⚡ ニキビが治ったのに、赤み・茶色い跡が消えない…それ、放置すると何年も残り続けるかもしれません。
ニキビ跡の色素沈着は、「時間が経てば自然に薄くなる」と思い込んでいると、気づかないうちに何年も経過してしまうことがほとんど。正しいケアと治療の知識が、早期改善のカギです。
🚨 この記事を読まないと起こること
- 📌 間違ったセルフケアで色素沈着が悪化するリスク
- 📌 「待てば治る」と放置して数年単位で跡が残る可能性
- 📌 自分に合った治療法を知らずに時間とお金を無駄にすること
💡 この記事でわかること
- ✅ 色素沈着が消えない本当の理由
- ✅ セルフケアでできること・できないことの正直な解説
- ✅ 医療機関で受けられる効果的な治療法の全容
ニキビは治ったのに、跡だけ残ってメイクしても隠せない…どうしたらいいの?
色素沈着の種類・原因・治療法を正しく知ることが大切です。この記事で、あなたに合ったアプローチを見つけましょう!
目次
- ニキビ跡の色素沈着とはどういう状態か
- 色素沈着が消えない主な原因
- 色素沈着の種類と見分け方
- 色素沈着を悪化させるNG行動
- セルフケアでできること・できないこと
- 医療機関で受けられる主な治療法
- 治療を受ける前に知っておきたいこと
- まとめ
この記事のポイント
ニキビ跡の色素沈着は炎症後のメラニン過剰産生が原因で、表皮性と真皮性で治療法が異なる。セルフケア(ビタミンC・日焼け止め)には限界があり、改善しない場合はアイシークリニック上野院でのレーザーや外用薬などの医療的治療が有効。
💡 1. ニキビ跡の色素沈着とはどういう状態か
ニキビ跡の色素沈着とは、ニキビの炎症が皮膚にダメージを与え、メラニン色素が過剰に産生されることで生じる肌の変色です。ニキビそのものは治癒しても、炎症の記憶が皮膚に残り、赤みや褐色のシミとして長期間皮膚表面に残ります。
医学的には「炎症後色素沈着(PIH:Post-inflammatory Hyperpigmentation)」と呼ばれるこの状態は、ニキビ以外の皮膚炎症でも起こり得ます。ニキビを強くつぶしたり、刺激を与えたりすることでより深刻な色素沈着が残りやすくなることも知られています。
色素沈着は「ニキビ跡」と一括りにされることが多いですが、実際には赤み(血管の拡張)から始まり、時間の経過とともに茶色や黒っぽい色調へと変化していきます。このプロセスを理解することが、適切なケアや治療を選ぶうえで欠かせません。
また、色素沈着には皮膚の表面に近い「表皮性」と、より深い層に存在する「真皮性」があり、どちらに該当するかによって治療の難易度や期間が大きく異なります。表皮性であれば比較的早期に改善が期待できますが、真皮性の場合は長期的なアプローチが必要になることもあります。
Q. ニキビ跡の色素沈着が長期間消えない主な原因は何ですか?
ニキビ跡の色素沈着が消えにくい原因は主に4つです。炎症によるメラニンの過剰産生、加齢やストレスによるターンオーバーの乱れ、紫外線による色素の再活性化、そして同じ部位でニキビが繰り返されることによる炎症の蓄積です。これらが複合的に作用するため、放置すると年単位で残ることがあります。
📌 2. 色素沈着が消えない主な原因
ニキビ跡の色素沈着がなかなか消えない背景には、いくつかの要因が複雑に絡み合っています。それぞれを理解することで、なぜセルフケアだけでは限界があるのかも見えてきます。
✅ メラニン産生のメカニズム
ニキビの炎症が起きると、皮膚はその刺激に反応してメラニンを過剰に産生します。メラニンは本来、紫外線から皮膚を守る役割を持つ色素ですが、炎症の刺激によって必要以上に作られてしまうことがあります。こうして蓄積したメラニンがターンオーバー(皮膚の新陳代謝)によって排出されるまでには、数ヶ月〜数年かかることもあります。
📝 皮膚のターンオーバーの乱れ
健康な皮膚のターンオーバーは約28日周期で行われますが、加齢やストレス、睡眠不足、生活習慣の乱れによってこのサイクルが長くなることがあります。ターンオーバーが遅れると、メラニンが蓄積した角質が排出されにくくなり、色素沈着が長期化します。20代と40代では同じニキビ跡でも消えるまでの時間が大きく異なるのはこのためです。
🔸 紫外線の影響
色素沈着が残っている部分に紫外線が当たると、メラニンの産生がさらに促進され、色が濃くなる・あるいは定着しやすくなるという悪循環が生じます。日焼け止めを使わずに生活していると、せっかく薄くなりかけていた色素沈着が再び濃くなることも珍しくありません。
⚡ 炎症の繰り返し
ニキビが繰り返し同じ場所にできると、炎症が重なり色素沈着が蓄積します。「治ったと思ったらまた同じ場所にニキビができる」という方は、ニキビ自体のコントロールも並行して行うことが色素沈着の改善に不可欠です。
🌟 肌質の違い
もともとメラニンを産生しやすい肌質の方(特に色黒の方や日本人を含むアジア系の肌)は、炎症後の色素沈着が起きやすく、かつ消えにくい傾向があります。これは遺伝的な要因も関わっており、個人差が大きい部分です。
Q. ニキビ跡の色素沈着に表皮性と真皮性の違いはありますか?
ニキビ跡の色素沈着は、皮膚の浅い層に生じる「表皮性」と深い層に生じる「真皮性」に分けられます。表皮性は茶色・褐色を呈しターンオーバーで改善しやすい一方、真皮性はグレーや青みがかった褐色を呈し、スキンケアだけでは改善が難しくレーザー等の医療的治療が必要になる場合が多いです。
✨ 3. 色素沈着の種類と見分け方
ニキビ跡の色素沈着といっても、見た目や色、発生のメカニズムによって複数の種類に分けられます。自分の肌に残っているのがどのタイプかを理解することで、より適切なアプローチが取れるようになります。
💬 赤みタイプ(炎症性紅斑)
ニキビが治った直後に残る赤みは、炎症によって拡張した毛細血管が元に戻りきっていない状態です。厳密にはメラニンによる「色素沈着」とは異なりますが、赤みが続くことで後に褐色の色素沈着へと移行することがあります。比較的浅い層にある場合は時間の経過とともに薄くなる可能性がありますが、血管の問題として捉える必要があるため、レーザー治療が有効な場合もあります。
✅ 茶色・褐色タイプ(表皮性色素沈着)
最も多く見られるタイプで、炎症後にメラニンが表皮(皮膚の浅い層)に蓄積したものです。ウッドランプ(特殊な光)で検査すると色が際立って見える特徴があります。表皮のターンオーバーによって少しずつ排出されますが、紫外線や摩擦によって悪化することがあります。美容成分を含むスキンケアやピーリングが比較的有効なタイプです。
📝 グレー・青みがかった褐色タイプ(真皮性色素沈着)
メラニンが真皮(皮膚の深い層)まで沈着したタイプです。表皮性に比べて治療が難しく、スキンケアだけではほとんど改善が見込めません。レーザー治療やケミカルピーリングなど医療的な介入が必要になることが多いタイプです。長年放置したニキビ跡や、繰り返し炎症を起こした部位に生じやすい傾向があります。
🔸 色素沈着とニキビ跡(瘢痕)の違い
なお、「ニキビ跡」には色の変化だけでなく、皮膚の凹凸(クレーター状の瘢痕)を伴う場合もあります。これは色素沈着とは別の問題であり、コラーゲン組織の破壊や過剰産生によって生じるものです。色素沈着のみであれば治療で比較的改善しやすいですが、凹凸を伴う場合はより複合的な治療が必要になります。自分の跡が色だけの問題なのか、皮膚の凹凸も伴っているのかを正確に把握することが大切です。
🔍 4. 色素沈着を悪化させるNG行動
日常生活の中で無意識に行っている習慣が、色素沈着を悪化させている可能性があります。以下のNG行動に心当たりがある方は、まずここから見直してみましょう。
⚡ ニキビを手で触る・つぶす
ニキビを指で押しつぶすと、毛包(毛穴)の中の膿や皮脂が周囲の組織に広がり、炎症が悪化します。炎症が強くなるほどメラニンの産生も増加するため、色素沈着が残りやすくなります。また、手の雑菌が傷口から入ることで二次感染のリスクも高まります。どんなに気になっても、ニキビを自分でつぶすのは厳禁です。
🌟 紫外線対策をしない
日焼け止めを塗らずに外出することは、色素沈着の悪化に直結します。紫外線はメラニンの産生を強く促進するため、色素沈着が残っている肌に紫外線が当たると色が濃くなるリスクがあります。曇りの日でも紫外線は降り注いでいるため、年中日焼け止めを使用する習慣が求められます。
💬 過度な洗顔・摩擦
「清潔にしなければ」という意識から洗顔を過度に行ったり、タオルで強くこすったりする方がいますが、これは皮膚へのダメージを与え、炎症を起こしやすくします。摩擦は皮膚を傷めるだけでなく、メラニンの産生を刺激することも明らかになっています。洗顔は朝晩2回程度を目安に、泡で優しく洗い、タオルで軽く押さえるように水分を取るのが基本です。
✅ スキンケアの成分に注意しない
刺激の強い成分(アルコール、香料、高濃度のピーリング成分など)を含むスキンケアを色素沈着部位に無計画に使用すると、皮膚が傷ついてかえって色素沈着が悪化することがあります。「美白成分が入っているから大丈夫」と思っても、肌の状態によっては刺激が強すぎる場合があります。新しいスキンケアを試す際は必ずパッチテストを行い、肌の反応を確認してから使用するようにしましょう。
📝 睡眠不足・ストレスの放置
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、皮膚の修復が行われます。睡眠不足が続くとターンオーバーが乱れ、色素沈着が長引く原因になります。また、ストレスはホルモンバランスを崩してニキビを悪化させるとともに、免疫機能にも影響を与えます。肌の回復のためにも、規則正しい生活習慣の維持が大切です。
Q. ニキビ跡の色素沈着を悪化させる日常のNG行動を教えてください。
色素沈着を悪化させる代表的なNG行動は5つあります。ニキビを手でつぶすこと、日焼け止めを使わずに外出すること、洗顔時に肌を強くこすること、刺激の強いスキンケア成分を無計画に使用すること、そして睡眠不足やストレスを放置することです。これらはメラニン産生を促進したりターンオーバーを乱したりするため注意が必要です。

💪 5. セルフケアでできること・できないこと
色素沈着に対してセルフケアで取り組める方法はありますが、その効果には限界があります。何が可能で何が難しいのかを正しく理解することが、無駄な時間とお金を節約することにつながります。
🔸 セルフケアで期待できること
日常的なスキンケアによって、色素沈着の悪化を防ぐことや、軽度・表皮性の色素沈着を少しずつ薄くしていくことは可能です。特に以下の成分を含むスキンケア製品は、色素沈着へのアプローチとして広く使われています。
ビタミンC(アスコルビン酸)は、メラニンの生成を抑制し、すでに生成されたメラニンを還元(色を薄く)する働きがあります。市販品でもビタミンC誘導体を配合した化粧水や美容液が多数販売されています。ただし、ビタミンCは酸化しやすく、浸透率も製品によって大きく異なるため、効果を感じられないケースも少なくありません。
ナイアシンアミドは、メラニンの表皮への移送を阻害する成分として知られており、比較的刺激が少なく多くの肌タイプに使いやすい成分です。継続使用による色素沈着の改善が複数の研究で示されています。
アルブチンやコウジ酸は、メラニンを産生する酵素(チロシナーゼ)を抑制する働きを持ちます。美白化粧品の有効成分として厚生労働省に承認されているものもあります。
また、日焼け止めの毎日の使用は色素沈着対策の基本中の基本です。SPF30以上、PA++以上のものを選び、外出前だけでなく屋内でも窓際では紫外線が届くため注意が必要です。
⚡ セルフケアの限界
一方で、真皮性の色素沈着や長年蓄積した濃いシミ状の色素沈着に対しては、市販のスキンケアでは効果を実感しにくいのが現実です。化粧品に含まれる成分の濃度は安全性を考慮して制限されており、真皮まで届く浸透力を持つものはほとんどありません。
また、「半年続けたのに全然変わらない」という状況が続いているのであれば、セルフケアだけでは改善が難しい状態になっている可能性があります。時間をかけてもなかなか薄くならない色素沈着は、医療機関での診断と治療を検討するタイミングかもしれません。
🎯 6. 医療機関で受けられる主な治療法
ニキビ跡の色素沈着に対して、医療機関ではセルフケアよりも高い効果が期待できる様々な治療が行われています。アイシークリニック上野院でも、患者さんの肌の状態や悩みに合わせた治療を提案しています。以下に代表的な治療法を紹介します。
🌟 ケミカルピーリング
酸性の薬剤(グリコール酸、サリチル酸、乳酸など)を皮膚に塗布することで、古い角質を除去してターンオーバーを促進する治療法です。表皮性の色素沈着に特に有効で、繰り返し行うことでメラニンを含む角質の排出を促します。ダウンタイムが少なく、定期的に受けやすいのが特徴です。ただし、濃度が高いものや施術後のケアを怠ると、かえって炎症を起こすリスクもあるため、専門家の指導のもとで行うことが大切です。
💬 レーザートーニング
低出力のレーザーを肌全体に均一に照射することで、メラニンを穏やかに分解・排出を促す治療法です。日本人の肌に多い炎症後色素沈着(PIH)に対して効果的とされており、赤みや色素沈着の両方にアプローチできます。一度の施術で劇的な変化を求めるものではなく、複数回の施術を重ねることで徐々に改善を目指すスタイルの治療です。ダウンタイムが短く、日常生活への影響が少ない点が多くの方に支持されています。
✅ フラクショナルレーザー
皮膚に微細な穴(マイクロチャネル)を多数作ることで、コラーゲンの産生を促進し、肌の再構築を促す治療法です。色素沈着だけでなく、ニキビ跡のクレーターや毛穴の開きにも同時にアプローチできるため、複合的な肌の悩みを持つ方に向いています。治療後数日間は赤みや皮向けが生じることがありますが(ダウンタイム)、それが治まると肌が整ってくるのを実感できることが多いです。
📝 IPL(光治療)
IPL(Intense Pulsed Light)は、特定の波長域の光を肌に照射して色素や血管にアプローチする治療です。赤みタイプのニキビ跡や、浅い層の色素沈着に効果が期待できます。顔全体のトーンアップや毛穴の引き締めなど複数の効果が見込めるため、総合的な肌質改善を目指す方に選ばれることが多い治療法です。
🔸 ハイドロキノンの外用薬

ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも呼ばれる医薬品成分で、メラニンを産生する色素細胞(メラノサイト)に直接作用して色素を薄くする効果があります。市販の化粧品に含まれる濃度よりも高い4〜8%の製剤が医療機関では処方可能であり、効果が高い一方で皮膚への刺激も強いため、医師の指示のもとで正しく使用することが重要です。長期使用による副作用(ガク斑、白斑など)に注意が必要で、使用期間は通常3〜6ヶ月を目安にすることが多いです。
⚡ トレチノイン外用療法
ビタミンA誘導体であるトレチノインは、表皮のターンオーバーを強力に促進することで、メラニンを含む角質の排出を促す作用があります。ハイドロキノンと併用することで相乗効果が期待でき、色素沈着の改善に高い効果があるとされています。ただし、使用開始直後は赤みや皮向けが生じる「レチノイド反応」が起こることがあるため、医師の指示に従って濃度や使用頻度を調整することが必要です。日本では医療機関のみでの取り扱いとなっており、自己判断での使用は推奨されません。
🌟 ダーマペン(マイクロニードリング)
微細な針を皮膚に刺すことで、自然な治癒反応(創傷治癒)を利用してコラーゲンの産生を促す治療法です。色素沈着そのものへの直接作用というよりは、肌全体の再生を促し、ニキビ跡の凹凸や質感の改善を目的とした治療として位置づけられます。美容成分を導入するための「経皮吸収促進」としても使われており、抗酸化成分や美白成分と組み合わせることで色素沈着へのアプローチが期待できることもあります。
💬 イオン導入・エレクトロポレーション
微弱な電流や電気パルスを使って、美白成分(ビタミンC、トラネキサム酸など)を皮膚の奥まで浸透させる治療法です。成分の効果をより高めるための補助的な治療として位置づけられることが多く、ダウンタイムがなく繰り返し施術できるのが特徴です。単体での劇的な効果を期待するというよりも、他の治療との組み合わせでより良い効果を引き出すための方法として活用されます。
Q. 医療機関ではニキビ跡の色素沈着にどんな治療が受けられますか?
アイシークリニック上野院では、ニキビ跡の色素沈着に対し複数の医療的治療を提供しています。表皮性にはケミカルピーリングやレーザートーニング、複合的な肌悩みにはフラクショナルレーザーやIPL光治療が有効です。また、医師処方によるハイドロキノンやトレチノインの外用薬も使用でき、肌の状態に応じた個別プランを提案しています。
💡 7. 治療を受ける前に知っておきたいこと
医療機関での治療を検討する際に、事前に知っておきたいポイントをまとめました。適切な期待値を持ち、自分に合った治療を選ぶためにぜひ参考にしてください。
✅ すぐに結果が出るわけではない
医療機関での治療は確かにセルフケアより効果が高いですが、1回の施術で色素沈着が完全に消えることを期待するのは現実的ではありません。多くの場合、複数回の施術を経て徐々に改善が見られます。また、施術後の肌の反応(赤み、皮むけなど)が治まってから効果を実感できることも多く、治療開始から数週間〜数ヶ月単位で変化を見守る姿勢が必要です。
📝 ニキビを先にコントロールすることが重要
色素沈着の治療を受けながらも、活動性のニキビが続いている場合、新たな色素沈着が生じてしまうため、改善のスピードが遅くなります。まずはニキビ自体を治療し、新しい炎症を起こさないようにすることが、色素沈着の改善においても非常に重要です。ニキビの治療と色素沈着の治療を並行して行う場合には、医師と十分に相談しながら計画を立てることが大切です。
🔸 肌質・色素沈着の深さによって治療法が異なる
色素沈着の深さ(表皮性か真皮性か)や肌の色調、現在の肌の状態などによって、最も効果的な治療法は異なります。他の方に効果があった治療が自分にも同じように効くとは限りません。医療機関では診察によってこれらを評価し、個々の患者さんに合ったプランを提案します。インターネットや口コミだけを参考に治療法を決めるのではなく、必ず専門家の診断を受けたうえで選択することを強く推奨します。
⚡ 施術後のアフターケアが結果を左右する
レーザーやピーリングなどの施術後は、肌が一時的にデリケートになります。この時期に紫外線ケアを怠ったり、刺激を与えたりすると、治療の効果が半減するだけでなく、炎症を起こして新たな色素沈着が生じるリスクもあります。施術後のケア方法については医師やスタッフの指示をしっかり守ることが、治療の成果を最大化するうえで欠かせません。
🌟 カウンセリングを活用する
初めて医療機関を受診する際は、カウンセリングで自分の肌の状態や悩み、希望する結果について丁寧に伝えることが大切です。また、治療のリスクや副作用、費用、施術回数の目安についても事前に確認しておくことで、治療への不安を軽減できます。アイシークリニック上野院では、患者さん一人ひとりの肌の状態をしっかり診察したうえで、最適な治療プランをご提案しています。まずは気軽にご相談ください。
💬 費用について
ニキビ跡の色素沈着に対する治療は、基本的に保険適用外の自由診療となるケースがほとんどです。治療法や施術回数によって費用は大きく異なりますが、複数回の施術が必要になることを考慮したうえで、トータルでの費用感を把握してから治療を開始することをおすすめします。クリニックによってはコース料金や初回限定プランなどが用意されている場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ニキビ跡の色素沈着でご相談いただく患者様の多くが、「時間が経てば自然に消える」と思い長期間セルフケアのみで対処されてきた方々です。色素沈着は表皮性か真皮性かによって有効なアプローチが大きく異なるため、まずは正確な診断を受けることが改善への近道となります。お一人で抱え込まず、早めにご相談いただくことで、より短期間・より適切な治療プランをご提案できますので、どうぞお気軽に受診ください。」
📌 よくある質問
軽度の表皮性色素沈着であれば、ターンオーバーによって数ヶ月かけて薄くなる可能性があります。ただし、真皮まで沈着したタイプや長年放置したものは自然消退が難しく、医療機関での治療が必要なケースも多いです。「待てば消える」という判断が、かえって改善を遅らせることがあります。
ビタミンC(アスコルビン酸)、ナイアシンアミド、アルブチン、コウジ酸などがメラニンの生成抑制に効果的とされています。ただし、市販品は成分濃度に制限があるため、表皮性の軽度な色素沈着への対応が中心となります。日焼け止めの毎日の使用も、色素沈着の悪化防止において非常に重要です。
一般的に、茶色・褐色に見えるものは表皮性、グレーや青みがかった褐色に見えるものは真皮性の可能性があります。ただし、見た目だけでの判断は難しく、正確な診断にはウッドランプなどを用いた専門的な検査が必要です。アイシークリニック上野院では、診察で丁寧に肌の状態を評価いたします。
ケミカルピーリング、レーザートーニング、フラクショナルレーザー、IPL(光治療)などのレーザー・光系施術に加え、ハイドロキノンやトレチノインの外用薬処方も行われます。色素沈着の深さや肌質によって最適な治療法は異なるため、アイシークリニック上野院では診察をもとに個別のプランをご提案しています。
1回の施術で完全に消えることは少なく、複数回の治療と経過観察が必要です。また、施術後は肌がデリケートになるため、紫外線対策や適切なアフターケアが治療効果を左右します。さらに、活動性のニキビがある場合はニキビ治療を並行して行うことが重要です。不明点はカウンセリングでご相談ください。
✨ まとめ
ニキビ跡の色素沈着は、炎症後にメラニンが過剰産生されて皮膚に残るものであり、ターンオーバーの乱れや紫外線、繰り返すニキビなどによって長期化しやすい状態です。色素沈着には表皮性と真皮性があり、どちらに該当するかによってアプローチが大きく異なります。
セルフケアとしては、日焼け止めの徹底使用やビタミンC・ナイアシンアミドを含むスキンケア、生活習慣の改善などが有効ですが、長年消えない色素沈着や真皮性の色素沈着には限界があります。そのような場合は、ケミカルピーリング、レーザートーニング、フラクショナルレーザー、ハイドロキノン・トレチノインによる外用療法など、医療機関で提供される治療を検討することが重要です。
大切なのは、「なぜ消えないのか」という原因を正しく理解し、自分の肌に合った方法を選択することです。アイシークリニック上野院では、専門的な知識と経験を持つ医師が一人ひとりの肌状態を丁寧に診察し、最適な治療プランをご提案しています。ニキビ跡の色素沈着でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。諦める前に、医療的なアプローチで肌の悩みを解決する一歩を踏み出してみましょう。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 炎症後色素沈着(PIH)のメカニズム、ニキビ(尋常性痤瘡)の診療ガイドラインおよび治療法の根拠として参照
- 厚生労働省 – ハイドロキノン・アルブチン・コウジ酸などの美白有効成分の承認情報、化粧品成分の規制・安全性に関する情報として参照
- PubMed – 炎症後色素沈着(PIH)に対するレーザートーニング・ケミカルピーリング・ナイアシンアミド・トレチノイン等の有効性を示す国際的な臨床研究・査読論文として参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務