💊 ハイドロキノンを使い始めて、「赤みが出た」「ヒリヒリする」「いつ効果が出るの?」と不安になっていませんか?
ハイドロキノン使ってるけど、赤みが出てきた…これって大丈夫?続けていいの?
この記事を読めば、正しい対処法と続けていいサイン・やめるべきサインがすぐわかります!
🚨 こんな使い方していませんか?
- ❌ 赤みが出ても「もう少し様子を見よう」と放置している
- ❌ 早く効果を出したくて毎日たっぷり塗っている
- ❌ 6ヶ月以上ずっと使い続けている
✅ この記事でわかること
- 📌 ハイドロキノンで赤みが出る本当の原因
- 📌 赤みが出たときにすぐできる対処法
- 📌 絶対に使用をやめるべきサイン
- 📌 クリニック処方と市販品の違い
目次
- ハイドロキノンとはどのような成分か
- ハイドロキノン使用後の一般的な経過
- 赤みが出る原因とメカニズム
- 赤みが出たときの対処法
- ハイドロキノンの正しい使い方
- 使用を中止すべきサインとは
- ハイドロキノンの副作用とリスク
- クリニックと市販品の違い
- ハイドロキノン使用中の生活上の注意点
- まとめ
この記事のポイント
ハイドロキノンは2〜3ヶ月の継続使用でシミ改善が期待できるが、赤みが出た場合は使用量・頻度の調整や保湿強化で対処し、かゆみ・腫れを伴う場合は医療機関への相談が必要。6ヶ月超の連続使用は副作用リスクが高まるため推奨されない。
💡 ハイドロキノンとはどのような成分か
ハイドロキノン(hydroquinone)は、メラニンの生成を抑制する作用を持つ美白成分です。メラニンは肌の色素を担う物質で、紫外線やホルモンバランスの乱れ、炎症などをきっかけに過剰に産生されると、シミや色素沈着として肌表面に現れます。ハイドロキノンはこのメラニン生成の過程に関わる酵素(チロシナーゼ)の働きを阻害することで、シミや肝斑・色素沈着を薄くする効果が期待できます。
ハイドロキノンはもともと海外では医薬品として長年使用されてきた成分であり、その有効性は多くの研究によって裏付けられています。日本では医薬品としての承認は現在のところなされていませんが、化粧品の配合成分としては2001年に認可されており、クリニックや薬局で入手できます。
市販の化粧品に含まれる濃度は最大2%程度に制限されていますが、医療機関では医師の判断のもと4〜5%以上の高濃度のものが処方されることもあります。濃度が高いほど効果は期待できますが、同時に肌への刺激や副作用のリスクも高まるため、使用には注意が必要です。
Q. ハイドロキノンで赤みが出た場合はどう対処すればよいですか?
ハイドロキノン使用後に軽度の赤みが出た場合は、使用頻度を1日おきや2〜3日おきに減らし、塗布量を米粒ほどに抑えることが有効です。セラミド配合など低刺激の保湿剤を重ねてバリア機能をサポートしましょう。かゆみや腫れを伴う場合は使用を中断し、医療機関へ相談することが推奨されます。
📌 ハイドロキノン使用後の一般的な経過
ハイドロキノンを使い始めてから効果を実感するまでには、ある程度の期間が必要です。個人差はありますが、一般的な経過の目安を段階的に見ていきましょう。
✅ 使用開始〜1週間
使用開始直後は、肌が新しい成分に慣れていないため、塗布した部位に軽い赤み、ピリピリとした刺激感、かゆみなどが現れることがあります。これは刺激反応として起こることが多く、ハイドロキノン自体の薬理作用ではなく、肌がまだ成分に慣れていない段階での自然な反応です。このような症状が軽度であれば、多くの場合は様子を見ながら継続することが可能ですが、症状が強い場合は使用を一時中断し、医師や薬剤師に相談するとよいでしょう。
📝 2〜4週間
使用開始から2〜4週間が経過すると、初期の刺激感が落ち着いてくるケースが多く見られます。一方で、まだシミや色素沈着の目立った変化を感じにくい時期でもあります。肌のターンオーバー(新陳代謝)には約28日程度かかるとされており、この期間はハイドロキノンが肌の内側で徐々に働き始めている段階と考えてください。焦らず継続することが重要です。
🔸 1〜2ヶ月
1ヶ月を過ぎると、シミや色素沈着が少しずつ薄くなってきたと感じ始める方が増えてきます。ただし、効果の現れ方には個人差があり、肌の状態やシミの種類・深さ、使用する製品の濃度などによって異なります。この時期に効果が感じられなくても、すぐに諦めるのではなく、2〜3ヶ月は継続してみることが推奨されます。
⚡ 3ヶ月以降
3ヶ月程度の継続使用でシミや色素沈着の明らかな改善が見られることが多く、ここで効果を実感できる方が多いとされています。ただし、深いシミや長年蓄積した色素沈着は、さらに長期間かかる場合もあります。また、ハイドロキノンは長期間(目安として半年以上)の連続使用は推奨されておらず、一定期間使用したら休薬期間を設けることが一般的です。
✨ 赤みが出る原因とメカニズム
ハイドロキノンを使用した際に赤みが出る原因はいくつか考えられます。赤みの原因を正確に理解することで、適切な対応が可能になります。
🌟 刺激反応(接触刺激性皮膚炎)
ハイドロキノンは濃度が高いほど皮膚への刺激が強くなります。特に4%以上の高濃度製品を使用する場合、肌が敏感な方や乾燥しがちな方では刺激を感じやすい傾向があります。これは「接触刺激性皮膚炎」と呼ばれ、アレルギーとは異なる反応です。皮膚のバリア機能が低下しているときや、傷・炎症がある部位に塗布した場合にも起こりやすくなります。
💬 アレルギー反応(接触アレルギー性皮膚炎)
ハイドロキノン自体またはその製品に含まれる添加物に対するアレルギー反応として赤みが生じることがあります。アレルギーによる反応は、初回使用よりも2回目以降に強く出る場合があり、かゆみや腫れを伴うことが多いのが特徴です。アレルギーが疑われる場合は、使用を中止して医療機関を受診する必要があります。
✅ 酸化による刺激
ハイドロキノンは非常に酸化しやすい成分です。空気や光にさらされると酸化して変色し(褐色・黒色化)、酸化したハイドロキノンを使用すると肌への刺激が増します。開封後の管理が適切でない場合、酸化した製品が赤みや刺激を引き起こすことがあります。
📝 紫外線による刺激の増大
ハイドロキノン使用中は肌が光に対して敏感になる場合があります。日焼け止めの使用が不十分だった場合、紫外線によって赤みや炎症が悪化することがあります。ハイドロキノンを使用している期間は特に日焼け対策が重要です。
🔸 レチノールやトレチノインとの併用による相乗刺激
ハイドロキノンはトレチノインやレチノールと組み合わせて使用されることがありますが、これらの成分は単体でも皮膚への刺激が強く、組み合わせることでさらに刺激が増して赤みが出やすくなる場合があります。
Q. ハイドロキノンの効果はいつ頃から実感できますか?
ハイドロキノンはメラニン生成を抑制する美白成分で、効果を実感し始めるまでに一定の期間が必要です。肌のターンオーバーが約28日周期であるため、シミや色素沈着の変化を感じ始めるのは使用開始から1〜2ヶ月が目安です。明らかな改善を実感できるのは3ヶ月程度の継続使用後が多いとされています。
🔍 赤みが出たときの対処法
ハイドロキノンを使用して赤みが出た場合、症状の程度に応じた適切な対処が必要です。
⚡ 軽度の赤みの場合
赤みがごく軽度で、かゆみや腫れを伴わない場合は、以下の対応を試してみましょう。
まず、使用量を減らす・使用頻度を下げることが効果的です。毎日使用していた場合は、1日おきや2〜3日おきに変更することで、肌への負担を軽減できます。また、塗布量が多すぎる場合も刺激の原因になりますので、米粒ほどの量から始めるようにしましょう。
次に、保湿ケアを充実させることも重要です。ハイドロキノンを塗布した後にしっかりと保湿剤を重ねることで、肌のバリア機能をサポートし、刺激を和らげることができます。刺激の少ない低刺激の保湿剤(セラミド配合のものなど)を選ぶとよいでしょう。
また、ハイドロキノンを塗布する前に保湿剤を少量なじませてから使用する「バッファリング法」も、刺激を軽減するのに役立ちます。
🌟 中程度〜強い赤みの場合
赤みが広範囲に及ぶ場合、かゆみや腫れ・ヒリヒリ感が強い場合、または赤みが数日経っても改善しない場合は、使用を一時的に中断することが賢明です。
中断中は、肌を清潔に保ちながら十分な保湿ケアを継続しましょう。症状が和らいでから再開する際は、より低濃度の製品を選んだり、使用頻度を落としたりする工夫が必要です。症状が強い場合や、中断しても改善が見られない場合は、処方した医療機関や皮膚科を受診してください。
💬 すぐに医療機関を受診すべき赤みの特徴
以下のような症状がみられる場合は、速やかに医療機関を受診してください。
- 赤みとともに顔全体・目の周りが腫れる
- 呼吸困難や喉の締め付け感がある
- じんましん(膨疹)が出る
- 水ぶくれが生じる
- 使用部位の皮膚が剥がれてくる
- 高熱が伴う
特に上記のような全身症状を伴う場合は、重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)の可能性があり、緊急の対応が必要です。
💪 ハイドロキノンの正しい使い方
ハイドロキノンの効果を最大限に引き出しながら副作用リスクを抑えるためには、正しい使い方を守ることが大切です。
✅ パッチテストを必ず行う
初めてハイドロキノンを使用する場合は、必ずパッチテストを行いましょう。腕の内側など目立たない部位に少量を塗布し、24〜48時間様子を見ます。この間に赤み・かゆみ・腫れが出なければ、顔などへの使用を始めることができます。パッチテストは新しいロットの製品を使う際にも実施することが望ましいです。
📝 少量から始める
使い始めは少量・低頻度(週2〜3回程度)から始め、肌の状態を見ながら徐々に使用量・頻度を増やしていくと、肌への負担を軽減できます。「少しずつ慣らしていく」という考え方は、刺激性の強い美白成分を使う際の基本的なアプローチです。
🔸 気になる部位のみに使用する
ハイドロキノンはシミや色素沈着が気になる部位のみにピンポイントで塗布するのが基本です。正常な肌に広範囲に塗布すると、必要のない部位まで脱色させてしまったり、刺激が増したりするリスクがあります。
⚡ 夜に使用するのが基本
ハイドロキノンは紫外線と反応して酸化しやすく、日中の使用は効果の低下や肌トラブルにつながる可能性があります。基本的には夜のスキンケアとして使用し、洗顔後に塗布する習慣をつけましょう。
🌟 日焼け止めを必ず使う
ハイドロキノン使用中は、紫外線による刺激を受けやすく、またせっかく薄くなりかけたシミが再び濃くなるリスクもあります。日中は紫外線防御指数の高い日焼け止め(SPF30以上・PA++以上)をしっかり使用し、物理的な日よけ対策(帽子・日傘など)も組み合わせることが重要です。
💬 製品の保管に注意する
ハイドロキノンは酸化しやすいため、開封後は冷暗所で保管し、なるべく早く使い切ることが大切です。色が茶色や黒に変わってきたと感じたら、酸化が進んでいるサインですので使用を中止してください。
Q. ハイドロキノンはどのくらいの期間使い続けてよいですか?
ハイドロキノンは一般的に6ヶ月を超える連続使用は推奨されていません。長期・高濃度での使用を続けると、白斑(過剰脱色)や肌が青黒く変色する外因性褐皮症(オクロノーシス)などの副作用リスクが高まります。一定期間使用したら休薬期間を設け、必要に応じて再開するサイクルで使用することが基本的な方法です。

🎯 使用を中止すべきサインとは
ハイドロキノンを使用しているときに、以下のサインが見られた場合は使用を中止することを検討してください。
✅ 赤みや炎症が悪化している場合
使用を続けても赤みやかゆみが改善せず、むしろ悪化している場合は、刺激性またはアレルギー性の皮膚炎が進行している可能性があります。このような場合は早めに使用を止め、医療機関に相談することが重要です。
📝 白斑(過剰脱色)が現れた場合
ハイドロキノンを長期間・高濃度で使用すると、まれに「脱色斑」と呼ばれる白い斑点が生じることがあります。これはメラニンの生成が過剰に抑制された状態であり、正常な色素が失われている状態です。このような変化が見られた場合は直ちに使用を中止し、皮膚科を受診してください。
🔸 外因性褐皮症(オクロノーシス)の兆候
これはハイドロキノンの長期使用(特に高濃度製品)によって、まれに発生する副作用で、肌が逆に黒ずんでしまう現象です。初期にはシミが増えたように見え、スキントーンが暗くくすんできた、あるいは青黒いシミのような変化が出てきたと感じた場合は、すぐに使用を中止し皮膚科医に相談してください。
⚡ 6ヶ月以上連続して使用している場合
ハイドロキノンは一般的に6ヶ月を超える連続使用は推奨されていません。これ以上の期間使用し続けると、前述のオクロノーシスや白斑などの副作用リスクが高まります。一定期間使用したら休薬期間を設け、その後必要に応じて再開するサイクルが基本的な使用方法です。
💡 ハイドロキノンの副作用とリスク
ハイドロキノンを使用する際に知っておくべき副作用やリスクについて詳しくまとめます。
🌟 接触皮膚炎(刺激性・アレルギー性)
最もよく見られる副作用で、赤み・かゆみ・ヒリヒリ感・乾燥・皮むけなどが主な症状です。刺激性の接触皮膚炎は使い始めに多く、多くの場合は使用頻度や量を調整することで対処可能です。アレルギー性の接触皮膚炎は、使用を中止しても症状が続くことがあり、医師による治療が必要なケースもあります。
💬 光感受性の亢進
ハイドロキノン使用中は肌が紫外線に対して敏感になる傾向があります。日焼け止めを怠ると、色素沈着の悪化や日焼けによる炎症が起きやすくなります。
✅ 過剰な脱色・白斑
適切な濃度・使用量を守れば起こりにくいですが、長期間・高濃度での使用や過剰な塗布によって正常な肌の色素が失われ、白斑(白いまだら)になることがあります。特に高濃度製品を使用する際は注意が必要です。
📝 外因性褐皮症(オクロノーシス)
長期・高濃度使用によって発生する副作用で、肌が青黒く変色します。日本人では比較的少ないとされますが、完全に安心とは言えず、特に高濃度(4%以上)のハイドロキノンを長期使用する場合はリスクが高まります。
🔸 爪・粘膜への影響

ハイドロキノンが爪や粘膜に付着すると変色を引き起こすことがあります。塗布する際は爪に触れないよう注意し、目の周りや口の中に入らないよう気をつけてください。
⚡ 妊娠中・授乳中への懸念
ハイドロキノンの妊娠中・授乳中への安全性は十分に確立されていません。妊娠中・授乳中の方は使用前に必ず医師に相談してください。一般的には妊娠中の使用は推奨されていません。
Q. 市販品とクリニック処方のハイドロキノンはどう違いますか?
市販のハイドロキノン配合化粧品の濃度は最大2%に制限されていますが、アイシークリニックなどの医療機関では医師の判断のもと4〜5%以上の高濃度製品を処方することが可能です。クリニックでは診察によって肌の状態やシミの種類に応じた使用方法が提案され、副作用が生じた際も適切なサポートを受けられる点が大きな違いです。
📌 クリニックと市販品の違い
ハイドロキノンは市販品(化粧品)としても入手できますが、クリニックで処方されるものとは異なる点がいくつかあります。
🌟 濃度の違い
日本の化粧品として販売されているハイドロキノン配合製品の濃度は最大2%です。これに対し、医療機関では医師の処方のもと4〜5%(場合によってはそれ以上)の高濃度製品が処方されます。濃度が高いほど美白効果が期待できますが、刺激も強くなるため、医師の指導のもとで使用することが重要です。
💬 安定性・品質の違い
ハイドロキノンは非常に不安定な成分で、酸化しやすいという弱点があります。クリニックで処方される製品は安定性を高めるための工夫(酸化防止剤の配合、遮光容器の使用など)が施されていることが多く、品質の管理も厳格です。市販品の中には安定性が低く、効果が発揮されにくい製品も存在します。
✅ 医師による個別指導の有無
クリニックでは処方の際に医師による診察が行われ、患者の肌の状態・シミの種類・過去のアレルギー歴などを考慮した上で適切な製品と使用方法が提案されます。また使用中の副作用や疑問点についても医師に相談できる環境があります。市販品では自己判断での使用になるため、副作用への対応が遅れることがあります。
📝 他の治療との組み合わせ
クリニックでは、ハイドロキノンとトレチノイン(ビタミンA誘導体)、ステロイド外用薬などを組み合わせた治療(クリガー法など)が行われることがあります。これらを適切な比率・使用方法で組み合わせることで、より高い効果が期待できますが、医師の指導なしに自己流で行うことは危険です。また、レーザー治療や光治療(IPL)などの機器治療と組み合わせることで、さらに効果を高めることも可能です。
✨ ハイドロキノン使用中の生活上の注意点
ハイドロキノン使用中は、日常生活の中でもいくつかの点に注意することで、より安全に効果的に美白ケアを進めることができます。
🔸 紫外線対策を徹底する
繰り返しになりますが、ハイドロキノン使用中の紫外線対策は非常に重要です。外出時は必ずSPF30以上・PA++以上の日焼け止めを使用し、2〜3時間おきに塗り直すようにしましょう。また、帽子や日傘、UVカット衣料を活用することも効果的です。室内にいる場合でも、窓越しの紫外線(特にUVA)は侵入してきますので、在宅時も日焼け止めの使用を習慣化することが望ましいです。
⚡ 刺激を与えるスキンケアを避ける
ハイドロキノン使用中は、ピーリング剤(AHA・BHAなど)やスクラブ、アルコール濃度の高い化粧品など、肌への刺激が強いアイテムとの併用は控えることが推奨されます。ただし、医師の指示に基づいてトレチノインとの併用療法を行っている場合はその指示に従ってください。
🌟 洗顔は優しく行う
洗顔時に強くこすると、肌のバリア機能が低下し、ハイドロキノンによる刺激を受けやすくなります。洗顔はぬるま湯を使って泡を転がすように優しく行い、タオルでふくときもこすらず押さえるように水分を取ることを心がけてください。
💬 飲酒や喫煙を控える
飲酒は血管を拡張して肌に赤みを生じさせやすくするほか、肌の水分量を低下させます。喫煙はビタミンCの消耗や血流の悪化につながり、肌のターンオーバーを乱します。ハイドロキノンによる美白効果を十分に発揮させるためにも、飲酒・喫煙は控えめにすることが望ましいです。
✅ バランスのよい食事と十分な睡眠
肌のターンオーバーを正常に保つためには、栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠が欠かせません。特にビタミンC・E、亜鉛などは肌の健康維持やメラニン生成の抑制に関連しています。ハイドロキノンの外用だけに頼らず、内側からのケアも並行することで相乗効果が期待できます。
📝 他の薬との相互作用に注意する
光線過敏症を引き起こす可能性のある薬(一部の抗生物質・利尿剤・抗炎症薬など)を服用している場合は、ハイドロキノンとの組み合わせで光感受性が増す可能性があります。内服薬を使用している方は、医師や薬剤師に相談した上でハイドロキノンを使用することが安全です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ハイドロキノンを使い始めた方から「赤みが出て心配」とご相談いただくケースが多くありますが、使用初期の軽度な赤みは肌が成分に慣れる過程で起こる反応であることが多く、使用頻度や量を調整するだけで改善するケースも少なくありません。一方で、かゆみや腫れを伴う場合はアレルギー性の皮膚炎が疑われるため、自己判断での継続は避け、早めにご相談いただくことが大切です。シミの種類や肌の状態は一人ひとり異なりますので、当院では丁寧な診察のもと患者様に最適な濃度や使用方法をご提案し、安心して治療を続けていただけるようサポートしております。」
🔍 よくある質問
使用初期の軽度な赤みは、肌が成分に慣れる過程で起こる自然な反応であることが多く、使用頻度や量を減らすことで改善するケースも少なくありません。ただし、かゆみや腫れを伴う場合はアレルギー性皮膚炎の可能性があるため、自己判断で継続せず、早めに医療機関へご相談ください。
個人差はありますが、シミや色素沈着の改善を実感し始めるのは、一般的に使用開始から1〜2ヶ月頃が多く、3ヶ月程度で明らかな変化を感じる方が増えます。肌のターンオーバーには約28日かかるため、焦らず2〜3ヶ月は継続して様子を見ることが推奨されます。
ハイドロキノンは一般的に6ヶ月を超える連続使用は推奨されていません。長期・高濃度の使用は、白斑(過剰脱色)や外因性褐皮症(オクロノーシス)などの副作用リスクが高まります。一定期間使用したら休薬期間を設け、必要に応じて再開するサイクルで使用するのが基本的な方法です。
最大の違いは濃度です。市販品は最大2%に制限されていますが、当院を含む医療機関では医師の判断のもと4〜5%以上の高濃度製品を処方できます。また、クリニックでは医師が肌の状態やシミの種類を診察した上で適切な使用方法を提案し、副作用への対応もサポートするため、より安心して使用いただけます。
最も重要なのは紫外線対策です。ハイドロキノン使用中は肌が紫外線に敏感になるため、SPF30以上・PA++以上の日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘も活用しましょう。また、製品は酸化しやすいため冷暗所で保管し、色が茶色や黒に変わってきた場合は使用を中止してください。使用は基本的に夜のスキンケアとして行うことも大切です。
💪 まとめ
ハイドロキノンはシミや色素沈着に対して高い美白効果が期待できる成分ですが、使用経過の中で赤みや刺激が生じることがあります。赤みが出た場合は、その程度に応じて使用量・頻度の調整、保湿ケアの充実、一時中断などの対応が必要です。症状が強い場合や長引く場合は、必ず医療機関に相談してください。
効果を実感するには2〜3ヶ月程度の継続使用が目安となりますが、6ヶ月を超える連続使用は副作用のリスクを高めるため推奨されません。日焼け止めによる紫外線対策や適切な保管方法など、使用上の基本的なポイントをしっかり守ることで、安全性を高めながら美白効果を引き出すことができます。
市販品よりも高濃度の製品を使用したい場合や、なかなか改善が見られない場合は、クリニックでの処方・治療を検討するとよいでしょう。アイシークリニック上野院では、患者様一人ひとりの肌の状態に合わせた美白治療のご提案を行っています。シミや色素沈着でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 厚生労働省 – ハイドロキノンの化粧品成分としての認可(2001年)や市販品の配合濃度規制(最大2%)など、日本における規制・承認状況に関する根拠情報
- 日本皮膚科学会 – 接触皮膚炎(刺激性・アレルギー性)の診断・治療に関するガイドライン、外因性褐皮症(オクロノーシス)や白斑などハイドロキノン関連副作用の医学的根拠情報
- PubMed – ハイドロキノンのメラニン生成抑制メカニズム(チロシナーゼ阻害)、有効性・安全性・副作用リスクに関する国際的な査読済み臨床研究文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務