😢 「鼻だけ赤い…もしかして病気?」そのお悩み、放置すると悪化するかもしれません。
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実は鼻の赤みは、ただの肌荒れではなく、皮膚疾患・内臓疾患のサインである可能性があります。原因を正しく知ることが、改善への最短ルートです。
✅ この記事でわかること:鼻が赤くなる7つの原因・スキンケア・クリニックでの治療法まで完全解説!
⚠️ 読まずに放置すると、症状が慢性化・悪化するリスクがあります。
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目次
- 鼻が赤くなる仕組みとは
- 鼻の赤みの主な原因①:酒さ(ロザセア)
- 鼻の赤みの主な原因②:脂漏性皮膚炎
- 鼻の赤みの主な原因③:接触性皮膚炎(かぶれ)
- 鼻の赤みの主な原因④:ニキビ・毛嚢炎
- 鼻の赤みの主な原因⑤:アレルギー性鼻炎・花粉症
- 鼻の赤みの主な原因⑥:肌質・体質的な要因
- 鼻の赤みの主な原因⑦:生活習慣・環境的な要因
- 鼻の赤みと全身疾患の関係
- 鼻の赤みを改善するためのスキンケア
- 鼻の赤みに対するクリニックでの治療
- まとめ
💡 この記事のポイント
鼻の赤みは酒さ・脂漏性皮膚炎・接触性皮膚炎・ニキビ・アレルギー性鼻炎・全身疾患など原因が多様であり、長期間続く場合は自己判断を避け皮膚科への受診が推奨される。
💡 鼻が赤くなる仕組みとは
肌が赤くなるという現象は、皮膚の下を走る毛細血管が拡張・充血することで起こります。顔の中でも鼻は特に皮膚が薄く、毛細血管が皮膚表面に近いところを走っているため、血管の変化が外から見えやすい部位です。また、皮脂腺が発達しているため、皮脂の過剰分泌や炎症も起きやすい場所です。
鼻が赤くなる状態にはいくつかのパターンがあります。一時的な紅潮(フラッシング)、持続的な赤み(紅斑)、毛細血管が拡張して透けて見える状態(毛細血管拡張)、そして炎症による赤みなどです。これらはそれぞれ原因が異なることが多く、対処法も変わってきます。
鼻の赤みが「なんとなく肌が赤い気がする」という軽い症状であれば、一時的なものである場合も多いです。しかし長期間にわたって赤みが続いたり、炎症や痛みを伴ったりする場合は、皮膚疾患や何らかの身体的な問題が背景にある可能性を考える必要があります。
Q. 鼻が他の部位より赤みが目立ちやすい理由は?
鼻は顔の中でも皮膚が特に薄く、毛細血管が皮膚表面の近くを走っているため、血管の拡張や充血が外から見えやすい部位です。また皮脂腺が発達しているため炎症も起きやすく、赤みが生じやすい構造的な特徴があります。
📌 鼻の赤みの主な原因①:酒さ(ロザセア)
鼻の赤みの代表的な原因として、まず挙げられるのが「酒さ(しゅさ)」です。英語では「ロザセア(Rosacea)」と呼ばれる皮膚疾患で、主に顔の中心部(鼻・頬・あご・額)に赤みや血管拡張が起こります。特に鼻の赤みが目立つことが多く、進行すると毛細血管が透けて見えたり、赤いニキビのような丘疹ができたりすることもあります。
酒さは慢性的な経過をたどる疾患で、完全に原因が解明されているわけではありませんが、遺伝的素因、皮膚のバリア機能の低下、日光刺激、ニキビダニ(デモデックス)の関与、免疫異常などが複合的に関与していると考えられています。30〜50代の女性に多い傾向がありますが、男性に発症することもあります。
酒さには以下のようなタイプがあります。
まず「紅斑毛細血管拡張型」は、持続的な顔の赤みと毛細血管の拡張が主な症状です。次に「丘疹膿疱型」は、赤みに加えて丘疹(小さな盛り上がり)や膿疱(白や黄色の膿を含む吹き出物)ができます。「鼻瘤型(こぶ型)」は主に男性に見られ、鼻の皮脂腺が肥大して鼻全体が赤く大きくなります(酒さ性鼻瘤)。そして「眼型」は、目に充血やかゆみなどの症状が現れます。
酒さは悪化因子に注意することが大切です。アルコール摂取、辛い食べ物、熱いお風呂やサウナ、激しい運動、強い紫外線、精神的ストレスなどが赤みを悪化させることが知られています。「飲酒すると顔が赤くなる」という経験は多くの方がお持ちかと思いますが、酒さの方はこの傾向がより顕著です。
酒さは自然に治癒することが難しく、皮膚科での診断と治療が重要です。抗生物質(内服・外用)、メトロニダゾール外用薬、アゼライン酸外用薬、レーザー治療などが用いられます。
✨ 鼻の赤みの主な原因②:脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)は、皮脂の分泌が多い部位に起こりやすい皮膚の炎症疾患です。頭皮や顔のTゾーン(額・鼻・顎)などに発症しやすく、鼻の赤みの原因となることがあります。赤みだけでなく、うろこ状の白っぽいフケのような皮むけや、かゆみを伴うことも特徴的です。
脂漏性皮膚炎の発症には、マラセチアというカビ(真菌)の一種が関与していると考えられています。マラセチアは皮脂を栄養源としており、皮脂の多い部位に多く存在します。このカビが引き起こす炎症反応が皮膚の赤みやフケの原因となります。
脂漏性皮膚炎は、生活習慣の乱れや疲労、ストレス、睡眠不足などによって悪化しやすいです。また、免疫機能が低下した状態(HIV感染症、パーキンソン病などの一部の神経疾患)では症状が重くなることがあります。
鼻の赤みと脂漏性皮膚炎を見分けるポイントは、皮むけやかゆみの有無です。赤みだけでなく皮脂のテカリや皮むけが伴っている場合は、脂漏性皮膚炎の可能性を考えます。治療には抗真菌薬の外用や、弱いステロイド外用薬が使用されることがあります。ただし顔の皮膚にステロイドを長期使用することには注意が必要なため、必ず医師の指示に従って使用することが重要です。
Q. 酒さ(ロザセア)の種類と主な症状を教えてください
酒さには主に4タイプあります。持続的な赤みと毛細血管拡張が現れる「紅斑毛細血管拡張型」、丘疹や膿疱を伴う「丘疹膿疱型」、主に男性に見られ鼻全体が肥大する「鼻瘤型」、目に充血やかゆみが生じる「眼型」です。アルコールや紫外線で悪化しやすい点が特徴です。
🔍 鼻の赤みの主な原因③:接触性皮膚炎(かぶれ)
接触性皮膚炎は、特定の物質が皮膚に触れることによって引き起こされる炎症(かぶれ)です。化粧品・スキンケア用品・花粉・金属・洗剤など、さまざまな物質が原因となり得ます。鼻周りの赤みとして現れることもあります。
接触性皮膚炎には大きく2種類あります。一つは「刺激性接触皮膚炎」で、皮膚への物理的・化学的な刺激によって誰にでも起こり得るものです。もう一つは「アレルギー性接触皮膚炎」で、特定の物質に対してアレルギー反応が生じるものです。アレルギー性の場合は、同じ物質に繰り返し接触することで症状が出るようになります。
鼻の周りで接触性皮膚炎が起こりやすい原因としては、以下のものが挙げられます。新しく購入した化粧品や日焼け止め、マスクの素材(特に不織布マスクの素材や染料、鼻ワイヤーの金属)、花粉が皮膚に付着することによる刺激(花粉皮膚炎)、鼻をかむ際のティッシュの摩擦や防腐剤の刺激などです。
接触性皮膚炎は、原因となる物質(アレルゲンや刺激物)を特定して避けることが最も重要な対策です。赤みの他にかゆみ、腫れ、水ぶくれなどが見られる場合は皮膚科を受診し、必要に応じてパッチテスト(貼付試験)を行って原因物質を特定します。
💪 鼻の赤みの主な原因④:ニキビ・毛嚢炎
鼻はTゾーンの一部で皮脂の分泌が多く、ニキビができやすい場所です。ニキビ(尋常性痤瘡)は毛穴に皮脂や角質が詰まり、アクネ菌が増殖することで炎症が起こる状態です。炎症性のニキビ(赤ニキビ)が多数存在すると、鼻全体が赤く見えることがあります。
毛嚢炎は毛包(毛根を包む組織)に細菌(主に黄色ブドウ球菌)が感染して炎症が起こるもので、ニキビと似た見た目になることがあります。毛嚢炎の場合は毛穴を中心として小さな赤い丘疹や膿疱が生じます。
ニキビや毛嚢炎による鼻の赤みは、治療後も色素沈着(赤みが残る)が長引くことがあります。これはニキビ痕(ニキビあと)と呼ばれ、炎症後に皮膚の色素細胞が過剰反応して赤みや茶色みが残る状態です。ニキビ痕は自然に消えていくことが多いですが、時間がかかることもあります。
ニキビが原因の鼻の赤みに対しては、洗顔で皮脂を適切にコントロールしつつ、保湿も怠らないことが基本です。炎症が強い場合は皮膚科でアダパレン(ディフェリンゲル)や過酸化ベンゾイルなどの外用薬、抗菌薬の内服・外用を使うことがあります。
🎯 鼻の赤みの主な原因⑤:アレルギー性鼻炎・花粉症
アレルギー性鼻炎や花粉症の方が、頻繁に鼻をかむことで鼻周辺の皮膚が赤くなるというケースは非常によく見られます。くり返しの摩擦と刺激によって皮膚のバリア機能が低下し、炎症が起きやすくなります。
また、花粉そのものが皮膚に付着して炎症を引き起こす「花粉皮膚炎」も近年注目されています。スギ花粉のシーズンになると顔の赤みやかゆみが悪化するという方の中には、花粉皮膚炎が関係していることがあります。
アレルギー性鼻炎によって鼻の皮膚が荒れている場合は、鼻水や鼻づまりなどの鼻症状も必ず伴っているはずです。まず耳鼻科や内科でアレルギー性鼻炎の治療を行い、鼻をかむ回数を減らすことが皮膚の赤みの軽減にもつながります。鼻をかむ際には、柔らかいティッシュを使ったり、保湿成分配合のティッシュを選んだりすることも大切です。
Q. 鼻の赤みが全身疾患のサインになることはありますか?
はい、あります。全身性エリテマトーデス(SLE)では両頬から鼻にかけて蝶形に赤みが広がる「蝶形紅斑」が現れます。また赤血球が過剰産生される多血症や、ホルモン様物質が過剰分泌されるカルチノイド症候群も鼻の赤みの原因となります。関節痛・発熱・疲労感を伴う場合は早めに受診してください。

💡 鼻の赤みの主な原因⑥:肌質・体質的な要因
生まれつきの肌質や体質も、鼻の赤みに大きく影響します。
敏感肌の方は皮膚のバリア機能が弱く、外部刺激に対して過敏に反応しやすい特徴があります。少しの摩擦や温度変化、化粧品成分への刺激でも赤みが出やすくなります。また、乾燥肌の方も、皮膚の水分が不足してバリア機能が低下することで炎症を起こしやすくなり、赤みが生じることがあります。
「毛細血管が拡張しやすい体質」というのも存在します。もともと血管の壁が薄かったり、血管の収縮・拡張をコントロールする機能が弱かったりすると、ちょっとした刺激でも顔が赤くなりやすくなります。これは遺伝的な要素も関係していると考えられています。
さらに、色白の肌の方(フェアスキン)は皮膚のメラニン量が少ないため、血管の色が透けて見えやすく、赤みが目立ちやすい傾向があります。これ自体は疾患ではありませんが、さまざまな刺激に対して赤みが目立つという状態になりやすいです。
📌 鼻の赤みの主な原因⑦:生活習慣・環境的な要因
病気ではなくても、生活習慣や環境の影響で鼻が赤くなることがあります。
アルコール摂取は、全身の血管を拡張させる作用があります。特に顔の血管は拡張しやすく、飲酒後に鼻や頬が赤くなるという経験は多くの方がお持ちでしょう。通常は代謝が進めば赤みは引きますが、飲酒習慣が長期化すると慢性的な血管拡張が起こりやすくなります。
紫外線も鼻の赤みの大きな要因の一つです。紫外線は皮膚に直接的なダメージを与え、炎症を引き起こします。日焼けによる一時的な赤みだけでなく、長年の紫外線暴露によって毛細血管が拡張したり、皮膚のバリア機能が低下したりして慢性的な赤みにつながることがあります。鼻は顔の中でも突出しているため、特に紫外線を浴びやすい部位です。
寒暖差や温度変化も鼻の赤みを引き起こす要因です。冬の寒い屋外から暖かい室内に入ったとき、熱いお風呂や温泉に入ったとき、辛い食事をしたときなど、血管が急激に拡張することで顔が赤くなります。
精神的なストレスや自律神経の乱れも、血管の収縮・拡張に影響します。緊張したときに顔が赤くなるのも自律神経による血管拡張の結果です。慢性的なストレスが続くと、こうした症状が起こりやすい状態が続いてしまいます。
また、不適切なスキンケアも原因となり得ます。洗顔時の強いこすり洗い、刺激の強い洗顔料の使いすぎ、ピーリング剤の過度な使用などは皮膚のバリア機能を傷つけ、赤みを招きます。反対に、保湿不足による乾燥も皮膚の炎症を起こしやすくします。
✨ 鼻の赤みと全身疾患の関係
鼻の赤みは皮膚だけの問題ではなく、全身疾患のサインである場合もあります。特に注意が必要なのは以下の疾患です。
全身性エリテマトーデス(SLE)は、免疫系が自分自身の組織を攻撃してしまう自己免疫疾患です。SLEの特徴的な症状の一つに「蝶形紅斑(ちょうけいこうはん)」があります。これは、両頬から鼻にかけて蝶が羽を広げたような形に赤みが広がるもので、鼻の赤みが目立つことがあります。SLEは関節痛、発熱、疲労感、腎臓への影響など多彩な症状を伴います。
多血症(真性赤血球増加症)は、赤血球が過剰に産生されることで血液が濃くなり、顔面(特に鼻や頬)が赤くなる疾患です。頭痛、めまい、かゆみ(特に入浴後)なども症状として現れることがあります。
カルチノイド症候群は、腸や肺などに発生するカルチノイド腫瘍からホルモン様の物質が過剰に分泌されることで、顔のフラッシング(突然の赤み)が繰り返し起こる疾患です。下痢や喘息様の症状を伴うことがあります。
これらの全身疾患による鼻の赤みは、皮膚疾患によるものと区別するために全身症状の有無を確認することが重要です。関節痛、発熱、体重減少、疲労感など、皮膚症状以外の症状も伴っている場合は早めに医療機関を受診することをお勧めします。
Q. 鼻の赤みに対してクリニックで受けられる治療は?
アイシークリニックでは、原因に応じた薬物療法(抗生物質・抗真菌薬・アゼライン酸外用など)に加え、血管を選択的に焼灼するVビームレーザーや、赤みやシミに幅広く対応するIPL光治療を提供しています。ダウンタイムや効果は治療法によって異なるため、まず丁寧な診察で原因を見極めた上で最適な治療をご提案します。
🔍 鼻の赤みを改善するためのスキンケア

鼻の赤みを改善・予防するためのセルフケアについて、いくつかのポイントをご紹介します。ただし、これらのケアは疾患を治療するものではなく、あくまでも症状の軽減や悪化予防を目的としたものです。
洗顔は、皮膚への刺激を最小限にすることを意識してください。洗顔料はよく泡立て、指の腹を使って優しく洗います。泡は肌に乗せてなじませるだけで十分です。ごしごしこすることは皮膚への刺激になるため避けましょう。洗顔後のタオルも、押さえるようにして水分を吸い取るだけにします。
保湿は、乾燥による皮膚バリア機能の低下を防ぐために重要です。保湿剤は肌への刺激が少ない成分のものを選び、洗顔後すぐに塗布するのが効果的です。赤みが気になる方には、セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどを含む保湿剤がおすすめです。香料や着色料が少ないもの、アルコールフリーのものを選ぶとよいでしょう。
日焼け止めは、紫外線による刺激から皮膚を守るために欠かせません。ただし、敏感肌や赤みのある肌には刺激の少ない紫外線散乱剤(酸化亜鉛・酸化チタン)タイプの日焼け止めを選ぶとよいでしょう。紫外線吸収剤を含む製品は肌刺激になることがあるため注意が必要です。
メイクについては、鼻の赤みをカバーしたい場合はグリーン系のコントロールカラーを下地として使用すると、赤みを目立たなくすることができます。ただし、クレンジング時の摩擦も刺激になるため、メイクを落とす際もできるだけ優しく行うことが大切です。
スキンケア製品を新しく取り入れる際は、一度に複数の新製品を使わず、一つずつ試して肌の反応を確認することをお勧めします。新しい製品を使い始めて赤みが増した場合は、その製品の使用を中止してください。
生活習慣の改善も重要です。過度なアルコール摂取を控える、辛い食べ物や熱い飲食物を摂りすぎない、適切な睡眠をとる、強いストレスを避ける、規則正しい生活を心がけるなどのことが、鼻の赤みの悪化予防につながります。
💪 鼻の赤みに対するクリニックでの治療
セルフケアだけでは改善しない場合や、原因が疾患にある場合は、皮膚科や美容皮膚科での治療が有効です。鼻の赤みに対してクリニックで行われる主な治療をご紹介します。
薬物療法は、原因となる疾患に応じて使用します。酒さに対しては抗生物質(テトラサイクリン系など)の内服や、メトロニダゾール外用、アゼライン酸外用などが用いられます。ニキビには抗菌薬の内服・外用、アダパレン、過酸化ベンゾイルなどが使われます。脂漏性皮膚炎には抗真菌薬外用が処方されます。いずれも自己判断で市販薬を使用するのではなく、医師による診断のもとで適切な薬を使用することが重要です。
レーザー治療は、鼻の赤みや毛細血管拡張に対して特に効果的な治療法です。代表的なものに、血管に対して選択的に作用するVビームレーザー(パルス色素レーザー)があります。血管の赤み(ヘモグロビン)に反応して血管を選択的に焼灼し、赤みを改善します。痛みは輪ゴムで弾かれるような感覚がありますが、麻酔クリームを塗布してから行うことで軽減できます。複数回の施術が必要なことが多いですが、持続的な改善効果が期待できます。
IPL(インテンス・パルス・ライト)光治療も、赤みや毛細血管拡張、色素沈着など複数の肌悩みに対して効果が期待できる治療です。レーザーとは異なり特定の波長ではなく広域の光を照射するため、赤みだけでなくシミや肌のくすみにも対応できます。ダウンタイムが比較的少ない点も特徴です。
フォトフェイシャルやフォトRFなど、光とRFエネルギーを組み合わせた機器による治療も選択肢の一つです。これらは赤みの改善だけでなく、肌のハリや毛穴の開きにも効果が期待できます。
酒さ性鼻瘤(鼻が大きくふくらんだ状態)のような重度の症状の場合は、炭酸ガスレーザーや電気外科的手術による形成治療が行われることもあります。
美容皮膚科では、上記のレーザー・光治療に加えて、赤みが気になる部位へのボトックス注射(わずかな量を用いて血管収縮を促す方法)や、皮膚のバリア機能を高めるための点滴・内服サプリメントなどが提供されているところもあります。
クリニックでの治療を検討する際には、まず自分の鼻の赤みの原因が何かを正確に把握することが大切です。症状の程度、赤みが続いている期間、他に伴う症状がないかなどを整理した上で受診するとよいでしょう。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、鼻の赤みを主訴にご来院される患者様の中で、酒さ(ロザセア)や脂漏性皮膚炎を「ただの肌荒れ」と思い込み、市販の保湿剤やスキンケアのみで長期間対処されてきた方が少なくありません。原因によって治療法はまったく異なりますので、赤みが続いていたり他の症状を伴っていたりする場合は、自己判断に頼らず早めにご相談いただくことが、症状の改善への最短の道だと考えています。当院では丁寧な問診と診察を通じて原因をしっかりと見極めた上で、レーザー治療や薬物療法など患者様一人ひとりに合った治療をご提案しておりますので、鼻の赤みでお困りの方はどうぞお気軽にご来院ください。」
🎯 よくある質問
鼻は顔の中でも皮膚が薄く、毛細血管が皮膚表面の近くを走っているため、血管の変化が外から見えやすい部位です。また、皮脂腺が発達しているため炎症も起きやすく、赤みが目立ちやすい特徴があります。
酒さは鼻や頬など顔の中心部に持続的な赤みや毛細血管の拡張が生じ、アルコールや紫外線などで悪化しやすい点が特徴です。一方ニキビは毛穴の詰まりと細菌が原因で、炎症を伴う吹き出物が主体です。症状が続く場合は自己判断せず皮膚科への受診をお勧めします。
アルコールの過剰摂取、辛い食べ物や熱い飲食物の摂りすぎ、強い紫外線への暴露、熱いお風呂やサウナ、精神的なストレス、睡眠不足などが鼻の赤みを悪化させる要因として挙げられます。日常生活を見直すことが赤みの改善・予防につながります。
当院では、原因に応じた薬物療法(抗生物質・抗真菌薬・外用薬など)に加え、血管に選択的に作用するVビームレーザーやIPL光治療などを提供しています。赤みの原因や症状の程度によって最適な治療法が異なるため、まず丁寧な診察で原因を見極めた上で治療をご提案します。
はい、可能性があります。全身性エリテマトーデス(SLE)では両頬から鼻にかけて蝶形に赤みが広がる「蝶形紅斑」が現れることがあります。また多血症やカルチノイド症候群なども鼻の赤みの原因となり得ます。関節痛・発熱・疲労感など皮膚以外の症状も伴う場合は早めに医療機関を受診してください。
💡 まとめ
鼻の赤みの原因は実に多様です。酒さ(ロザセア)、脂漏性皮膚炎、接触性皮膚炎、ニキビ・毛嚢炎、アレルギー性鼻炎・花粉症といった皮膚や粘膜の疾患から、生活習慣・環境的な要因(アルコール摂取、紫外線、寒暖差、ストレスなど)、さらには全身性エリテマトーデスや多血症のような全身疾患まで、さまざまな原因が考えられます。
鼻の赤みが一時的なものであればセルフケアで対応できることもありますが、長期間続く場合、悪化している場合、かゆみや痛み・皮むけなどの他症状を伴う場合は、皮膚科やクリニックへの受診をお勧めします。自己判断で市販薬を使用し続けることで症状が悪化したり、本来の原因の診断が遅れたりすることがあります。
適切な診断と治療によって、鼻の赤みは多くの場合改善することができます。日常のスキンケアを見直し、必要に応じてクリニックを活用することで、肌トラブルを解消し快適な毎日を取り戻しましょう。アイシークリニック上野院では、鼻の赤みを含む肌トラブルに関するご相談を随時承っております。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 酒さ(ロザセア)・脂漏性皮膚炎・接触性皮膚炎・ニキビ(尋常性痤瘡)などの皮膚疾患に関する診療ガイドライン・診断基準・治療方針の参照
- 厚生労働省 – アレルギー性鼻炎・花粉症など免疫・アレルギー疾患に関する公式情報、および全身性エリテマトーデス(SLE)等の自己免疫疾患に関する疾患情報の参照
- PubMed – 酒さ(ロザセア)の病態・原因(デモデックス関与・免疫異常等)、レーザー治療・薬物療法(メトロニダゾール・アゼライン酸等)に関する国際的な医学的エビデンスの参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務