💡 この記事を読むと分かること
- ✅ 脂腺増殖症の正しい見分け方
- ✅ 他の病気との違い
- ✅ クリニックでの効果的な治療法
⚠️ 重要:脂腺増殖症は自然治癒しません
顔のどこかに、中心がへこんだ黄色・白色の粒ができているなら、脂腺増殖症を発症している可能性が高いです。脂腺増殖症の腫瘍は時間の経過とともに大きくなっていき、自然治癒の可能性はありません。
🚫 自分でつぶそうとすると細菌感染を引き起こす危険性があるため、クリニックでの適切な治療を検討しましょう。
😰「顔に多数のぶつぶつができてしまった…」
😥「顔のぶつぶつをセルフケアで治すことは可能だろうか?」
そんなお悩みを抱えていませんか?実は、その症状は「脂腺増殖症」かもしれません。
🔍 脂腺増殖症(しせんぞうしょくしょう)とは?鼻やおでこにできやすい

脂腺増殖症は、中心にへこみを持つ5~6mm程度の黄色や白色のふくらみが、皮膚に現れる病気です。
📌 特徴的な症状
- ✓ 痛みやかゆみなどの自覚症状はほとんどない
- ✓ 皮脂を分泌する皮脂腺が増えたり大きくなったりして発疹ができる
- ✓ 一つだけでなく、複数箇所に点在する場合が多い
🎯 好発部位
脂腺増殖症は鼻やおでこなど、皮脂が多く分泌されやすい箇所を中心に症状が現れることが特徴です。
❓ 脂腺増殖症の原因は?加齢とホルモンが関係
脂腺増殖症の発症の原因は完全には明らかにされていませんが、いくつかの要因が関係していると考えられています。
📊 年齢別の発症傾向
- 👴 中年以降(40代~)の発症が最も多い
- 📈 年齢を重ねるごとにふくらみの数が増える傾向
- 🧬 加齢が主な関係因子と考えられています
⚠️ 若い世代も要注意
ただし20代の人でも脂腺増殖症を発症するケースがあるので、若ければ発症しないというわけではありません。若い人の場合、男性ホルモンの作用によって、皮脂腺が増殖すると推測されています。
💧 体質との関係
また脂腺増殖症は、オイリー肌(脂性肌)の人も発症しやすいことが分かっています。
🤔 脂腺増殖症とイボの違いは?間違えやすい3つの病気を徹底解説

ここでは脂腺増殖症と間違えやすい3つの病気について詳しく解説します。
- 👁️ 汗管腫(かんかんしゅ)
- ⚪ 稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ)
- 💧 粉瘤(ふんりゅう)
病気によって原因や症状、治療法が全く異なるので、自分がどの病気かを把握するための参考にしてください。
⚠️ 注意:自己判断は危険です
それぞれの病気を自身だけで正確に判断するのは非常に難しいので、自己判断で対処せずにクリニックを必ず受診しましょう。
👁️ 1.汗管腫(かんかんしゅ)|まぶたのできものに要注意
汗管腫は、肌色や赤みを帯びた薄黄色の皮膚の盛り上がりがまぶたを中心に発生する病気です。
📏 サイズ:直径1~3mm程度
🎯 好発部位:まぶた、顔、胸、お腹
👩 患者の特徴:女性の割合が圧倒的に高い
🚫 汗管腫は自然治癒の可能性がゼロのため、クリニックでの治療を検討する必要があります。
⚠️ 液体窒素治療は危険!
まれにいぼと誤診され、医師から液体窒素による冷凍治療を提案されることもありますが、これは非常にリスクの高い行為です。液体窒素では汗管腫は良くならないばかりか、傷跡が残るリスクもあります。
💡 診断のポイント
特にまぶたにできた、いぼのようなできものは汗管腫を疑いましょう。
汗管腫については次の記事で詳しく解説しているので、あわせてご確認ください。
汗管腫とは?目の下のぶつぶつの原因やクリニックにおける4つの治療法を解説
⚪ 2.稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ)|白い粒が特徴
稗粒腫は目の周りやまぶたなどを中心に、多数の白い粒ができる病気です。
📍 粒の正体は「古い角質」
粒の中身は古い角質(ケラチン)であり、その部分が白く透けて見えている場合が多いです。
🔄 発症原因
稗粒腫は新陳代謝(ターンオーバー)の滞りが原因で発症すると考えられており、年齢を重ねると粒が増える特徴があります。ただし子どもも発症することがあるため、体質も関係している可能性が高いです。
⏰ 自然治癒について
自然に粒が消える場合もありますが、多くの時間を必要とするので、効率的に治すためにもクリニックを受診しましょう。
💧 3.粉瘤(ふんりゅう)|潰すのは絶対NG!
粉瘤は皮膚の内側にできた袋に、垢や皮脂などが溜まることで生じる良性の腫瘍です。
❓ 原因不明
現状では粉瘤ができる原因は明らかになっていません。
👀 初期症状の特徴
初期症状はしこりを感じる程度にとどまり、皮膚の表面に症状が現れないため、自覚することが難しいです。
🦠 細菌感染のリスク
腫瘍には穴が空いており、そこから細菌感染を引き起こし、炎症が生じる場合もあります。炎症を起こすと痛みや熱感を伴うため、この段階になって症状を認識する人もいます。
🚫 絶対にやってはいけないこと
腫瘍を自分で潰そうとすると、感染の範囲が拡大し、症状を悪化させかねません。自己判断による処置は避け、必ずクリニックの受診を検討しましょう。
粉瘤の原因や症状、治療法については次のページをご確認ください。
💉 アイシークリニックで行う脂腺増殖症の3つの治療法

当院では脂腺増殖症の治療法として、次の3つを提供しています。
- ✂️ 切除手術
- ⚡ 炭酸ガス(CO2)レーザー
- ❄️ 液体窒素による冷凍凝固術
それぞれの治療の特徴やメリット、デメリットを詳しく解説します。
✂️ 切除手術|傷跡が目立ちにくい専門治療
脂腺増殖症の治療では、メスを使った切除手術が行われます。
✨ メリット
皮膚の深い部分の肉まで削り取ることはないので、傷跡はあまり目立ちません。
⚠️ 注意点
ただし切除の範囲によっては出血が多く見られ、術後に大きなガーゼで保護する場合があります。
👨⚕️ 当院の強み
当院の手術では、皮膚科医や形成外科医がチームを組み、治療に取り組んでいます。各領域のスペシャリストが持つ知見を合わせているため、痛みが少なく傷跡も目立ちにくい治療が可能です。
⚡ 炭酸ガス(CO2)レーザー|ダウンタイムが短い
水分に反応する炭酸ガスレーザーで、患部の粒を蒸散させることも可能です。
✅ 炭酸ガスレーザーのメリット
- 💉 術後の出血が少ない
- ⏰ 患部の治癒が手術よりも早い
- 🩹 ダウンタイムが短縮できる
⚠️ デメリット
ただし腫瘍を全て除去できるとは限らないため、確実性を求める場合は手術による切除の方が効率的に治療できます。
当院の炭酸ガスレーザーの治療については次のページをご確認ください。
炭酸ガス(CO2)レーザーによるいぼやほくろの除去|3つの特徴や料金相場、注意点を紹介します
❄️ 液体窒素による冷凍凝固術|当院では非推奨
超低温の液体窒素に浸した綿棒を使って腫瘍を固め、細胞を破壊する治療も可能です。
⚠️ 限界と注意点
脂腺増殖症を根本的に治癒することはできませんが、症状を一時的に改善させられます。ただし、患部が炎症して色素沈着が生じたり、傷跡が残ったりする可能性があり、当院では脂腺増殖症に対する液体窒素治療は推奨しておりません。
液体窒素による冷凍凝固術については、以下、当院のイボ治療のページをご確認ください。
💬 脂腺増殖症に関するよくある質問

脂腺増殖症についてよくある質問をまとめました。症状や治療に関する不安・悩みを軽減するためにぜひご確認ください。
手術も含め、脂腺増殖症の治療では原則として保険が適用されます。
手術に伴い発生する初診料や処方箋料についても、保険適用の対象です。
ただし炭酸ガスレーザーを使用する場合、保険適用の範囲外となります。
💡 治療料金の詳細については、受診時にお気軽にお尋ねください。
脂腺増殖症は、ターンオーバーのサイクルを整えることで予防・対策できます。
加齢に伴うターンオーバーの乱れが皮脂の増加を引き起こし、脂腺増殖症を発症・悪化させると考えられています。
📌 生活習慣の改善ポイント
ターンオーバーは老化以外にも生活習慣が関係しています。睡眠が不規則だったり栄養バランスに偏りがあったりすると、ターンオーバーが乱れ、皮脂の増加につながる可能性が高いです。
✅ 予防のための具体策
食事で肌の健康を促進するビタミン類(ビタミンA、C、E)などを摂取し、日々規則正しい生活を心がけて脂腺増殖症を予防しましょう。
🚫 脂腺増殖症が自然に治癒する可能性はありません。
良性の腫瘍なので放置しても身体に悪影響は与えませんが、時間の経過とともに粒が徐々に大きくなっていきます。
😟 放置することのデメリット
見た目が気になり、日常生活でストレスを感じる場面が増える可能性があります。見た目への影響が気になる方は、早めにクリニックへの相談を検討しましょう。
🏥 脂腺増殖症の治療はアイシークリニックへ

脂腺増殖症は、中心にへこみを持つ5~6mm程度の黄色や白色のふくらみが皮膚に現れる病気です。
汗管腫、稗粒腫、粉瘤と間違えやすいため、自己判断せずにクリニックに相談しましょう。
✅ 当院の3つの治療方法
- ✂️ 切除手術
- ⚡ 炭酸ガス(CO2)レーザー
- ❄️ 液体窒素による冷凍凝固術
患者さまの症状にあわせて最適な治療をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
✨ アイシークリニック上野院の脂腺増殖症治療の3つの特徴
アイシークリニック上野院では、脂腺増殖症治療において以下の特徴を持って診療を行っています。
📊 特徴①:豊富な症例実績
当院では年間数百例の脂腺増殖症治療を手がけており、症例数の豊富さから培われた技術と経験により、患者様一人ひとりに最適な治療法をご提案いたします。
💎 特徴②:美容皮膚科の視点を取り入れた治療
単に病変を除去するだけでなく、治療後の美容面にも配慮した丁寧な治療を心がけています。傷跡を最小限に抑え、自然な仕上がりを目指します。
🔬 特徴③:最新の医療機器を完備
高性能な炭酸ガスレーザーをはじめ、最新の医療機器を導入し、より精密で負担の少ない治療を実現しています。
📋 診療の流れ|初診から治療完了まで
1️⃣ 初診・カウンセリング(約30分)
- 💬 症状の詳細な問診
- 🔍 皮膚の状態を専用機器で詳しく観察
- 📝 治療法の説明とご相談
- 💰 料金や治療期間についてのご説明
2️⃣ 治療前準備
- ✍️ 同意書へのご署名
- 📸 治療部位の写真撮影(治療効果の記録用)
- 💉 局所麻酔の実施
3️⃣ 治療の実施(約15-45分)
- ⚕️ 選択した治療法に基づく処置
- 👀 術後の状態確認
- 🩹 創部の保護処置
4️⃣ アフターケア
- 📢 術後の注意事項説明
- 💊 処方薬の説明
- 📅 次回通院日の決定
💳 詳細な料金案内|保険診療で安心
💰 保険診療の場合
- 初診料:3割負担で約900円
- 手術費用(1箇所):3割負担で約3,000-6,000円
- 処方薬代:3割負担で約500-1,000円
⚠️ ※診察の結果により、保険適用の可否が決まります
⚠️ ※料金は治療内容により変動する場合があります
🏠 アフターケア・術後の注意点|しっかりサポート
📌 治療直後(当日)
- 🧼 治療部位を清潔に保つ
- 💊 処方された軟膏を指示通り塗布
- 🚫 激しい運動や長時間の入浴は避ける
📌 治療後1週間
- 🩹 ガーゼ交換を毎日実施
- ⚠️ 患部を強く擦らない
- ☀️ 紫外線対策を徹底する
📌 完全治癒まで(約2-4週間)
- 👨⚕️ 定期的な経過観察
- 💄 化粧品の使用は医師の許可後
- 🚨 異常を感じた場合は速やかに受診
📖 症例紹介と治療実績|実際の治療結果
✅ 症例1:40代男性(額部の脂腺増殖症)
治療法:炭酸ガスレーザー
治療期間:1回(15分)
結果:傷跡を残すことなく完全除去に成功
✅ 症例2:50代女性(鼻翼部の多発性脂腺増殖症)
治療法:切除手術
治療期間:1回(30分)
結果:美容面に配慮した仕上がりで満足度の高い結果
🔗 他の皮膚疾患との複合治療|効率的な同時治療が可能
脂腺増殖症と併発しやすい以下の疾患についても、同時治療が可能です:
🔸 老人性疣贅(イボ)
同じ炭酸ガスレーザーで治療可能なため、効率的な同時治療を行えます。
🔸 脂漏性角化症
加齢に伴い脂腺増殖症と同時に発生することが多く、一度の治療で対応可能です。
🔸 汗管腫
特に目元に発生する汗管腫との鑑別診断から適切な治療法の選択まで、専門的な対応を行います。
🤝 セカンドオピニオンについて|他院で治療を受けた方もご相談ください
他院で治療を受けたが結果に満足していない方、治療方針に不安がある方のセカンドオピニオンも承っています。
- 📋 他院での治療歴の詳細な聞き取り
- 🔍 現在の状態の客観的評価
- 💡 当院での治療選択肢のご提案
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務