💬 「毎日ちゃんとスキンケアしてるのに、たるみが止まらない…」
そのお悩み、化粧水だけで解決しようとしているから かもしれません。
この記事を読めば、化粧水でできること・できないことの本当のところがわかります。逆に読まないまま続けると、効果のないスキンケアにお金と時間を使い続けることになってしまうかも。
こんな経験、ありませんか?
✅ 化粧水をたっぷりつけているのにほうれい線が気になる
✅ フェイスラインがなんとなくぼやけてきた
✅ 友達から「最近疲れてる?」と言われた
👇 それ、化粧水では届かない深さの問題かもしれません
💡 この記事でわかること
📌 化粧水がたるみに効くのか・効かないのかの真実
📌 注目すべき有効成分(レチノール・ナイアシンアミドなど)
📌 化粧水だけでは限界があるたるみの正体
📌 クリニック治療(HIFU・糸リフト)との違いと併用効果
📋 この記事のポイント
化粧水は角質層の保湿に有効ですが、たるみの根本原因である真皮のコラーゲン減少には届きません。レチノールやナイアシンアミド配合の化粧水で肌環境を整えつつ、深部のたるみにはHIFUや糸リフトなどクリニック治療との併用が効果的とされています。
目次
- そもそも「たるみ」はなぜ起こるのか
- 化粧水はたるみに効果があるのか
- たるみケアに有効とされる化粧水の成分
- 化粧水の正しい使い方とたるみへのアプローチ
- 化粧水だけでは対処できないたるみの種類
- 化粧水と一緒に取り入れたいスキンケアアイテム
- 生活習慣がたるみに与える影響
- クリニックでのたるみ治療との違い
- まとめ
💡 そもそも「たるみ」はなぜ起こるのか
たるみの原因を理解するためには、まず肌の構造について知っておく必要があります。肌は表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層に分かれています。化粧水が直接届くのはおもに表皮の角質層までです。
たるみが起こる主な原因は、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの減少・変性です。コラーゲンは肌のハリと弾力を保つための主要な構造タンパク質であり、エラスチンはその弾力を支える繊維状のタンパク質です。20代をピークとして、これらの成分は加齢とともに徐々に減少していきます。30代になると変化を感じ始める方も多く、40代・50代では目に見えるたるみとして現れてくることが増えます。
さらに、紫外線もたるみを促進する大きな要因のひとつです。紫外線を浴びると活性酸素が発生し、コラーゲンやエラスチンの合成を妨げる酵素(マトリックスメタロプロテアーゼ、略してMMP)が活性化されます。これによって真皮の構造が崩れ、たるみが加速してしまいます。いわゆる「光老化」と呼ばれるメカニズムです。
また、表情筋の衰えや顔の脂肪の位置変化、骨格の変化なども、たるみの進行に関与していることが近年の研究でわかってきています。肌のハリだけでなく、顔全体の構造的な変化がたるみを引き起こしているのです。
このように、たるみは複数の層や組織が絡み合って起こる複合的な変化です。化粧水がアプローチできる範囲は限られているため、まずこの前提を知っておくことが重要です。
Q. 化粧水がたるみに効果的な理由と限界は?
化粧水は角質層への保湿と肌環境の整備に有効で、乾燥による小じわ悪化の防止や後に使う美容液の浸透を助ける効果が期待できます。ただし、たるみの主因であるコラーゲン・エラスチンが存在する真皮層には直接届かないため、根本的なたるみ改善は難しいのが現実です。
📌 化粧水はたるみに効果があるのか
結論から言うと、化粧水だけでたるみを根本的に改善させることは難しいのが現実です。ただし、化粧水がまったく意味がないというわけではありません。化粧水がたるみに対して貢献できる部分を正しく理解することが大切です。
化粧水の主な役割は「角質層に水分を補給し、保湿バリアを整えること」です。肌が乾燥すると、表皮のターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)が乱れ、肌の透明感やきめが失われます。これが長期的に続くと、肌全体のくすみや小じわの増加につながり、見た目のたるみが目立ちやすくなることがあります。
化粧水でしっかりと保湿することによって、乾燥による肌の乾燥小じわを目立たなくさせたり、肌のきめを整えたりする効果は期待できます。また、肌の保湿状態が良好であれば、続いて使う美容液や乳液などの有効成分が浸透しやすい環境を整えることにもなります。
ただし、重要なのは「化粧水の成分が真皮まで届いてコラーゲンを直接増やす」ということは、現在の化粧品の規制上では難しい点です。日本の化粧品は薬事法(現在は薬機法)によって、その効能の範囲が厳密に定められています。「コラーゲンを増やす」「たるみを治す」といった医薬品的な効果を謳うことは、一般の化粧品には認められていません。
一方で「医薬部外品」として承認を受けた化粧水の場合は、特定の有効成分が一定の濃度で配合されており、美白や保湿といった効果が認められています。たるみに関連する成分を含む医薬部外品の化粧水も存在するため、成分をしっかり確認して選ぶことが大切です。
✨ たるみケアに有効とされる化粧水の成分
化粧水の成分をよく見ると、さまざまな成分が含まれています。たるみのケアという観点から注目したい成分を以下にまとめます。
✅ ヒアルロン酸
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分で、優れた保水力を持ちます。1gで約6リットルの水を保持できるとされており、肌に塗布することで角質層の水分量を高め、乾燥による小じわを目立ちにくくする効果があります。加齢によって体内のヒアルロン酸は減少するため、外側から補給することは乾燥予防において有効です。ただし、分子量の大きいヒアルロン酸は皮膚の深部まで浸透しにくいとされており、近年は低分子化や加水分解型のヒアルロン酸を配合した製品も増えています。
📝 コラーゲン(加水分解コラーゲンなど)
化粧水に含まれるコラーゲンは、外から塗布したからといって真皮のコラーゲンと直接結合するわけではありません。しかし、コラーゲンを分解した加水分解コラーゲンは分子量が小さく、角質層に留まって保湿効果を発揮することが期待されます。肌のしなやかさや潤いを感じやすくする成分として配合されることが多いです。
🔸 レチノール(ビタミンA誘導体)
レチノールはビタミンAの一種で、コラーゲンの産生を促進する働きがあるとされる成分です。真皮に働きかけてコラーゲンやエラスチンの合成を助け、肌のターンオーバーを促進する効果が科学的に認められています。ただし、高濃度になると刺激が強くなることもあるため、使い始めは低濃度のものから試すことが推奨されます。日本の一般化粧品では濃度に上限がありますが、適切な濃度であれば継続的な使用でハリ感の改善が期待できます。
⚡ ナイアシンアミド(ビタミンB3)
ナイアシンアミドは近年、スキンケア成分として非常に注目を集めています。コラーゲン産生を促進する働きや、セラミドの合成をサポートする作用、毛穴の目立ちを改善する効果などが報告されており、たるみや肌の質感改善に役立つ可能性があります。比較的刺激が少ない成分として、さまざまな肌タイプに使いやすいことも特徴です。
🌟 ペプチド類
ペプチドとは、アミノ酸がいくつか結合した短い鎖状の物質です。コラーゲンの合成を促したり、肌のハリを高めたりする働きがあるとされるペプチドが多数開発されており、アンチエイジング化粧品によく配合されています。パルミトイルペンタペプチドやアセチルヘキサペプチドなどが代表例として知られています。
💬 セラミド
セラミドは角質層の細胞間脂質の主成分であり、肌のバリア機能を守る重要な成分です。セラミドが不足すると、外部刺激に対して肌が弱くなり、乾燥や炎症が起きやすくなります。こうした慢性的なダメージの蓄積が、肌の老化やたるみの進行につながることがあるため、セラミドを補うことはたるみ予防の観点からも重要です。
✅ ビタミンC誘導体
ビタミンCは抗酸化作用を持ち、コラーゲン合成をサポートする働きが知られています。しかし、ビタミンCはそのままの状態では不安定で分解されやすいため、化粧品には安定性を高めた「ビタミンC誘導体」が用いられることが多いです。リン酸アスコルビルマグネシウムやアスコルビルグルコシドなどがその例です。紫外線によるダメージを軽減し、コラーゲンの産生を助けることで、肌のハリ維持に寄与します。
Q. たるみケアに有効な化粧水成分は何ですか?
たるみケアに注目すべき成分はレチノール・ナイアシンアミド・ビタミンC誘導体・ペプチド類・ヒアルロン酸・セラミドです。特にレチノールはコラーゲン産生促進、ナイアシンアミドはセラミド合成サポートの働きが報告されており、これらを含む化粧水を継続使用することで肌のハリ維持が期待できます。
🔍 化粧水の正しい使い方とたるみへのアプローチ
せっかく良い成分が入った化粧水を選んでも、使い方を間違えると効果が十分に発揮されません。たるみケアの観点から、化粧水の正しい使い方を確認しましょう。
📝 洗顔後すぐに使う
洗顔後は肌の水分が蒸発しやすい状態になっています。できるだけ早めに化粧水を使い、水分を補給することが大切です。時間が経てば経つほど肌が乾燥し、せっかくの保湿効果が低下してしまいます。洗顔後1〜2分以内を目安に使用するのが理想的です。
🔸 適量をていねいになじませる
化粧水を少量しか使わないと、肌全体に均一に行き渡らない場合があります。適切な量をコットンや手のひらに取り、優しく押さえるようにして肌になじませましょう。コットンを使う場合は、摩擦を避けるために滑らせるよりも押さえるように使うことがポイントです。肌を擦る動作はたるみを助長させる可能性があるため注意が必要です。
⚡ 引き上げるように意識する
化粧水をつける際には、顔の下から上へ、内側から外側へと引き上げるような動きを意識することが大切です。重力に逆らうように上へ向かって動かすことで、たるみを助長させない習慣づけになります。毎日の積み重ねが長期的なたるみ予防につながります。
🌟 重ね付けでしっかり保湿
化粧水を1回でたっぷりつけるよりも、少量を数回に分けて重ね付けすることで、角質層への浸透が高まるとされています。特に乾燥が気になる季節や、乾燥肌の方は2〜3回に分けて重ね付けすることを試してみてください。その後の美容液や乳液もなじみやすくなります。
💬 日中は日焼け止めとセットで
化粧水でしっかり保湿を行っても、日中に紫外線対策を怠ると、その効果が打ち消されてしまいます。UV-AはUV-Bと比べて波長が長く、雲や窓ガラスも透過して真皮にまで届きます。化粧水によるケアと並行して、日焼け止めを毎日使用することがたるみ予防の観点から非常に重要です。
💪 化粧水だけでは対処できないたるみの種類
化粧水はあくまでも肌の表面に作用するアイテムです。たるみの原因が深部にある場合、スキンケアだけでは根本的な改善が難しいことを理解しておく必要があります。
✅ 真皮性のたるみ
コラーゲンやエラスチンの減少・変性によって起こる真皮層のたるみは、外用の化粧品が届く層よりも深い部分での変化です。化粧水がこの層に直接作用することは難しく、レーザー治療や高周波(RF)治療、超音波(HIFU)治療など、真皮や皮下組織に熱エネルギーを届けられる医療機器での治療が効果的とされています。
📝 皮下脂肪の垂れ下がりによるたるみ
顔の脂肪は年齢とともに重力の影響を受けて下方向に移動する傾向があります。これがほうれい線の深化やマリオネットライン(口角から顎に伸びる線)、フェイスラインの崩れとして現れます。脂肪の位置変化や支持靱帯の弛みは、化粧水では改善できない領域であり、注入治療(ヒアルロン酸注入など)や糸リフト、フェイスリフト手術などが対応できる治療法です。
🔸 表情筋の衰えによるたるみ
顔の筋肉(表情筋)が衰えると、顔の輪郭を支える力が弱まり、たるみが生じやすくなります。これに対しては表情筋を動かすフェイシャルエクササイズや、EMSなどで筋肉に電気刺激を与える機器なども一定の効果があるとされていますが、化粧水の効果が届く部分ではありません。
⚡ 骨格の変化によるたるみ
加齢とともに顔の骨格も変化することが近年の研究でわかっています。頬骨や顎骨の骨量が減少することで、皮膚や皮下組織を支える土台が変化し、それがたるみとして見えるようになります。これは骨格レベルの問題であるため、スキンケアでは対処できません。
Q. 生活習慣はたるみの進行に影響しますか?
生活習慣はたるみの進行に大きく関わります。糖質過剰摂取によるコラーゲン糖化、睡眠不足による成長ホルモン分泌低下、喫煙によるビタミンC消耗はたるみを加速させます。一方、良質なタンパク質や抗酸化ビタミンの摂取・十分な睡眠・適度な運動はたるみ予防に効果的で、スキンケアとの併用が重要です。
🎯 化粧水と一緒に取り入れたいスキンケアアイテム
たるみへのアプローチを強化するために、化粧水と組み合わせて使うと効果的なスキンケアアイテムがあります。
🌟 美容液(セラム)
美容液は化粧水よりも有効成分の濃度が高く、特定の悩みに対してアプローチするために作られています。たるみケアを目的とした美容液には、レチノール、ペプチド、ビタミンC誘導体、グロースファクター(成長因子)などの成分が高濃度で配合されているものがあります。化粧水で肌を整えた後に美容液を重ねることで、より効果的なケアが期待できます。
💬 乳液・クリーム
化粧水で補給した水分を逃がさないためには、乳液やクリームでフタをする工程が欠かせません。保湿成分が肌に留まりやすくなることで、日中の乾燥による小じわを防ぎ、肌のハリを長時間キープしやすくなります。特に夜のスキンケアでは栄養豊富なクリームを使用し、就寝中の肌再生をサポートすることが大切です。
✅ 日焼け止め
前述のように、紫外線はたるみを加速させる最大の外的要因のひとつです。SPF30以上、PA++以上の日焼け止めを毎日使用する習慣を持つことが、たるみの予防においてスキンケアの中で最も効果が高い行動のひとつとされています。曇りの日や屋内でも紫外線は届くため、1年を通して使用することが推奨されます。
📝 フェイスマッサージや美顔器
化粧水を使った後に、フェイスマッサージやローラー型美顔器を用いることで、血行促進やリンパの流れを改善する効果が期待できます。ただし、摩擦によって肌を傷つけないよう、滑りを良くしてから行うことが大切です。また、強く引っ張る動作はたるみを悪化させる可能性があるため、優しく行うことを心がけてください。
💡 生活習慣がたるみに与える影響
化粧水などのスキンケアと同様に、日常の生活習慣もたるみの進行に大きく関与しています。外側からのケアだけでなく、体の内側からのアプローチも意識することで、より効果的なたるみ対策になります。
🔸 栄養バランスの良い食事

コラーゲンの合成にはビタミンCが必要であり、食事から十分に摂取することが大切です。また、タンパク質は肌の構成要素となるため、良質なタンパク質を意識して摂ることもたるみ予防に役立ちます。抗酸化作用を持つビタミンA・C・Eや、ポリフェノールを含む野菜・果物なども積極的に取り入れることをおすすめします。逆に、糖質の過剰摂取はグリケーション(糖化)を引き起こし、コラーゲンを変性させてたるみを促進することがわかっています。
⚡ 質の良い睡眠
睡眠中は成長ホルモンの分泌が活発になり、肌の修復・再生が行われます。睡眠不足が続くと、コラーゲンの合成が滞り、肌のターンオーバーが乱れる原因になります。毎日7〜8時間程度の質の良い睡眠を確保することがたるみ予防にとって非常に重要です。
🌟 適度な運動
適度な有酸素運動は血行を促進し、肌への酸素や栄養素の供給を助けます。また、筋肉量の維持は顔のたるみを防ぐためにも有効で、体全体の筋肉量が低下すると顔の表情筋も衰えやすくなります。ウォーキングや水泳などの全身運動を習慣化することが勧められます。
💬 禁煙・節酒
喫煙はビタミンCを大量に消耗させ、コラーゲン合成を妨げます。また、タバコに含まれる有害物質は血管を収縮させて肌への血流を悪化させ、肌の老化を加速させることが多くの研究で明らかになっています。過度な飲酒も肌の乾燥や睡眠の質の低下を通じて、たるみに影響を与えます。
✅ ストレスのコントロール
慢性的なストレスはコルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を増加させ、コラーゲンの分解を促進させることがわかっています。ヨガや瞑想、趣味の時間を持つなど、ストレスを適切に発散させる方法を見つけることも、肌の老化防止において重要です。
Q. クリニックのたるみ治療にはどんな種類がありますか?
クリニックでは、筋膜層まで熱を届けるHIFU(ハイフ)、コラーゲン産生を促す高周波RF治療、物理的に皮膚を引き上げる糸リフト、ほうれい線を改善するヒアルロン酸注入などが選択肢です。
📌 クリニックでのたるみ治療との違い
スキンケアで予防・維持を行いながらも、すでに気になるたるみがある場合には、クリニックでの専門的な治療との組み合わせを検討するのも一つの選択肢です。ここでは、化粧水などのセルフケアでは補えない部分に対応できるクリニックでの治療法をご紹介します。
📝 HIFU(ハイフ/高密度焦点式超音波)
HIFUは超音波エネルギーを皮膚の深部に集中させ、SMASと呼ばれる筋膜層にまで熱エネルギーを届けることができる治療法です。コラーゲンの収縮と新生を促し、引き締めリフトアップ効果が期待できます。メスを使わない「切らないリフトアップ」として人気があり、ダウンタイムが比較的少ないことも特徴です。1回の治療でも効果を感じる方が多く、定期的なメンテナンスによってたるみの改善・予防が継続できます。
🔸 高周波(RF)治療
高周波を用いた治療機器(サーマクール、ポテンツァなど)は、真皮や皮下組織に熱刺激を与えてコラーゲンの産生を促します。HIFUよりも痛みが少なめとされる機器もあり、敏感な方でも受けやすい場合があります。たるみの改善だけでなく、毛穴や肌質の改善にも効果が期待できます。
⚡ 糸リフト(スレッドリフト)
吸収性の糸を皮下に挿入し、物理的に皮膚を引き上げる治療法です。即効性があり、引き上げ効果をすぐに感じやすいことが特徴です。挿入した糸の周囲にコラーゲンが産生されることで、肌の再生効果も期待されます。効果の持続期間はおよそ1〜2年程度とされています。
🌟 ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸を目的の部位に注入することで、ボリュームを補い、たるみによってできたほうれい線やマリオネットラインを改善する治療法です。即効性があり、自然な仕上がりが期待できます。効果の持続は一般的に6か月〜2年程度です。
💬 レーザー・フォトフェイシャル治療
フラクショナルレーザーやフォトフェイシャルなどは、コラーゲン産生を促進し、肌質を改善する治療法です。たるみそのものへの効果よりも、肌の質感・ハリ感の改善に対して効果的なことが多く、他の治療と組み合わせることで相乗効果が期待できます。
これらのクリニック治療は、化粧水などのセルフケアが届かない真皮や皮下組織の深部に直接働きかけることができるため、本格的なたるみ改善を望む場合は専門医への相談を検討することをおすすめします。アイシークリニック上野院では、一人ひとりのたるみの状態や原因を丁寧にカウンセリングし、最適な治療を提案しています。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、「毎日丁寧にスキンケアをしているのにたるみが気になる」というご相談を多くいただきます。化粧水はレチノールやナイアシンアミドなどの成分を活用することで肌の土台を整える大切な役割を担いますが、真皮より深い層での構造的な変化には、HIFUなどクリニックでの治療が有効なアプローチとなります。お一人おひとりのたるみの原因や状態は異なりますので、まずは丁寧にカウンセリングを行い、日々のスキンケアと組み合わせた最適なプランをご提案できればと思います。」
✨ よくある質問
化粧水だけでたるみを根本的に改善することは難しいのが現実です。化粧水が届くのは主に表皮の角質層までであり、たるみの主な原因である真皮層のコラーゲン・エラスチンの減少に直接アプローチすることは困難です。ただし、保湿で乾燥によるたるみの悪化を防ぎ、肌環境を整える役割は十分に果たしてくれます。
たるみケアに注目したい成分は、コラーゲン産生を促すレチノール(ビタミンA誘導体)やナイアシンアミド、抗酸化作用を持つビタミンC誘導体、ハリをサポートするペプチド類、保湿力の高いヒアルロン酸やセラミドなどです。これらの成分を含む化粧水を選ぶことで、肌のハリ維持や乾燥予防に役立てることができます。
化粧水をつける際は、肌を擦らず優しく押さえるようになじませることが大切です。また、顔の下から上・内側から外側へ引き上げるように意識することで、たるみを助長させない習慣づけになります。洗顔後1〜2分以内に使用し、少量を数回に分けて重ね付けするとより効果的です。
真皮より深い層の変化や脂肪の垂れ下がりによるたるみには、クリニックでの治療が有効です。具体的には、筋膜層まで熱エネルギーを届けるHIFU(ハイフ)、コラーゲン産生を促す高周波(RF)治療、物理的に皮膚を引き上げる糸リフト、ほうれい線などを改善するヒアルロン酸注入などが選択肢として挙げられます。
生活習慣はたるみの進行に大きく関わります。糖質の過剰摂取はコラーゲンを変性させ、睡眠不足はコラーゲン合成を妨げます。また、喫煙や過度な飲酒も肌老化を加速させます。一方、バランスの良い食事・質の良い睡眠・適度な運動・ストレスコントロールはたるみ予防に効果的です。スキンケアと生活習慣の両面からアプローチすることが重要です。
🔍 まとめ
化粧水はたるみケアにとって意味がないわけではありませんが、できることには限界があります。化粧水の主な役割は角質層の保湿と肌環境の整備であり、真皮より深い層でのコラーゲン減少や構造的な変化に直接対応することは難しいのが現実です。
一方で、ヒアルロン酸、レチノール、ナイアシンアミド、ペプチド、ビタミンC誘導体などの成分を含む化粧水を適切に使用することで、乾燥によるたるみの悪化を防ぎ、肌のハリを保つことには貢献できます。日焼け止めによる紫外線対策と組み合わせることで、たるみの予防効果はさらに高まります。
また、食事・睡眠・運動・ストレスコントロールなどの生活習慣の改善も、スキンケアと並行して取り組むことが大切です。体の内側からアプローチすることで、化粧水などの外側のケアとの相乗効果が生まれます。
そして、すでに気になるたるみがある場合は、HIFU、高周波治療、糸リフト、ヒアルロン酸注入などのクリニック治療が有効な選択肢となります。化粧水などのセルフケアで土台を整えながら、専門的な治療を組み合わせることが、たるみ改善の近道といえるでしょう。
「自分のたるみにはどんなケアが向いているのか」と悩んでいる方は、まず専門医に相談してみることをおすすめします。
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📚 参考文献
- 厚生労働省 – 化粧品・医薬部外品の効能範囲や薬機法(旧薬事法)における規制に関する情報。記事中の「化粧品に認められる効能の範囲」「医薬部外品との違い」に関する根拠として参照。
- 日本皮膚科学会 – 皮膚の構造(表皮・真皮・皮下組織)、コラーゲン・エラスチンの役割、光老化(紫外線によるMMP活性化とたるみの進行)に関する医学的根拠として参照。
- PubMed – レチノール・ナイアシンアミド・ペプチド・ビタミンC誘導体などのスキンケア成分がコラーゲン産生や皮膚老化に与える効果に関する国際的な査読済み研究論文の根拠として参照。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務