💬 「夏になると急にニキビが増える…」「運動後に肌荒れがひどくなる…」
そんな経験、ありませんか?
🚨 実は「汗のケア」を間違えると、自分でニキビを悪化させてしまっています。
この記事を読めば、汗とニキビの正しい関係・予防法・受診タイミングがまるごとわかります。
⚠️ このまま放置すると…
✗ ニキビ跡・色素沈着が残る
✗ 炎症が悪化して市販薬では対処できなくなる
✗ 毛穴の詰まりが慢性化してしまう
📌 この記事では、スキンケアや生活習慣を今日から見直せるヒントを詳しく解説します。ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
- 汗とニキビの関係を理解しよう
- 汗がニキビを悪化させる仕組み
- ニキビが増えやすいシーズンと状況
- 汗による肌トラブルが起きやすい部位
- 汗とニキビの予防に効果的なスキンケア
- 生活習慣の改善でニキビを防ぐ
- ニキビの種類と重症度を見極める
- 市販薬・皮膚科・クリニックの使い分け
- まとめ
💡 この記事のポイント
汗は毛穴詰まりや皮膚pHの変化を通じてニキビを悪化させる。夏・運動後・マスク着用時は特にリスクが高く、正しい洗顔・保湿・生活習慣の見直しが予防の基本。市販薬で改善しない場合は皮膚科や美容クリニックへの受診が推奨される。
💡 汗とニキビの関係を理解しよう
ニキビは医学的に「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれ、毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌、アクネ菌の増殖などが重なり合って発症します。汗そのものが直接ニキビを引き起こすわけではありませんが、汗が皮膚の上で時間をかけて変化したり、ケアが不十分だったりすることで、ニキビができやすい環境が整ってしまうのです。
汗は主に水分と電解質(ナトリウム、カリウムなど)から構成されており、汗をかいた直後の皮膚は一時的に弱酸性から中性寄りに傾くことがあります。通常、健康な皮膚はpH4.5〜5.5程度の弱酸性に保たれており、この弱酸性の環境が細菌の増殖を抑制する役割を担っています。しかし汗によってこのバランスが崩れると、アクネ菌をはじめとするさまざまな細菌が繁殖しやすくなります。
さらに汗は、皮膚表面に存在する皮脂や古い角質、メイクの残りなどと混ざり合うことで、毛穴を詰まらせやすい状態をつくります。これがニキビの初期段階である「コメド(面ぽう)」の形成につながります。コメドが悪化すると、炎症を伴う赤ニキビや膿みを持った黄ニキビへと進行するため、早い段階での対処が重要です。
Q. 汗がニキビを悪化させる仕組みは?
汗が皮脂と混ざると毛穴を詰まらせ、アクネ菌の増殖を促します。また汗が皮膚に長時間残ると角質層がふやけてバリア機能が低下し、細菌が侵入しやすくなります。さらに汗によって皮膚のpHが弱酸性から中性寄りに変化することで、細菌が繁殖しやすい環境が整います。
📌 汗がニキビを悪化させる仕組み
汗がニキビに影響を与えるメカニズムをより詳しく見ていきましょう。いくつかの要因が複雑に絡み合って、ニキビの発生・悪化に関与しています。
✅ 毛穴の詰まりを引き起こす
汗腺から分泌された汗は皮膚の表面を覆いますが、この際に皮脂腺から分泌される皮脂と混合すると、「皮脂膜」が乱れることがあります。通常、皮脂膜は皮膚を外部刺激から守るバリア機能を担っていますが、汗によって過剰になった状態では、皮脂と汗が混ざってドロドロとした状態になり、毛穴の入り口をふさぎやすくなります。こうして毛穴が詰まると、内部で皮脂が滞留し、アクネ菌の格好の温床になります。
📝 アクネ菌の増殖を促す
アクネ菌(Cutibacterium acnes)は皮膚に常在する細菌ですが、皮脂を栄養として増殖します。汗によって皮膚のpHが変化し、かつ毛穴に皮脂が詰まると、アクネ菌が急激に増殖しやすくなります。アクネ菌が増えると、周囲の組織に炎症を引き起こす物質が産生され、それが赤みや腫れを伴う炎症性ニキビへと発展します。
🔸 皮膚バリア機能の低下
長時間汗が皮膚に残っていると、皮膚の角質層が水分を過剰に吸収してふやけた状態(浸軟)になることがあります。この状態では皮膚バリアが弱まり、外部の刺激や細菌が入り込みやすくなります。また、汗に含まれる塩分が皮膚を刺激し、敏感になった肌でさらに炎症が起きやすくなることもあります。
⚡ 拭き取り・洗顔の刺激
「汗をかいたら早く拭かなければ」という意識から、タオルで強く顔や体を拭いてしまう人がいますが、これが摩擦による肌へのダメージにつながります。摩擦は皮膚のバリア機能を低下させ、ニキビを悪化させる一因になります。また、汗が気になるあまり1日に何度も洗顔を繰り返すと、必要な皮脂まで洗い流してしまい、「乾燥性脂性肌」の状態を招くこともあります。
🌟 ホルモンバランスへの影響
夏場に汗が増える背景には気温・湿度の上昇がありますが、それと同時に身体的・精神的なストレスも増加しやすい季節です。ストレスはコルチゾールという副腎皮質ホルモンの分泌を増やし、これが皮脂腺を刺激して皮脂の分泌量を増やします。つまり、暑さや発汗によるストレスが間接的にニキビを悪化させるルートも存在しているのです。
✨ ニキビが増えやすいシーズンと状況
汗とニキビの関係を考えると、特定の季節や状況でニキビが増えやすくなることがわかります。自分がどの状況に当てはまるかを確認してみましょう。
💬 夏(梅雨〜真夏)
気温と湿度が高い夏は、汗をかく量が増えるだけでなく、汗が蒸発しにくい環境が続きます。皮膚表面に長時間汗が残ることで、さまざまなメカニズムが働き、ニキビが増えやすくなります。また紫外線の強い時期でもあるため、日焼け止めや皮膚への刺激が加わることも肌荒れの原因になります。紫外線自体は皮脂の酸化を促し、毛穴詰まりを引き起こしやすいため、夏は複合的な要因でニキビが悪化しやすい季節といえます。
✅ 運動・スポーツ後
激しい運動をすると大量に汗をかきます。運動後にすぐにシャワーや洗顔ができない場合、汗が皮膚に残り続けることでニキビのリスクが高まります。特にジムや屋外スポーツでヘルメットやハチマキ、防具などを使用する場合、それらが皮膚を圧迫し、汗と皮脂が蓄積して「機械性ざ瘡(Acne mechanica)」と呼ばれるニキビを引き起こすことがあります。
📝 マスク着用時
マスクを長時間着用すると、口周りや顎の周囲に熱と湿気がこもり、発汗量が増えます。この状態はアクネ菌が繁殖しやすい環境そのものであり、「マスクニキビ(マスクざ瘡)」として近年広く認知されるようになりました。マスクの素材や摩擦も影響するため、肌荒れが続く場合は素材の見直しも検討が必要です。
🔸 季節の変わり目
春から夏にかけての季節の変わり目は、気温の急な変化に体が追いつかず、自律神経が乱れやすい時期です。自律神経の乱れは皮脂の分泌調整にも影響するため、気温が上がりきる前の時期にニキビが増えるという経験をする人も少なくありません。
Q. マスクでニキビが増えるのはなぜ?
マスクを長時間着用すると、口周りや顎の周囲に熱と湿気がこもり発汗量が増加します。この高温多湿な環境はアクネ菌が繁殖しやすい条件そのものであり、「マスクニキビ(マスクざ瘡)」として近年広く認知されています。マスクの素材による摩擦も肌荒れを悪化させる一因となります。
🔍 汗による肌トラブルが起きやすい部位
汗とニキビの問題は、顔だけではありません。体のさまざまな部位で発生する可能性があります。それぞれの部位の特徴を把握しておくと、ケアの優先順位を立てるのに役立ちます。
⚡ 顔(おでこ・鼻・あご・頬)
顔はもっともニキビができやすい部位の一つです。皮脂腺が多く分布しているTゾーン(おでこ・鼻)は特に皮脂の分泌量が多く、汗との相乗効果でニキビが生じやすい場所です。前髪が額に触れる方はその摩擦も影響します。あご周りは女性ホルモンの影響を受けやすく、生理周期に伴ってニキビが繰り返される方も多いですが、夏場の発汗によってさらに悪化することがあります。
🌟 背中
背中は皮脂腺が多く、汗が蒸発しにくい部位です。衣服で覆われているため、汗がこもりやすく、ニキビができやすい環境が整っています。特に夏場は背中全体に広がるニキビ(背中ニキビ)に悩む方が増えます。リュックサックなどのバッグが背中に密着している場合、さらに摩擦と発汗が重なりやすくなります。
💬 胸・デコルテ
胸やデコルテ部分も皮脂腺が多く存在しており、夏場に露出が増える部位でもあります。汗や日焼け止めが毛穴を詰まらせ、ニキビや毛孔性苔癬(角栓が毛穴に詰まる状態)が起きやすくなります。
✅ 頭皮・生え際
頭皮は皮脂腺が特に多い部位です。汗をかいた後に適切なシャンプーをしないと、生え際にニキビができることがあります。ヘルメットや帽子を長時間かぶっている場合は特に注意が必要です。
💪 汗とニキビの予防に効果的なスキンケア
汗によるニキビを予防するためには、日々のスキンケアの方法を見直すことが重要です。正しいケアを習慣化することで、ニキビができにくい肌環境を整えることができます。
📝 汗をかいたらやさしく拭き取る
汗をかいた後は、清潔な柔らかいタオルやガーゼで、肌をやさしく押さえるようにして汗を吸収させましょう。ゴシゴシと擦るのは厳禁です。外出先で洗顔ができない場合は、ウォータータイプのミストを使って汗を流し、その後やさしく押さえるようにして水分を取り除く方法も有効です。
🔸 適切な回数と方法で洗顔する
洗顔の回数は基本的に1日2回(朝と夜)が目安です。汗をかいた後に追加で洗顔する場合でも、1日の合計洗顔回数が過剰にならないようにしましょう。洗顔フォームはしっかり泡立ててから使用し、肌を直接こすらないようにします。ぬるま湯での洗顔が基本で、熱すぎるお湯は皮脂を取りすぎて乾燥を招きます。
ニキビ肌に向いた洗顔料としては、過剰な皮脂を取り除きつつ必要な潤いは残すタイプが理想的です。ニキビ予防の有効成分として、サリチル酸が配合された洗顔料は毛穴詰まりを防ぐ効果が期待できます。
⚡ 保湿を忘れない
「ニキビ肌はオイリーだから保湿は不要」という誤解は非常に多いですが、これは逆効果になる場合があります。皮脂の過剰分泌は、乾燥に対する反応として起こることが多いため、適切な保湿をすることで皮脂の過分泌を抑えられることがあります。夏場はさっぱりとしたテクスチャーのジェルタイプや水性ローションを選ぶと使い心地がよく、継続しやすいです。ノンコメドジェニックテスト済みと表示された製品は、毛穴を詰まらせにくい処方がされているため参考になります。
🌟 日焼け止めの選び方と使い方
紫外線はニキビの炎症を悪化させ、色素沈着(ニキビ跡)を招く一因にもなります。そのため日焼け止めの使用は夏場のスキンケアに欠かせませんが、選び方には注意が必要です。肌への負担が少ないノンコメドジェニックタイプや、紫外線散乱剤(酸化亜鉛・酸化チタン)を主体とした製品を選ぶとよいでしょう。また、日焼け止めはしっかりと洗い落とすことが重要で、残留すると毛穴詰まりの原因になります。
💬 メイクとクレンジングの注意点
ニキビ肌の方がメイクをする場合、できるだけ肌への負担が少ない製品を選ぶことが大切です。ファンデーションやコンシーラーでニキビを隠そうとしても、毛穴に化粧品が詰まるとさらに悪化する可能性があります。汗をかいた後にメイクが崩れた状態で放置するのも避けましょう。クレンジングはオイルタイプよりもミルクやジェルタイプが肌への負担が少ない場合があります。ただし、洗浄力が低いとメイクが残るため、自分の肌状態とメイクの濃さに合ったものを選ぶことが重要です。
Q. ニキビ肌に保湿ケアは必要ですか?
ニキビ肌でも保湿は必要です。「オイリー肌に保湿は不要」という考えは誤解で、乾燥が皮脂の過剰分泌を招き、ニキビをさらに悪化させることがあります。夏場はさっぱりしたジェルタイプや水性ローションを選び、毛穴を詰まらせにくいノンコメドジェニックテスト済みの製品を目安に選ぶとよいでしょう。
🎯 生活習慣の改善でニキビを防ぐ
スキンケアだけでなく、生活習慣を整えることもニキビ予防に大きく寄与します。内側からのアプローチも大切にしましょう。
✅ 食事と栄養バランス
食生活の乱れはニキビの悪化に関係しています。糖質・脂質の過剰摂取は皮脂の分泌を増やすとされており、特に高GI食品(白米、砂糖、白パンなど)の過剰摂取は血糖値を急上昇させ、インスリンや男性ホルモン様物質の分泌を促して皮脂腺を刺激します。一方で、ビタミンA・B群・C・Eや亜鉛は皮膚の健康維持に欠かせない栄養素です。緑黄色野菜、魚介類、ナッツ類、豆類などを意識的に取り入れ、バランスのよい食事を心がけましょう。
📝 睡眠と回復
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、皮膚の修復・再生が行われます。睡眠不足が続くと肌の回復が追いつかず、ニキビが治りにくくなるだけでなく、新たなニキビもできやすくなります。夏は夜間も気温が高く、寝苦しくて睡眠の質が下がることがありますが、エアコンや冷感グッズを活用して快適な睡眠環境を整えることがニキビ予防にも役立ちます。
🔸 ストレス管理
ストレスは前述のように皮脂分泌を増やし、ニキビを悪化させます。適度な運動、趣味の時間、入浴、瞑想など、自分に合ったストレス解消法を見つけておくことが大切です。ただし、運動後はできるだけ早くシャワーで汗を流すことを意識してください。
⚡ 水分補給

夏場は汗で大量の水分を失います。水分不足は代謝の低下につながり、老廃物の排出が滞ることで肌にも悪影響を及ぼします。1日に必要な水分量には個人差がありますが、こまめな水分補給(1日1.5〜2リットル程度を目安に)を心がけましょう。冷たい飲み物を急に大量に飲むと内臓に負担がかかることもあるため、常温や温かい飲み物も取り入れながらバランスよく補給することをおすすめします。
🌟 衣類・寝具の清潔さ
体の汗が衣服や寝具に付着し、そこに細菌が繁殖することで肌に悪影響を与えることがあります。汗をかきやすい夏場は、衣類をこまめに洗濯し、枕カバーやシーツも定期的に交換するようにしましょう。通気性のよい素材の衣類を選ぶことも、背中や胸のニキビ予防に効果的です。
💡 ニキビの種類と重症度を見極める
ニキビには段階があり、それぞれに適したケアが異なります。自分のニキビの状態を正しく把握することで、適切な対処法を選ぶことができます。
💬 コメド(面ぽう)
ニキビの最初のステップで、毛穴に皮脂や角質が詰まった状態です。白いプツッとした状態(白ニキビ)や、毛穴が開いて酸化して黒くなった状態(黒ニキビ)があります。炎症はなく、この段階での適切なケアが大切です。無理に自分で絞り出すと、傷になり炎症を引き起こすリスクがあります。
✅ 炎症性ニキビ(赤ニキビ・黄ニキビ)
コメドにアクネ菌が増殖して炎症が起きた状態が赤ニキビです。さらに白血球が集まって膿が形成されると、黄ニキビ(膿疱)になります。この段階では炎症を抑えることが最優先で、自己処置で触ったり潰したりすることは悪化や跡を残すリスクが高くなります。
📝 嚢腫・硬結(のうしゅ・こうけつ)
炎症が深部に及んで大きな腫れや硬いしこりを形成した状態です。痛みを伴うことが多く、ニキビ跡が残りやすいため、皮膚科での治療が強く推奨されます。市販薬だけでは対応が難しく、抗生物質や専門的な処置が必要になることがあります。
🔸 ニキビ跡
炎症が治まった後に残る色素沈着(赤み・茶色いシミ)や、皮膚がくぼんだ萎縮性瘢痕(アイスピック型、ボックス型など)がニキビ跡です。ニキビ跡は一度できると自然に消えにくく、特に凸凹したタイプは日常ケアだけでの改善が難しいため、クリニックでの治療が選択肢となります。
Q. ニキビが市販薬で治らない場合の対処法は?
市販薬を2〜4週間使用しても改善しない場合や悪化する場合は、皮膚科への受診が推奨されます。皮膚科では過酸化ベンゾイルやアダパレンなど保険適用の治療薬が処方されます。ニキビ跡の色素沈着や凸凹が気になる場合は、アイシークリニックのような美容クリニックでの専門的な治療も選択肢となります。
📌 市販薬・皮膚科・クリニックの使い分け
ニキビのセルフケアには限界があります。状態に応じて適切な医療機関を受診することで、ニキビの早期改善とニキビ跡の予防が期待できます。
⚡ 市販薬で対応できる範囲
コメドの段階や軽度の炎症性ニキビであれば、薬局で購入できるニキビ治療薬を試す価値があります。市販のニキビ治療薬に含まれる主な有効成分としては、イブプロフェンピコノール(炎症抑制)、イソプロピルメチルフェノール(殺菌)、サリチル酸(角質溶解・毛穴詰まり改善)、硫黄(皮脂抑制)などがあります。これらを含む塗り薬を正しく使用することで、軽症のニキビであれば改善が期待できます。2〜4週間試しても改善が見られない場合や悪化する場合は、専門医への相談が必要です。
🌟 皮膚科を受診するタイミング
以下のような状況では、皮膚科への受診をおすすめします。ニキビが広範囲に多数できている場合、膿を持った大きなニキビが繰り返しできる場合、市販薬を1カ月以上使用しても改善しない場合、ニキビ跡(色素沈着・凸凹)が気になる場合、そしてニキビなのかほかの皮膚疾患なのか判断がつかない場合などです。皮膚科では、過酸化ベンゾイル、アダパレン(レチノイド系)、抗生物質(外用・内服)などの保険適用の治療薬が処方されます。これらは市販薬よりも高い効果が期待できます。
💬 美容皮膚科・クリニックでの治療
ニキビそのものだけでなく、ニキビ跡の改善を希望する場合は、美容皮膚科やクリニックでの専門的な治療が選択肢になります。レーザー治療(フラクショナルレーザー、ピコレーザーなど)、ケミカルピーリング、ビタミン導入(イオン導入・エレクトロポレーション)、光治療(IPL・フォトフェイシャル)、ダーマペンなどのメニューがあります。これらは保険適用外のものが多いですが、ニキビ跡の改善には大きな効果が期待できます。
アイシークリニック上野院では、ニキビやニキビ跡に対するさまざまな治療メニューをご用意しています。肌の状態を丁寧に診察したうえで、患者様一人ひとりに合った治療プランをご提案しています。気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。
✅ ニキビと似た肌トラブルを見分ける
汗によって引き起こされる肌トラブルのなかには、ニキビと見た目が似ていても、実は異なる疾患であることがあります。たとえば、毛嚢炎(毛根の炎症)はニキビと非常に似た外見を持ちますが、原因となる菌が異なります。マラセチア毛嚢炎は、マラセチアというカビ(真菌)が毛穴で増殖して引き起こされるもので、ニキビ治療薬では改善せず、抗真菌薬が必要になります。また、汗疹(あせも)も夏場に増える肌トラブルですが、ニキビとは発生のメカニズムが異なります。自己判断でケアを続けて改善しない場合は、専門医による正確な診断を受けることが大切です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、夏場になると「急にニキビが増えた」「運動後から肌荒れが続いている」といったご相談が増加する傾向にあります。汗そのものが悪いわけではなく、汗をかいた後のケアが不十分なことや、過剰な洗顔・摩擦などの誤ったセルフケアがニキビを悪化させているケースが非常に多く見受けられます。ニキビは適切な治療と日常ケアの見直しで改善が期待できる疾患ですので、市販薬で改善しない場合やニキビ跡が気になる場合は、どうかお一人で悩まず、早めにご相談ください。」
✨ よくある質問
汗そのものが直接ニキビを引き起こすわけではありません。汗が皮脂と混ざって毛穴を詰まらせたり、皮膚のpHバランスを乱してアクネ菌が増殖しやすくなったりすることで、ニキビができやすい環境が整ってしまいます。汗をかいた後の適切なケアが重要です。
運動後はできるだけ早めに汗を洗い流すことが望ましいです。ただし、洗顔回数が1日に何度も増えると必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥から皮脂が過剰分泌される悪循環を招く場合があります。外出先では清潔なタオルでやさしく押さえ、帰宅後に適切な洗顔を行いましょう。
必要です。「ニキビ肌は保湿不要」という考えは誤解で、乾燥が皮脂の過剰分泌を招き、ニキビをさらに悪化させることがあります。夏場はさっぱりとしたジェルタイプや水性ローションを選び、ノンコメドジェニックテスト済みと表示された製品を参考に選ぶとよいでしょう。
市販薬を2〜4週間使用しても改善が見られない場合や悪化する場合は、皮膚科への受診をおすすめします。皮膚科では過酸化ベンゾイルやアダパレンなど、保険適用の治療薬が処方されます。またニキビ跡が気になる場合は、当院のような美容クリニックでの専門的な治療も選択肢となります。
ニキビはアクネ菌が原因で毛穴に炎症が生じるものですが、毛嚢炎は異なる細菌や真菌(カビ)が原因となる場合があります。特にマラセチア毛嚢炎はニキビと見た目が非常に似ており、ニキビ治療薬では改善せず抗真菌薬が必要です。自己判断でケアを続けて改善しない場合は、専門医の診断を受けてください。
🔍 まとめ
汗とニキビの関係は、毛穴の詰まり、皮膚pHの変化、アクネ菌の増殖、バリア機能の低下など、さまざまなメカニズムによって成り立っています。特に夏場や運動後、マスク着用時などはニキビが増えやすい条件が揃いやすく、日頃からの適切なスキンケアと生活習慣の見直しが重要です。
汗をかいた後の正しい拭き取り、適切な洗顔の回数と方法、保湿の継続、バランスのよい食事と十分な睡眠、ストレス管理など、日常的にできることから取り組んでみてください。また、市販薬での対応に限界を感じたり、ニキビ跡が残ってきたりした場合は、早めに皮膚科や美容クリニックを受診することをおすすめします。
ニキビは適切なケアと治療によって改善が期待できる肌トラブルです。「どうせ治らない」と諦めず、自分の肌と向き合いながら、専門家のサポートも活用して、健やかな肌を目指していきましょう。アイシークリニック上野院では、ニキビでお悩みの方のご相談を随時受け付けています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 尋常性ざ瘡(ニキビ)の定義・分類・治療ガイドラインに関する情報。アクネ菌の増殖メカニズム、コメド・炎症性ニキビ・嚢腫の種類と重症度の分類、過酸化ベンゾイルやアダパレンなど保険適用治療薬の根拠として参照。
- 厚生労働省 – 市販のニキビ治療薬(サリチル酸・イブプロフェンピコノール・イソプロピルメチルフェノール配合製品など)に関する有効成分の承認情報および一般用医薬品の適正使用に関する情報として参照。
- PubMed – 汗・皮脂・アクネ菌(Cutibacterium acnes)の関係、皮膚pHとニキビ発症メカニズム、機械性ざ瘡(Acne mechanica)やマスクざ瘡に関する国際的な査読済み臨床研究文献の根拠として参照。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務