まぶたや目の周りに小さなブツブツが増えてきた…そんな経験ありませんか?それ、放置すると数がどんどん増えていく「汗管腫(かんかんしゅ)」かもしれません。この記事を読めば、原因・リスク・クリニックでの治療法まで一気にわかります。「まだ少ないから大丈夫」と思っているうちが、実は一番の治療タイミングです。
こんな悩み、ひとりで抱えていませんか?
- ✅ まぶたのブツブツが気になって、人と目を合わせにくい
- ✅ 市販薬や自分でつぶそうとしたけど悪化した
- ✅ 「これって治るの?」と不安だけど病院に行くほどか迷っている
汗管腫は自然に治りません。早めの受診が、キレイな仕上がりへの近道です。
💬 読者の声(20代・女性)
「まぶたのブツブツ、ずっと気になってたけどこの記事読んで初めてちゃんと理解できた!もっと早く調べればよかった…」
📌 この記事でわかること
- 🔸 汗管腫がひどくなる本当の原因
- 🔸 自己処置が絶対NGな理由
- 🔸 クリニックで受けられる最新治療法
- 🔸 治療を受けるベストなタイミング
👇 このまま読み進めてください
目次
- 汗管腫とはどんな病気か
- 汗管腫が「ひどい」と感じる状態とは
- 汗管腫が増える・悪化する原因
- 汗管腫は自然に治るのか
- 自己処置が危険な理由
- 皮膚科・クリニックでの診断と治療法
- 治療後のアフターケアと再発予防
- 汗管腫の治療を受けるタイミング
- まとめ
💡 この記事のポイント
汗管腫は自然治癒しません。自己処置は感染・色素沈着のリスクがあるため危険です。アイシークリニックでは炭酸ガスレーザー等で治療可能。数が少ないうちに皮膚科へ相談することが重要です。
💡 汗管腫とはどんな病気か
汗管腫とは、汗を分泌する「エクリン汗腺」の導管(汗が通る管)が増殖してできる良性の皮膚腫瘍のことです。医学的には「汗管腫(syringoma)」と呼ばれ、皮膚の表面に小さな盛り上がりとして現れます。サイズは直径1〜3ミリ程度のものが多く、色は肌色から淡い黄色、白色に近いものまでさまざまです。触ると少し硬い感触があり、つぶそうとしても内容物が出てくるわけではありません。
発症しやすい部位は、まぶた(特に下まぶた)、目の周り、頬、額、首、胸部、腋窩(わきの下)などです。思春期ごろから発症することが多く、30代・40代になっても増え続けるケースも珍しくありません。女性に多く見られる傾向がありますが、男性にも発症します。
汗管腫はがん化するリスクはなく、痛みやかゆみなどの自覚症状もほとんどありません。しかし、数が増えてくると見た目が大きく変化し、精神的な負担につながることがあります。皮膚の良性疾患ではあるものの、放置すれば自然に消えることはないため、悩んでいる方は増え続ける一方というケースも多いのです。
Q. 汗管腫とはどのような皮膚疾患ですか?
汗管腫とは、エクリン汗腺の導管が増殖してできる良性の皮膚腫瘍です。直径1〜3ミリ程度の小さな盛り上がりで、肌色〜淡い黄色をしています。まぶたや目の周り・頬などに発症しやすく、痛みやかゆみはほぼなく、がん化リスクもありません。
📌 汗管腫が「ひどい」と感じる状態とは
汗管腫がひどいと感じる状況にはいくつかのパターンがあります。どのような状態になると「ひどい」と感じやすいのかを整理してみましょう。
✅ 数が非常に多い状態
最も多いのが、ブツブツの数が増えすぎてしまったケースです。最初は数個だったものが、気づかないうちに数十個、あるいはそれ以上に増えていることがあります。特に下まぶたや目の周りに密集して現れると、ファンデーションで隠しにくくなり、日常生活でも視線が気になってしまいます。まぶたに広がると目が腫れているように見えることもあり、印象が大きく変わってしまうこともあります。
📝 広範囲に広がっている状態
目の周りだけでなく、頬・額・首・デコルテなど広範囲にわたってブツブツが広がっているケースも「ひどい」と感じやすい状況です。特定の部位に集中している場合と異なり、広範囲に散らばっていると、どこから治療すべきかわからなくなってしまうこともあります。
🔸 長年放置してきた状態
汗管腫は自然に消えないため、何年も放置していると、その間も増え続けます。「気になっていたけど、病院に行くほどでもないかと思って」と長年放置していた結果、かなりの数になってしまったという方も多くいます。このような場合、1回の治療では対応が難しくなることもあります。
⚡ 自己処置で悪化させてしまった状態
「ニキビのようにつぶせば治る」と誤解して自分でつぶしたり、針で刺したりした結果、炎症や色素沈着が起きてしまったというケースも見受けられます。汗管腫は構造がニキビとは全く異なるため、自己処置をしても改善せず、むしろ傷跡が残ったり、赤みや色素沈着が加わって余計に目立つようになってしまいます。
🌟 他の皮膚トラブルとの合併
汗管腫に加えて、稗粒腫(はいりゅうしゅ)やアクロコルドン(首などにできる皮垂)、脂漏性角化症なども同時に現れている方もいます。複数の皮膚症状が重なることで、肌全体の印象がかなり変わってしまうこともあります。
✨ 汗管腫が増える・悪化する原因
汗管腫がなぜ増えるのか、完全なメカニズムはまだ解明されていない部分もありますが、いくつかの要因が関与していると考えられています。
💬 遺伝的要因
汗管腫には遺伝的な素因が関与していると考えられています。家族に汗管腫の方がいる場合、自分も発症しやすい体質である可能性があります。遺伝的な要因はコントロールが難しいですが、発症のリスクを知っておくことで、早めに対策を取ることができます。
✅ ホルモンバランスの変化
汗管腫は思春期に発症しやすく、また妊娠・出産・更年期など女性ホルモンのバランスが変化する時期に増えることがあります。これは、エストロゲンなどの女性ホルモンが汗腺に何らかの影響を与えているためと考えられています。女性に多く見られる理由の一つとして、ホルモンの関与が挙げられます。
📝 紫外線の影響
紫外線が皮膚細胞にダメージを与えることで、汗管腫が増えやすくなるという指摘もあります。日焼けを繰り返したり、日焼け止めをあまり使用しない生活習慣が続くと、顔の汗管腫が増加するリスクが高まる可能性があります。
🔸 肌への刺激・摩擦
目の周りをごしごしとこすったり、刺激の強いスキンケア製品を使い続けたりすることが、汗管腫の増加に関与する可能性があると言われています。特にアトピー性皮膚炎の患者さんは、かゆみで皮膚をこすることが多いため、汗管腫が発生しやすいという報告もあります。
⚡ ダウン症候群との関連
ダウン症候群の方には汗管腫が発症しやすいことが知られています。これは遺伝子的な背景が汗腺の増殖に関わっているためと考えられています。ダウン症候群の方の汗管腫は、体の広範囲にわたって発症することも多いとされています。
🌟 加齢の影響
年齢を重ねるにつれて皮膚のターンオーバーが乱れたり、皮膚の細胞が変化しやすくなったりするため、汗管腫が増えやすくなることがあります。若いころはそれほど気にならなかった方でも、40代・50代になってから急に増えたと感じるケースもあります。
Q. 汗管腫が増える・悪化する原因は何ですか?
汗管腫が増える主な原因として、遺伝的素因、ホルモンバランスの変化(思春期・妊娠・更年期)、紫外線ダメージ、肌への摩擦や刺激、加齢による皮膚ターンオーバーの乱れが挙げられます。アトピー性皮膚炎で皮膚をこすりやすい方も発症リスクが高いとされています。
🔍 汗管腫は自然に治るのか
汗管腫について最もよく聞かれる質問の一つが「放置すれば自然に治りますか?」というものです。残念ながら、汗管腫は基本的に自然には消えません。汗管腫は皮膚の構造上の変化(汗腺の導管が増殖した状態)であるため、一度できてしまうと、皮膚が自然にその状態を元に戻す機能はほとんどありません。
ただし、稀に思春期に現れた汗管腫が年齢を経てやや目立ちにくくなることもありますが、完全に消失するケースは非常にまれです。基本的には「自然治癒は期待できない」と考えておいた方が現実的です。
また、市販の薬(軟膏や化粧品)を使用して改善を期待する方もいますが、汗管腫は表皮の深い部分に存在するため、市販薬の成分が届いて効果を発揮することは期待しにくいと言えます。美白成分やピーリング成分が入った製品でも、汗管腫そのものを取り除くことはできません。
汗管腫を根本的に改善するためには、医療機関でのアプローチが必要です。

💪 自己処置が危険な理由
汗管腫の見た目が気になり、自分でどうにかしようとする方もいます。よくある自己処置としては、ニキビのように針でつぶす、爪で押しつぶす、強い酸性の液体を塗るなどがあります。しかし、これらの行為は非常に危険であり、かえって状態を悪化させる可能性があります。
💬 感染・炎症のリスク
皮膚を針などで刺した場合、雑菌が入って感染症を引き起こす可能性があります。特にまぶたや目の周りは皮膚が薄く、感染が広がりやすい部位です。炎症が起きると、赤みや腫れが生じ、最悪の場合は皮膚組織に深刻なダメージが残ることもあります。
✅ 色素沈着・瘢痕のリスク
皮膚をつぶしたり強い刺激を与えたりした後に炎症が起きると、治癒の過程で色素沈着(黒ずみ)や瘢痕(傷跡)が残ることがあります。これは汗管腫そのものよりも目立つことがあり、治療が難しくなる場合もあります。特に日本人を含むアジア人は色素沈着が起きやすい肌質の方が多いため、注意が必要です。
📝 汗管腫の構造上、内容物が出ない
ニキビや稗粒腫は押すと内容物が出てきますが、汗管腫は固形状の腫瘍であるため、つぶしても内容物は出てきません。無理につぶそうとすればするほど、皮膚へのダメージが増えるだけで、汗管腫そのものは残り続けます。
🔸 正確な診断なしの自己判断は危険
自分で「汗管腫だ」と判断していても、実際には別の皮膚疾患である可能性もあります。例えば、基底細胞がんや脂腺増殖症など、見た目が似ているが全く異なる疾患が存在します。これらを汗管腫と誤解して自己処置してしまうと、重大な問題につながることがあります。自己判断での処置は避け、まず皮膚科やクリニックで正確な診断を受けることが大切です。
Q. 汗管腫を自己処置するとどんなリスクがありますか?
汗管腫を針でつぶすなど自己処置すると、感染・炎症・色素沈着・瘢痕(傷跡)が生じるリスクがあります。汗管腫は固形状の腫瘍のため、つぶしても内容物は出ず症状は改善しません。また自己判断による誤診の危険もあるため、必ず皮膚科やクリニックで正確な診断を受けることが重要です。
🎯 皮膚科・クリニックでの診断と治療法
汗管腫をしっかりと治療するためには、医療機関で適切な診断と治療を受けることが必要です。どのような流れで診断・治療が進むのかをご紹介します。
⚡ 診断について
皮膚科やクリニックでは、まず視診(目で見る診察)によって汗管腫かどうかを判断します。必要に応じてダーモスコープ(皮膚を拡大して観察する器具)を使用することもあります。他の疾患との鑑別が必要な場合は、組織を採取して病理検査を行うこともありますが、典型的な汗管腫の場合は多くのケースで視診のみで診断可能です。
🌟 炭酸ガス(CO2)レーザー治療
汗管腫の治療として最もよく行われるのが、炭酸ガスレーザーを使った治療です。炭酸ガスレーザーは水分に吸収されやすい性質を持っており、皮膚組織を精密に蒸散(蒸発させて除去)することができます。汗管腫の腫瘍部分にピンポイントでレーザーを照射し、盛り上がった部分を削り取るようにして除去します。
炭酸ガスレーザーの利点は、照射範囲を細かくコントロールできるため、周囲の正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えながら腫瘍を除去できる点です。また、出血がほとんどなく、治療後の傷の回復も比較的スムーズです。治療時には局所麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。
注意点としては、治療後しばらくは傷が残るため、ダウンタイム(回復期間)が必要であること、また数が多い場合は複数回に分けて治療することがあることが挙げられます。
💬 電気凝固法(高周波電気メス)
電気凝固法は、高周波電流を利用して汗管腫の組織を焼灼(熱で凝固させて除去)する治療法です。炭酸ガスレーザーと同様に、局所麻酔を使用した上で行われます。個々の汗管腫に電気メスの先端を当てて処置するため、細かい部位にも対応しやすい治療法です。
電気凝固法はレーザー機器が不要なため、比較的多くの皮膚科で対応可能な治療法です。治療後には一時的にかさぶた(痂疲)ができますが、適切なケアを行えば徐々に回復していきます。
✅ エルビウムYAGレーザー
エルビウムYAGレーザーも、炭酸ガスレーザーと同様に皮膚の蒸散に使用されるレーザーです。炭酸ガスレーザーよりも水への吸収率が高く、より精密な蒸散が可能とされています。周囲組織への熱的ダメージが少なく、傷の回復が早いというメリットがあります。汗管腫の治療に使用されるクリニックもあります。
📝 フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、皮膚に微細な穴を多数開けて皮膚の再生を促すレーザーです。汗管腫の治療に使用されることがありますが、炭酸ガスレーザーほどの除去効果は得にくいこともあります。ただし、肌のテクスチャ改善や汗管腫の目立ちを軽減する効果が期待できる場合があります。
🔸 外科的切除
汗管腫の数が少なく、特定の部位に限られている場合は、外科的切除(メスで切り取る手術)が選択されることもあります。ただし、汗管腫が多数あったり、まぶたなど繊細な部位にある場合は、レーザー治療の方が適していることが多いです。切除後には縫合が必要となり、傷跡が残るリスクもあるため、部位や状態に応じて治療方針を決めることが重要です。
⚡ トリクロロ酢酸(TCA)ピーリング
化学ピーリングの一種であるTCA(トリクロロ酢酸)ピーリングが汗管腫に対して効果があるという報告もあります。ただし、効果には個人差があり、深いところにある汗管腫には効きにくいこともあります。また、濃度の管理が重要で、適切に行われない場合は色素沈着などのリスクがあるため、医師の指導のもとで行うことが大切です。
🌟 治療法の選択について

どの治療法が適しているかは、汗管腫の数・大きさ・部位・患者さんの肌質・ライフスタイル(ダウンタイムをどれくらい取れるかなど)によって異なります。クリニックでカウンセリングを受け、医師と相談しながら最適な方法を選ぶことが重要です。複数の治療法を組み合わせることもあります。
💡 治療後のアフターケアと再発予防
汗管腫の治療を受けた後は、適切なアフターケアが回復をスムーズにするために欠かせません。また、再発を防ぐためのケアも大切です。
💬 治療直後のケア
炭酸ガスレーザーや電気凝固法などの治療後は、治療部位が赤みを帯びたり、かさぶたができたりすることがあります。この時期に大切なのは、治療部位に触れないこと、こすらないことです。かさぶたを無理にはがすと色素沈着や傷跡の原因になるため、自然に取れるのを待つことが重要です。
また、治療後は紫外線に対して皮膚が敏感になっているため、日焼け止めをしっかり使用することが非常に重要です。紫外線が色素沈着を引き起こしやすくなるため、外出時は必ずUVケアを行うようにしましょう。クリニックから処方された外用薬がある場合は、指示通りに使用してください。
✅ 治療後の経過観察
治療後の経過が順調かどうかを確認するために、クリニックでの経過観察の予約を取ることが推奨されます。回復の具合や色素沈着の有無を確認し、必要に応じて追加のケアや治療を検討します。自己判断で治療を終了せず、医師の指示に従って経過を観察することが大切です。
📝 再発の可能性について
汗管腫は治療で除去しても、体質によっては新しい汗管腫が別の場所に生じることがあります。これは治療した汗管腫が「再発」したというより、体質的に汗管腫ができやすい状態が続いているということです。そのため、治療後も定期的に皮膚の状態を確認し、新しい汗管腫が目立ってきたら早めに対処することが、「ひどい状態」にならないための予防になります。
🔸 日常生活でできる予防策
汗管腫の完全な予防は難しいですが、日常生活の中でできるだけリスクを減らすための対策はあります。まず、紫外線対策をしっかり行うことです。UVカット効果のある日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘なども活用しましょう。
次に、肌への刺激を最小限にすることです。洗顔の際に目の周りをゴシゴシとこすらない、刺激の少ないスキンケア製品を選ぶ、クレンジングも優しく行うといった習慣が大切です。アトピー性皮膚炎がある方は、かゆみをコントロールして皮膚をこすらないようにすることも重要です。
また、ホルモンバランスの乱れを防ぐために、十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動など生活習慣を整えることも、皮膚全体の健康維持につながります。
Q. 汗管腫の治療法にはどのようなものがありますか?
汗管腫の主な治療法は、炭酸ガスレーザー・電気凝固法・エルビウムYAGレーザーなどです。中でも炭酸ガスレーザーは周囲の皮膚へのダメージを抑えながら精密に除去できるため最もよく用いられます。アイシークリニックでは患者の症状や生活スタイルに合わせた治療法を医師が提案しています。
📌 汗管腫の治療を受けるタイミング
「汗管腫の治療はいつ受けるのがベストなのか」と迷っている方も多いと思います。汗管腫に「治療しなければいけない」という医学的な緊急性はほとんどありませんが、早めに対処することにはいくつかのメリットがあります。
⚡ 数が少ないうちに対処するメリット
汗管腫の数がまだ少ないうちに治療を受けると、治療にかかる回数や費用が少なくて済む可能性があります。逆に、長く放置して数が増えてからだと、複数回の治療が必要になったり、ダウンタイムが長くなったりすることがあります。「少し増えてきたかな」と思ったら、早めにクリニックに相談することをおすすめします。
🌟 季節を考慮したタイミング
レーザー治療を受ける場合、治療後は紫外線に対して肌が敏感になるため、紫外線の弱い秋から冬にかけての時期に治療を受けることがよく推奨されます。ただし、日焼け止めを徹底すれば他の季節でも治療は可能です。クリニックのスタッフに相談して、ライフスタイルに合った時期を選ぶとよいでしょう。
💬 心理的な負担が大きくなったとき
汗管腫は良性疾患であるため、治療するかどうかは本人の意思に委ねられています。しかし、見た目が気になってメイクで隠すことがストレスになっていたり、人との接触を避けるようになっていたりするほど精神的な負担が大きくなっているなら、治療を検討する価値は十分にあります。美容・見た目の問題であっても、生活の質(QOL)に関わることは大切な医療的判断です。
✅ まず皮膚科・クリニックで相談を
治療を受けようか迷っている段階でも、まず皮膚科やクリニックに相談してみることをおすすめします。「本当に汗管腫なのか」という診断の確認から始まり、治療法の選択肢や費用、ダウンタイムなどについて詳しく話を聞くことができます。無理に治療を勧めることはなく、相談だけでも受け付けてくれるクリニックがほとんどです。
📝 アイシークリニック上野院での対応
アイシークリニック上野院では、汗管腫をはじめとした皮膚の良性腫瘍に関する相談を受け付けています。経験豊富な医師が丁寧に診察を行い、患者さん一人ひとりの症状やご要望に合わせた治療方針をご提案します。「ひどくなる前に相談したい」「長年悩んでいてどこに行けばいいかわからない」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、汗管腫のご相談は「気になりはじめてから長年放置してしまった」という方が多く、早めにご相談いただくほど治療の負担を少なくできるケースがほとんどです。炭酸ガスレーザーをはじめとした治療法は患者さんの症状や生活スタイルに合わせてご提案できますので、自己処置で悪化させてしまう前に、まずは気軽にご相談いただければと思います。良性疾患であっても見た目の変化が精神的な負担につながることは十分に理解しておりますので、一人ひとりに寄り添った丁寧な診察を心がけています。」
✨ よくある質問
残念ながら、汗管腫は自然に消えることはほとんどありません。汗腺の導管が増殖した状態であるため、皮膚が自然に元に戻る機能はほぼ期待できません。市販の軟膏や化粧品も効果は見込みにくく、根本的に改善するには医療機関でのレーザー治療などの専門的なアプローチが必要です。
自己処置は非常に危険です。汗管腫はニキビと異なり固形状の腫瘍のため、つぶしても内容物は出てきません。無理に処置すると感染・炎症・色素沈着・瘢痕(傷跡)が残るリスクがあり、かえって悪化します。また自己判断による誤診の危険もあるため、必ず皮膚科やクリニックで診察を受けてください。
主な治療法として、炭酸ガスレーザー・電気凝固法・エルビウムYAGレーザーなどがあります。中でも炭酸ガスレーザーは周囲の皮膚へのダメージを抑えながら精密に除去できるため、最もよく用いられます。どの治療法が適切かは、汗管腫の数・部位・肌質などによって異なるため、医師との相談のうえで決定します。
治療で除去した汗管腫が同じ場所に戻ることは少ないですが、体質によって新しい汗管腫が別の部位にできることがあります。これは体質的に汗管腫ができやすい状態が続いているためです。治療後も定期的に皮膚の状態を確認し、早期に対処することで「ひどい状態」になる前に予防することが大切です。
数が少ないうちに対処するほど、治療回数や費用の負担を抑えられる可能性が高いです。また、レーザー治療後は紫外線の影響を受けやすいため、紫外線の弱い秋〜冬の時期が推奨されることが多いです。「増えてきた」「見た目が気になる」と感じたら、まずアイシークリニックへお気軽にご相談ください。
🔍 まとめ
汗管腫は、まぶたや顔に小さなブツブツとして現れる良性の皮膚腫瘍です。がん化するリスクはなく、体に害を与えるものではありませんが、数が増えたり広範囲に広がったりすることで「ひどい」と感じる状態になることがあります。自然には治らず、自己処置はかえって症状を悪化させるリスクがあるため、医療機関での適切な診断と治療が求められます。
治療法としては炭酸ガスレーザーや電気凝固法が代表的であり、専門のクリニックで相談することで最適な方法を選ぶことができます。治療後は紫外線対策や肌への刺激を避けるケアが重要であり、体質によっては新たな汗管腫が生じることもあるため、定期的な経過観察も大切です。
「数が増えてきた」「見た目が気になってきた」と感じたら、早めに皮膚科やクリニックに相談することが、症状がひどくなる前に対処するための第一歩です。まずは専門家の意見を聞き、自分に合った治療の選択肢を検討してみてください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 汗管腫を含む皮膚良性腫瘍の診断基準・治療ガイドラインおよびエクリン汗腺由来腫瘍の分類に関する医学的根拠
- PubMed – 汗管腫(syringoma)の炭酸ガスレーザー治療・電気凝固法・エルビウムYAGレーザーなど各治療法の有効性・安全性に関する国際的な臨床研究文献
- 日本形成外科学会 – 皮膚良性腫瘍の外科的切除・レーザー治療など形成外科的アプローチおよび治療後の瘢痕・色素沈着予防に関する診療指針
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務