皮膚から黒い塊が取れた原因と対処法|放置してよいケースとそうでないケース

頬に手を当てて微笑む女性

🚨 「皮膚から黒い塊が取れた…これって大丈夫?」と不安になっていませんか?

💬 入浴中・着替えのときにポロリと取れた黒い塊、放置してもいいの?
💬 もしかして 皮膚がん(メラノーマ) だったら怖い…
💬 病院に行くべき?それとも様子見でOK?

📌 この記事を読むとこんなことがわかります

✅ 黒い塊の正体(角栓・いぼ・粉瘤・メラノーマなど)
自宅でOKな場合 vs 今すぐ受診すべき場合の見分け方
✅ 放置すると危険なサインを見逃さないチェックリスト
⚠️ 読まないと…
「良性だと思って放置→実はメラノーマだった」という最悪のケースを防げません。

目次

  1. 皮膚から黒い塊が取れるとはどういう状態か
  2. 考えられる主な原因と特徴
  3. 脂漏性角化症(老人性いぼ)が剥がれた場合
  4. 毛穴の角栓・黒ずみが取れた場合
  5. 粉瘤(ふんりゅう)の内容物が出てきた場合
  6. 黒色腫(メラノーマ)など皮膚がんの可能性
  7. その他の原因(疥癬、血豆、壊死組織など)
  8. 自宅での対処法と注意点
  9. 受診が必要なサインと診療科の選び方
  10. アイシークリニック上野院での皮膚トラブル相談について
  11. まとめ

この記事のポイント

皮膚から黒い塊が取れる原因は、毛穴の角栓・脂漏性角化症・粉瘤・メラノーマなど多岐にわたる。良性が多いが、出血持続・急速な腫れ・ほくろの変化があれば速やかに皮膚科を受診すべきだ

💡 皮膚から黒い塊が取れるとはどういう状態か

皮膚から何かが「取れる」という体験は、日常的に起こることもあれば、突発的で驚くようなものもあります。黒い塊が皮膚から離れるという現象は、大きく分けて2つのパターンに分類されます。1つは表皮の最表面に付着していた異物や角質の塊が脱落するケース、もう1つは皮膚の内部にあった構造物が開口部を通じて外に出てくるケースです。

前者の場合、垢のような形で自然と剥がれ落ちることが多く、それほど心配しなくてよい場合がほとんどです。しかし後者の場合は、皮膚の中に何らかの構造物や病変が存在していた可能性があり、その性質によっては注意が必要になります。

また、「黒い」という色の特徴も重要な手がかりです。皮膚の色素(メラニン)が関係しているのか、皮脂が酸化したものなのか、あるいは壊死した組織なのかによって、原因は大きく異なります。見た目だけで自己判断するのは難しい場合も多いため、気になる症状がある場合は専門家への相談を検討することが大切です。

Q. 毛穴の黒ずみが塊になって取れる原因は何ですか?

毛穴の黒ずみが塊として取れる主な原因は、皮脂と古い角質が混合した「角栓」が空気に触れて酸化・黒変したものです。特に皮脂分泌が多い鼻や顎などのTゾーンに多く見られます。角栓自体は直接的な病気ではありませんが、放置するとニキビに発展する可能性もあります。

📌 考えられる主な原因と特徴

皮膚から黒い塊が取れた場合に考えられる原因は複数あります。それぞれの特徴を理解することで、自分の状態がどれに近いかをある程度把握できるようになります。ただし、最終的な判断は必ず医師によって行われる必要があります。以下では代表的な原因について詳しく説明していきます。

一般的に、皮膚から取れる黒い塊の主な原因としては次のものが挙げられます。まず最も多いのが角質や皮脂が関係するものです。毛穴に詰まった角栓が黒ずんで固まったもの、古い角質が黒く変色して脱落するケースなどが代表的です。次に多いのが皮膚の良性腫瘍に分類される脂漏性角化症(老人性いぼ)の一部が剥がれ落ちるケースです。そして、皮膚の内部に袋状の構造ができる粉瘤(ふんりゅう)の内容物が出てくるケースもあります。これらは比較的良性の原因ですが、まれに皮膚がんや深刻な皮膚疾患が原因である場合もあるため、注意が必要です。

✨ 脂漏性角化症(老人性いぼ)が剥がれた場合

脂漏性角化症とは、皮膚の表皮細胞が増殖することでできる良性の皮膚腫瘍です。一般的に「老人性いぼ」「脂漏性疣贅(しろうせいゆうぜい)」とも呼ばれており、主に中高年以降に見られますが、若い年齢層でも発生することがあります。顔、首、体幹、手の甲など、さまざまな部位に発生します。

脂漏性角化症は褐色から黒色を呈することが多く、表面はざらざらとした質感を持ちます。大きさは数ミリから数センチ程度とさまざまで、少し盛り上がった形状をしていることが特徴です。この病変は皮膚の表面に「貼り付いている」ような見え方をするため、外部からの摩擦や圧迫によって一部が剥がれることがあります。

脂漏性角化症の一部が剥がれた場合、出血を伴うことがあります。この際、剥がれた部分が黒い塊のように見えることがあります。基本的には良性疾患であるため、大きな心配は不要ですが、剥がれた後の皮膚が荒れたり、出血が止まらなかったりする場合は医療機関を受診することをお勧めします。

また、脂漏性角化症と悪性黒色腫(メラノーマ)は見た目が似ている場合があり、素人判断が難しいことがあります。特に色が不均一であったり、境界が不規則であったりする場合は、皮膚科専門医による診断を受けることが重要です。ダーモスコピー(皮膚鏡)を使用した検査によって、より正確な診断が可能となります。

Q. 粉瘤から黒い塊が出てきたとき自宅で対処できますか?

粉瘤の内容物を自宅で押し出すことは絶対に避けてください。細菌感染のリスクが高まるうえ、内部の袋(嚢腫壁)が破れて炎症が悪化する危険があります。粉瘤は袋ごと外科的に切除しない限り再発するため、皮膚科を受診して適切な診断と治療を受けることが不可欠です。

🔍 毛穴の角栓・黒ずみが取れた場合

毛穴に詰まった角栓が黒い塊として取れるケースは、日常的によく見られる現象です。角栓とは、皮脂と古い角質が混合して毛穴の中で固まったものです。これが空気に触れて酸化すると黒く変色し、いわゆる「黒ずみ」の状態になります。特に皮脂分泌が多い鼻や顎、額などのTゾーンに多く見られます

角栓が毛穴から取れる際、黒い棒状や粒状の塊として取れることがあります。これが「黒い塊」として認識されるケースが多いです。毛穴の角栓は皮膚の健康とは関係する部分もありますが、それ自体が直接的な病気を示すわけではありません。ただし、角栓が詰まった状態が続くと、ニキビ(アクネ)に発展する可能性があります

角栓に関連する黒い塊が取れた場合の適切な対処法は、正しいスキンケアを継続することです。洗顔料を使って優しく泡立て、肌をこすらずに洗うことで毛穴の汚れを取り除く習慣が大切です。ピーリングパッドや毛穴パックなどを使用する方法もありますが、過剰に行うと皮膚のバリア機能を低下させる原因になるため、使いすぎには注意が必要です。

皮脂の過剰分泌が気になる方は、食生活の改善(脂肪分の多い食事を控えるなど)や十分な睡眠の確保、ストレス管理なども効果的です。それでも改善しない場合や、毛穴の黒ずみが非常に気になる場合は、皮膚科や美容皮膚科に相談することで、ケミカルピーリングやイオン導入など、専門的なトリートメントを受けることができます。

💪 粉瘤(ふんりゅう)の内容物が出てきた場合

粉瘤(ふんりゅう)は、皮膚の下に袋状の構造(嚢腫)ができ、その中に古い角質や皮脂などが溜まっていく良性の腫瘍です。医学的には「表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)」とも呼ばれます。体のさまざまな部位に発生しますが、特に顔、首、耳の後ろ、背中、腕などに多く見られます。

粉瘤の表面には小さな開口部(ドーム)があることが多く、ここから内容物が出てくることがあります。粉瘤の内容物は白色から黄色のドロッとした物質であることが多いですが、長期間溜まったものや炎症を起こしたものは黒褐色から黒色を帯びていることがあります。この内容物が取れた際に「黒い塊」として認識されるケースがあります。

粉瘤は自然に消えることはなく、内容物を出しても袋(嚢腫壁)が残っている限り再び内容物が溜まってきます。また、放置すると細菌感染を起こして炎症性粉瘤となり、痛みや腫れ、赤みが生じることがあります。炎症が進むと膿が溜まり、自然に破れて排膿する場合もあります。

粉瘤の根本的な治療は外科的切除です。炎症を起こしていない状態であれば、局所麻酔下で袋ごと切除する手術が行われます。比較的短時間で完了する手術ですが、袋を完全に除去しないと再発するため、経験のある医師による治療が重要です。炎症を起こしている場合は、まず炎症を抑える処置(切開排膿など)を行ってから、後日正式な切除手術を行うのが一般的です。

自宅で無理に内容物を押し出すことは、感染のリスクを高めるだけでなく、袋が破れて炎症が悪化する原因になるため、絶対に避けるべきです。粉瘤が疑われる場合は、皮膚科を受診して適切な診断と治療を受けることを強くお勧めします。

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🎯 黒色腫(メラノーマ)など皮膚がんの可能性

皮膚から黒い塊が取れた場合、まれではありますが、悪性黒色腫(メラノーマ)をはじめとする皮膚がんの可能性も念頭に置く必要があります。メラノーマはメラノサイト(色素細胞)が悪性化した皮膚がんで、進行が早く転移しやすいという特徴があります。早期発見・早期治療が非常に重要です。

メラノーマの特徴としてよく知られているのが「ABCDEルール」です。A(Asymmetry:左右非対称)、B(Border:辺縁が不規則)、C(Color:色の多様性)、D(Diameter:直径6mm以上)、E(Evolution:急速な変化)という特徴が見られる場合は、早急に皮膚科を受診することが推奨されています。

メラノーマが進行すると、腫瘍の一部が崩れて黒い塊のようなものが取れることもあります。また、腫瘍の表面が破れて出血や浸出液が出てくることもあります。このような症状がある場合は、躊躇なく医療機関を受診してください。

メラノーマ以外にも、基底細胞がん(ベーサルセルカルシノーマ)や有棘細胞がん(スクワモスセルカルシノーマ)なども皮膚がんの一種です。基底細胞がんは黒色や褐色の病変として現れることがあり、中心部が崩れて潰瘍を形成することもあります。有棘細胞がんは表面が崩れやすく、黒い壊死組織が付着することがあります。

これらの皮膚がんは、早期に発見して治療することで治癒率が大幅に改善します。皮膚に何か気になる変化があった場合、自己判断をせずに専門医に相談することが最善の対応です。特に以下のような症状がある場合は、早めに受診することをお勧めします。形や色が変わった、大きくなった、出血した、痒みや痛みが生じた、などの変化が見られる場合は注意が必要です。

Q. メラノーマを自分で見分けるABCDEルールとは何ですか?

ABCDEルールとは悪性黒色腫(メラノーマ)を早期に疑うための指標です。A(左右非対称)、B(辺縁が不規則)、C(色の多様性)、D(直径6mm以上)、E(急速な変化)の5項目が基準です。ただし良性疾患と見た目が似る場合もあるため、自己判断は難しく専門医によるダーモスコピー検査が確実です。

💡 その他の原因(疥癬、血豆、壊死組織など)

皮膚から黒い塊が取れる原因としては、上記のもの以外にも様々な可能性があります。ここではその他の代表的な原因について説明します。

まず、血豆が変化したものが黒い塊として取れるケースがあります。血豆は皮膚が圧迫や摩擦を受けることで内部に血液が溜まり、黒紫色の小さな膨らみを形成したものです。時間が経つとこの血豆が乾燥して固まり、最終的に黒い塊として皮膚から剥がれ落ちることがあります。これは一般的に心配する必要がなく、新しい皮膚に置き換わる過程の一部です。

次に、傷や潰瘍の上に形成されたかさぶた(痂皮)が黒い塊として取れる場合があります。通常のかさぶたは赤褐色をしていますが、傷が深かったり、出血量が多かったりすると黒みがかったかさぶたになることがあります。かさぶたは自然に剥がれ落ちるのが正常な治癒過程であり、無理に剥がすと傷の治りを遅らせる原因になります。

疥癬(かいせん)はヒゼンダニというダニが皮膚に寄生することで起こる感染症です。強い痒みが特徴で、体幹、四肢、外陰部などに皮疹が見られます。疥癬では皮膚の表面にダニが掘り進んだ「疥癬トンネル」が形成されることがあり、これが黒い線状の塊のように見えることがあります。疥癬が疑われる場合は、感染力が強いため早急に皮膚科を受診して適切な治療(駆虫薬の外用や内服)を受けることが重要です。

また、糖尿病などの全身疾患がある方や、血行が悪い部位(特に足先)では、組織が壊死して黒く変色することがあります。壊死した組織は最終的に周囲の健康な皮膚から分離して塊として取れることがあります。これは非常に深刻な状態を示している可能性があるため、必ず速やかに医療機関を受診してください。糖尿病性の壊疽(えそ)など、重篤な疾患が背景にある場合があります

その他にも、爪の黒変(爪甲色素線条など)が関係するケースや、タコや魚の目(鶏眼)が黒ずんで脱落するケースなども考えられます。タコや魚の目は繰り返す摩擦や圧迫によって角質が肥厚したもので、芯(核)の部分が黒く変色することがあります。

📌 自宅での対処法と注意点

皮膚から黒い塊が取れた場合、自宅でできる基本的な対処法についてご紹介します。ただし、これらはあくまでも応急処置的な対応であり、気になる症状が続く場合や、悪化が見られる場合は必ず医療機関を受診してください

まず、黒い塊が取れた後の皮膚を清潔に保つことが最も重要です。石鹸や洗浄料を使って優しく洗い、清潔な水で十分にすすいでください。この際、強くこすったり、爪で引っ掻いたりすることは絶対に避けてください。皮膚を傷つけることで細菌感染のリスクが高まります。

出血がある場合は、清潔なガーゼや布で傷口を軽く押さえて止血してください。通常、数分で止血できます。出血がなかなか止まらない場合や、大量の出血がある場合は医療機関を受診してください

傷口が生じている場合は、市販の消毒薬を使用することも一つの方法ですが、現代の創傷治癒の考え方では、過度の消毒は皮膚の組織を傷める可能性があると言われています。傷が浅い場合は、流水でしっかり洗い流した後、市販の創傷被覆材(ドレッシング材)や絆創膏で保護するのが適切です。

皮膚が乾燥していたり、炎症を起こしていたりする場合は、保湿剤を使用して皮膚のバリア機能を維持することも大切です。ただし、傷口や炎症がある部分への保湿剤の使用は、医師に相談してから行うことをお勧めします

毛穴の角栓に関連する黒い塊が取れた場合は、日頃のスキンケアを見直すことが重要です。適切な洗顔の方法(過度な洗顔は逆効果となる場合があります)、適切な保湿、紫外線対策などを継続することで毛穴の状態を改善できる場合があります。

絶対に避けるべき行動としては、黒い塊を無理に剥がしたり、皮膚の中に残っているものを自分で押し出したりすることです。また、爪でかきむしることや、針などで穿刺することも避けてください。これらの行動は感染症のリスクを高め、症状を悪化させる原因になります。

Q. 皮膚から黒い塊が取れた後すぐ受診すべき症状は?

以下の症状がある場合は速やかに皮膚科を受診してください。①出血が数分以上止まらない、②患部周辺が急速に赤く腫れて発熱を伴う、③もともとあったほくろや皮膚の変化が急速に進んだ、④糖尿病などの既往がある方で傷がなかなか治らない、といったケースは早期対応が重要です。

✨ 受診が必要なサインと診療科の選び方

皮膚から黒い塊が取れた後、どのような場合に医療機関を受診すべきかを正しく判断することはとても重要です。以下に挙げるような症状や状況がある場合は、早めに受診することをお勧めします。

まず、出血が止まらない場合や、出血量が多い場合は速やかに受診してください。通常の皮膚の傷であれば、数分の圧迫で止血できるはずです。それ以上出血が続く場合は、何らかの問題がある可能性があります。

次に、黒い塊が取れた部位に激しい痛みがある場合や、周囲が急速に赤く腫れてきた場合は、感染症が起きている可能性があります。特に発熱を伴う場合は、重篤な感染症(蜂窩織炎など)の可能性があるため、急いで受診してください

また、黒い塊が取れる前から皮膚に異常な変化があった場合も、受診が必要です。例えば、もともとあったほくろやシミが急に大きくなった、形が変わった、色が変わったという変化があった場合、メラノーマなどの皮膚がんを否定するために皮膚科専門医による診察を受けることが重要です。

傷や潰瘍がなかなか治らない場合、特に糖尿病などの既往歴がある方は注意が必要です。治癒が遅れる場合は、基礎疾患の悪化や感染症を示している可能性があります。

皮膚の下に固いしこりや嚢胞のようなものが残っている場合は、粉瘤などの皮膚良性腫瘍の可能性があります。これらは自然に消えることはないため、皮膚科での診察と適切な治療が必要です。

強い痒みが長期間続く場合も受診の対象です。疥癬やアレルギー性皮膚疾患、さまざまな皮膚炎が原因として考えられます。

受診する診療科については、基本的に皮膚科が最初の選択肢となります。皮膚科では、ダーモスコピー(皮膚鏡)を用いた詳細な診察や、必要に応じて皮膚生検(組織の一部を採取して調べる検査)を行うことができます。がんの可能性が疑われる場合は、皮膚科専門医への紹介や、場合によっては外科的切除が行われます。美容的な問題が主な懸念事項である場合は、美容皮膚科への相談も選択肢の一つです。緊急性がある場合(大量出血、高熱を伴う感染症など)は、救急外来を受診することも適切な判断です。

🔍 アイシークリニック上野院での皮膚トラブル相談について

皮膚の異変や気になる症状がある場合、アイシークリニック上野院では皮膚トラブルに関する相談を受け付けています。専門知識を持つ医師が丁寧に診察し、一人ひとりの状態に合った適切な対応をご案内します。

皮膚から黒い塊が取れた、ほくろやシミが変化した、皮膚の下に何かしこりのようなものがある、毛穴の黒ずみが気になるなど、さまざまな皮膚の悩みに対応しております。特に「受診するほどでもないかもしれない」と思って放置してしまいがちな症状でも、早めに相談することで安心感を得ることができますし、万が一重篤な疾患が潜んでいた場合の早期発見・早期治療につながります

良性の皮膚腫瘍(脂漏性角化症、粉瘤など)の治療から、美容的な観点からのケア(毛穴の黒ずみ改善、色素沈着の治療など)まで、幅広く対応可能です。また、皮膚がんが疑われる場合には、迅速に適切な診断と治療方針のご提案を行います。

上野院は交通アクセスが便利な立地にあり、お仕事帰りや休日にも受診しやすい環境を整えています。初診の方でも気軽にご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングを心がけています。皮膚に関することで少しでも気になることがあれば、一人で悩まずにまずはお気軽にご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、皮膚から黒い塊が取れたことをきっかけに受診される患者様の多くが、毛穴の角栓や脂漏性角化症といった良性の原因であることがほとんどですが、中にはメラノーマなど早急な対応が必要なケースも見受けられます。最近の傾向として、「大したことないだろう」と長期間放置した後に受診される方も少なくないため、気になる皮膚の変化は早めにご相談いただくことを強くお勧めしています。皮膚の状態はダーモスコピーなどの専門的な検査で初めて正確に評価できることも多いため、一人で不安を抱え込まずにお気軽にご来院ください。」

💪 よくある質問

皮膚から黒い塊が取れた場合、すべて病気のサインですか?

必ずしも病気とは限りません。毛穴の角栓が酸化して黒ずんだもの、脂漏性角化症(老人性いぼ)の一部が剥がれたもの、血豆が乾燥して取れたものなど、比較的心配のないケースが多くを占めます。ただし、粉瘤やメラノーマなど治療が必要な場合もあるため、気になる場合は皮膚科への相談をお勧めします。

粉瘤の内容物が出てきた場合、自宅で押し出しても大丈夫ですか?

自宅で無理に押し出すことは絶対に避けてください。感染リスクが高まるだけでなく、袋(嚢腫壁)が破れて炎症が悪化する原因になります。粉瘤は袋ごと外科的に切除しない限り再発するため、皮膚科を受診して適切な診断と治療を受けることが重要です。

メラノーマかどうか自分で見分ける方法はありますか?

「ABCDEルール」が参考になります。A(左右非対称)、B(辺縁が不規則)、C(色の多様性)、D(直径6mm以上)、E(急速な変化)のいずれかに該当する場合は注意が必要です。ただし、脂漏性角化症など良性疾患と見た目が似ている場合もあるため、自己判断は難しく、ダーモスコピーを用いた専門医の診察が確実です。

毛穴の黒ずみを改善するために自宅でできることはありますか?

泡立てた洗顔料で肌をこすらずに優しく洗う習慣が基本です。毛穴パックやピーリングは使いすぎると皮膚のバリア機能を低下させるため注意が必要です。また、脂肪分の多い食事を控える、十分な睡眠をとるなど生活習慣の見直しも効果的です。改善しない場合は皮膚科・美容皮膚科への相談をご検討ください。

皮膚から黒い塊が取れた後、すぐに受診すべき症状はどれですか?

以下の症状がある場合は早めに受診してください。①出血が数分以上止まらない、②患部周辺が急速に赤く腫れて発熱を伴う(感染症の疑い)、③もともとあったほくろや皮膚の変化が急速に変化した、④傷がなかなか治らない(特に糖尿病などの既往がある方)。アイシークリニック上野院でも皮膚トラブルのご相談を受け付けています。

🎯 まとめ

皮膚から黒い塊が取れた場合の原因はさまざまです。毛穴の角栓が黒ずんで脱落したものや、脂漏性角化症(老人性いぼ)の一部が剥がれたもの、血豆が乾燥して取れたもの、かさぶたが取れたものなど、比較的心配のないケースが多くを占めます。しかし、粉瘤の内容物が出てきた場合は根本的な治療が必要ですし、メラノーマなどの皮膚がんの可能性がある場合は早急な診察が求められます。

自宅での対処としては、患部を清潔に保ち、無理に触ったり押し出したりしないことが基本です。出血が止まらない、急速に腫れてきた、発熱がある、もともとあったほくろや皮膚の変化が急速に変化した、治癒が遅いなどの場合は速やかに医療機関を受診してください。

皮膚の異変は「たいしたことない」と自己判断してしまいがちですが、早期に専門医の診察を受けることが、適切な治療と安心につながります。アイシークリニック上野院をはじめ、お近くの皮膚科・美容皮膚科にお気軽にご相談ください。皮膚の健康は、全身の健康と生活の質に密接に関わっています。気になる症状を早めに対処することで、より快適な毎日を送ることができるでしょう。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 脂漏性角化症・粉瘤・メラノーマ(悪性黒色腫)などの皮膚疾患の診断基準・治療方針、およびダーモスコピーを用いた皮膚腫瘍の鑑別診断に関する情報
  • 厚生労働省 – 皮膚がん(メラノーマ・基底細胞がん・有棘細胞がんを含む)の早期発見・早期治療の重要性、およびがん対策に関する公式情報
  • 国立感染症研究所 – 疥癬(ヒゼンダニ感染症)の感染経路・症状・診断・治療(駆虫薬の外用・内服)に関する詳細情報

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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