医療脱毛の種類を徹底解説!レーザーの違いと選び方

クリニックでカウンセリングを受ける患者と女性医師

💬 「レーザーの種類が多すぎて、何を選べばいいかわからない…」
そんな悩み、この記事を読めば5分でスッキリ解決できます。

クリニックのサイトを見ると、アレキサンドライト・ダイオード・YAG・IPL…と専門用語が並んでいて混乱しますよね。自分の肌質・毛質に合っていないレーザーを選ぶと、効果が出にくくなったり、肌トラブルのリスクが上がります。

この記事では、各レーザーの違い・選び方・回数の目安まで、医療脱毛のすべてをわかりやすく解説します。読まないまま契約すると、「思ったより効果が出なかった」「肌に合わなかった」という後悔につながることも。

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目次

  1. 📌 医療脱毛とエステ脱毛の違い
  2. 📌 医療脱毛の主な種類と仕組み
  3. 📌 アレキサンドライトレーザーの特徴
  4. 📌 ダイオードレーザーの特徴
  5. 📌 YAGレーザー(ヤグレーザー)の特徴
  6. 📌 IPL(光脱毛)との違い
  7. 📌 蓄熱式と熱破壊式の違い
  8. 📌 肌質・毛質別のおすすめレーザーの選び方
  9. 📌 部位別に見る脱毛レーザーの使い分け
  10. 📌 医療脱毛の回数と効果の目安
  11. 📌 医療脱毛を受ける前に確認しておくこと
  12. 📌 まとめ

💡 この記事のポイント

医療脱毛の主要レーザーはアレキサンドライト(色白肌・太い毛向け)、ダイオード(幅広い肌質対応)、YAG(色黒肌向け)の3種類。蓄熱式・熱破壊式の照射方式と組み合わせ、肌質・毛質・部位に応じて選ぶことが、効果を最大化する鍵!

💡 医療脱毛とエステ脱毛の違い

まず、医療脱毛と一般的なエステ脱毛がどう違うのかを整理しておきましょう。この違いを理解することが、脱毛の種類を選ぶうえで重要な前提知識になります。

医療脱毛とは、医師が在籍する医療機関(クリニック)でのみ行える脱毛です。使用する機器は医療機器として認可されたものであり、レーザーや強力な光エネルギーを毛根や毛母細胞に作用させることで、毛の再生能力を永続的に低下・破壊します。医師または医師の指示のもとで看護師が施術を行い、適切な出力で脱毛できるため、効果が高く、少ない回数で脱毛を完結できるのが大きな特徴です。

一方、エステ脱毛(サロン脱毛)は美容サロンで受けられる脱毛で、「光脱毛」や「フラッシュ脱毛」と呼ばれるIPL(Intense Pulsed Light)を使った施術が主流です。医療機器ではなく、肌や体への影響が少ない低出力の機器を使うため、安全性は高い反面、脱毛効果は医療脱毛に比べて穏やかです。永久脱毛ではなく「抑毛・減毛」を目的とするものが多く、効果を実感するまでに多くの回数が必要になります。

厚生労働省は「永久脱毛」を「最終脱毛処理後、安定した毛の再成長がない状態」と定義しており、この効果を出せるのは医療機関のみとされています。脱毛を長期的な投資と考えるなら、医療脱毛の種類・特徴をしっかり理解して選ぶことが大切です。

Q. 医療脱毛とエステ脱毛の効果はどう違うのですか?

医療脱毛は医師が在籍するクリニックで医療機器を使用し、毛根・毛母細胞を永続的に破壊する施術です。厚生労働省が認める「永久脱毛」効果を得られるのは医療機関のみとされています。一方、エステ脱毛は低出力機器による「抑毛・減毛」を目的とし、効果は穏やかで回数も多く必要です。

📌 医療脱毛の主な種類と仕組み

医療脱毛で使用されるレーザーには、大きく分けて3種類のレーザーと、クリニックによってはIPLに近い光を使った施術があります。それぞれが異なる波長の光を使用しており、毛のメラニン色素に反応して熱エネルギーを発生させ、毛根・毛母細胞を破壊するという基本的な原理は共通しています。

毛の黒い色素(メラニン)に光エネルギーを吸収させ、その熱で毛根にダメージを与えるという「選択的光熱融解」の原理が、医療脱毛の基本的な仕組みです。波長が異なると、到達できる深さや、メラニン色素への反応の強さが変わります。そのため、肌の色・毛の太さ・毛の深さなどによって最適なレーザーが異なるのです。

代表的な医療レーザーの種類は以下の3つです。

  • アレキサンドライトレーザー(波長755nm)
  • ダイオードレーザー(波長800〜810nm)
  • YAGレーザー(波長1064nm)

また、これらのレーザーを複数搭載した複合型の医療機器も普及しており、一台で異なる肌質・毛質に対応できるクリニックも増えています。

✨ アレキサンドライトレーザーの特徴

アレキサンドライトレーザーは、波長755nmの光を使用するレーザーで、医療脱毛において長い歴史を持つ定番のレーザーです。日本でも多くのクリニックで採用されており、「アレキサンドライト」という名称は、レーザー媒質として使われる宝石(アレキサンドライト)に由来しています。

アレキサンドライトレーザーの最大の特徴は、メラニン色素への吸収率が高いことです。そのため、黒く太い毛に対して特に高い効果を発揮します。日本人に多い黒髪・硬い剛毛の脱毛に向いており、効率よく毛根にダメージを与えられます。また、照射速度が速く、広い面積を短時間で施術できる点も大きなメリットです。

一方で、波長が比較的短いため、皮膚表面に近い部分の毛に対して強く反応します。これは、皮膚のメラニン色素にも反応しやすいことを意味するため、色黒の肌や日焼けした肌では火傷や色素沈着などのリスクが高まります。そのため、アレキサンドライトレーザーは色白〜普通の肌色の方に適していると言われています。

代表的な機器としては「GentleLASE(ジェントルレーズ)」「GentleMax Pro(ジェントルマックスプロ)」などが知られています。クーリングシステムを搭載し、施術時の痛みや肌へのダメージを軽減する工夫がされているモデルも多くあります。

アレキサンドライトレーザーのまとめ

  • 波長:755nm
  • 得意な毛質:黒く太い毛、剛毛
  • 得意な肌質:色白〜普通の肌色
  • 特徴:高いメラニン吸収率・施術速度が速い
  • 注意点:色黒肌・日焼け肌への使用は慎重に

Q. アレキサンドライト・ダイオード・YAGレーザーはどう使い分けるのですか?

3種類の医療脱毛レーザーは肌質・毛質で使い分けます。アレキサンドライトレーザー(755nm)は色白肌の黒く太い毛に最適、ダイオードレーザー(800〜810nm)は幅広い肌質・毛質に対応、YAGレーザー(1064nm)は色黒肌や日焼け肌でも比較的安全に使用できます。アイシークリニックではカウンセリングで最適な機器を提案しています。

🔍 ダイオードレーザーの特徴

ダイオードレーザーは、波長800〜810nm(機種によって異なる)の光を使用するレーザーで、近年多くのクリニックで採用が進んでいる注目の脱毛レーザーです。アレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの中間的な波長を持ち、さまざまな肌質・毛質に幅広く対応できるバランスの良さが特徴です。

ダイオードレーザーは、毛根に豊富にある毛包幹細胞や毛乳頭に届く深さを持ちながら、メラニン色素への反応も十分に高いため、効率的に脱毛効果を発揮します。また、後述する「蓄熱式」の施術に対応している機器が多く、低フルエンス(出力)で繰り返し照射することで、痛みを抑えながら脱毛効果を得られる点が大きなメリットです。

肌への負担が比較的少なく、日焼け肌や色黒の肌にも使用できる機種があることも、ダイオードレーザーが選ばれる理由のひとつです。ただし、機種や設定によって異なるため、カウンセリング時に担当スタッフに確認することをお勧めします。

代表的な機器としては、「ライトシェアデュエット」「ソプラノアイス(プラチナム)」「メディオスター」「MotusAX(モータスAX)」などがあります。特にソプラノシリーズは蓄熱式の代表的な機器として広く知られています。

ダイオードレーザーのまとめ

  • 波長:800〜810nm(機種により異なる)
  • 得意な毛質:さまざまな毛質に対応(幅広い)
  • 得意な肌質:幅広い肌色に対応
  • 特徴:蓄熱式に対応、痛みが少ない、バランスが良い
  • 注意点:機種や設定によって効果・使用条件が異なる

💪 YAGレーザー(ヤグレーザー)の特徴

YAGレーザー(Nd:YAGレーザー)は、波長1064nmという3種類のなかで最も長い波長を持つレーザーです。波長が長いほど光は皮膚の深くまで到達しますが、同時にメラニン色素への吸収率は低くなります。

YAGレーザーの最大の特徴は、皮膚のメラニン色素への影響が小さいため、肌の色が濃い方や日焼けしている方でも比較的安全に使用できることです。これは、皮膚の表面にあるメラニンに反応しにくいことを意味し、日焼け肌・色黒肌の方に適したレーザーとされています。

また、波長が長いことで深いところにある毛根にも届くため、体毛が深い部位(ひげや太ももなど)にも対応できます。ただし、メラニン吸収率が低い分、同じ効果を出すためにはアレキサンドライトレーザーよりも出力を高める必要があり、施術時の痛みが強くなる傾向があります。

単体で使用されるほか、アレキサンドライトレーザーとYAGレーザーを一台に組み合わせた「GentleMax Pro」などの複合機も普及しており、患者の肌質に合わせて使い分けることが可能です。

YAGレーザーのまとめ

  • 波長:1064nm
  • 得意な毛質:深部の毛、太い毛
  • 得意な肌質:色黒肌・日焼け肌(アレキサンドライトが使えない場合に有効)
  • 特徴:深部まで到達、色黒肌にも比較的安全
  • 注意点:メラニン吸収率が低いため出力が高くなりやすく痛みが出やすい

🎯 IPL(光脱毛)との違い

クリニックによっては、レーザーではなくIPL(Intense Pulsed Light:強力パルス光)を使った脱毛を医療機関で提供している場合があります。IPLはエステ脱毛でも使われる技術ですが、医療機関ではより高出力の医療用IPL機器が使用されます。

IPLとレーザーの最大の違いは、光の性質にあります。レーザーは特定の一つの波長のみを持つ単色光であるのに対し、IPLは500〜1200nmという広い範囲の波長を含む複合光です。この違いが、効果や使用条件に影響します。

IPLの広い波長域は、毛のメラニン色素だけでなく、血管や皮脂腺にも作用するため、肌のトーンアップや美肌効果も期待できるというメリットがあります。一方で、単一波長のレーザーに比べると毛のメラニンへのエネルギー集中度が低いため、脱毛効果は一般的にレーザーより穏やかになります。

医療用IPLは「フォトフェイシャル」「フォト脱毛」などとも呼ばれ、脱毛と美肌ケアを同時に行いたい方に向いています。ただし、色黒肌や日焼け肌には適さない場合が多く、産毛など細い毛への効果は限定的です。医療脱毛を検討する際は、クリニックがどの機器を使用しているかを事前に確認することが重要です。

Q. 蓄熱式と熱破壊式の脱毛はどちらが自分に向いていますか?

熱破壊式は高出力レーザーを瞬間照射して毛根を一気に破壊する従来型の方式で、少ない回数での効果が期待できる反面、痛みが強めです。蓄熱式は低出力で連続照射し熱を蓄積させる方式で、痛みが穏やかなため敏感肌や痛みが苦手な方、産毛が気になる方に向いています。毛質や肌状態に応じて選択します。

💡 蓄熱式と熱破壊式の違い

医療脱毛の方法として、レーザーの種類とは別に「蓄熱式」と「熱破壊式」という2つの照射方式があります。近年、クリニックのホームページや広告でよく目にするようになった分類で、どちらも正式な医療脱毛の方法です。

熱破壊式(高出力照射式)は、従来から行われてきた脱毛方式です。高い出力のレーザーを瞬間的に照射し、毛のメラニン色素に吸収させた熱で毛根・毛母細胞を一気に破壊します。一度の照射で高い脱毛効果を発揮しますが、強いエネルギーが必要なため、照射時に「バチン」と弾かれるような痛みを感じることが多く、敏感肌の方には負担になることがあります。アレキサンドライトレーザーやYAGレーザーでは熱破壊式が主流です。

蓄熱式(低出力連続照射式)は、比較的低い出力のレーザーをスライドしながら連続的に照射し、毛包周辺の組織に熱をゆっくり蓄積させる方式です。メラニン色素だけでなく、毛包幹細胞(バルジ領域)にも作用するため、産毛など細い毛にも効果が期待できます。肌表面への熱ダメージが少なく、痛みが穏やかなことが多いため、痛みに敏感な方や敏感肌の方にも向いています。ダイオードレーザーを使った施術に多く採用されています。

どちらが優れているということはなく、毛質・肌質・部位・痛みへの感受性などによって最適な方式が異なります。痛みに弱い方には蓄熱式が向いており、より少ない回数で効果を求めるなら熱破壊式が適している場合もあります。クリニックによっては両方を使い分けることも可能なので、相談してみましょう。

📌 肌質・毛質別のおすすめレーザーの選び方

医療脱毛のレーザーを選ぶ際、自分の肌質と毛質を把握しておくことが重要です。ここでは、代表的なパターン別にどのレーザーが向いているかを解説します。

✅ 色白〜普通の肌色で、黒く太い毛がある方

このパターンは、医療脱毛において最も効果が出やすいとされています。黒い毛にはメラニン色素が豊富で、レーザーが吸収されやすく、肌が色白であれば皮膚のメラニンへのダメージも抑えやすいためです。アレキサンドライトレーザー(755nm)が特に有効で、効率よく少ない回数で効果を実感できることが多いです。ダイオードレーザーも同様に適しています。

📝 色黒・日焼け肌の方

色黒の肌や日焼けした肌には、皮膚表面のメラニンへの影響が少ないYAGレーザー(1064nm)が比較的安全に使用できます。アレキサンドライトレーザーは皮膚のメラニンにも反応しやすいため、色黒肌への使用は慎重を要します。また、蓄熱式のダイオードレーザーも肌への熱ダメージが少なく、色黒肌に対応できる機種があります。ただし、日焼けの程度が強い場合は施術を延期することが安全です。

🔸 産毛・細い毛・薄い毛が気になる方

産毛や細い毛はメラニン色素が少ないため、メラニンを標的にする従来の熱破壊式レーザーでは効果が出にくい傾向があります。このような場合には、毛包幹細胞(バルジ領域)にも作用する蓄熱式のダイオードレーザーが有効とされています。ただし、産毛への完全な脱毛効果は難しく、回数を重ねて徐々に改善していくケースが多いです。

⚡ 痛みが苦手な方・敏感肌の方

痛みに敏感な方や、敏感肌で刺激を最小限にしたい方には、蓄熱式のダイオードレーザーが向いています。低出力での照射のため、熱破壊式と比べて照射時の痛みが穏やかです。また、クリニックによっては麻酔クリームを使用することで痛みをさらに軽減することも可能ですので、事前に相談しておくことをおすすめします。

🌟 VIO(デリケートゾーン)の脱毛を希望する方

VIO部位は毛が太く濃い一方で、粘膜に近く皮膚が敏感なため、適切な機器選択が重要です。アレキサンドライトレーザーやYAGレーザーのほか、蓄熱式のダイオードレーザーも使用されます。痛みが強い部位でもあるため、麻酔クリームを使用するクリニックを選ぶと安心です。

✨ 部位別に見る脱毛レーザーの使い分け

医療脱毛では、脱毛する部位によっても最適なレーザーや施術方法が異なる場合があります。ここでは、代表的な部位ごとのポイントを見ていきましょう。

💬 顔(産毛・うぶ毛・眉下・頬など)

顔の産毛や薄い毛には、蓄熱式のダイオードレーザーが有効とされています。産毛はメラニン色素が少なく、熱破壊式では効果が出にくいことがあります。また、顔の皮膚は薄くデリケートなため、照射条件を慎重に設定することが重要です。眉毛や目元への照射は眼球保護の観点から制限があるクリニックがほとんどですので、施術可能な範囲を事前に確認しましょう。

✅ 脇(ワキ)

脇の毛は黒く太いものが多く、メラニン色素が豊富です。そのため、アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーが非常に効果的で、比較的少ない回数で効果を実感しやすい部位とされています。皮膚が薄く、照射時に痛みを感じやすい方もいるため、麻酔クリームの使用を検討するのもよいでしょう。

📝 脚(すね・太もも)

脚は面積が広く、毛質のばらつきもある部位です。すねは比較的太い毛が生えていることが多く、アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーで効率よく処理できます。太ももは毛が細い場合もあり、蓄熱式が向いている場合もあります。広範囲の施術には照射速度の速いレーザーが適しているため、クリニックの使用機器を確認しておくとよいでしょう。

🔸 ひげ(メンズ脱毛)

ひげは毛が非常に太く硬く、毛根も深いため、脱毛に最も多くの回数が必要な部位のひとつです。YAGレーザーやアレキサンドライトレーザーが使用されることが多く、痛みが出やすい部位でもあります。クリニックによっては麻酔クリームを使用し、痛みを軽減しながら施術を進めることができます。

⚡ 全身脱毛

全身脱毛では、部位ごとに毛質や皮膚の状態が異なるため、複数のレーザーを使い分けられるクリニックや、幅広い肌質・毛質に対応できる複合機を持つクリニックを選ぶと満足度が高まります。カウンセリング時に、どの部位にどのレーザーを使用するかを確認しておくことをおすすめします。

Q. 医療脱毛は何回通えば効果が出ますか?部位別の目安を教えてください。

医療脱毛の効果は毛の成長サイクル(毛周期)の関係で複数回の施術が必要です。一般的な回数の目安は、脇・ビキニラインで5〜8回、全身・脚・腕で6〜10回、顔・産毛で8〜12回、男性のひげで10〜20回程度です。効果を実感し始めるのは通常3〜5回目以降で、個人差があります。

🔍 医療脱毛の回数と効果の目安

医療脱毛の種類を選んだら、次に気になるのが「何回受ければ効果が出るのか」という点でしょう。毛の成長サイクル(毛周期)と照射回数の関係を理解しておくことで、治療の見通しが立てやすくなります。

毛は常に同じ状態で存在しているわけではなく、「成長期」「退行期」「休止期」という3つのサイクルを繰り返しています。レーザー脱毛が有効に作用するのは、毛が活発に成長している「成長期」の毛に対してです。施術時点で成長期にある毛は全体の約20〜30%程度と言われており、一度の施術ですべての毛に作用させることはできません。

そのため、医療脱毛では毛周期に合わせて複数回の施術を行う必要があります。一般的な目安として、以下のような回数が挙げられます。

  • 脇・ビキニラインなど:5〜8回程度
  • 全身・脚・腕:6〜10回程度
  • 顔・産毛:8〜12回程度
  • ひげ(男性):10〜20回程度

ただし、これらはあくまでも目安であり、個人の毛質・肌質・ホルモンバランスなどによって大きく異なります。また、部位によって照射間隔(インターバル)も異なり、顔は約4〜6週間、体は約8〜12週間が目安とされています。

回数を重ねるにつれて毛量が減少し、施術後に生えてくる毛が細く薄くなっていくのを実感できるようになります。効果が出始めるのは通常3〜5回目以降からとされており、根気強く継続することが大切です。

💪 医療脱毛を受ける前に確認しておくこと

医療脱毛のクリニックを選ぶ際や、初回カウンセリングの前に確認しておきたいポイントをまとめます。

🌟 使用している機器の種類を確認する

クリニックが使用しているレーザーの種類や機種を事前に確認しましょう。自分の肌質・毛質に合ったレーザーを使用しているかどうかが、脱毛の効果に大きく影響します。複数の機器を使い分けているクリニックは、さまざまな肌質・毛質に対応できる点でも安心です。

💬 施術者の資格・体制を確認する

医療脱毛は医師または医師の指示のもとで看護師が施術を行う必要があります。カウンセリング時に医師が在籍しているか、施術を行うのは看護師かどうかを確認しておくことが安全面で重要です。クリニックによっては、初回のみ医師が診察し、以後は看護師が施術を行うというスタイルが一般的です。

✅ 肌の状態・体調について申告する

日焼けしている状態や、肌荒れ・ニキビ・湿疹がある状態では施術を延期する必要がある場合があります。また、妊娠中・授乳中の方、特定の薬(光線過敏症を引き起こすものなど)を服用している方は施術を受けられない場合があります。持病や服用中の薬がある場合は必ずカウンセリング時に申告しましょう。

📝 施術前後のケア・注意事項を把握する

施術前は、自己処理(シェービング)が必要なクリニックが多く、施術前日または当日のシェービングを求められることが一般的です。施術後は、照射部位の保湿と紫外線対策が重要です。施術後は肌が敏感になっているため、強い摩擦や熱いお風呂・サウナ・飲酒は当日は控えるよう指示されます。これらのアフターケアの方法をあらかじめクリニックに確認しておきましょう。

🔸 料金プランと契約内容を確認する

医療脱毛は自由診療(保険適用外)となるため、クリニックによって料金設定が異なります。回数ごとのプランと通い放題プランがあるクリニックもあります。契約前に、総額・追加施術の費用・解約時の条件・返金方針などを必ず確認し、納得した上で契約するようにしましょう。

⚡ 副作用・リスクについて理解する

医療脱毛は安全性の高い施術ですが、毛嚢炎(もうのうえん)、赤み、色素沈着、まれに火傷などのリスクがゼロではありません。医療機関で行うため、万が一副作用が生じた場合も適切な対応を受けられる環境にありますが、事前にリスクを理解しておくことが大切です。カウンセリング時に副作用について詳しく説明してくれるクリニックを選ぶと安心です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、カウンセリング時に肌色・毛質・ご希望の部位を丁寧に確認したうえで、最適なレーザーをご提案するよう心がけています。最近の傾向として、痛みへの不安からご来院をためらわれる方が多いですが、蓄熱式のダイオードレーザーをはじめ、患者様一人ひとりの状態に合わせた照射方式の選択により、多くの方に「思っていたより痛くなかった」とご安心いただけています。医療脱毛は機器の種類だけでなく、適切な出力設定や丁寧なアフターケアも効果と安全性を左右する重要な要素ですので、少しでも疑問や不安がある場合はぜひお気軽にご相談ください。」

🎯 よくある質問

医療脱毛とエステ脱毛は何が違うのですか?

医療脱毛は医師が在籍するクリニックで、医療機器を使って毛根を永続的に破壊する施術です。一方、エステ脱毛は低出力の機器を使うため安全性は高いですが、効果は穏やかで「抑毛・減毛」が目的となります。厚生労働省が認める「永久脱毛」の効果を出せるのは、医療機関のみとされています。

アレキサンドライト・ダイオード・YAGレーザーはどう選べばよいですか?

肌質と毛質によって選び方が異なります。色白肌で黒く太い毛の方にはアレキサンドライトレーザー、幅広い肌質・毛質に対応したい場合はダイオードレーザー、色黒肌や日焼け肌の方にはYAGレーザーが適しています。

蓄熱式と熱破壊式はどちらが自分に向いていますか?

痛みに敏感な方や敏感肌の方、産毛が気になる方には、低出力で連続照射する「蓄熱式」が向いています。一方、より少ない回数で効率的に脱毛効果を求める方には、高出力で毛根を一気に破壊する「熱破壊式」が適している場合もあります。どちらが最適かはカウンセリング時にご相談ください。

医療脱毛は何回受ければ効果が出ますか?

部位によって異なりますが、一般的な目安として、脇・ビキニラインは5〜8回、全身・脚・腕は6〜10回、顔・産毛は8〜12回程度です。毛の成長サイクルの関係上、一度の施術ですべての毛に作用させることはできないため、効果を実感し始めるのは通常3〜5回目以降とされています。

施術前後に気をつけることはありますか?

施術前は日焼けを避け、前日または当日のシェービングが必要なクリニックが多いです。施術後は照射部位の保湿と紫外線対策が重要で、強い摩擦・熱いお風呂・サウナ・飲酒は当日控えるよう指示されます。また、妊娠中・授乳中の方や特定の薬を服用中の方は施術できない場合があるため、カウンセリング時に必ず申告してください。

💡 まとめ

医療脱毛の種類について、主要なレーザーの特徴から照射方式の違い、肌質・毛質・部位別の選び方まで詳しく解説しました。最後に要点を整理します。

医療脱毛には、アレキサンドライトレーザー(755nm)、ダイオードレーザー(800〜810nm)、YAGレーザー(1064nm)という3種類の主要なレーザーがあります。それぞれ波長が異なり、得意とする肌質・毛質が違います。色白肌で黒い太い毛にはアレキサンドライトが、幅広い肌質・毛質にはダイオードが、色黒肌や深部の毛にはYAGがそれぞれ適しています。

照射方式には、高出力で一気に毛根を破壊する「熱破壊式」と、低出力で連続照射する「蓄熱式」があります。痛みに敏感な方や産毛が気になる方には蓄熱式が向いており、少ない回数で効率よく脱毛したい方には熱破壊式が適していることもあります。

医療脱毛の効果を最大限に引き出すためには、自分の肌質・毛質に合ったレーザーを使用しているクリニックを選ぶことが最重要です。カウンセリングで疑問をしっかり解消し、施術前後のケアを丁寧に行うことで、満足度の高い脱毛体験につながります。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 厚生労働省 – 医療脱毛における「永久脱毛」の定義、医療機器としての認可基準、医師・看護師による施術体制に関する法的根拠の参照
  • 日本皮膚科学会 – レーザー脱毛の仕組み(選択的光熱融解の原理)、各レーザーの波長と皮膚への作用、副作用(毛嚢炎・色素沈着・火傷)に関する医学的根拠の参照
  • 日本美容外科学会 – アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・YAGレーザーの適応と使い分け、蓄熱式・熱破壊式の施術方法、医療脱毛における安全基準・リスク管理に関する専門的情報の参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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