はじめに
テレビや雑誌で見る芸能人の方々は、いつも美しく透明感のある肌をしていますよね。しかし、実は多くの芸能人も私たちと同じように、赤ら顔で悩んでいる方がいらっしゃいます。カメラの前に立つ職業柄、肌の悩みは特に深刻で、メイクでカバーするだけでなく、根本的な治療を受けている方も少なくありません。
近年、SNSやインタビューなどで「実は赤ら顔に悩んでいた」「レーザー治療を受けた」といった告白をする芸能人も増えてきました。こうした情報は、同じ悩みを持つ多くの方にとって、治療への一歩を踏み出すきっかけになっています。
本記事では、赤ら顔の原因から最新の治療法まで、医学的な根拠に基づいた情報を詳しく解説します。芸能人が実践している可能性のある治療法や、一般の方でも受けられる治療オプションについても紹介していきます。

赤ら顔とは:医学的な定義と特徴
赤ら顔の基本的な理解
赤ら顔は、医学的には「顔面紅潮」や「毛細血管拡張症」などと呼ばれる症状です。顔の皮膚が慢性的に赤みを帯びている状態を指し、特に頬、鼻、額、顎などに現れやすい特徴があります。
健康な皮膚では、毛細血管は表面から見えにくい状態ですが、赤ら顔の場合は以下のような変化が起きています:
- 毛細血管の拡張:皮膚表面近くの細い血管が拡張し、血流が増加している
- 血管の透過性増加:血管壁から周囲の組織への透過性が高まっている
- 皮膚の菲薄化:皮膚が薄くなり、血管が透けて見えやすくなっている
- 炎症反応:慢性的な炎症により、赤みが持続している
赤ら顔の種類
赤ら顔は、その原因や症状によっていくつかのタイプに分類されます:
1. 毛細血管拡張型
最も一般的なタイプで、頬や鼻に細い赤い血管が網目状に見える状態です。寒暖差や刺激によって悪化することがあります。
2. 酒さ型(しゅさ)
鼻や頬を中心に、持続的な赤みとともに、ニキビのような丘疹や膿疱を伴うことがある慢性疾患です。40代以降の女性に多く見られます。
3. 脂漏性皮膚炎型
皮脂の分泌が多い部位(鼻周り、額など)に赤みとフケのような鱗屑が現れるタイプです。
4. 敏感肌型
化粧品や外的刺激に対して過敏に反応し、赤みやかゆみが出やすい状態です。
赤ら顔の原因:なぜ顔が赤くなるのか
遺伝的要因
赤ら顔の発症には、遺伝的な要素が大きく関わっています。色白で皮膚が薄い方、欧米系の血統を持つ方は、毛細血管が目立ちやすい傾向があります。ご両親のどちらかが赤ら顔の場合、お子さんも同様の体質を受け継ぐ可能性が高くなります。
環境要因
気温の変化
急激な温度変化は、毛細血管の拡張・収縮を繰り返させ、血管の弾力性を低下させます。特に以下のような状況が影響します:
- 暖房の効いた室内と寒い屋外の行き来
- 熱いお風呂やサウナの頻繁な利用
- 冷暖房による肌の乾燥
紫外線
紫外線は皮膚のコラーゲンやエラスチンを破壊し、血管壁を弱くします。長年の紫外線ダメージが蓄積すると、毛細血管が拡張したままの状態になることがあります。
生活習慣の影響
飲酒
アルコールは血管を拡張させる作用があります。習慣的な飲酒は、一時的な赤みだけでなく、慢性的な毛細血管拡張を引き起こす可能性があります。
喫煙
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させますが、その反動で血管が拡張します。この繰り返しが血管の健康を損ない、赤ら顔の原因となることがあります。
食生活
辛い食べ物、熱い飲み物、カフェインなどは、一時的に血管を拡張させます。また、過度なダイエットや栄養不足は、肌のバリア機能を低下させ、赤みを引き起こすことがあります。
ストレス
精神的ストレスはホルモンバランスを乱し、自律神経の調節機能に影響を与えます。これにより血管の収縮・拡張のコントロールが難しくなり、赤ら顔が悪化することがあります。
皮膚疾患
前述の酒さや脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患が、赤ら顔の原因となることもあります。これらの疾患では、慢性的な炎症反応が赤みを引き起こします。
ホルモンバランスの変化
女性の場合、妊娠、出産、更年期などのホルモンバランスの変化が、赤ら顔に影響することがあります。エストロゲンの変動は血管の拡張や収縮に関わっているためです。
芸能人と赤ら顔:人前に立つ職業ならではの悩み
なぜ芸能人は赤ら顔治療を受けるのか
芸能人の方々が赤ら顔治療を検討する理由は、一般の方とは少し異なる側面があります:
1. カメラ映りへの影響
HD(高解像度)や4Kカメラが普及した現代では、わずかな肌の赤みも鮮明に映し出されます。スタジオの強い照明下では、赤みがさらに目立ってしまうため、カメラ映りを良くするために治療を受ける方が増えています。
2. メイクの厚塗り問題
赤みをカバーするために厚くメイクをすると、かえって肌への負担が大きくなり、肌トラブルを引き起こす悪循環に陥ります。根本的な治療により、ナチュラルメイクでも美しく見える肌を目指す方が多いのです。
3. 撮影スケジュールの都合
長時間の撮影や不規則な生活は、肌への負担が大きく、赤ら顔を悪化させる要因となります。治療により肌の回復力を高めることで、過酷なスケジュールにも対応できる肌を作ることができます。
4. SNS時代の影響
近年、多くの芸能人がSNSで自身の日常を発信しています。ノーメイクやすっぴんに近い写真を投稿する機会も増え、素肌の美しさへの関心が高まっています。
芸能界で話題になる赤ら顔治療
具体的な個人名は挙げませんが、芸能界では以下のような治療が注目されています:
- レーザー治療:ダウンタイムが短く、効果が高いとされる治療法
- 光治療(IPL):肌全体のトーンアップも期待できる治療
- 内服療法:体の内側からアプローチする方法
- スキンケア指導:医療機関での専門的なスキンケアアドバイス
多くの芸能人が、これらの治療を組み合わせて受けているとされています。また、治療後のメンテナンスとして、定期的に美容皮膚科に通う方も少なくありません。
一般の方にも参考になる芸能人のアプローチ
芸能人の赤ら顔治療に関する情報から、一般の方が学べることは多くあります:
- 専門医への相談の重要性:自己判断でケアを続けるより、早めに皮膚科専門医に相談することの大切さ
- 継続的なケア:1回の治療で完璧になるわけではなく、継続的なケアが必要であること
- 生活習慣の見直し:治療と並行して、生活習慣を改善することの重要性
- 適切な製品選び:自分の肌質に合ったスキンケア製品を選ぶこと
赤ら顔の治療法:最新の医療技術
レーザー治療
赤ら顔治療において、最も効果的とされているのがレーザー治療です。拡張した毛細血管に選択的に作用し、赤みを改善します。
Vビームレーザー(色素レーザー)
特徴
- 血管中のヘモグロビンに反応する波長595nmのレーザー
- 毛細血管拡張症や酒さの治療に高い効果
- 冷却装置により痛みを軽減
メリット
- 正常な組織へのダメージが少ない
- 1回の治療でも効果を実感しやすい
- ダウンタイムが比較的短い
デメリット
- 治療直後に内出血(紫斑)が生じることがある
- 複数回の治療が必要な場合が多い
- 費用がやや高額
ロングパルスヤグレーザー
特徴
- 波長1064nmの長い波長で、深部の血管にも作用
- 太い血管にも効果的
メリット
- 内出血が出にくい
- 肌質を問わず治療可能
- 肌の引き締め効果も期待できる
デメリット
- 効果の実感までに時間がかかることがある
- 複数回の治療が推奨される
光治療(IPL: Intense Pulsed Light)
特徴 IPLは、複数の波長の光を同時に照射する治療法です。赤ら顔だけでなく、シミやそばかす、毛穴の開きなど、複数の肌悩みに同時にアプローチできます。
メリット
- 肌全体のトーンアップ効果
- ダウンタイムがほとんどない
- 痛みが少ない
- 肌のハリや質感の改善も期待できる
デメリット
- レーザーと比べて効果がマイルド
- 定期的な治療が必要
- 症状が重度の場合は効果が限定的
高周波(RF)治療
特徴 高周波エネルギーを皮膚に照射し、真皮層を加熱することで、コラーゲンの生成を促進し、血管壁を強化します。
メリット
- 肌の引き締め効果
- 毛穴の改善
- 痛みが少ない
デメリット
- 赤ら顔単独の治療としては効果が限定的
- 他の治療との併用が推奨される
内服療法
レーザーや光治療と並行して、内服薬による治療も行われます。
漢方薬
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):血行を改善し、のぼせや赤ら顔に効果
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):血流改善、冷えとのぼせの両方に作用
- 加味逍遥散(かみしょうようさん):ホルモンバランスを整え、ストレス性の赤みに効果
ビタミン剤
- ビタミンC:抗酸化作用、コラーゲン生成促進
- ビタミンE:血行促進、抗酸化作用
- ビタミンK:血管強化作用
抗生物質(酒さの場合)
酒さと診断された場合、テトラサイクリン系抗生物質が処方されることがあります。これは抗炎症作用を目的としています。
外用薬
メトロニダゾールゲル
酒さの治療に使用される抗炎症作用のある外用薬です。
アゼライン酸
抗炎症作用と角質正常化作用があり、酒さやニキビ様の症状に効果があります。
ブリモニジンゲル
血管収縮作用により、一時的に赤みを抑える効果があります。即効性がありますが、根本的な治療にはなりません。
スキンケア指導
医療機関では、以下のようなスキンケア指導も行われます:
- 適切な洗顔方法:ゴシゴシこすらず、やさしく洗う
- 保湿の徹底:バリア機能を高めるため、十分な保湿
- 紫外線対策:毎日の日焼け止め使用
- 刺激物の回避:アルコール、香料、メントールなどを含む製品の使用を控える
- 適切な温度管理:洗顔時の水温は人肌程度に
治療の流れ:アイシークリニック上野院での赤ら顔治療
初診・カウンセリング
1. 問診
- 症状の経過や程度の確認
- 生活習慣や既往歴の聴取
- 現在使用しているスキンケア製品の確認
- 治療への希望や不安の聴取
2. 診察
- 皮膚の状態を詳しく観察
- 赤みの範囲や程度の評価
- 皮膚疾患の有無の確認
- 写真撮影(治療前の記録)
3. 治療計画の立案
- 症状に応じた最適な治療法の提案
- 治療回数や期間の説明
- 費用の説明
- リスクや副作用についての説明
治療当日
治療前
- メイクの除去(必要に応じて)
- 写真撮影
- 麻酔クリームの塗布(レーザー治療の場合)
治療中
- 治療時間:15〜30分程度(範囲により異なる)
- 冷却しながら照射
- 痛みの確認を随時行う
治療後
- クーリング(冷却)
- 保湿剤の塗布
- 日焼け止めの塗布
- アフターケアの説明
アフターケア
当日〜3日間
- 激しい運動や長時間の入浴を避ける
- 飲酒を控える
- 十分な保湿
- 紫外線対策の徹底
1週間
- 刺激の少ないスキンケア製品を使用
- こすらない、刺激しない
- 内出血がある場合は自然に消えるのを待つ
1ヶ月
- 次回治療までの期間
- 肌の状態を観察
- 気になる変化があれば相談
治療効果を高めるためのセルフケア
食生活の改善
積極的に摂りたい栄養素
ビタミンC
血管壁を強化し、コラーゲン生成を促進します。
- 柑橘類、キウイ、いちご
- ブロッコリー、パプリカ
- じゃがいも
ビタミンE
血行を促進し、抗酸化作用があります。
- ナッツ類(アーモンド、くるみ)
- アボカド
- 植物油
オメガ3脂肪酸
抗炎症作用があり、血管の健康を保ちます。
- 青魚(サバ、イワシ、サンマ)
- チアシード
- くるみ
食物繊維
腸内環境を整えることで、肌の状態も改善します。
- 野菜類
- 海藻
- きのこ類
避けたい食品・飲料
- 辛い食べ物
- 熱すぎる飲食物
- 過度なアルコール
- カフェインの過剰摂取
- 高糖質・高脂肪の食事
スキンケアの見直し
基本的なスキンケアのポイント
クレンジング・洗顔
- 低刺激性の製品を選ぶ
- ぬるま湯(32〜34℃)で洗う
- こすらず、やさしく洗う
- 朝は洗顔料を使わず、ぬるま湯だけで洗うのも一案
化粧水
- アルコールフリーのものを選ぶ
- セラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分配合
- パッティングせず、手で押さえるように浸透させる
乳液・クリーム
- 皮膚のバリア機能を補う
- 油分と水分のバランスが良いものを選ぶ
日焼け止め
- 毎日使用する(季節を問わず)
- SPF30以上、PA+++以上
- 敏感肌用、ノンケミカルタイプがおすすめ
- こまめに塗り直す
避けたい成分
- アルコール(エタノール)
- メントール
- 合成香料
- スクラブ剤
生活習慣の改善
睡眠
- 1日7〜8時間の睡眠を確保
- 就寝前のスマートフォン使用を控える
- 寝室の温度を適切に保つ(20〜22℃)
ストレス管理
- 適度な運動(ウォーキング、ヨガなど)
- 趣味の時間を持つ
- 深呼吸や瞑想を取り入れる
温度管理
- 急激な温度変化を避ける
- 暖房の設定温度を低めに
- お風呂の温度は38〜40℃に
- 外出時はマフラーなどで顔を保護
飲酒・喫煙
- 飲酒は適量に(できれば控える)
- 禁煙を強く推奨
赤ら顔治療の費用と保険適用
保険適用について
赤ら顔の治療は、原因や症状によって保険適用の可否が異なります。
保険適用となる場合
- 単純性血管腫など、明確な疾患と診断された場合
- 酒さと診断され、内服薬や外用薬による治療を受ける場合
自由診療となる場合
- 美容目的のレーザー治療
- IPL(光治療)
- 美容目的の内服薬
一般的な治療費用の目安
以下は一般的な相場であり、クリニックによって異なります。詳細はアイシークリニック上野院にお問い合わせください。
レーザー治療(Vビーム等)
- 1回:15,000円〜50,000円
- 推奨治療回数:3〜5回
- 総額:45,000円〜250,000円
IPL(光治療)
- 1回:10,000円〜30,000円
- 推奨治療回数:5〜10回
- 総額:50,000円〜300,000円
内服薬(漢方薬等)
- 1ヶ月分:3,000円〜10,000円
初診料・再診料
- 初診料:2,000円〜5,000円
- 再診料:1,000円〜3,000円
よくある質問(Q&A)
A. 完治の定義によりますが、適切な治療により赤みを大幅に改善することは可能です。ただし、体質的な要因もあるため、治療後も日々のケアと生活習慣の管理が重要です。定期的なメンテナンス治療を受けることで、良好な状態を維持できます。
A. 治療法によって異なりますが、レーザー治療の場合、輪ゴムで弾かれるような痛みを感じることがあります。多くの場合、麻酔クリームを使用するため、痛みは軽減されます。IPL(光治療)はレーザーよりも痛みが少ない傾向にあります。痛みに不安がある場合は、事前に医師に相談してください。
Q3. ダウンタイムはどのくらいですか?
A. 治療法によって異なります:
- Vビームレーザー:内出血が3〜10日程度続くことがあります
- ヤグレーザー:内出血が出にくく、ダウンタイムは短め
- IPL(光治療):ほとんどダウンタイムなし、軽い赤みが数時間〜1日程度
内出血が生じた場合も、メイクでカバーできる程度のことがほとんどです。
Q4. 何回くらい治療が必要ですか?
A. 症状の程度や治療法によって異なりますが:
- 軽度の場合:3〜5回
- 中等度の場合:5〜8回
- 重度の場合:10回以上
治療間隔は通常4〜6週間空けます。効果を実感し始めるのは2〜3回目からという方が多いです。
Q5. 治療後、すぐにメイクはできますか?
A. IPL(光治療)の場合は、治療直後からメイクが可能です。レーザー治療の場合は、当日は避け、翌日から軽いメイクであれば可能な場合が多いです。ただし、刺激の少ない化粧品を使用してください。詳細は治療後に医師の指示に従ってください。
Q6. 男性でも治療を受けられますか?
A. もちろん可能です。近年、男性の患者様も増えています。赤ら顔は性別を問わない悩みであり、治療法も男女で変わりはありません。
Q7. 治療効果はどのくらい持続しますか?
A. 個人差がありますが、適切な治療とアフターケアを行えば、数年間効果が持続することもあります。ただし、加齢や生活習慣、紫外線などの影響で、徐々に赤みが戻ってくることもあります。定期的なメンテナンス治療(年1〜2回程度)を受けることで、良好な状態を維持しやすくなります。
Q8. 妊娠中や授乳中でも治療できますか?
A. 一般的に、妊娠中や授乳中はレーザー治療や光治療は避けることが推奨されます。また、内服薬も制限される場合があります。適切なスキンケアによる保存的治療を行い、出産・授乳終了後に本格的な治療を検討することをお勧めします。詳しくは医師にご相談ください。
Q9. 日焼けした肌でも治療できますか?
A. 日焼けした肌への治療は、やけどのリスクが高まるため、通常は避けられます。日焼けが落ち着いてから治療を開始することが推奨されます。治療期間中は特に紫外線対策を徹底してください。
Q10. ニキビと赤ら顔を同時に治療できますか?
A. 可能です。IPL(光治療)やレーザー治療は、ニキビ菌の殺菌や皮脂分泌の抑制にも効果があるため、ニキビと赤ら顔を同時に改善できることがあります。症状に応じて、最適な治療プランを提案させていただきます。
赤ら顔治療の注意点とリスク
起こりうる副作用
一般的な副作用
- 治療部位の赤み(数時間〜数日)
- 軽い腫れ(1〜3日程度)
- ヒリヒリ感(数時間〜1日程度)
- 内出血・紫斑(レーザー治療の場合、3〜10日程度)
まれに起こる副作用
- 色素沈着(主に日焼けした肌に治療した場合)
- 色素脱失(白抜け)
- 水疱形成
- 瘢痕形成(非常にまれ)
これらのリスクを最小限にするため、経験豊富な医師による治療と、適切なアフターケアが重要です。
治療を受けられない、または慎重な判断が必要な場合
- 妊娠中・授乳中の方
- 日焼け直後の方
- 光線過敏症の方
- ケロイド体質の方
- 治療部位に感染症がある方
- 特定の内服薬を服用中の方(イソトレチノインなど)
- 金の糸などの異物が入っている方
これらに該当する場合は、必ず事前に医師に申告してください。
まとめ:赤ら顔治療で自信のある肌へ
赤ら顔は、多くの方が悩む肌トラブルの一つです。芸能人の方々も例外ではなく、人前に立つ職業柄、積極的に治療を受けている方が増えています。彼らが実践している治療法の多くは、一般の方でも受けることができます。
現代の医療技術は大きく進歩しており、レーザー治療やIPL(光治療)などにより、赤ら顔を効果的に改善することが可能になりました。ダウンタイムも短く、日常生活への影響も最小限に抑えられています。
ただし、治療だけに頼るのではなく、日々のスキンケアや生活習慣の見直しも重要です。適切な洗顔、保湿、紫外線対策、バランスの取れた食事、十分な睡眠など、基本的なケアを丁寧に行うことで、治療効果を高め、長く維持することができます。
赤ら顔でお悩みの方は、一人で悩まず、まずは皮膚科専門医に相談してみてください。アイシークリニック上野院では、患者様一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせた、最適な治療プランをご提案させていただきます。
メイクで隠すのではなく、素肌から美しくなることで、自信を持って毎日を過ごせるようサポートいたします。赤ら顔治療の第一歩を、ぜひアイシークリニック上野院で踏み出してください。
参考文献・情報源
本記事は、以下の権威ある医療情報源を参考に作成しました:
- 日本皮膚科学会
https://www.dermatol.or.jp/
皮膚科専門医による診療ガイドラインや最新の医学情報 - 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/
医療制度、医薬品に関する公的情報 - 日本美容皮膚科学会
https://www.aesthetic-derma.org/
美容皮膚科領域における専門的な知見 - 日本レーザー医学会
https://www.jslsm.or.jp/
レーザー治療に関する学術的情報 - 日本酒さ学会
酒さの診断と治療に関する専門的な情報
※上記の情報源は2025年11月時点のものです。最新の医学情報については、各学会のウェブサイトをご確認ください。
監修者医師
高桑 康太 医師
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務