卒業式前のニキビ対処法|式当日までにできる正しいケアと治療

卒業式は人生の大切な節目です。記念写真を撮る機会も多く、できれば肌の状態を万全に整えて当日を迎えたいと思う方がほとんどでしょう。しかし、卒業式が近づく時期は、緊張やストレス、生活の乱れなどが重なりやすく、タイミング悪くニキビが出てしまうことも少なくありません。「どうしてこんな大事な時期に…」と焦る気持ちはよく理解できます。ただし、焦って間違ったケアをしてしまうと、ニキビを悪化させたり跡を残したりする原因になります。この記事では、卒業式前にニキビができてしまったときの正しい対処法、自宅ケアの注意点、そして皮膚科や美容クリニックで受けられる治療について詳しく解説します。


目次

  1. 卒業式前にニキビができやすい理由
  2. ニキビの種類と状態を見極めることが大切
  3. やってはいけないNG行動
  4. 自宅でできる正しいスキンケア
  5. 食事・生活習慣でニキビをケアする方法
  6. 皮膚科・美容クリニックで受けられる治療
  7. 卒業式当日のメイクアップのポイント
  8. 式が終わった後のアフターケア
  9. まとめ

この記事のポイント

卒業式前のニキビはストレス・睡眠不足・乾燥が主因。自己判断での圧迫は跡が残るリスクがあるため禁物。正しい洗顔・保湿を基本とし、炎症が強い場合はアイシークリニックへの早期受診が推奨される。

🎯 卒業式前にニキビができやすい理由

卒業式の時期(2月〜3月ごろ)にニキビが出やすいのには、いくつかの理由があります。この時期特有の環境的・心理的な要因が重なることで、肌の状態が乱れやすくなるのです。

まず大きな要因として挙げられるのが、ストレスです。卒業式の準備、試験の結果、進路への不安、友人との別れなど、精神的なプレッシャーがかかる出来事が短期間に集中します。ストレスを受けると、体内では「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンが分泌されます。このコルチゾールが皮脂腺を刺激することで皮脂の分泌量が増加し、毛穴の詰まりが生じてニキビができやすい状態になります。

次に、睡眠不足や生活リズムの乱れが肌に影響を与えます。卒業論文や試験勉強、送別会などのイベントが続くと、どうしても夜更かしが増えがちです。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌の修復・再生に深く関わっています。睡眠が不足すると肌の回復が遅れ、バリア機能も低下するため、ニキビが悪化しやすくなります。

季節の変わり目という側面も見逃せません。2月〜3月は気温や湿度が大きく変動する時期で、乾燥した冬の空気によって肌が乾燥しやすくなっています。肌が乾燥するとバリア機能が低下し、外部刺激に対して敏感になります。また、乾燥を補おうと皮脂分泌が過剰になることもあり、ニキビのできやすい環境が整ってしまいます。

さらに、追いコンや謝恩会などの会食の機会が増えることで、食生活が乱れやすい時期でもあります。脂質や糖質の多い食事、アルコール摂取なども皮脂分泌を促進し、ニキビを悪化させる要因となります。

このように、卒業式前という時期はニキビができやすい条件がいくつも重なっています。「なぜこんな時期に」と思う気持ちはもっともですが、それだけ原因が多いということを理解することが、適切な対処への第一歩です。

Q. 卒業式前にニキビができやすい主な原因は何ですか?

卒業式の2〜3月はニキビができやすい条件が重なる時期です。ストレスによるコルチゾール分泌が皮脂腺を刺激し、睡眠不足が肌の修復力を低下させます。さらに冬の乾燥でバリア機能が落ち、会食の増加で食生活も乱れやすくなります。

📋 ニキビの種類と状態を見極めることが大切

ニキビへの対処法は、ニキビの種類や状態によって異なります。間違ったケアを続けないためにも、まず自分のニキビがどの状態にあるのかを把握することが大切です。

ニキビは医学的に「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれ、大きく以下のような段階に分けられます。

白ニキビ(閉鎖面皰)は、毛穴が皮脂や角質で詰まり始めた初期段階のニキビです。皮膚の表面は閉じており、白っぽく見えます。この段階では炎症は起きていません。

黒ニキビ(開放面皰)は、詰まった毛穴が皮膚の表面で酸化し、黒く見える状態です。こちらも炎症は起きていませんが、放置すると次の段階へと進むことがあります。

赤ニキビ(丘疹・膿疱)は、毛穴に詰まった皮脂にアクネ菌が増殖し、炎症を起こした状態です。赤く腫れていたり、白い膿(うみ)が溜まっていたりすることがあります。この段階では触れるだけで痛みを感じることもあります。

硬結(こうけつ)・嚢腫(のうしゅ)は、炎症が深部にまで及んだ重症のニキビです。皮膚の深いところに硬いしこりのようなものができ、跡が残りやすいタイプです。このようなニキビは自己処置が難しく、専門的な治療が必要となります。

ニキビ跡についても触れておきます。赤み(炎症後紅斑)や色素沈着(炎症後色素沈着)、凹凸(瘢痕)など、ニキビが治った後に残る跡のことです。ニキビを正しくケアしないと、跡が残るリスクが高まります。

卒業式前という限られた時間の中でどのようなケアができるかは、ニキビの種類によっても変わります。炎症のない白ニキビや黒ニキビは、適切なスキンケアである程度改善が見込めますが、赤く腫れた炎症性ニキビや重症のニキビは、専門家による治療が必要なことが多いです。

💊 やってはいけないNG行動

焦っているときほど、つい間違った対処をしてしまいがちです。ニキビを悪化させたり、跡を残したりする原因になる行動を事前に把握しておきましょう。

ニキビを自分で潰すことは絶対に避けてください。「早く治したい」という一心でニキビを潰してしまう方が非常に多いのですが、これは非常に危険な行為です。指で潰すと、外部から雑菌が入り込んで炎症が悪化するだけでなく、周囲の皮膚組織にもダメージを与えます。また、炎症が真皮層にまで達すると、コラーゲン繊維が損傷してクレーター状の跡が残ってしまうリスクがあります。特に赤く腫れた炎症性ニキビは、絶対に潰さないことが重要です。

過度な洗顔も逆効果になります。「皮脂を落とせばニキビが治る」と考えて、1日に何度も洗顔したり、強くこすって洗ったりする方がいます。しかし、洗いすぎは必要な皮脂まで落としてしまい、肌のバリア機能を損なわせます。バリア機能が低下した肌は乾燥しやすくなり、かえって皮脂を過剰分泌させてニキビを悪化させることがあります。洗顔は1日2回程度を目安に、優しく行いましょう。

市販の強い刺激のある成分を含む薬を過剰に使用することも注意が必要です。市販のニキビ治療薬には効果的なものもありますが、使いすぎると肌に刺激を与えて炎症を強めてしまうことがあります。特にアルコール成分の高い化粧水や収れん化粧水などは、乾燥した肌には刺激が強すぎることがあります。

また、ニキビが気になって頻繁に触れる行為も避けましょう。手には多くの雑菌が付着しており、ニキビ部分に触れることで感染のリスクが高まります。「気になるから確認したい」という気持ちはわかりますが、触れないことが最善策です。

毛穴パックや角栓除去シートの使用も、炎症中のニキビには禁物です。これらは毛穴の汚れを取るには有効な場合もありますが、炎症を起こしているニキビに使用すると、毛穴を傷つけてさらなる炎症を引き起こします。

さらに、ニキビに効くと噂される民間療法(歯磨き粉を塗る、レモン汁をつけるなど)を試すことも控えましょう。これらに医学的根拠はなく、肌を傷める可能性があります。

Q. ニキビを自分で潰してはいけない理由は何ですか?

ニキビを自分で潰すと、外部から雑菌が入り炎症が悪化するリスクがあります。さらに炎症が真皮層に達するとコラーゲン繊維が損傷し、クレーター状の跡が残る原因になります。特に赤く腫れた炎症性ニキビは絶対に触れないことが最善策です。

🏥 自宅でできる正しいスキンケア

卒業式まで時間があまりない場合でも、正しいスキンケアを続けることで肌状態を改善することは十分に可能です。焦らず、基本に忠実なケアを心がけましょう。

洗顔は、ニキビケアの基本中の基本です。洗顔料は低刺激でサリチル酸やグリチルリチン酸などのニキビケア成分が配合されたものを選ぶと、毛穴の詰まりや炎症を和らげる助けになります。洗顔をする際は、まずしっかりと泡立てることが大切です。泡を肌の上で転がすようにして優しく洗い、ゴシゴシとこすらないことが重要です。洗い流すときはぬるま湯を使い、熱いお湯は避けましょう。また、洗顔後のタオルでの拭き取りも優しく、こすらずに押し当てるようにして水分を取ります。

保湿は、ニキビ肌でも欠かせないケアです。「ニキビができているのに保湿するの?」と疑問を持つ方もいますが、乾燥した肌はバリア機能が低下しており、ニキビが悪化しやすい状態になっています。油分の少ないさっぱりタイプの化粧水や保湿ジェルを使って、肌を適切に保湿しましょう。特にヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分を含む製品は、肌のバリア機能を整えるのに役立ちます。

市販のニキビ治療薬の活用も選択肢の一つです。日本では薬局で購入できるニキビ治療薬として、アダパレン(ディフェリン)が市販化されています。また、サリチル酸やグリチルリチン酸などを含む外用薬も多く販売されています。これらを使用する際は、製品の添付文書をよく読み、用法・用量を守って使用してください。炎症が強い場合は、皮膚科を受診することをお勧めします。

日焼け止めの使用も忘れないようにしましょう。紫外線はニキビの炎症を悪化させたり、色素沈着(ニキビ跡)を濃くしたりする原因になります。冬場でも紫外線は降り注いでいますので、外出時は低刺激タイプの日焼け止めを使用することをお勧めします。ノンコメドジェニックテスト済みや敏感肌用の表示がある製品を選ぶと安心です。

スキンケアのタイミングも重要です。洗顔後はできるだけ早めに保湿ケアを行いましょう。肌が乾燥した状態が続くと、バリア機能がさらに低下してしまいます。洗顔後5分以内を目安に保湿ケアを完了させることが理想的です。

⚠️ 食事・生活習慣でニキビをケアする方法

スキンケアだけでなく、内側からのアプローチも非常に重要です。特に卒業式まで時間がある場合は、生活習慣の改善を並行して行うことで、肌状態の改善を後押しすることができます。

食事については、皮脂分泌を増やすとされる高脂肪食や高糖質食をできるだけ控えることが大切です。特に、チョコレートや揚げ物、スナック菓子、白米やパンなどの精製炭水化物は皮脂分泌を促進しやすいとされています。卒業式前の大切な時期は、これらをなるべく減らしてみましょう。

一方で、肌に良い栄養素を積極的に摂ることも大切です。ビタミンAは皮脂の分泌調整や肌のターンオーバーを促進する働きがあります。レバー、にんじん、ほうれん草などに多く含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、抗炎症作用もあります。柑橘類、キウイ、ブロッコリーなどに豊富に含まれています。ビタミンEは抗酸化作用があり、肌の炎症を抑える助けになります。アーモンドやひまわりの種、アボカドなどが良い摂取源です。亜鉛は皮脂分泌の抑制や免疫機能の維持に関わっています。牡蠣、牛肉、豆腐などに多く含まれています。

腸内環境を整えることも、肌の状態に影響すると言われています。腸と皮膚は「腸皮膚軸」と呼ばれる関係で繋がっており、腸内環境が乱れると肌にも影響が出ることがあります。乳酸菌や食物繊維を含む食品を意識して摂取するようにしましょう。ヨーグルト、キムチ、納豆などの発酵食品や、野菜、海藻類、きのこ類などが腸内環境を整えるのに役立ちます。

水分補給も忘れずに。水分が不足すると肌が乾燥し、皮脂が過剰に分泌されることがあります。1日に1.5〜2リットルを目安に水分を摂取することを心がけましょう。ただし、糖分の多いジュースや清涼飲料水は避け、水やお茶を中心にすることをお勧めします。

睡眠は、肌の修復に直接関わる最も重要な生活習慣の一つです。成長ホルモンは就寝後1〜2時間後に最も多く分泌されると言われており、この時間帯にしっかり眠ることが肌の再生を助けます。理想的には23時前後に就寝し、7〜8時間の睡眠を確保することを目指しましょう。卒業式前で忙しい時期ではありますが、睡眠だけは削らないよう意識することが大切です。

ストレス管理も重要な要素です。完全にストレスをなくすことは難しいですが、ストレスをうまく発散することで肌への影響を軽減できます。軽い運動、深呼吸、趣味の時間を確保する、信頼できる人と話すなど、自分に合ったストレス発散法を見つけてみてください。

Q. ニキビ肌に適した正しいスキンケア方法を教えてください。

洗顔は1日2回、泡立てた洗顔料で優しく行い、ぬるま湯で洗い流します。ニキビ肌でも保湿は必須で、ヒアルロン酸やセラミド配合の油分少なめの保湿ジェルが適しています。外出時は低刺激のノンコメドジェニックテスト済み日焼け止めを使用しましょう。

🔍 皮膚科・美容クリニックで受けられる治療

自宅ケアだけでは改善が難しいニキビや、卒業式まで時間が限られているケースでは、専門家による治療が最も確実な方法です。皮膚科や美容クリニックでは、ニキビの状態に応じたさまざまな治療が提供されています。

皮膚科での治療としては、まず外用薬の処方が挙げられます。アダパレン(商品名:ディフェリン)や過酸化ベンゾイル(商品名:ベピオ)、これらの配合剤(デュアック、エピデュオ)、抗生物質配合外用薬(商品名:クリンダマイシン、ナジフロキサシンなど)が代表的な処方薬です。これらは市販薬よりも高い効果が期待できます。

内服薬が処方されることもあります。炎症が強いニキビには、抗生物質(ドキシサイクリン、ミノサイクリンなど)の内服が効果的です。また、漢方薬(荊芥連翹湯、清上防風湯など)が処方されることもあります。重症のニキビには、ビタミン剤やホルモン療法が行われる場合もあります。

美容クリニックでは、よりすぐに効果が出やすい治療が受けられます。ただし、保険適用外となる場合が多いため、費用についても事前に確認しておきましょう。

ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を使って古い角質を除去し、毛穴の詰まりを解消する治療です。肌のターンオーバーを促進し、ニキビの改善や肌のキメを整える効果があります。施術後に一時的な赤みが出ることがありますが、比較的ダウンタイムが少ない治療です。

レーザー治療は、特定の波長の光を使って皮脂腺を縮小させたり、アクネ菌を殺菌したりする治療です。炎症性ニキビに対して効果的で、ニキビの赤みを改善する効果もあります。代表的なものとしては、フォトフェイシャルやフラクショナルレーザーなどがあります。

光治療(IPL・LEDなど)は、特定の波長の光を照射してアクネ菌を殺菌したり、炎症を抑えたりする治療です。ダウンタイムが少なく、比較的繰り返し受けやすい治療として人気があります。

ダーマペンは、細かい針で皮膚に微細な穴を開け、肌の自己修復力を活性化させる治療です。ニキビ跡の改善に特に効果的とされており、コラーゲン生成を促進することで肌の凹凸を改善します。

ニキビ注射(ステロイド局所注射)は、赤く腫れた炎症性ニキビに対して、ステロイドを直接注射する治療法です。炎症を速やかに鎮める効果があり、数日で腫れが引くことが多く、卒業式直前でも対応できる可能性がある治療の一つです。ただし、使用量や頻度を誤ると副作用が出ることもあるため、専門家の判断のもとで行われます。

ニキビ跡の治療としては、フラクショナルレーザー、ピコレーザー、ダーマペン、ヒアルロン酸注入などが選択されます。ニキビ跡の種類(赤み、色素沈着、クレーター)によって適切な治療が異なります。

卒業式まで時間が限られている場合、どのような治療が適しているかは専門家に相談することが最善です。アイシークリニック上野院では、個々の肌の状態やご希望に合わせた治療プランをご提案しています。まずはカウンセリングを受けることで、現状のニキビに最適なアプローチを見つけることができます。

📝 卒業式当日のメイクアップのポイント

どれほどケアを頑張っても、卒業式当日までに完全にニキビが消えないこともあります。そのような場合は、メイクアップでニキビをカバーしながら、肌への負担を最小限にする工夫が大切です。

ベースメイクは、肌への負担が少ない製品を選ぶことが重要です。ミネラルファンデーションは、肌への刺激が少なく、ニキビ肌にも使いやすいとされています。また、「ノンコメドジェニックテスト済み」と表示された製品は、毛穴を詰まらせにくいことが確認されているため、ニキビ肌の方に適しています。

コンシーラーの使い方にもポイントがあります。まず、コンシーラーを塗る前にしっかりと保湿を行い、肌を整えておきましょう。炎症のある赤いニキビには、グリーン系のカラーコントロールを下地として使うと赤みを中和できます。コンシーラーは少量を指先またはコンシーラーブラシで、優しくぽんぽんとたたき込むように乗せましょう。こすったり厚塗りしすぎたりすると、ニキビが悪化することがあります。

ファンデーションを塗る際も、スポンジやブラシを使って軽いタッチで均一に伸ばすことを意識してください。ニキビ部分を重点的に擦ることは避け、全体的に薄く均一に仕上げることで自然な印象になります。

セッティングパウダーを最後に薄くはたくことで、メイクが長持ちしやすくなります。ただし、厚塗りは毛穴を詰まらせる原因になるので注意しましょう。

卒業式の写真撮影は、屋内・屋外さまざまな場所で行われます。撮影中に汗をかいてもメイクが崩れにくいよう、ウォータープルーフタイプや崩れにくいベースメイクを選ぶと安心です。ただし、クレンジングの際は肌に負担がかかりすぎないよう、崩れにくいメイクに対応しながらも肌に優しいクレンジング剤を選ぶようにしましょう。

当日のメイクアップにあたって、もう一つ重要なことがあります。メイクをする前の肌の状態を整えることです。洗顔後にしっかりと保湿ケアを行い、肌のベースを整えてからメイクに入ることで、仕上がりの美しさが変わります。スキンケアとメイクアップを組み合わせることで、卒業式当日の肌を最良の状態に近づけましょう。

Q. 卒業式直前でも美容クリニックで受けられる治療はありますか?

赤く腫れた炎症性ニキビには、ステロイド局所注射が有効で、数日で腫れが引くケースが多く、卒業式直前でも対応できる可能性があります。アイシークリニックでは個々の肌状態に合わせた治療プランを提案しており、まずカウンセリングを受けることが推奨されます。

💡 式が終わった後のアフターケア

卒業式が終わったからといって、ニキビケアをやめてしまうのは禁物です。式が終わった後こそ、しっかりとしたアフターケアが大切になります。

まず当日の帰宅後は、できるだけ早くメイクを落とすことを心がけましょう。式後の食事会などでメイクをしたまま長時間過ごすと、毛穴が詰まりやすくなります。クレンジングは肌に優しい成分のものを選び、摩擦をかけずに丁寧に行いましょう。メイクを落とした後は、洗顔・保湿のケアをしっかりと行います。

卒業式後は、ニキビが残っている場合も残っていない場合も、継続的なニキビ予防ケアを続けることが重要です。一度ニキビができやすい肌質になると、同じような環境下では再発しやすいため、生活習慣の改善を継続することが大切です。

ニキビ跡が残っている場合は、早めのケアが跡を薄くする上で効果的です。ニキビ跡の種類によってアプローチが異なりますが、まずは紫外線からしっかりと肌を守ることが基本です。色素沈着(黒ずみ)のある跡には、ビタミンC誘導体配合の美容液やナイアシンアミド配合のスキンケア製品が効果的とされています。クレーター状の跡は自宅ケアでの改善が難しいため、専門クリニックでの治療を検討することをお勧めします。

4月からの新生活(進学・就職など)に向けて、新しい環境でのストレスが肌に影響することもあります。環境の変化による肌荒れに備えて、基本的なスキンケアを継続し、生活リズムを安定させることを意識しましょう。

もし卒業式後もニキビが続く場合や、新しい生活環境になってもニキビが繰り返す場合は、皮膚科や美容クリニックへの相談を検討することをお勧めします。ニキビは放置すると跡が残るリスクが高まるため、早めの対処が長期的に見ても肌のためになります。特に、アイシークリニック上野院では継続的なニキビ治療のサポートも行っておりますので、新生活が始まる前後のタイミングでカウンセリングを受けることも一つの選択肢です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「卒業式前のご相談は、当院でも毎年この時期に多くいただきます。ストレスや睡眠不足が重なるこの季節は、ニキビができやすい条件が揃いやすく、焦って潰してしまうことで跡が残るケースも少なくありません。最近の傾向として、自己流のケアで悪化してから来院される方が多く見受けられますので、炎症が強い場合は早めにご相談いただくことで、卒業式当日により良い状態でお迎えいただけるよう、一人ひとりに合った治療プランをご提案できます。」

✨ よくある質問

卒業式前にニキビができやすいのはなぜですか?

卒業式の時期(2〜3月)は、ストレスによるコルチゾール分泌の増加、睡眠不足による肌の修復力低下、冬の乾燥によるバリア機能の低下、会食による食生活の乱れなど、ニキビができやすい条件が重なりやすい時期です。原因を理解することが、適切な対処への第一歩となります。

ニキビを早く治したくて潰してもいいですか?

絶対に避けてください。自分でニキビを潰すと、外部から雑菌が入り炎症が悪化するだけでなく、真皮層のコラーゲン繊維が損傷してクレーター状の跡が残るリスクがあります。特に赤く腫れた炎症性ニキビは、触れないことが最善策です。焦る気持ちはわかりますが、潰す行為は逆効果です。

ニキビ肌でも保湿ケアは必要ですか?

必要です。「ニキビがあるから保湿は不要」と思われがちですが、乾燥した肌はバリア機能が低下し、かえって皮脂を過剰分泌させてニキビを悪化させます。油分の少ないさっぱりタイプの化粧水や、ヒアルロン酸・セラミド配合の保湿ジェルを使って、肌を適切に保湿することが大切です。

卒業式直前でも皮膚科や美容クリニックで対応してもらえますか?

対応可能な治療があります。たとえば赤く腫れた炎症性ニキビへのステロイド局所注射は、数日で腫れが引くことが多く、卒業式直前でも対応できる可能性があります。アイシークリニックでは、個々の肌の状態に合わせた治療プランをご提案していますので、まずはカウンセリングにご相談ください。

卒業式当日、ニキビをメイクでカバーするコツはありますか?

ノンコメドジェニックテスト済みのファンデーションやミネラルファンデーションを選び、肌への負担を抑えましょう。赤みのあるニキビにはグリーン系カラーコントロールが有効です。コンシーラーは少量をトントンと優しくのせ、こすり塗りは避けてください。メイク前の保湿ケアをしっかり行うことも、仕上がりの美しさにつながります。

📌 まとめ

卒業式前のニキビは、ストレス・睡眠不足・季節の乱れ・食生活の変化など、複数の要因が重なって生じやすいものです。大切な式を前に焦る気持ちはよく理解できますが、焦って間違った対処をしてしまうと、ニキビを悪化させたり跡を残したりするリスクが高まります。

まず大切なのは、ニキビを潰したり過度に触れたりしないこと、そして正しい洗顔と保湿を基本としたスキンケアを続けることです。食事・睡眠・ストレス管理といった生活習慣の見直しも、並行して行うことで肌状態の改善を後押しします。自宅でのケアで改善が見られない場合や、炎症が強いニキビがある場合は、専門家への相談が最善の選択肢です。

皮膚科や美容クリニックでは、外用薬・内服薬の処方から、ケミカルピーリング・レーザー治療・光治療など、さまざまな専門的治療を受けることができます。特に赤く腫れた炎症性ニキビやニキビ跡が気になる方は、専門クリニックへの受診を早めに検討することをお勧めします。

卒業式当日は、肌に優しいメイクアップでニキビをカバーしながら、式を楽しむことができます。また、式が終わった後もアフターケアを続けることで、新しいスタートを清々しい肌で切ることができるでしょう。

卒業式という大切な日に向けて、正しい知識と適切なケアで肌の状態を整えていきましょう。アイシークリニック上野院では、ニキビや肌に関するお悩みに対して、一人ひとりの肌の状態に合わせた最適な治療プランをご提案しています。お気軽にカウンセリングへお越しください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 尋常性痤瘡(ニキビ)の定義・種類・治療法に関する医学的根拠(白ニキビ・黒ニキビ・炎症性ニキビの分類、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用薬・内服薬による治療指針)
  • 厚生労働省 – 市販のニキビ治療薬(アダパレン等)の成分・効能・使用上の注意に関する情報、および医薬品の適正使用に関する指針
  • PubMed – ストレス・コルチゾールと皮脂分泌増加の関連、睡眠不足・食事(高糖質・高脂肪食)とニキビ悪化の関係、ケミカルピーリングやレーザー治療の有効性に関する国際的な査読済み臨床研究文献

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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