ワキガの臭いが気になり始めたとき、まず手に取るのがワキガクリームという方は多いのではないでしょうか。ドラッグストアやネット通販には「最強」「口コミ高評価」をうたう商品が数多く並んでおり、どれを選べばよいのか迷ってしまうのも無理はありません。この記事では、ワキガクリームの仕組みや成分、口コミで話題の商品の特徴、そして「クリームを使い続けているのに効果を感じられない」という方に向けて、専門医療によるアプローチまで幅広く解説します。正しい知識を身につけて、自分に合ったケア方法を見つけていきましょう。
目次
- ワキガとは?においの原因をおさらい
- ワキガクリームの仕組みと期待できる効果
- ワキガクリームの主な成分と働き
- 口コミで評価が高いワキガクリームの特徴
- 市販ワキガクリームを選ぶときのポイント
- 正しい使い方と注意点
- クリームで効果が感じられないときのサイン
- 医療機関で受けられるワキガ治療の選択肢
- アイシークリニック上野院のワキガ治療について
- まとめ
この記事のポイント
ワキガクリームは殺菌・制汗・消臭でにおいを軽減できるが、アポクリン汗腺自体には作用しないため根本治療にはならない。市販品で効果が不十分な場合は、ボトックス注射・マイクロ波治療・剪除法などの医療機関での治療が有効な選択肢となる。
🎯 ワキガとは?においの原因をおさらい
ワキガ(腋臭症)は、脇の下に集中しているアポクリン汗腺という汗腺の分泌物が原因で生じる体臭です。人間の皮膚には主に2種類の汗腺があります。全身に分布しているエクリン汗腺は、体温調節のためにさらりとした無臭に近い汗を分泌します。一方、アポクリン汗腺は脇の下、耳の中、乳輪周辺などの特定部位に集中しており、脂質やタンパク質、鉄分などを含んだ粘度の高い分泌物を出します。
アポクリン汗腺の分泌物それ自体は、分泌直後はほとんど無臭です。しかし皮膚の表面に存在する常在菌(主にコリネバクテリウムなど)がこの分泌物を分解することで、独特の酸っぱい・すえたような臭い成分が生み出されます。代表的な臭い成分としては、3-メチル-2-ヘキセン酸(3M2H)や4-エチルオクタン酸などが知られています。
ワキガには遺伝的な要素が強く、両親ともにワキガであれば子どもが同じ体質になる可能性は約80%以上ともいわれています。また、アポクリン汗腺の数や大きさには個人差があり、アポクリン汗腺が多く・大きいほど分泌量も多くなるため、においが強くなりやすい傾向があります。自分がワキガかどうかを確認する簡単な目安としては、耳垢が湿っている(湿性耳垢)、脇の下の汗じみが黄色くなりやすい、衣服に脂っぽいしみが付きやすいなどのポイントがあります。
Q. ワキガの臭いはなぜ発生するのか?
ワキガの臭いは、脇の下に集中するアポクリン汗腺の分泌物を皮膚の常在菌(コリネバクテリウム等)が分解することで発生します。分泌物自体は無臭ですが、菌による分解で3-メチル-2-ヘキセン酸などの臭い成分が生成されます。遺伝的要素が強く、両親ともにワキガの場合、子どもが同じ体質になる可能性は約80%以上とされています。
📋 ワキガクリームの仕組みと期待できる効果
市販されているワキガクリーム(デオドラントクリーム)は、主に以下のような働きによってにおいを抑えるよう設計されています。
まず「殺菌・抗菌」です。においの原因は菌による分泌物の分解にあるため、皮膚表面の菌を減らすことでにおいの発生を抑えます。イソプロピルメチルフェノール(IPMP)やトリクロサンなどの殺菌成分が使われることが多いです。
次に「制汗」です。汗腺の開口部を一時的に塞いだり、汗の分泌量を抑えることで、菌が分解する基質そのものを減らします。塩化アルミニウムや硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)などが代表的な成分です。ただし、アポクリン汗腺はエクリン汗腺よりも汗腺の構造が深いため、制汗成分でアポクリン汗腺の分泌を完全に止めることは難しいとされています。
そして「消臭・マスキング」です。すでに発生した臭い成分を化学的に中和したり、香料でカバーする効果があります。柿渋エキス、緑茶カテキン、竹炭などの植物性成分が使われることもあります。
重要なのは、これらはあくまで「においをコントロールする」ためのアプローチであり、アポクリン汗腺そのものを減らしたりなくしたりするものではないという点です。継続して使用することで日常生活におけるにおいを軽減する効果は期待できますが、ワキガの根本的な原因(アポクリン汗腺の存在)には働きかけることができません。
💊 ワキガクリームの主な成分と働き
ワキガクリームを選ぶにあたって、成分表示を見て商品を比較できると選択の幅が広がります。ここでは代表的な成分をまとめて解説します。
🦠 塩化アルミニウム
制汗成分の中でも特に高い効果をもつとされる成分です。汗腺の開口部に作用し、一時的に汗の分泌を抑えます。5〜15%程度の濃度で配合された市販品のほか、20%以上の高濃度のものは処方薬(塩化アルミニウム液)として医療機関で処方されることもあります。効果は高い一方で、皮膚刺激を感じる場合があるため、敏感肌の方は低濃度から試すことが推奨されます。
👴 ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)
古くから天然の制汗・消臭成分として使われてきた成分です。皮膚表面をわずかに収れんさせることで発汗を抑え、同時に抗菌作用も持ちます。刺激が比較的少なく、敏感肌の方にも使いやすい成分として知られています。
🔸 イソプロピルメチルフェノール(IPMP)
広い抗菌スペクトルを持つ殺菌成分で、においの原因菌の活動を抑えます。多くの市販デオドラント製品に配合されており、安全性・効果ともに実績が豊富な成分です。
💧 酸化亜鉛
抗菌作用と収れん作用をあわせ持つ成分です。皮膚をサラサラに保ちながら菌の増殖を抑えるため、制汗と抗菌の両面でアプローチします。比較的刺激が少なく、長年にわたってさまざまな製品に使用されています。
✨ 緑茶カテキン・柿渋エキスなどの植物性成分
天然由来の抗菌・消臭成分として注目されています。緑茶カテキンはポリフェノールの一種で、臭い成分を吸着・中和する作用があります。柿渋エキスも昔から消臭効果が知られており、近年の研究でも臭い成分への有効性が報告されています。肌への刺激が少ないため、敏感肌の方向けの製品に多く使われます。
📌 クロルヒドロキシアルミニウム(ACH)
塩化アルミニウムと並んで広く使われる制汗成分です。皮膚刺激が塩化アルミニウムに比べてやや少ないとされており、日用品ブランドのデオドラント製品に数多く採用されています。
Q. ワキガクリームに含まれる主な成分と働きは?
ワキガクリームの主成分は大きく3種類です。塩化アルミニウムやミョウバンなどの「制汗成分」は汗腺を一時的に塞いで発汗を抑えます。イソプロピルメチルフェノール(IPMP)などの「殺菌成分」は臭いの原因菌を抑制します。緑茶カテキンや柿渋エキスなどの「消臭成分」は臭い物質を中和します。効果を高めるには殺菌と制汗の両成分を含む製品を選ぶことが重要です。
🏥 口コミで評価が高いワキガクリームの特徴
実際にワキガクリームを使用したユーザーの口コミを見渡すと、評価が高い商品にはいくつかの共通した特徴が見えてきます。口コミの傾向をもとに整理してみましょう。
▶️ においの軽減効果が実感しやすい
口コミで「効果があった」と評価されている商品の多くは、殺菌成分と制汗成分の両方を配合したタイプです。単に香りでマスキングするだけでなく、根本的なにおいの原因に働きかける製品が高く評価される傾向があります。「使い始めてから脇のにおいが気にならなくなった」「パートナーや家族から指摘されなくなった」という声は、特に殺菌成分(IPMPなど)と制汗成分(塩化アルミニウム系)を組み合わせた製品に多く見られます。
🔹 使い心地・テクスチャーの満足度が高い
ベタつきが少なく、サラッとした使い心地の製品は継続使用につながりやすいため、口コミ評価も高くなる傾向があります。クリームタイプは塗布量を調整しやすい反面、ベタつきが気になるという声もあります。スティックタイプやジェルタイプの方が使い心地をよりよく感じる方もいるため、自分の好みに合わせて選ぶことが継続使用のカギになります。
📍 肌トラブルが少ない
脇の皮膚は薄くデリケートなため、成分が強すぎると赤みやかぶれが生じることがあります。口コミで「肌荒れしなかった」「敏感肌の自分でも使えた」という声が多い製品は、殺菌・制汗成分の刺激を抑えながらも効果を出す処方設計がされていることが多く、長く愛用されやすい傾向があります。
💫 持続力が長い
「朝塗ったら夜まで効果が続いた」「汗をかいても臭わなかった」という口コミは、特に制汗成分の効果が高い商品に見られます。一日中においが気にならない商品は、特に夏場や運動習慣のある方にとって高い満足度につながります。
🦠 コストパフォーマンスが高い
ワキガクリームは毎日使うものなので、継続購入のコストも重要な評価ポイントです。口コミでも「コスパがいい」「少量で効果が出るので長持ちする」という声は、リピーター獲得につながっています。
なお、口コミはあくまで個人の感想であり、体質・ワキガの程度・使用環境によって効果には大きな個人差があります。高評価の口コミが多い製品でも、自分には合わないケースもあることを念頭に置いておきましょう。
⚠️ 市販ワキガクリームを選ぶときのポイント
数多くの商品の中から自分に合ったものを選ぶために、以下のポイントを参考にしてみてください。
👴 ワキガの程度に合わせて選ぶ
においが軽度の場合は、市販のスタンダードな制汗デオドラント製品で十分なケアができることも多いです。一方、においが強い・汗の量が多いと感じる場合は、塩化アルミニウムの配合量が多い「高効果」をうたう製品を選ぶとより効果が期待できます。
🔸 肌質を考慮する
敏感肌の方は、アルコールや香料不使用のノンアルコール処方を選ぶのがおすすめです。逆に肌が比較的丈夫な方は、殺菌成分や制汗成分が高濃度に配合された製品を選ぶことで、より強い効果が期待できます。パッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量塗布して48時間様子を見る)を行ってから使い始めるとリスクを軽減できます。
💧 剤形で選ぶ
ワキガケア用品はクリームタイプの他にも、スプレー・スティック・ロールオン・シートなどさまざまな剤形があります。クリームタイプは塗布量を自分でコントロールしやすく、成分を肌になじませやすいメリットがあります。外出先での使用には持ち運びしやすいスプレーやシートタイプも便利です。
✨ 医薬品・医薬部外品・化粧品の区分を確認する
市販品には「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の3つの区分があります。医薬品はもっとも効果効能の表示が厳しく審査されており、塩化アルミニウム液などがこれにあたります。医薬部外品は有効成分の配合量や効果に一定の基準が設けられており、多くのデオドラント製品がこれにあたります。化粧品は主に整容・清潔を目的としており、効果効能の訴求に制限があります。より高い効果を期待する場合は、医薬品または医薬部外品から選ぶことが基本的な考え方です。
📌 成分表示をチェックする
前述した成分の知識をもとに、購入前に成分表示を確認する習慣をつけましょう。「殺菌成分(IPMP等)」と「制汗成分(塩化アルミニウム等)」の両方が配合されている製品は、においの原因に多面的にアプローチできます。
Q. ワキガクリームで効果が出ないときのサインは?
複数のワキガクリームを3〜4種類試しても改善が見られない場合や、家族・職場の同僚など周囲から繰り返しにおいを指摘される場合は、市販品では対応しきれないレベルのワキガである可能性があります。また、においを気にするあまり外出や人との接触を避けるようになり、生活の質(QOL)に支障をきたしている場合も、早めに医療機関へ相談することが推奨されます。
🔍 正しい使い方と注意点
ワキガクリームの効果を最大限に引き出すためには、正しい使い方を守ることが重要です。
▶️ 清潔な肌に使用する
入浴・シャワー後に肌をよく洗い流し、清潔な状態で使用します。汗や汚れが残った状態に塗布すると、殺菌成分の効果が十分に発揮されにくくなるだけでなく、皮膚トラブルの原因にもなり得ます。
🔹 乾いた肌に塗布する
入浴後は肌をよく拭いて乾燥させてから塗布しましょう。湿った状態での使用は刺激を感じやすくなることがあります。制汗成分は乾燥した肌により効果的に作用します。
📍 適量を守る
「多く塗れば効果が高まる」と思いがちですが、過剰な量の使用は肌荒れや衣服の汚れにつながるリスクがあります。製品の使用目安量を守ることが大切です。
💫 除毛後の使用に注意する
カミソリや除毛クリームを使用した直後の肌は、皮膚のバリア機能が低下しています。この状態でワキガクリームを塗布すると、成分が過剰に浸透して刺激やかぶれの原因になる場合があります。除毛後は少なくとも24時間程度空けてから使用するのが望ましいでしょう。
🦠 かぶれや異常を感じたらすぐに使用を中止する
使用中に赤み、かゆみ、ヒリヒリ感などの皮膚症状が現れた場合は、すぐに使用を中止し、水で洗い流してください。症状が続く場合は皮膚科を受診しましょう。
👴 継続使用が効果の鍵
ワキガクリームは一度塗れば永続的に効果が続くものではありません。毎日継続して使用することが、においをコントロールするためのポイントです。特に塩化アルミニウム系の制汗成分は、数日間継続して使用することで効果が徐々に高まるとされています。
📝 クリームで効果が感じられないときのサイン
ワキガクリームを正しく継続使用しても「効果が感じられない」「以前より悪化したように感じる」という場合は、市販品では対応できないレベルのワキガである可能性があります。以下に、医療機関への相談を検討すべきサインをまとめました。
🔸 複数の製品を試したが効果がない
異なるブランド・成分の商品を3〜4種類試してみても改善が見られない場合は、アポクリン汗腺の数や分泌量が多く、市販品では追いつかない可能性があります。
💧 においを指摘されることが続く
家族・パートナー・職場の同僚など周囲の人から繰り返しにおいを指摘される場合は、自分では気づきにくいレベルでにおいが発生している可能性が高いといえます。
✨ 衣服への黄ばみやしみが強い
白い衣服やシャツの脇部分に強い黄ばみや脂っぽいしみが繰り返しつく場合は、アポクリン汗腺の分泌が活発である証拠のひとつです。
📌 ワキガが精神的な負担になっている
においを気にするあまり人と会うのが怖くなる、電車やエレベーターで隣に人が来るとひどく不安になる、夏場に外出できなくなるといった状況になっている場合は、においの問題が生活の質(QOL)に大きく影響しています。このような場合は早めに医療機関に相談することを検討してください。
▶️ ワキガが年々悪化している
アポクリン汗腺はホルモンの影響を受けるため、思春期以降に活発化する傾向があります。年齢とともに悪化しているように感じる場合も、専門的な診断を受けることが助けになります。
Q. 医療機関ではワキガにどんな治療が受けられるか?
医療機関では症状や希望に応じた複数の治療が選べます。メスを使わないマイクロ波治療(ミラドライ等)はアポクリン汗腺を熱破壊し、1〜2回で長期的な改善が期待できます。ボトックス注射は発汗を一時的に抑え、ダウンタイムがほぼありません。根本的な解決を望む場合は外科的な剪除法も有効です。アイシークリニック上野院では専門医によるカウンセリングで、患者一人ひとりに最適な治療法を提案しています。
💡 医療機関で受けられるワキガ治療の選択肢
市販のクリームによるセルフケアの限界を超えたと判断した場合、医療機関では以下のような治療を受けることができます。
🔹 ボトックス注射(ボツリヌストキシン注射)
ボツリヌストキシンを脇に注射することで、汗腺への神経伝達を一時的にブロックし、発汗を抑える治療法です。主にエクリン汗腺の汗を抑える効果が高いため、多汗症(わきの多汗)に対して特に有効ですが、ワキガのにおいの軽減にも一定の効果が期待できます。効果の持続期間は通常6ヶ月〜1年程度であり、定期的な治療が必要です。注射のみで完了するため身体への負担が少なく、ダウンタイムもほとんどありません。
📍 マイクロ波治療(ミラドライなど)
マイクロ波のエネルギーを使ってアポクリン汗腺・エクリン汗腺を皮膚の外側から熱破壊する治療法です。メスを使わないため傷が残らず、ダウンタイムも比較的少ないのが特徴です。1〜2回の治療で長期的な改善効果が期待でき、再発リスクが低いとされています。一方で、熱による腫れや内出血が数日間続くことがあります。

💫 超音波治療(ベイザー法など)
超音波を使って皮下のアポクリン汗腺を乳化・破壊する治療法です。局所麻酔を使用して脇の皮膚に小さな切開を加えながら行います。アポクリン汗腺への直接的なアプローチが可能であるため、ワキガのにおい改善において高い効果が期待されます。術後は数日間の圧迫固定が必要となることもあります。
🦠 剪除法(せんじょほう)
外科的手術によってアポクリン汗腺を直接切除・破壊する治療法です。皮膚を切開して汗腺を取り除く「切開法」や、皮膚を裏返してアポクリン汗腺を直接削り取る「反転剪除法」などがあります。手術的な方法のため根治効果が高く、再発率が低いとされていますが、傷跡が残るリスクや術後の安静が必要という点があります。局所麻酔で行われることが多く、日帰りまたは短期入院で対応可能なクリニックも多いです。
👴 高濃度塩化アルミニウム液(処方薬)
市販品より高濃度の塩化アルミニウム溶液を医師が処方する方法です。多汗症・ワキガに対して有効性が認められており、手術を希望しない方の選択肢として広く活用されています。保険適用となるケースもあります。就寝前に乾いた脇に塗布し、翌朝洗い流す使い方が一般的です。
✨ アイシークリニック上野院のワキガ治療について
アイシークリニック上野院では、ワキガに悩む方に向けたさまざまな治療メニューをご用意しています。「市販のクリームでは限界を感じている」「毎日のにおいケアに疲れた」「根本的に解決したい」という方に、専門医によるカウンセリングと適切な治療提案を行っています。
当院ではまずカウンセリングで患者様の症状の程度・ライフスタイル・ご希望を丁寧に伺ったうえで、最適な治療法をご提案します。ワキガの程度は個人差が大きいため、すべての方に同じ治療を当てはめるのではなく、一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療計画を大切にしています。
特に「手術は不安」という方には、身体への負担が少ないマイクロ波治療やボトックス注射を、「確実に根本解決したい」という方には外科的な剪除法を、それぞれご案内することが可能です。治療に関する疑問や不安はカウンセリングで何でもお気軽にご質問ください。
また、ワキガは身体的な問題だけでなく、精神的・社会的なストレスにも直結しやすい悩みです。アイシークリニック上野院では、患者様が安心して相談できる環境づくりを大切にしており、プライバシーに配慮した診察を実施しています。まずは一歩踏み出してご相談いただければ、専門医が丁寧に対応いたします。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、市販のワキガクリームを長期間使用しても効果が実感できないとお悩みになってから来院される方が多く、そのほとんどがアポクリン汗腺の分泌量が多く、セルフケアだけでは対応しきれない状態にあります。ワキガクリームは日常のにおいケアとして有効な選択肢である一方、根本的な改善にはアポクリン汗腺そのものへのアプローチが必要なケースも少なくありません。においへのお悩みは精神的な負担にも直結しやすいため、「クリームで限界かもしれない」と感じた際はどうか一人で抱え込まず、まずは気軽にご相談いただければ、お一人おひとりの状態に合った最適な治療をご提案できます。」
📌 よくある質問
ワキガクリームはにおいを「コントロール」するものであり、根本的な治療にはなりません。殺菌・制汗・消臭の3つの作用でにおいを軽減できますが、ワキガの原因であるアポクリン汗腺そのものをなくす効果はありません。根本的な改善には、医療機関でのマイクロ波治療や剪除法などの専門的な治療が必要です。
効果を重視する場合は、「殺菌成分(イソプロピルメチルフェノール等)」と「制汗成分(塩化アルミニウム等)」の両方が配合された製品を選ぶのがおすすめです。敏感肌の方はアルコール・香料不使用のノンアルコール処方を選ぶと肌トラブルを避けやすくなります。また、医薬部外品以上の区分の製品を選ぶと、より高い効果が期待できます。
入浴・シャワー後に肌をよく洗い、完全に乾かしてから適量を塗布するのが基本です。湿った肌への使用は刺激を招きやすく、効果も低下します。また、カミソリや除毛クリーム使用直後は皮膚のバリア機能が低下しているため、少なくとも24時間程度空けてから使用してください。毎日継続して使うことが効果を高めるポイントです。
複数の製品を試しても改善が見られない、周囲からにおいを繰り返し指摘される、においが精神的な負担になっているといった場合は、市販品では対応しきれないレベルのワキガである可能性があります。アイシークリニック上野院では、専門医によるカウンセリングを行い、ボトックス注射・マイクロ波治療・剪除法など、症状に応じた治療法をご提案しています。
いいえ、手術以外にも複数の選択肢があります。メスを使わないマイクロ波治療(ミラドライ等)や、注射のみで完了するボトックス注射、また高濃度塩化アルミニウム液の処方など、身体への負担が少ない治療法も選べます。アイシークリニック上野院では、患者様の症状・ライフスタイル・ご希望をもとに、最適な治療法を個別にご提案しています。
🎯 まとめ
ワキガクリームはアポクリン汗腺の分泌物を菌が分解する際に生じるにおいに対し、殺菌・制汗・消臭の3つの面からアプローチするセルフケアアイテムです。口コミで評価が高い製品には、殺菌成分と制汗成分が効果的に組み合わせられているもの、肌への刺激が少ないもの、使い心地がよくて継続しやすいものという共通点があります。製品を選ぶ際は成分表示や医薬部外品の区分を確認し、自分の肌質やワキガの程度に合ったものを選ぶことが重要です。
一方で、ワキガクリームはあくまでにおいをコントロールするためのものであり、ワキガの根本原因であるアポクリン汗腺そのものをなくすことはできません。市販品を試しても改善が見られない場合や、においが生活に大きな影響を与えている場合は、医療機関でのカウンセリングを検討してみてください。ボトックス注射・マイクロ波治療・剪除法など、症状や希望に応じた選択肢が医療の場では揃っています。
ワキガの悩みは一人で抱え込まず、専門家に相談することが根本的な解決への近道です。アイシークリニック上野院では、はじめての方でも気軽に相談できるカウンセリング体制を整えていますので、セルフケアに限界を感じたときはぜひお気軽にご連絡ください。
📚 関連記事
- あせものプツプツが気になる!原因・種類・正しいケア方法を解説
- あせもの赤い斑点はなぜできる?原因・症状・正しいケア方法を解説
- 異汗性湿疹の画像でわかる症状・原因・治療法を徹底解説
- 大人のあせもに効く市販薬の選び方と正しいケア方法
- ニッケルアレルギーとは?原因・症状・治療法を医師が解説
📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ワキガ(腋臭症)の定義・アポクリン汗腺の仕組み・診断基準・治療法(剪除法・ボトックス注射等)に関する医学的根拠として参照
- 厚生労働省 – 医薬品・医薬部外品・化粧品の区分の定義および制汗・デオドラント製品の承認基準に関する規制情報として参照
- PubMed – 3-メチル-2-ヘキセン酸(3M2H)等のワキガ臭気成分の研究・塩化アルミニウムの制汗効果・マイクロ波治療の有効性に関する国際的な学術文献として参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務