ほくろ除去は何科に行けばいい?各科の特徴と選び方を解説

顔のほくろを鏡で確認する女性

「何科に行けばいいか分からない…」そのまま放置していませんか?

ほくろ除去を考えているのに、間違った科を受診すると希望の治療が受けられない・余計な費用がかかることもあります。この記事を読めば、自分にぴったりの診療科が3分でわかります。

🚨 こんな失敗、していませんか?
  • 📌 とりあえず近くの病院に行ったら「ここでは対応できない」と言われた
  • 📌 保険が使えると思ったら自費だった…
  • 📌 傷跡が残って後悔した
👩‍⚕️
「ほくろ除去って、どこに行けばいいか迷いますよね。皮膚科・形成外科・美容外科・美容皮膚科、それぞれ得意なことが全然違うんです。この記事で違いをサクッと確認してみてください!」

目次

  1. ほくろ除去ができる診療科の種類
  2. 皮膚科でのほくろ除去について
  3. 形成外科でのほくろ除去について
  4. 美容外科でのほくろ除去について
  5. 美容皮膚科でのほくろ除去について
  6. 各診療科の比較まとめ
  7. ほくろ除去の主な方法と特徴
  8. 保険診療と自由診療の違い
  9. ほくろ除去前に確認しておきたいこと
  10. 自分に合った診療科の選び方

💡 この記事のポイント

ほくろ除去は皮膚科・形成外科・美容外科・美容皮膚科の4科で対応可能。悪性の疑いがある場合は皮膚科を最優先に。美容目的なら美容外科・美容皮膚科が適しています。迷ったらまず皮膚科への受診が安全面から推奨されます。

💡 ほくろ除去ができる診療科の種類

ほくろ除去を行っている診療科は、大きく分けて以下の4つがあります。

  • 皮膚科
  • 形成外科
  • 美容外科
  • 美容皮膚科

これらの診療科はそれぞれ得意とする治療アプローチや対応できるほくろの種類、費用面での違いがあります。また、同じ「ほくろ除去」でも、悪性の可能性がある場合とそうでない場合では受診すべき科が変わってくることもあります。

一般的に、ほくろを「皮膚の病気として治療したい」「悪性かどうかを確認してほしい」という場合は皮膚科や形成外科が適しています。一方、「見た目をきれいに整えたい」「傷跡を目立たなくしたい」という美容目的であれば、美容外科や美容皮膚科が選択肢になります。ただし、医院によっては複数の診療科を兼ねていたり、専門外来を設けていたりする場合もあるため、受診前に各医院の対応内容を確認することが大切です

Q. ほくろ除去は何科を受診すればいいですか?

ほくろ除去は皮膚科・形成外科・美容外科・美容皮膚科の4科で対応しています。悪性の疑いがある場合や費用を抑えたい場合は皮膚科・形成外科が適しており、美容的な仕上がりを重視するなら美容外科・美容皮膚科が向いています。迷った場合はまず皮膚科への受診が安全面から推奨されます。

📌 皮膚科でのほくろ除去について

皮膚科は、皮膚・毛髪・爪などに関するさまざまな疾患を専門的に診る診療科です。ほくろ(色素性母斑)も皮膚科が扱う疾患のひとつであり、ほくろが皮膚がん(悪性黒色腫など)である可能性の診断から、良性ほくろの除去まで幅広く対応しています

皮膚科でのほくろ除去の最大のメリットは、医学的な診断をきちんと受けられる点です。ほくろの中には一見するとただの色素沈着に見えても、実際には皮膚がんや前がん状態である場合があります。皮膚科では、ダーモスコピーという専用の器具を使ってほくろを詳細に観察し、悪性の可能性がないかを確認したうえで治療方針を決めることができます。

また、切除したほくろを病理検査に提出し、組織学的に悪性かどうかを確認することも皮膚科では標準的に行われています。このような医学的安全性の確保という観点からは、皮膚科は非常に信頼性の高い選択肢といえます。

保険診療の対象となるケースが多いことも皮膚科の特徴です。悪性の疑いがある場合や、ほくろの部位・大きさによっては保険が適用されることがあり、費用を抑えて治療を受けられる可能性があります。ただし、純粋に美容目的での除去は保険適用外となります

一方で、皮膚科では仕上がりの美しさよりも治療の確実性や安全性が優先される傾向があります。切除後の傷跡の目立ちにくさや、美容的な仕上がりについては、美容系の診療科と比べると差が出る場合もあります。もっとも、皮膚科でも丁寧な縫合処置は行われますが、「できるだけきれいに仕上げてほしい」という希望がある場合は、後述する形成外科や美容外科のほうが適しているかもしれません。

✨ 形成外科でのほくろ除去について

形成外科は、先天性の異常、外傷、腫瘍、熱傷などによって生じた体の形態的な問題を外科的手術によって修復・再建することを専門とする診療科です。ほくろ除去においては、医学的な安全性の確保と美容的な仕上がりの両立を得意としている科といえます。

形成外科の大きな特徴は、外科的手術における高い技術水準です。特に顔や首など目立つ場所にあるほくろを除去する場合、切除後の傷跡を目立ちにくくするための縫合技術(形成外科的縫合)や、皮膚の張力を考慮した切開方向の選択など、仕上がりを意識した治療アプローチが取られます。

また、大きなほくろや深いほくろの除去においても、形成外科的な観点から適切な治療が行われます。たとえば、単純切除が難しい大きさや位置のほくろに対して、局所皮弁法(周囲の皮膚を利用して欠損部を補う方法)などの高度な技術を用いることができます

保険診療の対象となる場合もあり、医学的に必要と判断された除去(悪性の疑いがある場合や、部位によって日常生活に支障をきたしている場合など)では保険が適用されることがあります。ただし、美容目的の場合は自由診療となります。

形成外科は総合病院や大学病院に設置されていることが多く、複雑なケースや全身麻酔が必要なケースにも対応できる体制が整っていることが多いです。ただし、予約が取りにくかったり、待ち時間が長かったりすることもあります。

Q. ほくろ除去に健康保険は適用されますか?

ほくろ除去への保険適用は治療目的によって異なります。悪性の疑いがある場合やほくろが機能的な問題を引き起こしている場合は保険診療が適用されることがあります。一方、「見た目が気になる」などの美容目的による除去はすべて自由診療となり、保険は適用されません。保険適用の可否は皮膚科や形成外科の診察で確認できます。

🔍 美容外科でのほくろ除去について

美容外科は、健康上の問題よりも美容的な改善を目的とした外科的手術を専門とする診療科です。ほくろ除去においては、傷跡を最小限に抑えながら美しく仕上げることを最優先に考えた治療が行われます。

美容外科の特徴は、患者さんの希望に合わせた柔軟な対応と、美容的仕上がりへの高い意識です。クリニックによっては複数の除去方法から選択できたり、術後のアフターケアが充実していたりする場合があります。また、予約から施術まで比較的スムーズに進められることが多く、来院回数が少なくて済む場合もあります

美容外科では、レーザー治療・電気メス・外科的切除など、さまざまな方法でほくろ除去を行うことができます。ほくろの大きさや深さ、部位に応じて最適な方法を選択し、傷跡が目立たない仕上がりを目指します。特に顔のほくろ除去を希望する方に多く選ばれている診療科です。

一方で、美容外科での治療はすべて自由診療となるため、費用は保険診療と比べて高くなります。また、クリニックによって技術力や対応できる治療法に差がある場合もあるため、実績や口コミなどを事前に調べることが重要です。

さらに、美容外科ではほくろ除去の際に病理検査が行われないケースもあります。悪性の可能性があるほくろについては、必ず病理検査ができる医療機関を選ぶことが重要です。信頼できる美容外科クリニックでは、悪性が疑われる場合に皮膚科への紹介状を書いてくれるところもあります。

💪 美容皮膚科でのほくろ除去について

美容皮膚科は、皮膚科の専門知識をベースに、美容的な肌の悩みに対応する診療科です。皮膚科と美容外科の中間的な位置づけといえるかもしれません。レーザー治療を中心としたほくろ除去が得意な診療科です

美容皮膚科でのほくろ除去の主な特徴は、レーザーや高周波(電気メス)を使った低侵襲な治療です。メスを使わずにほくろを除去できる場合があり、ダウンタイム(治療後に日常生活に支障が出る期間)が比較的短いことが多いです。特に小さくて浅いほくろに対しては効果的な治療法を提供しています。

美容皮膚科の医師は皮膚科学の知識をベースに持っているため、ほくろの性質についての判断がある程度できます。ただし、すべての美容皮膚科で病理検査が行われるわけではないため、悪性が疑われる場合の対応については事前に確認しておく必要があります

費用は自由診療となりますが、美容外科と同様に、クリニックによって価格帯はさまざまです。施術内容や使用する機器の種類、ほくろの大きさによっても異なります。複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較することをおすすめします

また、美容皮膚科ではほくろ除去だけでなく、シミ治療やニキビ跡ケアなど、皮膚全体の美容的な改善を同時に相談できるというメリットもあります。肌全体のトータルケアを考えている方にとっては利便性が高い選択肢といえるでしょう。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、ほくろ除去のご相談で来院される患者様の多くが、「どこに行けばよいかわからなかった」とおっしゃいます。まずは悪性かどうかをしっかり確認することが最優先ですので、気になる変化があるほくろについては、美容目的のご希望がある場合でも診察時に丁寧に評価させていただいております。患者様お一人おひとりのほくろの状態や仕上がりのご希望に合わせて最適な方法をご提案できますので、どうぞ安心してご相談ください。」

🎯 よくある質問

ほくろ除去は何科を受診すればいいですか?

ほくろ除去は、皮膚科・形成外科・美容外科・美容皮膚科の4つの診療科で対応しています。悪性の疑いがある場合や費用を抑えたい場合は皮膚科や形成外科、美容的な仕上がりを重視する場合は美容外科や美容皮膚科が向いています。迷ったときはまず皮膚科への受診をおすすめします。

ほくろ除去に保険は適用されますか?

悪性の疑いがある場合や、ほくろが機能的な問題を引き起こしている場合は保険診療が適用されることがあります。一方、「見た目が気になる」などの美容目的での除去はすべて自由診療となり、保険は適用されません。保険適用の可否は皮膚科や形成外科での診察で確認できます。

レーザーと外科的切除、どちらの方法が適していますか?

小さく浅いほくろにはレーザー治療が向いており、ダウンタイムも短い傾向があります。一方、大きいほくろや深いほくろ、悪性の疑いがあるほくろには、病理検査も同時に行える外科的切除が適しています。担当医師に相談のうえ最適な方法を選択しましょう。

ほくろ除去後に病理検査は必要ですか?

安全性の観点から、病理検査は非常に重要です。外科的切除やくり抜き法では切除組織を病理検査に提出できますが、レーザーや電気メスでは組織が蒸散されるため病理検査ができない場合があります。悪性の可能性が少しでもある場合は、必ず病理検査が可能な医療機関を選んでください。

ほくろ除去後のケアで注意することはありますか?

施術後は紫外線対策と保湿が特に重要です。傷跡に紫外線が当たると色素沈着が起こりやすいため、日焼け止めや帽子での遮光を徹底しましょう。また、縫合した場合は5〜14日程度で抜糸が必要です。傷跡が完全に落ち着くまで数ヶ月かかることがあるため、医師の指示に従い丁寧にケアを続けることが大切です。

Q. レーザー治療と外科的切除の違いは何ですか?

レーザー治療は小さく浅いほくろに適しており、メスを使わないためダウンタイムが短い傾向があります。ただし組織が蒸散されるため病理検査ができません。外科的切除は切除組織を病理検査に提出できるため、大きいほくろ・深いほくろ・悪性の疑いがあるほくろに適しています。ほくろの状態に応じて担当医師と相談のうえ選択することが重要です。

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💡 各診療科の比較まとめ

ここまで紹介した各診療科の特徴を整理してみましょう。

皮膚科は、悪性の診断・確認が最も確実にできる診療科です。ダーモスコピーや病理検査により医学的安全性が高く、保険診療が適用されるケースがあります。ただし、美容的仕上がりの優先度は他の科より低くなる傾向があります。

形成外科は、外科的切除における技術の高さと、美容的仕上がりへの配慮を兼ね備えた診療科です。大きなほくろや難しい部位のほくろにも対応できます。保険診療が適用されるケースもあります。総合病院に多いため、予約が取りにくい場合もあります。

美容外科は、美しい仕上がりを最優先に考えた治療が受けられる診療科です。複数の治療法から選択でき、予約も比較的取りやすいことが多いです。すべて自由診療となりますが、専門的な美容ケアが充実しています。病理検査の有無については事前確認が必要です。

美容皮膚科は、皮膚科知識をベースにしたレーザー・光治療が得意な診療科です。小さくて浅いほくろに特に効果的で、ダウンタイムが短い傾向があります。自由診療となりますが、肌のトータルケアを同時に相談できます。

📌 ほくろ除去の主な方法と特徴

ほくろ除去には複数の方法があり、ほくろの状態や患者さんの希望によって最適な方法が選択されます。各診療科で行われる主な除去方法について理解しておくと、受診時の相談がスムーズになります。

✅ 炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)

炭酸ガスレーザーは、水分を多く含む組織に吸収される性質を持つレーザーで、ほくろの組織を蒸散させて除去します。メスを使わないため傷が目立ちにくく、出血も少ないのが特徴です。小さくて浅いほくろに向いており、美容皮膚科や美容外科でよく用いられる方法です。

ただし、深いほくろや大きなほくろの場合、レーザーだけでは取りきれない場合があります。また、除去した組織が蒸散されてしまうため、病理検査に提出する組織が残らない場合があります。このため、悪性の疑いがあるほくろにはあまり適していません。

術後は赤みやかさぶたができますが、通常数週間〜数ヶ月で目立たなくなっていきます。紫外線対策をしっかり行うことが、きれいな仕上がりのためにも重要です

📝 電気メス(高周波治療)

電気メスは、高周波電流によって組織を焼灼・切開する方法です。炭酸ガスレーザーと同様に、メスを使わずにほくろを除去できます。出血が少なく、施術時間が短いのが特徴です。比較的小さなほくろの除去に向いています。

電気メスによる除去も、組織が焼灼されるため病理検査用の組織が取れない場合があります。悪性の可能性を排除してから施術を行うことが大前提となります。

🔸 外科的切除(メスによる切除)

メスでほくろとその周辺の皮膚を切除する方法です。切除後は縫合して傷を閉じます。この方法の最大のメリットは、切除した組織を丸ごと病理検査に提出できることです。悪性の疑いがある場合や、深いほくろ、大きなほくろの除去に適しています。

皮膚科や形成外科で多く行われる方法で、保険診療の適用を受けやすい治療法でもあります。縫合後はしばらく糸がついている状態になり、抜糸が必要です。傷跡は縫合した線状になりますが、形成外科的な縫合技術を用いることで目立ちにくくすることができます。

施術後は赤みが残る期間がありますが、時間の経過とともに落ち着いていきます。完成した傷跡は通常6ヶ月〜1年かけて成熟し、徐々に目立ちにくくなっていきます

⚡ くり抜き法(パンチ切除)

円形の専用器具(パンチ)を使ってほくろをくり抜く方法です。小さくて丸いほくろに適しており、傷が丸く小さくなるため仕上がりがきれいになりやすいのが特徴です。くり抜いた組織は病理検査に提出できます。

小さな穴は自然に治癒させるか、縫合して閉じます。比較的ダウンタイムが短い方法のひとつです

Q. ほくろ除去後に気をつけることは何ですか?

ほくろ除去後は紫外線対策と保湿が特に重要です。施術後の傷跡に紫外線が当たると色素沈着が起こりやすいため、日焼け止めや帽子で遮光を徹底してください。縫合した場合は5〜14日程度で抜糸が必要です。傷跡が完全に落ち着くまで数ヶ月かかることがあるため、医師の指示に従い丁寧なケアを続けることが大切です。

✨ 保険診療と自由診療の違い

ほくろ除去を受ける際に重要なポイントのひとつが、保険診療と自由診療の違いです。同じほくろ除去でも、診断内容や治療目的によって保険が適用されるかどうかが変わります。

🌟 保険診療が適用されるケース

保険診療が適用されるのは、医学的に治療が必要と判断された場合です。具体的には以下のようなケースが該当します。

まず、悪性の疑いがある場合です。色や形が変化している、不規則な形をしている、出血しているなど、皮膚がんの可能性が否定できない場合には、診断・治療として保険が適用されます。

次に、ほくろが機能的に問題を引き起こしている場合です。たとえば、まぶたにあるほくろが視野の妨げになっている場合や、毎日ひげを剃る場所にあるほくろが傷つきやすい場合などは、医学的必要性が認められることがあります

また、ほくろが大きくなっている場合や、触れると痛みがある場合なども、医師が医学的治療の必要性を判断する材料となります。

💬 自由診療となるケース

美容目的でのほくろ除去はすべて自由診療(保険適用外)となります。「見た目が気になるから取りたい」「顔のほくろをきれいに除去したい」という理由だけでは保険は適用されません。

また、美容外科や美容皮膚科で行うほくろ除去はすべて自由診療です。費用はクリニックや治療法によって異なりますが、1箇所あたり数千円〜数万円程度が相場となっています

✅ 費用の目安

保険診療の場合、外科的切除は手術料として3割負担で数百円〜数千円程度が目安です。ただし、病理検査費用なども加算されるため、実際にかかる費用は医院によって異なります。

自由診療の場合は、ほくろの大きさや使用する方法によって費用が大きく変わります。レーザー治療では1箇所あたり3,000円〜30,000円程度、外科的切除では10,000円〜50,000円程度が一般的な相場ですが、クリニックによって大きな差があります。カウンセリング時に総額を確認するようにしましょう。

🔍 ほくろ除去前に確認しておきたいこと

ほくろ除去を受ける前に、いくつか重要なことを確認しておくことで、安全で満足のいる結果につながります。

📝 悪性の可能性がないかを確認する

ほくろ除去を希望している場合、まず重要なのはそのほくろが悪性でないかどうかを確認することです。以下のような特徴がある場合は、皮膚科での精密検査を先に受けることをおすすめします。

形が不規則で左右非対称である場合、縁がぼやけていたり不規則だったりする場合、色が均一でなく複数の色が混在している場合、直径が6mm以上の場合、最近急に大きくなったり変化したりしている場合などは、皮膚科での診察が先決です。これらはいわゆる「ABCDEルール」として皮膚科医が使う評価基準ですが、自己判断は難しいため、少しでも心配な場合は皮膚科での診察を受けましょう。

🔸 病理検査の実施有無を確認する

ほくろを除去した後、切除組織を病理検査に提出してもらえるかどうかを事前に確認しておきましょう。レーザー治療や電気メスでは組織が蒸散されてしまうため、病理検査ができない場合があります。安全性を重視するなら、病理検査ができる切除方法を選択することを検討してください。

⚡ アフターケアについて理解する

ほくろ除去後のケアは、きれいな仕上がりのために非常に重要です。治療後のケア方法や経過観察のスケジュールについて、施術前に詳しく確認しておきましょう。一般的に、以下の点に注意が必要です。

紫外線対策については、施術後は特に日焼けを避けることが重要です。施術後の傷跡に紫外線が当たると色素沈着が起こりやすく、傷跡が目立ちやすくなります。日焼け止めや帽子などで遮光するようにしましょう。

保湿についても丁寧なケアが必要です。傷跡が乾燥すると治りが遅くなったり、かゆみが出たりすることがあります。医師の指示に従って適切な保湿ケアを行いましょう。

縫合した場合は抜糸が必要です。部位によって異なりますが、一般的に5〜14日程度で抜糸を行います。抜糸後も傷跡が完全に落ち着くまでには数ヶ月かかることがあるため、焦らずケアを続けることが大切です。

🌟 再発の可能性について

ほくろは除去方法によっては再発する可能性があります。特にレーザー治療では、深いほくろの場合に除去しきれず再発することがあります。完全に除去するためには、ほくろの深さや性質に応じた適切な方法を選択することが大切です。担当医師に再発の可能性について事前に確認しておくと良いでしょう。

💬 複数のクリニックでカウンセリングを受ける

できれば複数のクリニックや医院でカウンセリングを受け、治療方針・費用・アフターケアについて比較することをおすすめします。特に費用が高い治療や、顔の目立つ場所のほくろ除去を希望する場合は、一度で決めずに複数の意見を聞くことで、より安心して治療を受けることができます。

💪 自分に合った診療科の選び方

これまでの内容を踏まえて、自分の状況に合った診療科の選び方をご紹介します。いくつかのシチュエーション別に考えてみましょう。

✅ ほくろが悪性かどうか心配な場合

まず皮膚科を受診しましょう。ダーモスコピー検査や必要に応じた生検により、悪性の可能性を確認してもらえます。悪性が否定されてから、希望に応じて他の診療科での除去も検討できます。自己判断で美容系クリニックに行く前に、一度皮膚科で診てもらうことを強くおすすめします。

📝 大きなほくろや難しい部位のほくろを除去したい場合

形成外科が最も適しています。形成外科では高度な外科的技術と美容的仕上がりへの配慮が両立しており、難しいケースにも対応できます。保険診療が適用される可能性もあるため、費用面でも有利な場合があります。

🔸 費用を抑えてほくろ除去を受けたい場合

皮膚科または形成外科で保険診療として受けることができるか確認しましょう。悪性の疑いがある場合や医学的必要性が認められる場合は保険が適用されます。費用を抑えることを最優先にするなら、まずは皮膚科での診察から始めるのが良いでしょう。

⚡ 顔のほくろをできるだけきれいに除去したい場合

美容外科または美容皮膚科が向いています。美容的仕上がりを最優先に考えた治療を受けられます。ただし、事前に悪性でないことを確認してから受診するか、受診先でしっかりと診断してもらえるクリニックを選ぶことが重要です。アイシークリニック上野院のような専門クリニックでは、経験豊富な医師によるカウンセリングと丁寧な施術が受けられます。

🌟 小さいほくろをすぐに除去したい場合

美容皮膚科でのレーザー治療が向いています。小さくて浅いほくろであれば、比較的短時間の施術で対応可能です。予約から施術まで比較的スムーズに進められることが多く、ダウンタイムも短い傾向があります。ただし、除去後に病理検査が行われない場合が多いため、事前に悪性の可能性を確認しておくことが大切です

💬 迷ったときは皮膚科からスタート

「何科に行けばいいか全くわからない」という場合は、まず皮膚科を受診することをおすすめします。皮膚科では悪性の診断から治療まで一貫して対応でき、必要に応じて他の専門科への紹介も行ってもらえます。「とりあえず皮膚科」という選択は、安全性の観点から非常に理にかなっています。

🎯 まとめ

ほくろ除去を行っている診療科には、皮膚科・形成外科・美容外科・美容皮膚科があり、それぞれ得意とすること・費用・対応できるケースが異なります。自分の状況や希望に合った診療科を選ぶことで、安全で満足のいるほくろ除去が実現します

最も重要なのは、ほくろが悪性でないかどうかを確認することです。特に形や色が変わってきた、急に大きくなったなど気になる変化がある場合は、まず皮膚科での診察を優先してください。悪性の可能性が否定されれば、その後はご自身の希望に応じた診療科でほくろ除去を受けることができます。

美容目的でほくろ除去を希望する場合は、美容外科や美容皮膚科が選択肢になります。アイシークリニック上野院では、ほくろ除去についての無料カウンセリングを行っており、患者さんのほくろの状態や希望に応じて最適な治療法をご提案しています。ほくろ除去を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。専門の医師が丁寧にご説明いたします。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – ほくろ(色素性母斑)の診断基準、悪性黒色腫との鑑別、ダーモスコピーによる評価方法、病理検査の必要性など、皮膚科における診療ガイドラインの参照
  • 日本形成外科学会 – 形成外科的縫合技術、局所皮弁法などの外科的切除手技、ほくろ・皮膚腫瘍に対する形成外科的アプローチおよび保険診療の適用基準に関する情報の参照
  • 日本美容外科学会 – 美容目的のほくろ除去における自由診療の治療法(レーザー・電気メス・外科的切除)の種類と特徴、美容外科クリニック選択時の注意点に関する情報の参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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