毛穴の黒ずみや詰まりが気になって、「自宅で毛穴洗浄ができないか」と考えている方は多いのではないでしょうか。毎日のスキンケアを少し変えるだけで、毛穴の状態が改善することがあります。一方で、間違ったケアを続けると肌を傷めてしまう可能性もあります。この記事では、自宅でできる毛穴洗浄のおすすめの方法を正しい手順とともに解説しながら、注意すべきポイントについても詳しくご紹介します。毛穴トラブルに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
- 毛穴が詰まる原因とは?
- 自宅でできる毛穴洗浄の基本的な考え方
- おすすめの毛穴洗浄方法① 正しい洗顔方法
- おすすめの毛穴洗浄方法② クレンジングの選び方と使い方
- おすすめの毛穴洗浄方法③ スチーマーを活用する
- おすすめの毛穴洗浄方法④ 毛穴ケアに特化したアイテムの活用
- おすすめの毛穴洗浄方法⑤ ピーリングケア
- やってはいけない毛穴ケアの落とし穴
- 自宅ケアの限界とクリニック治療の違い
- まとめ
この記事のポイント
自宅での毛穴洗浄は、正しい洗顔・クレンジング・ピーリングを組み合わせ、角栓の押し出しや洗顔のし過ぎなど逆効果なケアを避けることが重要。改善しない場合はアイシークリニックのハイドラフェイシャルやケミカルピーリング等の専門治療が有効。
🎯 毛穴が詰まる原因とは?
毛穴が詰まったり、黒ずんだり、目立ったりする原因を知ることは、適切なケアをするうえでとても大切です。そもそも毛穴とは、皮膚の表面にある皮脂腺や毛根の出口のことで、皮脂を肌の表面に届ける役割を担っています。この皮脂の分泌が多すぎたり、古い角質が蓄積したりすることで、毛穴が詰まりやすくなります。
毛穴詰まりが起こる主な要因としては、皮脂の過剰分泌が挙げられます。皮脂の分泌量が増えると、毛穴の中に皮脂が溜まりやすくなります。この皮脂が空気に触れると酸化して黒くなり、いわゆる「黒ずみ毛穴」を引き起こします。皮脂の分泌量はホルモンバランスや食生活、睡眠の質、ストレスなどの影響を受けやすいとされています。
次に、ターンオーバーの乱れも重要な要因です。肌の細胞は一定のサイクルで生まれ変わりますが、このターンオーバーが乱れると、古い角質が肌の表面に残りやすくなります。その古い角質が毛穴の出口に蓄積すると、詰まりの原因になります。乾燥や紫外線ダメージ、加齢なども、ターンオーバーの乱れを引き起こす一因とされています。
また、メイクの落とし残しも見逃せない原因のひとつです。ファンデーションや日焼け止めがしっかりと落とせていない場合、その成分が毛穴の中に残り、詰まりを助長することがあります。特に油分の多いコスメは、毛穴詰まりを起こしやすいと言われています。さらに、間違ったスキンケアや過度な洗顔によって肌のバリア機能が低下すると、肌が乾燥を感知して皮脂を過剰に分泌しようとするため、結果的に毛穴詰まりを悪化させるという悪循環に陥ることもあります。
Q. 毛穴が詰まる原因は何ですか?
毛穴詰まりの主な原因は、皮脂の過剰分泌、ターンオーバーの乱れ、メイクの落とし残しの3つです。皮脂が空気に触れると酸化して黒ずみになります。過度な洗顔や間違ったスキンケアでバリア機能が低下すると、肌が皮脂を過剰分泌し、詰まりが悪化する悪循環に陥ることもあります。
📋 自宅でできる毛穴洗浄の基本的な考え方
自宅での毛穴洗浄を成功させるためには、「汚れをやさしく取り除く」「肌のバリア機能を守る」「継続する」という3つの考え方を意識することが大切です。
まず、汚れをやさしく取り除くという点ですが、毛穴の詰まりを解消しようとするあまり、強い力でこすったり、刺激の強いアイテムを使いすぎたりすることは逆効果になりかねません。肌に必要な油分や潤いまで奪ってしまうと、肌は余計に皮脂を分泌しようとします。やさしい力加減で、必要な汚れだけをしっかり落とすことを意識しましょう。
次に、肌のバリア機能を守ることです。肌表面には「皮膚バリア機能」と呼ばれる防御機能があり、外部の刺激から肌を守ると同時に、肌内部の水分蒸発を防いでいます。毛穴ケアのつもりで行った間違ったケアがバリア機能を壊してしまうと、肌荒れや乾燥、さらには毛穴の目立ちが悪化することがあります。洗顔やピーリングの後は必ず保湿を忘れずに行いましょう。
最後に継続することです。毛穴ケアは一度や二度行ったからといってすぐに劇的な変化が出るものではありません。毎日の積み重ねによって、少しずつ毛穴の状態が改善されていきます。無理なく続けられるルーティンを作ることが、毛穴洗浄の効果を引き出す秘訣です。
💊 おすすめの毛穴洗浄方法① 正しい洗顔方法
毛穴洗浄の基本中の基本は、毎日の洗顔です。しかし「洗顔しているのに毛穴が改善しない」という方は、洗顔の方法を見直すだけで状態が変わる可能性があります。
正しい洗顔の手順として、まず洗顔料をしっかりと泡立てることが重要です。泡立てが不十分なまま顔に塗りつけてしまうと、汚れが落ちにくいだけでなく、摩擦によって肌が傷ついてしまいます。泡立てネットやハンドソープポンプタイプの洗顔フォームを活用して、きめ細かいもっちりした泡を作るようにしましょう。
泡ができたら、Tゾーン(額・鼻周り)から洗い始めます。Tゾーンは皮脂の分泌が多く、特に毛穴詰まりが起きやすい部位です。泡を転がすようにやさしくなじませ、毛穴の中の汚れを浮かせるイメージで行います。目の周りや頬など、乾燥しやすいUゾーンは最後に短時間でやさしく洗います。
すすぎは十分な量のぬるま湯(32〜35℃程度)で行います。洗顔料の成分が残っていると毛穴詰まりや肌トラブルの原因になるため、生え際や小鼻の周り、顎の裏などもしっかりとすすぎましょう。熱すぎるお湯は皮脂や潤いを必要以上に奪ってしまうため、ぬるま湯が適切です。
洗顔後は、清潔なタオルで水分を押さえるようにやさしく拭き取り、すぐに化粧水や保湿クリームで潤いを補給してください。洗顔後は肌がデリケートになっているため、こすることは禁物です。
また、洗顔の回数についても注意が必要です。洗いすぎは肌の潤いを奪い、かえって皮脂の過剰分泌を招きます。基本的には朝と夜の1日2回が目安とされていますが、脂性肌の方でも1日3回以上の洗顔は避けた方がよいでしょう。
Q. 正しい洗顔方法のポイントを教えてください。
正しい洗顔は、泡立てネット等でもっちりした泡を作り、皮脂が多いTゾーンから泡を転がすようにやさしく洗うことが基本です。すすぎは32〜35℃のぬるま湯で行い、生え際や小鼻周りも丁寧に流します。洗顔後はタオルで押さえるように拭き、すぐに保湿ケアを行うことが大切です。1日2回が目安で洗いすぎは禁物です。

🏥 おすすめの毛穴洗浄方法② クレンジングの選び方と使い方
メイクをする方にとって、クレンジングは毛穴ケアに欠かせないステップです。クレンジングの目的は、洗顔では落としにくい油分を含むメイクアップ成分や日焼け止めを溶かして取り除くことにあります。
クレンジングには大きく分けて、オイルタイプ、ミルクタイプ、ジェルタイプ、バームタイプ、シートタイプなどがあります。毛穴洗浄という観点では、それぞれの特徴を理解したうえで自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切です。
オイルタイプのクレンジングは、皮脂汚れや毛穴の詰まりを溶かす力が高く、メイクをしっかり落としたい方に向いています。ただし、洗浄力が強いぶん、乾燥しやすい肌には刺激になることもあるため、使用後の保湿ケアをより丁寧に行うことが必要です。
ミルクタイプは洗浄力はやや穏やかですが、保湿成分を含んでいるものが多く、乾燥肌や敏感肌の方でも使いやすいのが特徴です。ただし、濃いメイクやウォータープルーフコスメを使っている場合は、落としきれないこともあるため注意が必要です。
ジェルタイプは、みずみずしいテクスチャーで使い心地がよく、毛穴の汚れをやさしく絡め取る効果が期待できます。脂性肌の方でも使いやすいタイプです。バームタイプは固形タイプで、肌に乗せると体温でオイルに変化し、毛穴の奥までスムーズになじんでいく特徴があります。
クレンジングを使う際は、乾いた手・乾いた顔に使用することが基本です。水が混ざると洗浄力が低下するため、手や顔に水気がある状態での使用は避けましょう。クレンジング剤を顔に乗せたら、こすらずに円を描くようにくるくると動かし、メイクや汚れを浮かせます。特に毛穴が詰まりやすい鼻周りや小鼻の横は、指先でやさしくなじませる時間を少し多めにとると効果的です。
すすぎは十分に行い、クレンジング剤が残らないよう注意してください。クレンジング後に洗顔を行うダブル洗顔が推奨される製品もありますが、最近は1ステップで済む「洗顔不要」タイプのクレンジングも増えています。自分のメイクの濃さや肌質に合わせて選ぶとよいでしょう。
⚠️ おすすめの毛穴洗浄方法③ スチーマーを活用する
フェイシャルスチーマーとは、細かいミスト状の蒸気を顔に当てることで、毛穴を開かせて汚れや皮脂を浮かせるためのスキンケアアイテムです。自宅での毛穴ケアに取り入れる方が増えており、洗顔や毛穴ケアアイテムとの組み合わせで効果を高めることができます。
スチーマーを使う最大のメリットは、温かい蒸気が肌にあたることで毛穴がやわらかく開き、その状態で洗顔やケアを行うことで汚れが落ちやすくなるという点です。また、蒸気によって肌の角質層に潤いが届きやすくなるため、保湿効果も期待できます。
スチーマーの使い方としては、洗顔の前または後に使用するのが一般的です。洗顔前に使う場合は、スチーマーで毛穴を開かせてから洗顔すると、汚れが落ちやすくなります。洗顔後に使う場合は、蒸気を当てた後にローションや美容液をなじませると、成分が浸透しやすくなると言われています。
使用時間の目安は5〜10分程度とされています。長時間当てすぎると肌に必要な水分が蒸発してしまうことがあるため、適切な時間を守ることが大切です。また、距離にも注意が必要で、一般的には顔から20〜30cm程度離して使用します。近すぎると肌に刺激となることがあります。
スチーマーを使用する際の注意点として、肌が赤くなっている方や敏感肌の方、ニキビが多い方は刺激になる可能性があります。自分の肌状態を見ながら取り入れるかどうかを判断するようにしてください。
Q. 自宅でできるピーリングの種類と注意点は?
自宅ピーリングには物理的ピーリング(スクラブ・酵素洗顔)と化学的ピーリング(AHA・BHA配合製品)があります。毛穴詰まりにはBHAが特に有効です。使用は週1〜2回が目安で、刺激に慣れるまで低濃度・短時間から始めることが重要です。ピーリング後は肌のバリア機能が低下するため、日焼け止めの徹底と丁寧な保湿ケアが必須です。
🔍 おすすめの毛穴洗浄方法④ 毛穴ケアに特化したアイテムの活用
ドラッグストアやコスメショップには、毛穴ケアに特化した様々なスキンケアアイテムが販売されています。それぞれの特徴を知ったうえで上手に活用することで、毛穴洗浄の効果を高めることができます。
まず、毛穴吸引器(ポアクリーナー)です。これは電動の吸引機で、皮膚表面に当てることで毛穴に詰まった皮脂や汚れを吸い取るアイテムです。使い方が簡単で、即効性が感じられることから人気があります。ただし、吸引力が強すぎると毛穴が広がってしまったり、毛細血管が傷ついたりする可能性があります。弱い吸引力から始め、同じ場所に長時間当て続けないことが大切です。
次に、毛穴パック(鼻パック)です。シート状のパックを水で濡らして鼻に貼り付け、乾いたらはがすことで毛穴に詰まった角栓を引き抜くタイプのアイテムです。即効性が感じられるため多くの方が試していますが、使い過ぎると肌を傷めたり毛穴が開いたままになったりするリスクがあります。使用頻度は週1〜2回程度にとどめ、使用後は収れん化粧水などで毛穴を引き締めるケアを行うことをおすすめします。
毛穴ケア専用の洗顔料も数多く販売されています。炭(チャコール)配合のものは、炭の多孔質な性質が汚れを吸着すると言われています。クレイ(泥)配合の洗顔料は、クレイが皮脂汚れを吸収してすっきりと洗い上げます。BHA(サリチル酸)配合の洗顔料は、角質を柔らかくする働きがあり、毛穴の詰まりを改善する効果が期待できます。
また、化粧水や美容液の中にも毛穴ケアに効果的な成分が配合されたものがあります。例えばナイアシンアミドは、毛穴の目立ちを改善し、皮脂の分泌をコントロールする働きが研究で示されています。レチノール(ビタミンA)は、ターンオーバーを促進し、毛穴詰まりの原因となる角質の蓄積を改善する効果が期待できます。ただしレチノールは効果が高い一方で、刺激が出ることもあるため、初めて使う場合は低濃度のものから試すことが重要です。
📝 おすすめの毛穴洗浄方法⑤ ピーリングケア
ピーリングとは、肌の表面に蓄積した古い角質を取り除くケアのことです。ターンオーバーを促進し、毛穴詰まりの原因となる角質を除去することで、毛穴が目立ちにくくなる効果が期待できます。自宅でできるピーリングには大きく分けて物理的ピーリングと化学的ピーリングがあります。
物理的ピーリングは、スクラブ剤やゴマージュ(酵素洗顔)など、物理的な摩擦によって角質を取り除く方法です。スクラブ剤には細かい粒子が含まれており、それが肌をやさしく研磨して古い角質を落とします。ただし、粒子が粗すぎたり力を入れすぎたりすると、肌を傷める原因になります。キメの細かい粒子を使ったスクラブを選び、やさしくなじませるようにして使いましょう。使用頻度は週1〜2回程度が一般的です。
酵素洗顔は、酵素の力でたんぱく質からなる古い角質や皮脂を分解する方法です。スクラブのような物理的な摩擦が少ないため、肌への負担を抑えながら毛穴ケアができます。粉末タイプが多く、使う直前に水で溶かして使います。
化学的ピーリングは、AHA(グリコール酸・乳酸などのフルーツ酸)やBHA(サリチル酸)などの化学成分を含む製品を使って、肌の古い角質を溶かして除去する方法です。AHAは水溶性で、肌の表面の古い角質を取り除くのに適しています。BHAは油溶性で、毛穴の中まで浸透して皮脂を溶かし、角栓を取り除く効果が期待できます。毛穴詰まりには特にBHAが有効とされています。
ピーリング製品を使う際の注意点として、刺激に慣れるまで低濃度・短時間から始めることが大切です。ピーリング後は肌のバリア機能が一時的に低下するため、紫外線に当たらないよう日焼け止めを徹底して使用してください。また、ピーリングで肌が乾燥しやすくなるため、使用後は保湿ケアを丁寧に行うことが重要です。赤みやヒリヒリ感が強い場合は使用を中止し、肌の状態が落ち着いてから再開するか、皮膚科や美容クリニックに相談することをおすすめします。
Q. クリニックで受けられる毛穴治療にはどんなものがありますか?
アイシークリニックでは毛穴の悩みに合わせた複数の治療を提供しています。水流で毛穴汚れを吸い出しながら美容成分を補給するハイドラフェイシャル、高濃度薬剤で角質を除去するケミカルピーリング、毛穴収縮を促すレーザーフラクショナル治療などがあります。自宅ケアで改善しない場合は、カウンセリングで肌状態を確認したうえで最適な治療をご提案しています。
💡 やってはいけない毛穴ケアの落とし穴
毛穴洗浄を自宅で行う際、やってしまいがちな間違ったケアについて解説します。せっかくの努力が逆効果にならないよう、注意すべきポイントをしっかり押さえておきましょう。
まず、角栓を指で押し出すことは絶対に避けてください。毛穴の周囲の皮膚を指で押すことで、一見角栓が取れたように見えますが、実際には毛穴を傷つけ、炎症を起こしたり毛穴が広がったりするリスクがあります。また、無理に押し出すと皮膚内部で毛穴が破れ、ニキビや色素沈着の原因になることもあります。
次に、洗顔のし過ぎです。毛穴の汚れをしっかり落としたいと思うあまり、1日に何度も洗顔を繰り返したり、洗浄力の強い洗顔料を使って時間をかけて洗ったりする方がいます。これは肌のバリア機能を壊し、乾燥を招きます。乾燥した肌は毛穴を目立ちやすくさせるとともに、皮脂の過剰分泌を引き起こして逆に毛穴詰まりを悪化させます。
テープや毛穴パックの使い過ぎも注意が必要です。毛穴パックは正しく使えば一時的な角栓除去に役立ちますが、毎日使用したり、同じ部位に繰り返し使ったりすると、肌への刺激が強くなります。パックを剥がす際の刺激で角質層が傷つき、毛穴が広がるだけでなく、肌が薄くなってしまうこともあります。
また、保湿ケアを怠ることも毛穴ケアの妨げになります。毛穴が気になる方の中には、脂性肌を気にして保湿を控えている方もいますが、保湿不足は肌の乾燥を招き、かえって皮脂が過剰に分泌されて毛穴詰まりが悪化する原因になります。たとえ脂性肌や混合肌であっても、水分補給の観点から保湿ケアは欠かさないようにしましょう。油分の少ないさっぱりとしたテクスチャーのローションや乳液を選ぶとよいでしょう。
さらに、日焼け止めを怠ることも毛穴悪化の一因となります。紫外線は肌のコラーゲンやエラスチンを分解し、皮膚のたるみや毛穴の目立ちを引き起こします。毛穴を引き締めたいと思うなら、日常的な紫外線対策は必ず行うようにしましょう。
✨ 自宅ケアの限界とクリニック治療の違い

自宅での毛穴洗浄ケアは日々継続することで一定の効果が期待できますが、それには限界もあります。毛穴の目立ちや詰まりの程度によっては、自宅ケアだけでは改善が難しいケースもあります。そのような場合には、美容クリニックでのプロフェッショナルな治療を検討することも選択肢のひとつです。
自宅ケアが持つ限界として、まず市販のアイテムに含まれる成分の濃度が、クリニックで使用されるものと比べて低いという点が挙げられます。例えば、自宅でできるピーリングに使われるAHAやBHAの濃度は、肌への安全性を考慮して比較的低く設定されています。一方、クリニックで行うケミカルピーリングはより高濃度の薬剤を使用できるため、自宅ケアよりも確実に角質を除去する効果があります。
また、毛穴の目立ちの原因が皮脂の過剰分泌だけでなく、毛穴の構造変化や皮膚のたるみによるものである場合、スキンケアだけではなかなか改善が難しいことがあります。このような場合、クリニックでの治療が有効です。
美容クリニックで行われる代表的な毛穴治療には以下のようなものがあります。
ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を使って肌の古い角質を取り除く施術です。毛穴詰まりや黒ずみ、ニキビ跡などに対して効果が期待できます。施術後は新しい肌が再生されるため、透明感がアップするという方も多いです。
ハイドラフェイシャルは、専用の機器を使って水流と負圧により毛穴の汚れを吸い出しながら、同時に美容成分を補給する施術です。痛みが少なく、施術直後から効果が実感できると評判です。毛穴洗浄と保湿ケアを同時に行える点が特徴で、ダウンタイムがほとんどないため、仕事の合間に受ける方も多い治療法です。
レーザーフラクショナル治療は、レーザーを使って皮膚に微細な穴を無数に開け、肌の再生力を高める施術です。毛穴の収縮やコラーゲン生成を促すため、開き毛穴や毛穴のたるみに対しても効果が期待できます。
ダーマペン・マイクロニードリングは、細かい針で肌に微細な穿刺を行い、肌の再生力を引き出す施術です。コラーゲンやエラスチンの産生が促されることで、毛穴の引き締めや肌質改善が期待できます。
イオン導入は、微弱な電流を使って美容成分を肌の奥まで浸透させる施術です。ビタミンCやトラネキサム酸などの有効成分が、通常の塗布よりも効率的に浸透するとされており、毛穴の開きや黒ずみ、くすみの改善に効果が期待できます。
クリニックでの施術は、肌の状態をしっかりカウンセリングしたうえで最適な治療法を選んでもらえるため、自宅ケアでは限界を感じている方にとって大きな選択肢となります。アイシークリニック上野院では、毛穴の悩みに合わせたカウンセリングと治療を提供しています。気になる方はぜひ一度相談してみることをおすすめします。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、自宅での毛穴ケアに熱心に取り組まれているものの、間違った方法を続けることで肌のバリア機能が低下し、毛穴トラブルがかえって悪化した状態でご来院される患者様が少なくありません。角栓の押し出しや過度な毛穴パックなど、即効性を求めた刺激の強いケアは肌を傷める原因となりますので、まずはやさしい洗顔と丁寧な保湿を土台にすることが大切です。自宅ケアで改善が実感できない場合には、ハイドラフェイシャルやケミカルピーリングといったクリニックならではの治療法で根本的にアプローチすることができますので、お気軽にご相談ください。」
📌 よくある質問
毛穴詰まりの主な原因は、皮脂の過剰分泌、ターンオーバーの乱れ、メイクの落とし残しの3つです。皮脂が空気に触れて酸化すると黒ずみになります。また、間違ったスキンケアや過度な洗顔でバリア機能が低下すると、肌が余計に皮脂を分泌し、詰まりが悪化する悪循環に陥ることもあります。
基本的には朝と夜の1日2回が目安です。脂性肌の方でも1日3回以上の洗顔は避けることをおすすめします。洗いすぎは肌の潤いを奪い、皮脂の過剰分泌を招いて、かえって毛穴詰まりを悪化させる原因になります。洗顔後は必ず保湿ケアを行うことが大切です。
毛穴パックの使用頻度は週1〜2回程度にとどめることをおすすめします。毎日使用したり同じ部位に繰り返し使ったりすると、角質層が傷つき、毛穴が広がったり肌が薄くなったりするリスクがあります。使用後は収れん化粧水などで毛穴を引き締めるケアも忘れずに行いましょう。
角栓を指で押し出すことは絶対に避けてください。毛穴を傷つけて炎症を引き起こしたり、毛穴が広がったりするリスクがあります。さらに、皮膚内部で毛穴が破れた場合、ニキビや色素沈着の原因になることもあります。角栓のケアは、ピーリングや毛穴ケア専用アイテムをやさしく使う方法が適切です。
当院では、毛穴の悩みに合わせたさまざまな治療を提供しています。代表的なものとして、古い角質を除去するケミカルピーリング、水流で毛穴汚れを吸い出しながら美容成分を補給するハイドラフェイシャル、毛穴の収縮を促すレーザーフラクショナル治療などがあります。カウンセリングで肌状態を確認したうえで最適な治療をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
🎯 まとめ
毛穴洗浄を自宅で行うためのおすすめ方法と注意点について解説してきました。最後にポイントを整理しておきましょう。
毛穴の詰まりや黒ずみは、皮脂の過剰分泌、ターンオーバーの乱れ、メイクの落とし残しなどが主な原因です。これらに対応するために、正しい洗顔・クレンジング、スチーマーの活用、毛穴ケアアイテムの使用、ピーリングケアなど、様々なアプローチを組み合わせることが効果的です。
自宅ケアを行うときは、やさしく汚れを取り除くことと肌のバリア機能を守ることを常に意識してください。角栓を指で押し出したり、洗顔をし過ぎたり、パックを頻繁に使いすぎたりすることは逆効果になる場合があります。また、保湿と紫外線対策は毛穴ケアにおいても基本中の基本です。
自宅でのセルフケアを続けても改善が見られない場合や、もっと確実な効果を求める場合には、美容クリニックでの施術を検討してみてください。ケミカルピーリングやハイドラフェイシャルなど、クリニックならではの治療法が毛穴トラブルの根本改善に役立つ可能性があります。アイシークリニック上野院では、患者様一人ひとりの肌状態に合わせた毛穴治療のご提案を行っています。自宅ケアで限界を感じている方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 皮膚の構造・機能(皮脂腺・毛穴・バリア機能)に関する基礎知識、ターンオーバーの仕組み、正しい洗顔・スキンケア方法についての医学的根拠として参照
- 厚生労働省 – 化粧品・医薬部外品(ピーリング製品・洗顔料・クレンジング剤等)の成分規制や安全性基準、消費者向けスキンケア製品の適切な使用に関する行政指針として参照
- PubMed – ナイアシンアミドによる毛穴目立ち・皮脂分泌コントロール効果、サリチル酸(BHA)・レチノールの角質改善効果、ケミカルピーリングの有効性に関する国際的な臨床研究・査読論文として参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務