🪞 鏡を見るたびに気になる鼻の赤み…メイクで隠しても夕方には目立ってしまう、すっぴんで人に会うのが恥ずかしい、そんなお悩みを抱えていませんか?
⚡ 実は、原因を間違えたままケアを続けると、赤みがどんどん悪化することも。自分の赤みのタイプを正しく知ることが、改善への一番の近道です。
💡 この記事を読めば、鼻の赤みの原因別ケア方法がすべてわかります。読み飛ばすと、今日も間違ったスキンケアを繰り返してしまうかもしれません。
目次
- 📌 鼻が赤くなる主な原因
- 📌 毛細血管拡張による赤みのスキンケア
- 📌 酒さ(しゅさ)が原因の赤みとその対策
- 📌 脂漏性皮膚炎・ニキビによる赤みのケア方法
- 📌 乾燥・敏感肌タイプの赤みへの対応
- 📌 紫外線ダメージが引き起こす赤みの予防
- 📌 日常生活で気をつけたい習慣と生活改善
- 📌 スキンケアの基本ステップと選び方のポイント
- 📌 クリニックへの相談が必要なサインとは
- 📌 まとめ
✅ この記事のポイント
鼻の赤みは毛細血管拡張・酒さ・脂漏性皮膚炎・乾燥・紫外線が主な原因で、原因ごとに低刺激保湿や日焼け止め・生活習慣改善など適切なケアが異なる。自宅ケアで改善しない場合はアイシークリニックへの相談を推奨。
💡 鼻が赤くなる主な原因
鼻の赤みといっても、その背景にある原因はひとつではありません。大きく分けると、皮膚の下にある毛細血管の問題、皮膚炎や感染症などの炎症、皮脂分泌の乱れ、乾燥や外的刺激への過敏反応、そして紫外線によるダメージなどが考えられます。
まず多いのが、毛細血管が皮膚の表面近くで目立つようになる「毛細血管拡張症」です。もともと細い毛細血管は温度変化や刺激によって広がりますが、繰り返し拡張と収縮を繰り返すうちに、血管が常に広がった状態になってしまうことがあります。こうなると、鼻の周囲が常に赤く見えるようになります。
次に「酒さ(ロサセア)」と呼ばれる皮膚疾患があります。これは顔の中心部、特に鼻や頬が赤くなる慢性的な炎症疾患で、単なる肌トラブルではなく医療的な治療が必要なケースもあります。皮膚が赤くなるだけでなく、ほてりや灼熱感を伴うこともあります。
また、鼻まわりは皮脂腺が多く集まっているTゾーンの一部であるため、過剰な皮脂分泌が毛穴を詰まらせてニキビや脂漏性皮膚炎を引き起こしやすい部位でもあります。これらの炎症が鼻の赤みとして現れることも非常に多く見られます。
さらに、意外に見落とされがちなのが乾燥です。皮膚のバリア機能が低下すると外部刺激に対して過敏になり、軽い刺激でも赤みや炎症が起きやすくなります。洗いすぎや摩擦によってバリア機能が損なわれると、かえって赤みが悪化するという悪循環に陥ることもあります。
最後に紫外線の影響も無視できません。日々の紫外線ダメージが蓄積することで、毛細血管が傷ついたり、皮膚の炎症が慢性化したりして、赤みが定着してしまうことがあります。
Q. 鼻の赤みの主な原因にはどんな種類がある?
鼻の赤みの主な原因は5種類に大別されます。毛細血管が常に拡張した状態になる「毛細血管拡張症」、慢性炎症疾患の「酒さ(ロサセア)」、皮脂過剰による「ニキビ・脂漏性皮膚炎」、バリア機能低下による「乾燥・敏感肌」、そして蓄積した「紫外線ダメージ」です。原因ごとにケア方法が異なるため、まず自分のタイプを把握することが改善の第一歩です。
📌 毛細血管拡張による赤みのスキンケア
毛細血管拡張が原因で鼻が赤くなっている場合、スキンケアで完全に改善することは難しいものの、赤みを悪化させないための工夫は非常に重要です。
まず意識したいのは、皮膚への刺激をできる限り減らすことです。洗顔時の水温はなるべくぬるま湯を使い、熱いお湯や冷たい水は毛細血管に直接的な刺激を与えるため避けましょう。また、洗顔後にタオルで強くこするのも禁物です。やさしく押さえるように水気を取るだけにしてください。
スキンケアアイテムの選び方も重要です。アルコールや香料、メンソールなどの刺激成分が含まれた化粧水や美容液は、毛細血管を刺激して赤みを悪化させることがあります。できるだけシンプルな処方の、低刺激タイプの製品を選ぶようにしましょう。
保湿については、セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分が配合された製品を活用することで、皮膚のバリア機能を高めることができます。バリア機能が整うと、外部からの刺激に対して皮膚が過剰反応しにくくなるため、結果として赤みが出にくくなる効果が期待できます。
毛細血管拡張症が進行している場合や、気になる赤みが長期間続く場合は、レーザー治療などの医療的なアプローチが有効なこともあります。スキンケアで限界を感じたら、早めに皮膚科やクリニックに相談することをおすすめします。
✨ 酒さ(しゅさ)が原因の赤みとその対策
酒さは「ロサセア」とも呼ばれ、日本では比較的認知度が低い疾患ですが、鼻の赤みを長期間抱えている方のなかには、この酒さが原因となっているケースが少なくありません。酒さには段階があり、初期には顔のほてりや一時的な赤みが現れ、進行すると常に顔が赤い状態が続くようになります。さらに重症化すると、皮膚が厚くなったり(鼻瘤と呼ばれる状態)、目に症状が現れることもあります。
酒さの原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝的素因、免疫系の異常、皮膚に生息するダニ(デモデックス)の増殖、日光や温度変化への反応などが関係していると考えられています。
酒さに対するスキンケアの基本は、刺激を徹底的に避けることです。スクラブ入りの洗顔料や、研磨剤が入った製品は使用しないようにしましょう。また、ピーリング系のスキンケアも刺激が強く、酒さの症状を悪化させることがあります。
洗顔は手を使って泡立てたものでやさしく行い、すすぎもぬるま湯で丁寧に行いましょう。スキンケアアイテムは、敏感肌や赤ら顔向けの低刺激製品を選び、ナイアシンアミドが配合されたものは赤みを抑える効果が期待できると言われています。
日常生活では、辛い食べ物やアルコール、熱い飲み物など、顔のほてりを引き起こすものを控えることが大切です。また、温度変化への対策として、急激に熱い場所や寒い場所に移動することも避けるとよいでしょう。
酒さは自己判断でのスキンケアだけでは改善が難しい場合が多いため、皮膚科での診断と治療を並行して行うことが重要です。医師から処方された外用薬(メトロニダゾールゲルやイベルメクチンクリームなど)を使用することで、症状の改善が期待できます。
Q. 酒さの赤みに有効なスキンケアの方法は?
酒さによる赤みのケアは、刺激を徹底的に避けることが基本です。スクラブやピーリング系製品は使用せず、泡立てた洗顔料でやさしく洗いましょう。スキンケアはナイアシンアミド配合の低刺激製品が赤みを抑えるのに有効とされています。また、辛い食べ物・アルコール・急激な温度変化も症状を悪化させるため日常生活でも注意が必要です。
🔍 脂漏性皮膚炎・ニキビによる赤みのケア方法
鼻は顔のなかでも特に皮脂分泌が多い部位のひとつです。皮脂が過剰になると、毛穴が詰まってニキビができたり、皮脂を栄養源とするマラセチア菌が増殖して脂漏性皮膚炎を引き起こしたりすることがあります。これらの炎症が赤みの原因となっているケースでは、過剰な皮脂をコントロールすることが対策の基本になります。
洗顔については、皮脂を取り除くために朝晩の2回行うことが基本ですが、洗い過ぎは皮膚のバリア機能を損なうため逆効果です。脂性肌向けのさっぱりした洗顔料を使いながら、泡でやさしく汚れを落とすことを心がけましょう。洗顔後は、オイルフリーまたはノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせにくい)と表示された保湿剤を選ぶことが大切です。
ニキビの赤みに対しては、サリチル酸配合のスキンケア製品が毛穴の汚れを取り除くのに役立ちます。ただし、使いすぎると乾燥を招くことがあるため、週に数回程度の使用にとどめるか、部分使いに限定するとよいでしょう。
脂漏性皮膚炎に対しては、ジンクピリチオンやセレン硫化物などを含む製品が有効なこともありますが、顔への使用は成分によって刺激が出ることもあるため、慎重に使用しましょう。症状が強い場合は皮膚科で抗真菌剤の処方を受けることが適切です。
食生活の見直しも効果的で、糖質や脂質の多い食事を控え、ビタミンB群を積極的に摂取することで皮脂分泌を正常化する助けになると考えられています。また、睡眠不足やストレスも皮脂分泌を増加させるため、生活習慣全体を整えることが赤みの改善につながります。
💪 乾燥・敏感肌タイプの赤みへの対応
乾燥や敏感肌が原因の赤みは、皮膚のバリア機能が低下していることによって引き起こされます。バリア機能とは、皮膚が外部の刺激や異物から体を守り、内部の水分が蒸発するのを防ぐ働きのことです。このバリア機能が損なわれると、わずかな刺激にも過敏に反応して赤みや炎症が起きやすくなります。
乾燥・敏感肌タイプの方が鼻の赤みを改善するためにまず取り組むべきことは、徹底した保湿です。洗顔後はできるだけ早く(理想は1分以内に)保湿をすることで、水分の蒸発を防ぎましょう。使用する保湿剤は、セラミドを含む製品が特に有効です。セラミドは皮膚のバリア機能を構成する主要成分のひとつで、不足すると皮膚のうるおいが保てなくなります。
敏感肌の方は、新しいスキンケア製品を試す際には必ずパッチテストを行うことをおすすめします。耳の後ろや内肘などの皮膚が薄い部分に少量を塗布して24〜48時間様子を見てから、顔への使用を始めましょう。
また、スキンケアのステップはシンプルにまとめることも大切です。多くの製品を重ね付けすると、それだけ肌への刺激が増えるリスクがあります。洗顔・化粧水・乳液(またはクリーム)といった基本的なステップを丁寧に行うだけでも、バリア機能の回復に十分な効果があります。
室内の乾燥にも注意が必要です。冬場のエアコンや夏場の冷房は室内の湿度を大幅に低下させるため、加湿器を使ったり、こまめに水分補給をしたりすることも皮膚の乾燥防止に役立ちます。
Q. 乾燥・敏感肌による鼻の赤みにはどう対処する?
乾燥・敏感肌タイプの鼻の赤みは、皮膚のバリア機能低下が原因です。洗顔後1分以内にセラミド配合の保湿剤を塗り、水分蒸発を防ぐことが重要です。スキンケアは洗顔・化粧水・乳液の基本ステップに絞り、アルコールや香料を含まない低刺激製品を選びましょう。新製品を使う前は必ずパッチテストを行い、肌への負担を最小限に抑えてください。

🎯 紫外線ダメージが引き起こす赤みの予防
紫外線は皮膚にさまざまなダメージを与えますが、そのひとつが毛細血管の損傷による赤みです。紫外線を浴びると皮膚に炎症が起き、それを修復する過程で毛細血管が増殖したり、拡張したりしやすくなります。これが繰り返されることで、慢性的な赤みとして定着してしまうことがあります。
鼻は顔の中でも突き出た形状をしているため、紫外線が当たりやすい部位です。日焼け止めをきちんと塗っているつもりでも、鼻の先端や小鼻のわきなどは塗り残しが起きやすい場所でもあります。日焼け止めを塗る際は、鼻全体に丁寧に行き渡るよう意識しましょう。
日焼け止めの選び方としては、SPF30以上・PA+++以上を目安に選ぶとよいでしょう。ただし、赤みや敏感肌がある方はケミカル系(紫外線吸収剤)よりもノンケミカル系(紫外線散乱剤)の日焼け止めのほうが刺激が少ない傾向があります。酸化亜鉛や酸化チタンを主成分とするものを選ぶと、肌への負担を減らしながら紫外線をしっかりカットできます。
外出時は帽子やサングラス、日傘なども活用し、物理的に紫外線をカットする工夫をすることも効果的です。また、紫外線は曇りの日や室内でも窓ガラスを通して入ってくるため、季節や天気を問わず日焼け止めを習慣的に使用することが大切です。
すでに紫外線ダメージが蓄積している場合は、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸など、炎症を抑えたりメラニン生成を抑制したりする美容成分を含んだスキンケアを取り入れることで、赤みの改善をサポートできる可能性があります。ただし、これらの成分は刺激になる場合もあるため、敏感肌の方は低濃度のものから始めると安心です。
💡 日常生活で気をつけたい習慣と生活改善
スキンケアと並行して、日常生活の習慣を見直すことも鼻の赤みを改善するうえで非常に重要です。肌の状態は、食事・睡眠・ストレス・運動など生活全般の影響を受けているため、外側からのケアだけでなく内側からのアプローチも欠かせません。
まず食事についてですが、辛い食べ物やアルコールは血管を拡張させる作用があり、鼻の赤みを一時的に悪化させることがあります。特に毛細血管拡張や酒さがある方は、これらをできるだけ控えることが赤みの軽減につながります。一方で、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、抗炎症作用が期待できるオメガ3脂肪酸(青魚に多く含まれる)を積極的に摂ることは、皮膚の健康維持に役立ちます。
睡眠は皮膚の修復と再生において最も重要な時間帯です。成長ホルモンが分泌される夜22時から深夜2時の間は、できれば就寝している状態が理想とされています。睡眠不足が続くと皮膚のターンオーバーが乱れ、バリア機能の低下や炎症が起きやすくなります。毎日7〜8時間の質の良い睡眠を確保するよう心がけましょう。
ストレスもまた、肌荒れや赤みの悪化に大きく影響します。ストレスホルモンであるコルチゾールが過剰に分泌されると、皮脂分泌が増加したり、免疫系のバランスが乱れて炎症が起きやすくなったりします。運動や趣味の時間を設けてストレスを発散させることも、間接的に肌の改善につながります。
また、入浴時の注意点としては、熱いお湯に長時間つかることは毛細血管を拡張させて赤みを悪化させる可能性があります。入浴時の温度は38〜40℃程度のぬるめのお湯で、15〜20分程度にとどめることが望ましいです。
喫煙も皮膚に悪影響を与えます。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、皮膚への血流や酸素供給を妨げます。これにより皮膚のターンオーバーが乱れ、赤みや炎症が慢性化しやすくなります。禁煙は肌の健康だけでなく全身の健康にとっても有益です。
Q. 鼻の赤みでクリニックへ相談すべき症状は?
数週間以上赤みが続いて改善しない、かゆみ・灼熱感・腫れを伴う、赤みの範囲が広がっているなどの症状がある場合は早めの受診が必要です。アイシークリニックでは丁寧な診察により酒さや毛細血管拡張症を正確に診断し、外用薬の処方やレーザー・光治療(IPL)など、一人ひとりに合った治療計画を提案しています。自己判断のケアが症状を悪化させることもあるため、早期相談が改善への近道です。
📌 スキンケアの基本ステップと選び方のポイント
鼻の赤みを抱える方が実践すべきスキンケアの基本ステップについて、改めて整理してみましょう。赤みの原因がどのタイプであれ、共通して大切なのは「清潔に保つ」「保湿する」「紫外線から守る」という三本柱です。
洗顔は1日2回(朝と夜)が基本です。洗顔料は低刺激でアレルギーテスト済みのものを選び、必ず泡立ててから使うようにしましょう。ネットやスポンジを使ってしっかりと泡立てることで、皮膚への摩擦を最小限に抑えながら汚れをしっかり取り除くことができます。洗い流しは38〜40℃程度のぬるま湯で行い、こすらずに洗うことが重要です。
洗顔後の保湿は、化粧水でうるおいを与えたあとに乳液やクリームで蓋をするのが基本的な流れです。化粧水はパッティングではなく、手のひらで顔全体を包み込むようにして、やさしくなじませましょう。製品を選ぶ際は、アルコール・香料・着色料・鉱物油などの刺激成分が入っていないか確認する習慣をつけましょう。
赤みが気になる方向けの成分として注目されているのが、以下のようなものです。ナイアシンアミドは毛細血管の透過性を改善し、赤みを目立たなくする効果が研究で示されています。グリチルリチン酸ジカリウムは抗炎症作用があり、多くのスキンケア製品に配合されています。アラントインは皮膚を落ち着かせ、修復を促す作用があり、敏感肌にも比較的使いやすい成分です。これらの成分を含む製品を選ぶことで、赤みのケアをより効果的に行うことができます。
日焼け止めは毎朝のスキンケアの最後に塗ることを習慣化しましょう。曇りの日や季節を問わず、日焼け止めを使うことが大切です。メイクをする場合は、日焼け止め機能のついたBBクリームやファンデーションも活用できますが、日焼け止めの単品使用と組み合わせるとより確実にUVカットができます。
カラーコントロールの観点からは、グリーン系のコントロールカラーが赤みを目立たなくするのに役立ちます。ただし、コントロールカラーはあくまでもカバーするためのものであり、根本的な改善にはスキンケアと生活習慣の見直しが不可欠です。
✨ クリニックへの相談が必要なサインとは

自宅でのスキンケアや生活習慣の改善を続けても赤みが改善しない場合や、症状が悪化している場合は、早めに皮膚科やクリニックへ相談することを検討しましょう。特に以下のような状態が見られる場合は、医療機関での診察が必要なサインです。
まず、赤みが数週間以上続いていて改善の兆候がない場合は、単なる肌荒れではなく皮膚疾患の可能性があります。酒さや脂漏性皮膚炎、接触性皮膚炎などは、医師の診断と適切な治療薬なしには改善しにくい疾患です。
次に、赤みとともにかゆみ・痛み・灼熱感・腫れなどの症状がある場合も、早期に診察を受けることが重要です。これらの症状は炎症の程度が強いことを示している場合があり、放置すると症状が悪化することがあります。
また、赤みの範囲が広がっている、または皮膚の質感が変わってきたと感じる場合(皮膚が厚くなる、ブツブツが出てきたなど)も、酒さの進行サインとして注意が必要です。
クリニックでは、赤みの原因を正確に診断した上で、症状に合わせた治療法が提案されます。外用薬の処方をはじめ、必要に応じてレーザー治療や光治療(IPL)などが選択肢になります。レーザー治療は拡張した毛細血管を選択的に破壊することで、赤みを根本から改善する効果が期待できます。光治療も皮膚の炎症を鎮めながら毛細血管に働きかけることができ、複数回の施術で徐々に赤みを改善していくことができます。
これらの医療的な治療は自宅ケアでは対応できない部分を補うものであり、スキンケアと組み合わせることでより高い効果が得られます。アイシークリニック上野院では、肌の状態を詳しく診断した上で、一人ひとりの肌悩みに合った治療計画を提案しています。長期間悩んでいる鼻の赤みについて、一度専門的な視点から見てもらうことをおすすめします。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「鼻の赤みでご来院される患者様の中には、長年「ただの肌質のせい」と思い込んで自己流のケアを続けていた方も多く、当院では丁寧な診察を通じて酒さや毛細血管拡張症といった疾患が原因であったと初めて判明するケースも少なくありません。原因によって適切なアプローチがまったく異なるため、自己判断のスキンケアが症状を悪化させてしまっていることもあり、早めにご相談いただくことが改善への近道です。お一人で抱え込まず、気になる症状がございましたらお気軽にご来院ください。」
🔍 よくある質問
鼻の赤みの主な原因は、毛細血管拡張症、酒さ(ロサセア)、ニキビ・脂漏性皮膚炎、乾燥・敏感肌によるバリア機能の低下、紫外線ダメージの5つに大別されます。原因によってケア方法がまったく異なるため、まず自分の赤みがどのタイプかを把握することが改善への第一歩です。
赤みのケアに注目される成分として、毛細血管の透過性を改善するナイアシンアミド、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウム、皮膚を落ち着かせるアラントインなどが挙げられます。また、セラミドやヒアルロン酸はバリア機能を高め、赤みが出にくい肌づくりに役立ちます。
酒さは自己判断のスキンケアだけでは改善が難しいケースが多い疾患です。低刺激製品の使用や刺激を避ける生活習慣は症状の悪化防止に役立ちますが、根本的な改善には皮膚科での診断と、メトロニダゾールゲルなどの処方薬による治療を並行して行うことが重要です。
紫外線は毛細血管を傷つけ、赤みを慢性化させる原因になるため、日焼け止めは毎日欠かさず使用することが大切です。赤みや敏感肌がある方は、酸化亜鉛や酸化チタンを主成分とするノンケミカル系(紫外線散乱剤)のSPF30以上・PA+++以上のものを選ぶと、肌への刺激を抑えられます。
赤みが数週間以上続いて改善しない、かゆみ・灼熱感・腫れを伴う、赤みの範囲が広がっているといった場合は早めの受診をおすすめします。当院では丁寧な診察により酒さや毛細血管拡張症などを正確に診断し、外用薬の処方やレーザー・光治療など、一人ひとりに合った治療計画を提案しています。
💪 まとめ
鼻の赤みは、毛細血管拡張・酒さ・ニキビや脂漏性皮膚炎・乾燥・紫外線ダメージなど、さまざまな原因によって引き起こされます。それぞれの原因によってケアの方法が異なるため、まずは自分の赤みがどのタイプなのかを把握することが大切です。
スキンケアの基本は、低刺激な製品で清潔に保ち、しっかり保湿して、紫外線から皮膚を守ることです。刺激の強い成分を避け、バリア機能を高める保湿成分を含む製品を選ぶことが赤みの予防と改善につながります。また、食事・睡眠・ストレス管理といった生活習慣の改善も、皮膚の健康を内側から支える重要な要素です。
自宅でのケアで改善が見られない場合や症状が続く場合は、皮膚科やクリニックへの相談を躊躇わないことが大切です。医療機関では正確な診断と適切な治療が受けられるため、長年悩んできた赤みが改善する可能性があります。鼻の赤みを放置せず、正しい知識とケアで一歩ずつ改善に向けて取り組んでいきましょう。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 酒さ(ロサセア)・毛細血管拡張症・脂漏性皮膚炎などの皮膚疾患の診断基準・治療ガイドラインに関する情報。記事内で言及されている各疾患の医学的根拠として参照。
- PubMed – 酒さ(ロサセア)のスキンケア・治療に関する国際的な臨床研究論文。ナイアシンアミド・メトロニダゾール・イベルメクチンなどの有効成分に関する科学的根拠として参照。
- 厚生労働省 – 化粧品・スキンケア製品の成分規制および安全性に関する情報。記事内で紹介している低刺激処方・ノンケミカル日焼け止め・保湿成分の選び方の根拠として参照。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務