🍽️ 「食事を変えたらニキビが治る」って本当?
ニキビは皮脂の過剰分泌・毛穴の詰まり・細菌の増殖など、複数の要因が絡み合って起こる肌トラブルです。スキンケアだけでなく、毎日の食事がニキビを悪化させている可能性があります。
この記事を読めば、「何を食べればいいか」「何を避けるべきか」が丸わかり!レシピまで紹介しているので、今日から実践できます。
⚠️ 読まないと、間違った食事を続けてニキビが悪化するリスクがあります。
皮膚科医からひとこと
「スキンケアをがんばっているのにニキビが治らない…という方の多くは、食事が原因になっているケースがとても多いんです。まずは食べ物を見直してみましょう!」
目次
- 📌 ニキビと食事の関係
- 📌 ニキビに効く栄養素と食べ物一覧
- 📌 ニキビを悪化させる食べ物
- 📌 ニキビ改善に役立つレシピ5選
- 📌 食事以外でニキビをケアするポイント
- 📌 まとめ
💡 この記事のポイント
ニキビ改善には、ビタミンA・C・E・B群、亜鉛、オメガ3脂肪酸、食物繊維の摂取が有効で、高GI食品や揚げ物は悪化要因となる。食事ケアと睡眠・スキンケアを継続しても改善しない場合は専門医への相談が推奨される。
💡 ニキビと食事の関係
ニキビの発生には、皮脂の過剰分泌、毛穴の角化異常、アクネ菌の増殖、炎症反応の4つのステップが関わっています。これらはホルモンバランスやストレス、睡眠不足といった体の内側の状態と密接に連動しており、食事内容によっても大きく左右されます。
たとえば、血糖値を急激に上昇させる食品を多く摂ると、インスリンや男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌が促され、皮脂腺が刺激されて皮脂分泌が増加します。その結果、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが悪化しやすい状態を招きます。一方で、皮膚のターンオーバーを正常に保ったり、炎症を抑えたりする働きを持つ栄養素を積極的に摂取することで、ニキビができにくい肌の環境を整えることができます。
ただし、特定の食品を食べたからといって劇的にニキビが治るわけではありません。食事はあくまで体の内側からのサポートであり、バランスの取れた食生活を継続することが重要です。また、食事だけで改善が難しい場合は、皮膚科や美容クリニックでの適切な治療を検討することも選択肢のひとつです。
Q. ニキビ改善に効果的な栄養素と食品は?
ニキビ改善に役立つ主な栄養素は7種類です。皮脂分泌を抑えるビタミンA(にんじん・レバー)、脂質代謝を促すビタミンB2・B6(納豆・鶏ささみ)、抗炎症作用のあるビタミンC(パプリカ・ブロッコリー)、抗酸化作用のビタミンE(アーモンド・アボカド)、抗菌作用を持つ亜鉛(牡蠣・牛肉)、炎症を和らげるオメガ3脂肪酸(サバ・サーモン)、腸内環境を整える食物繊維(ごぼう・きのこ)が挙げられます。
📌 ニキビに効く栄養素と食べ物一覧
ニキビの改善や予防に役立つ栄養素は複数あります。それぞれの働きと、どのような食品から摂取できるかを詳しく見ていきましょう。
✅ ビタミンA(レチノール・βカロテン)
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持するために欠かせない栄養素です。皮膚細胞のターンオーバーを促進し、毛穴の詰まりを防ぐ働きがあります。また、皮脂腺の過剰な活動を抑制することもわかっており、ニキビ治療薬の成分として使われているレチノイン酸もビタミンAの誘導体です。
ビタミンAには動物性食品に含まれるレチノールと、体内でビタミンAに変換される植物性のβカロテンの2種類があります。レチノールは鶏レバー、豚レバー、うなぎ、卵黄などに豊富です。一方、βカロテンはにんじん、ほうれん草、かぼちゃ、小松菜、モロヘイヤなどの緑黄色野菜に多く含まれています。βカロテンは脂溶性のため、油と一緒に摂ると吸収率が高まります。
ただし、レチノールは過剰摂取すると頭痛や吐き気などの過剰症を引き起こす可能性があるため、サプリメントで摂取する場合は摂取量に注意が必要です。食事からの摂取であれば過剰症になるリスクは低いとされています。
📝 ビタミンB2・B6
ビタミンB群は皮膚の健康に深く関わるビタミンです。なかでもビタミンB2とB6はニキビへの影響が特に注目されています。
ビタミンB2は「美容ビタミン」とも呼ばれ、細胞の成長と再生を助けるとともに、脂質の代謝を促進する働きがあります。皮脂の過剰分泌を抑える効果が期待でき、ニキビの予防に役立ちます。ビタミンB2を多く含む食品は、レバー、うなぎ、納豆、卵、乳製品、アーモンドなどです。
ビタミンB6はタンパク質の代謝に関与しており、皮膚の新陳代謝を促す働きがあります。また、ホルモンバランスの調整にも関わっているため、生理前にニキビが悪化しやすい女性にとって特に重要な栄養素です。ビタミンB6を多く含む食品は、まぐろ、かつお、鶏ささみ、バナナ、にんにく、大豆製品などがあります。
🔸 ビタミンC
ビタミンCは強い抗酸化作用を持つビタミンで、ニキビの炎症を抑制する効果が期待できます。また、コラーゲンの生成を促進することで皮膚のバリア機能を強化し、ニキビ跡の修復にも役立ちます。さらに、皮脂の酸化を防ぐことでアクネ菌が繁殖しにくい環境を作る効果も期待できます。
ビタミンCは水溶性で体内に蓄積されにくいため、毎食こまめに摂取することが理想的です。ビタミンCを豊富に含む食品としては、パプリカ、ブロッコリー、キウイフルーツ、いちご、レモン、じゃがいも、ピーマンなどが挙げられます。ただし、ビタミンCは熱に弱いため、生食や短時間の調理で摂取するのが効果的です。
⚡ ビタミンE
ビタミンEは脂溶性の抗酸化ビタミンで、「若返りのビタミン」とも呼ばれています。皮脂の酸化を防ぎ、炎症を抑制する働きがあります。また、血行促進効果もあるため、ニキビ跡の色素沈着改善にも効果が期待できます。
ビタミンCと一緒に摂取することで、互いの抗酸化作用を高め合う相乗効果があることも知られています。ビタミンEを多く含む食品は、アーモンドなどのナッツ類、かぼちゃ、アボカド、大豆油、オリーブオイル、うなぎ、たらこなどです。
🌟 亜鉛
亜鉛はニキビ改善において特に注目されているミネラルのひとつです。皮膚の新陳代謝を促進し、傷の修復を助ける働きがあります。また、アクネ菌に対する抗菌作用や、炎症を抑制する効果も持っています。さらに、皮脂腺の活動を調整し、過剰な皮脂分泌を抑える働きもあるため、ニキビの発生そのものを予防する効果が期待されています。
実際に、亜鉛不足がニキビの悪化因子となることは複数の研究で示されており、亜鉛サプリメントの摂取がニキビの改善に効果的だったという報告もあります。亜鉛を多く含む食品は、牡蠣(カキ)、牛肉、豚レバー、大豆、納豆、チーズ、ごまなどです。特に牡蠣は亜鉛含有量が食品の中でもトップクラスです。
💬 食物繊維と腸内環境
近年、腸内環境と皮膚の状態の関係性(腸皮膚軸)が注目されています。腸内細菌のバランスが乱れると、炎症性物質が血液を通じて全身に広がり、肌荒れやニキビの悪化につながる可能性があると考えられています。
食物繊維は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります。食物繊維が豊富な食品としては、ごぼう、さつまいも、きのこ類、海藻類、豆類、玄米、全粒粉パンなどがあります。また、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を取り入れることも腸内環境の改善に効果的です。
✅ オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸はDHAやEPAとして知られる必須脂肪酸で、強い抗炎症作用を持っています。ニキビは炎症を伴う皮膚疾患であるため、オメガ3脂肪酸の摂取によって炎症を和らげ、赤みや腫れを軽減することが期待されています。
オメガ3脂肪酸を豊富に含む食品は、サーモン、サバ、イワシ、サンマなどの青魚が代表的です。植物性のものとしては、えごま油、亜麻仁油、くるみなどに多く含まれるα-リノレン酸があります。ただし、植物性のオメガ3脂肪酸はDHAやEPAへの変換効率が低いため、魚からの摂取がより効率的です。
Q. ニキビを悪化させる食べ物にはどんなものがある?
ニキビを悪化させる可能性がある食品として、白米・白パン・甘い菓子などの高GI食品が挙げられます。これらは血糖値を急上昇させてインスリン分泌を促し、皮脂腺を刺激して皮脂分泌を増加させます。また、揚げ物やスナック菓子に含まれるトランス脂肪酸は体内の炎症を促進し、過度なアルコールはビタミンB群や亜鉛を消費してニキビを悪化させます。完全に避ける必要はありませんが、摂取量の意識が重要です。
✨ ニキビを悪化させる食べ物
ニキビに良い食べ物があれば、反対にニキビを悪化させる可能性がある食品も存在します。完全に避ける必要はありませんが、摂りすぎには注意が必要です。
📝 高GI食品(血糖値を急上昇させる食品)
GI値(グリセミック指数)とは、食品を摂取したときの血糖値の上昇速度を示す指標です。白米、白パン、菓子パン、うどん、砂糖を多く含む甘い食品などは高GI食品に分類され、摂取後に血糖値が急激に上昇します。
血糖値が急上昇するとインスリンが大量に分泌され、その結果として男性ホルモンの一種であるIGF-1(インスリン様成長因子)の分泌も促されます。IGF-1は皮脂腺を刺激して皮脂分泌を増加させるため、ニキビの発生リスクが高まります。実際に、高GI食を低GI食に切り替えたところニキビが改善したという研究結果も報告されています。
白米を玄米や雑穀米に変えたり、白いパンを全粒粉パンに替えたりするだけでGI値を下げることができます。また、食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」も血糖値の急上昇を防ぐ効果的な方法です。
🔸 乳製品
乳製品とニキビの関連性については、海外の複数の研究で報告されています。牛乳に含まれるホルモン成分が皮脂腺を刺激し、ニキビを悪化させる可能性があると考えられています。特に脱脂乳(スキムミルク)との関連性が指摘されており、普通の牛乳よりもホルモン成分の濃度が相対的に高くなるためとされています。
ただし、乳製品とニキビの関係は個人差があり、乳製品が問題ない方も多くいます。また、ヨーグルトなどの発酵乳製品は腸内環境を整える効果があるため、一概に避けるべきとは言えません。自分の肌の状態と食事の関係を観察しながら、適量を摂取することが大切です。
⚡ 脂質の多い食品・トランス脂肪酸
揚げ物やファストフード、スナック菓子などに含まれる動物性飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は、体内の炎症を促進させる可能性があります。炎症が促進されると、ニキビの赤みや腫れが悪化しやすくなります。また、これらの食品は高カロリーで高GIであることも多く、血糖値の上昇にもつながります。
同じ脂質でも、オリーブオイルに含まれるオレイン酸やオメガ3脂肪酸は抗炎症作用があるため、油の種類を選ぶことが大切です。
🌟 アルコール
アルコールは肝臓での代謝に大量のビタミンB群や亜鉛を消費するため、ニキビの改善に重要なこれらの栄養素が不足しやすくなります。また、アルコールには利尿作用があるため脱水を招き、肌の水分不足につながります。さらに、アルコールの摂取によってホルモンバランスが乱れ、皮脂分泌が増加することも知られています。過度な飲酒は避け、適量を心がけることが大切です。
💬 チョコレートや砂糖の多い食品
チョコレートとニキビの関係は昔からよく言われてきましたが、近年の研究ではチョコレートそのものというよりも、含まれている砂糖や乳製品の影響が大きいと考えられています。砂糖を多く含む甘いお菓子や清涼飲料水は高GI食品であり、血糖値を急上昇させるためニキビに影響する可能性があります。
一方で、カカオ含有率の高いダークチョコレートには抗酸化物質が豊富に含まれており、適量であれば問題ないとする意見もあります。
Q. ニキビに良い食事レシピを教えてください
ニキビケアに役立つ手軽なレシピとして「サバと野菜のトマト煮」があります。オメガ3脂肪酸が豊富なサバ缶と、ビタミンCやリコピンを含むトマト缶を組み合わせ、パプリカや玉ねぎをオリーブオイルで炒めて一緒に煮込むだけで完成します。サバ缶の缶汁にもオメガ3脂肪酸が含まれるため汁ごと使うのがポイントです。抗炎症作用と抗酸化作用を同時に摂取できる一品です。

🔍 ニキビ改善に役立つレシピ5選
ニキビに良い栄養素を効率よく摂取するために、日常の食事に取り入れやすいレシピをご紹介します。特別な食材は必要なく、スーパーで手軽に揃えられる食材を使ったシンプルなレシピです。
✅ レシピ1:サバと野菜のトマト煮
このレシピはオメガ3脂肪酸が豊富なサバと、ビタミンCやリコピンを含むトマトを組み合わせた一品です。抗炎症作用と抗酸化作用の両方を期待できます。
材料(2人分):サバの水煮缶 1缶、トマト缶 1缶、玉ねぎ 1個、パプリカ(赤・黄) 各1/2個、にんにく 1片、オリーブオイル 大さじ1、塩コショウ 適量、コンソメ 1個、バジル 適量
作り方:まず玉ねぎとパプリカを一口大に切り、にんにくはみじん切りにします。オリーブオイルでにんにくを炒め、香りが出たら玉ねぎとパプリカを加えてしんなりするまで炒めます。トマト缶、コンソメを加えて5分ほど煮たら、サバの水煮缶を汁ごと加えます。さらに5分ほど煮て、塩コショウで味を整え、バジルをトッピングすれば完成です。ご飯や全粒粉パスタと合わせていただきましょう。
ポイントはサバの缶汁も使うことです。缶汁にもオメガ3脂肪酸が溶け出しているため、無駄なく栄養を摂ることができます。
📝 レシピ2:鶏ささみとほうれん草のごまポン酢和え
ビタミンB6を多く含む鶏ささみと、βカロテンが豊富なほうれん草、そして亜鉛や食物繊維を含むごまを組み合わせた栄養豊富な副菜です。短時間で作れるため、忙しいときにも便利です。
材料(2人分):鶏ささみ 2本、ほうれん草 1束、すりごま(白) 大さじ2、ポン酢 大さじ2、ごま油 小さじ1、塩 適量
作り方:鶏ささみは筋を取り、塩を軽く振って電子レンジで3〜4分加熱します(ラップをして600Wで加熱)。粗熱が取れたら手でほぐします。ほうれん草はさっと茹でて水にさらし、水気をしっかり絞って食べやすい長さに切ります。ボウルにほぐした鶏ささみとほうれん草を入れ、すりごま、ポン酢、ごま油を加えてよく和えれば完成です。
ごまはすりごまにすることで消化吸収率が高まります。ビタミンB6はタンパク質の代謝に必要なため、タンパク質源と一緒に摂ることが効果的です。
🔸 レシピ3:にんじんとアボカドのサラダ
βカロテンを豊富に含むにんじんと、ビタミンEとオレイン酸が豊富なアボカドを組み合わせたサラダです。脂溶性のビタミンAはアボカドの良質な油脂と一緒に摂ることで吸収率が高まります。
材料(2人分):にんじん 1本、アボカド 1個、レモン汁 大さじ1、オリーブオイル 大さじ1、塩コショウ 少々、くるみ(ロースト) 20g、パセリ 適量
作り方:にんじんはスライサーや包丁で細切りにします。アボカドは一口大に切り、レモン汁を少量かけて変色を防ぎます。ボウルににんじんとアボカドを入れ、オリーブオイル、レモン汁、塩コショウを加えて和えます。器に盛り付け、粗く刻んだくるみとパセリをトッピングすれば完成です。
くるみはオメガ3脂肪酸のα-リノレン酸を含むため、抗炎症効果も加わります。彩りも鮮やかで、見た目にも食欲をそそる一品です。
⚡ レシピ4:豆腐と納豆の亜鉛アップ丼
亜鉛とビタミンB2を含む納豆、良質なタンパク質を含む豆腐、そして食物繊維が豊富な食材を組み合わせた手軽な丼ものです。腸内環境の改善と皮脂分泌の抑制を同時に期待できます。
材料(1人分):玄米ご飯 1杯、納豆 1パック、絹ごし豆腐 1/4丁、オクラ 3本、めかぶ(パック) 1個、しょうゆ 小さじ1、ごま油 少々、かつお節 適量
作り方:オクラはさっと茹でて小口切りにします。豆腐はキッチンペーパーで軽く水気を拭き取り、食べやすい大きさに切ります。納豆は付属のたれとからし、しょうゆをよく混ぜて粘り気を出します。玄米ご飯の上に豆腐、オクラ、めかぶをのせ、その上に納豆をかけます。最後にごま油を少量回しかけ、かつお節を添えれば完成です。
玄米を使うことでGI値を下げながら食物繊維もしっかり摂れます。めかぶも食物繊維と亜鉛を含む優れた食材です。発酵食品である納豆は腸内環境の改善にも一役買います。
🌟 レシピ5:かぼちゃとブロッコリーのポタージュスープ

βカロテンとビタミンEが豊富なかぼちゃと、ビタミンCとビタミンKを含むブロッコリーを組み合わせたスープです。ビタミンA・C・Eの「抗酸化ビタミン」をまとめて摂取できる美肌スープとして活用できます。
材料(2人分):かぼちゃ 1/4個(約250g)、ブロッコリー 1/2株、玉ねぎ 1/2個、コンソメ 1個、豆乳(無調整) 200ml、オリーブオイル 大さじ1、塩コショウ 適量、かぼちゃの種(ロースト) 適量
作り方:かぼちゃは皮をむいて一口大に切ります。玉ねぎはスライスにします。鍋にオリーブオイルを熱して玉ねぎを炒め、透き通ってきたらかぼちゃを加えてさらに炒めます。水200ml、コンソメを加えてかぼちゃが柔らかくなるまで煮ます。粗熱が取れたらブロッコリーを加え、ブレンダーやミキサーでなめらかになるまで攪拌します。再び鍋に戻し、豆乳を加えて温め、塩コショウで味を整えます。器に盛り、ローストしたかぼちゃの種を散らせば完成です。
豆乳を使うことで乳製品が気になる方でも楽しめます。かぼちゃの種には亜鉛も含まれているため、トッピングとして加えることで栄養価がさらにアップします。冷蔵保存して翌日も楽しめる作り置きレシピとしても活用できます。
Q. 食事改善でニキビが治らない場合はどうすべき?
食事改善や生活習慣の見直しを続けても改善が見られない場合、または炎症の強い結節・嚢腫などの重症ニキビがある場合は、皮膚科や美容クリニックへの受診が推奨されます。アイシークリニック上野院では、患者様の症状に合わせた外用薬・内服薬・光線治療・ケミカルピーリングなどのオーダーメイド治療プランを提案しており、食事ケアと医療的アプローチを組み合わせた総合的なニキビ治療が可能です。
💪 食事以外でニキビをケアするポイント
食事改善はニキビケアの大切な一要素ですが、生活習慣全体を見直すことで、より効果的にニキビを予防・改善することができます。
💬 十分な水分摂取
体内の水分が不足すると、肌のバリア機能が低下し乾燥が進みます。肌が乾燥すると皮脂の過剰分泌が起きやすくなり、ニキビの原因になることがあります。1日1.5〜2リットルを目安に水や無糖のお茶などで水分を補給するよう心がけましょう。清涼飲料水や甘い飲み物は糖分が多く、血糖値を上昇させるため避けることをおすすめします。
✅ 睡眠の質を高める
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、皮膚の修復・再生が行われます。睡眠不足になるとこの修復プロセスが滞り、ニキビが治りにくくなるだけでなく、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が増加して皮脂分泌が促されます。質の良い睡眠を確保するために、就寝前のスマートフォン使用を控え、規則正しい就寝・起床時間を心がけることが重要です。
📝 ストレス管理
ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、皮脂分泌の増加や肌のターンオーバーの乱れを引き起こします。適度な運動、趣味の時間、瞑想などのリラクゼーション法を取り入れてストレスを上手に発散させることが、肌の健康にも直結します。
🔸 適切なスキンケア
食事と並行して、適切なスキンケアも重要です。洗顔は朝晩2回を基本とし、ゴシゴシと強く擦るのではなく、泡でやさしく洗うことが大切です。洗浄力が強すぎるクレンジング剤や洗顔料は必要な皮脂まで取り除き、かえって皮脂の過剰分泌を招くことがあります。洗顔後はアルコールフリーの化粧水や乳液で保湿を行い、肌のバリア機能を守りましょう。
⚡ 専門家への相談を検討する
食事改善や生活習慣の見直しを行っても、なかなかニキビが改善しない場合や、炎症が強い深いニキビ(結節や嚢腫)がある場合は、皮膚科や美容クリニックを受診することをおすすめします。医師による適切な診断のもと、外用薬や内服薬、光線治療やケミカルピーリングなど、症状に合わせた治療を受けることで、より早期に改善を目指すことができます。
アイシークリニック上野院では、ニキビの状態に合わせたオーダーメイドの治療プランをご提案しています。食事指導と組み合わせた総合的なニキビケアについて、お気軽にご相談ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ニキビの治療にいらっしゃる患者様の多くが「食事を変えたけれど改善しない」とお悩みを抱えてご来院されます。記事にもある通り、ビタミン類や亜鉛・オメガ3脂肪酸といった栄養素を意識した食事は皮脂分泌の調整や炎症抑制に確かに有効ですが、効果が現れるまでには一定の継続期間が必要であり、重症度によっては食事改善だけでは限界があるケースも少なくありません。高GI食品の見直しや腸内環境を整える食習慣を日々の生活に取り入れながら、改善が見られない場合や炎症の強いニキビにはお気軽にご相談ください。内側からの食事ケアと外側からの医療的アプローチを組み合わせることで、より早く健やかな肌を取り戻すお手伝いができると考えています。」
🎯 よくある質問
ニキビ改善に特に重要な栄養素は、皮脂分泌を抑えるビタミンA・B2・B6、抗酸化・抗炎症作用を持つビタミンC・E、アクネ菌への抗菌作用がある亜鉛、そして炎症を和らげるオメガ3脂肪酸の7種類です。これらをバランスよく食事から摂取することが、ニキビができにくい肌環境を整える基本となります。
白米・白パン・甘い菓子などの高GI食品は血糖値を急上昇させ、皮脂分泌を促すため注意が必要です。また、揚げ物やスナック菓子に含まれる飽和脂肪酸・トランス脂肪酸、過度なアルコール、乳製品の摂りすぎもニキビを悪化させる可能性があります。完全に避ける必要はありませんが、量を意識することが大切です。
食事改善の効果は即効性があるものではなく、一定期間継続することが必要です。まずは白米を玄米に変えるなど小さな変化から始め、緑黄色野菜や青魚を日常的に取り入れる習慣をつけることが大切です。なお、炎症が強いニキビや重症の場合は食事改善だけでは限界があるため、専門医への相談も検討してください。
はい、関係があると考えられています。近年注目されている「腸皮膚軸」の考え方によると、腸内細菌のバランスが乱れると炎症性物質が全身に広がり、肌荒れやニキビの悪化につながる可能性があります。ごぼう・きのこ・豆類などの食物繊維や、納豆・ヨーグルトなどの発酵食品を積極的に摂ることで腸内環境の改善が期待できます。
食事改善や生活習慣の見直しを続けても改善が見られない場合、または炎症の強い深いニキビ(結節・嚢腫)がある場合は、皮膚科や美容クリニックへの受診をおすすめします。アイシークリニック上野院では、患者様の状態に合わせたオーダーメイドの治療プランをご提案しており、食事ケアと医療的アプローチを組み合わせた総合的なニキビ治療が可能です。
💡 まとめ
ニキビと食事の関係について、効果的な栄養素と食べ物、避けた方が良い食品、そして具体的なレシピをご紹介しました。最後に重要なポイントを整理します。
ニキビに効く主な栄養素は、ビタミンA(にんじん、ほうれん草、レバー)、ビタミンB2・B6(納豆、まぐろ、鶏ささみ)、ビタミンC(パプリカ、ブロッコリー、キウイ)、ビタミンE(アーモンド、かぼちゃ、アボカド)、亜鉛(牡蠣、牛肉、納豆)、オメガ3脂肪酸(サバ、サーモン、くるみ)、食物繊維(ごぼう、きのこ、豆類)の7種類が挙げられます。
一方、白米や白パン、砂糖を多く含む食品などの高GI食品、過剰な乳製品、揚げ物やスナック菓子、過度なアルコールはニキビを悪化させる可能性があるため、摂りすぎに注意が必要です。
食事改善の効果は即効性があるものではなく、継続することが大切です。急に食生活を大きく変えるのではなく、白米を玄米に変える、揚げ物を週に1〜2回に減らす、毎日の食事に緑黄色野菜を1品加えるといった小さな変化から始めることをおすすめします。
食事改善と並行して、十分な睡眠、ストレス管理、適切なスキンケアを組み合わせることで、ニキビができにくい肌の環境を整えることができます。それでも改善が見られない場合は、専門医への受診を検討してみてください。内側から体を整えながら、外側からの適切なケアも組み合わせることで、ニキビのない健やかな肌を目指しましょう。
📚 関連記事
- 大人ニキビと食べ物の関係|改善に役立つ食事と避けるべき食品
- ニキビになりやすい食べ物とは?肌荒れを防ぐ食事のポイントを解説
- ニキビが増える食べ物とは?肌荒れを防ぐ食習慣を徹底解説
- 生理前にあごにニキビができる原因と対策|ホルモンバランスを整えて改善へ
- ケミカルピーリングの効果とは?肌悩み別に詳しく解説
📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の発生メカニズム(皮脂過剰分泌・毛穴の角化異常・アクネ菌増殖・炎症反応)および治療方針に関する公式情報
- 厚生労働省 – ビタミンA・B群・C・E、亜鉛、オメガ3脂肪酸などニキビケアに関連する各栄養素の推奨摂取量および食事摂取基準に関する公式情報
- PubMed – ニキビと食事の関連性(高GI食品・乳製品・亜鉛・オメガ3脂肪酸・腸内環境)に関する国際的な臨床研究・査読済み論文データベース
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務