すぐに劇的な変化が現れる治療法ではなく、数か月単位で経過を見守ることが大切です。

ダウンタイムはどのくらいかかりますか?

施術翌日から日常生活への復帰は可能なケースが多いですが、内出血による皮膚の変色が完全に消えるまでには1〜2週間程度かかることが多いです。腫れは施術翌日にピークを迎え、その後徐々に引いていきます。大切なイベントの前には施術のタイミングを計画的に選ぶことをおすすめします。

サブシジョンの効果はどのくらい持続しますか?

適切に施術が行われた場合、切断された線維組織が元に戻りにくく、新たに産生されたコラーゲンが皮膚を内側から支え続けるため、効果は基本的に長期にわたって維持されます。ただし加齢によるコラーゲン減少やニキビの再発により、長期的に効果が薄れる可能性はあります。複数回の施術や他の治療法との併用で効果をより長く維持できます。

すべてのニキビ跡に効果がありますか?

サブシジョンは「ローリング型」のなだらかなへこみに最も効果が期待できます。一方、アイスピック型(細くて深い穴状)の瘢痕は効果が得にくく、ケロイドや盛り上がった瘢痕は対象外です。瘢痕のタイプによって最適な治療法が異なるため、当院ではカウンセリングで一人ひとりの肌の状態を丁寧に評価したうえで治療プランをご提案しています。

他の治療法と組み合わせることはできますか?

はい、他の治療法との組み合わせでより高い効果が期待できます。代表的な組み合わせとして、皮膚表面の質感改善に作用するフラクショナルレーザー、コラーゲン産生を促進するPRP療法、へこみを物理的に補うヒアルロン酸フィラーなどがあります。当院でもこれらの併用療法を取り入れ、患者様の状態に合わせた最適な治療プランをご提案しています。

💪 まとめ

サブシジョンは、ニキビ跡などの陥凹性瘢痕に対して有効な治療法であり、皮膚の下の線維束を切断する物理的な作用と、コラーゲン産生を促進する生物学的な作用の二段階で効果を発揮します。

効果が現れるタイミングについては、施術直後から物理的な改善が始まりますが、内出血や腫れが落ち着く1〜2週間後から徐々に実感できるようになり、1〜3か月で明確な改善を感じる方が多く、3〜6か月で効果が最大化します。つまり「すぐに劇的な変化が起きる治療法」ではなく、数か月単位で経過を見守る必要がある治療法です。

効果の持続については、適切に施術が行われた場合、その効果は基本的に長期にわたって維持されます。複数回の施術を組み合わせたり、フラクショナルレーザーやPRP療法などと併用したりすることで、より高い効果を期待することもできます

一方で、すべての瘢痕に同様に効くわけではなく、瘢痕のタイプや深さ、個人の皮膚の状態によって効果の出方には違いがあります。また、内出血・腫れといったダウンタイムが生じることも事前に理解しておく必要があります。

サブシジョンを受けることを検討している方は、まずは専門の医師によるカウンセリングを受け、ご自身の瘢痕の状態に合った治療プランについて相談されることをおすすめします。アイシークリニック上野院では、患者一人ひとりの肌の状態を丁寧に評価し、最適な治療方針をご提案しています。ニキビ跡のお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 瘢痕・ニキビ跡の分類や治療方針に関するガイドライン情報。サブシジョンの適応となる陥凹性瘢痕(ローリング型・ボックスカー型・アイスピック型)の定義や皮膚科的治療の基準として参照。
  • 日本形成外科学会 – 瘢痕(はんこん)の種類・病態・治療法に関する解説ページ。サブシジョンが対象とする線維性癒着の形成メカニズムや、創傷治癒・コラーゲン産生のプロセスに関する医学的根拠として参照。
  • PubMed – サブシジョンの有効性・安全性・他治療との併用効果に関する国際的な臨床研究論文データベース。Orentreich医師による原著論文(1995年)やフラクショナルレーザー・PRP療法との併用効果に関するエビデンスの参照元として活用。

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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