ダーマペンは、微細な針で肌に小さな穴を開けることで、肌本来の再生力を引き出す美容医療です。ニキビ跡や毛穴の開き、小じわなど、さまざまな肌悩みに効果が期待できる施術として、近年多くの方から注目を集めています。本記事では、アイシークリニック上野院がダーマペンの効果と仕組みについて詳しく解説します。施術の流れやダウンタイム、施術を受ける際の注意点まで網羅的にご紹介しますので、ダーマペンをご検討中の方はぜひ参考にしてください。
⚠️このまま読み進めないと、間違った情報で施術を選んでしまい、理想の肌を手に入れるチャンスを逃してしまうかもしれません!

📖 目次
- 🎯 ダーマペンとは
- ⚙️ ダーマペンの仕組み
- ✨ ダーマペンで期待できる効果
- 🏥 ダーマペンの施術の流れ
- 📅 ダーマペンのダウンタイムと経過
- 💉 ダーマペンの効果を高める併用治療
- ⚠️ ダーマペンを受ける際の注意点
- 🚫 ダーマペンを受けられない方
- ❓ ダーマペンに関するよくある質問
- 📝 まとめ
この記事のポイント
ダーマペンは極細針で肌に微細な穴を開け、コラーゲン生成を促してニキビ跡・毛穴・小じわを改善する美容医療。アイシークリニック上野院では、針深度0.2〜3.0mmの調整や成長因子との併用で、ダウンタイム約1週間で効果的な肌質改善を提供している。
🎯 ダーマペンとは
ダーマペンとは、髪の毛よりも細い超極細針を使用して肌に微細な穴を開け、肌の自然治癒力を利用して肌質改善を図る美容医療施術です。オーストラリアのDermapen World社が開発した医療機器であり、世界中の美容クリニックで広く使用されています。
ダーマペンは、ペン型の機器の先端に複数の極細針が装着されており、1秒間に最大1920個もの微細な穴を肌に開けることができます。この穴は目に見えないほど小さく、施術後は短時間で自然に塞がります。穴が塞がる過程で肌の再生が促進され、さまざまな肌悩みの改善につながります。
現在最も普及しているのは「ダーマペン4」と呼ばれる第4世代の機器です。従来のダーマペンと比較して、針の本数が増加し、より均一で精密な施術が可能になりました。また、針の深度を0.2mmから3.0mmまで細かく調整できるため、患者様の肌状態や治療目的に合わせたカスタマイズが可能です。
Q. ダーマペンの仕組みと肌への作用を教えてください
ダーマペンは極細針で肌に微細な穴を開け、「創傷治癒反応」を引き起こす施術です。穴が塞がる過程で線維芽細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生が促進されます。この作用により、肌のハリや弾力が向上し、毛穴・小じわの改善が期待できます。
⚙️ ダーマペンの仕組み
ダーマペンの効果を理解するためには、まずその仕組みを知ることが重要です。ダーマペンは「創傷治癒反応」という人体に備わった自然な修復メカニズムを利用した施術です。
🔬 創傷治癒反応とは
創傷治癒反応とは、私たちの体が傷を負ったときに自動的に働く修復プロセスのことです。肌に傷ができると、体は傷を治そうとしてさまざまな成長因子やサイトカインを分泌します。これらの物質が働くことで、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を保つ成分の生成が促進されます。
ダーマペンはこの原理を応用し、あえて肌に微細な傷をつけることで、肌の再生力を人工的に引き出します。傷といっても目に見えないほど小さな穴であるため、肌への負担を最小限に抑えながら効果的な治療が可能です。
🧬 ダーマペンによる肌再生のメカニズム
ダーマペンで肌に微細な穴を開けると、まず炎症反応が起こります。この炎症は体にとって有害なものではなく、修復プロセスの第一段階です。炎症が起こると、血小板や白血球が傷口に集まり、成長因子を放出します。
次に、線維芽細胞が活性化されます。線維芽細胞は肌の真皮層に存在する細胞で、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを産生する働きがあります。ダーマペンの刺激により線維芽細胞が活性化すると、これらの成分の産生量が増加します。
最終的に、新しいコラーゲンやエラスチンが生成されることで、肌のハリや弾力が向上し、毛穴の引き締めや小じわの改善などの効果が現れます。この一連のプロセスは数週間から数か月かけて進行するため、ダーマペンの効果は施術直後よりも時間が経ってから実感しやすくなります。
📏 針の深度と効果の関係
ダーマペン4では、針の深度を0.2mmから3.0mmまで0.1mm単位で調整できます。針の深度は治療目的や施術部位によって使い分けられます。
浅い深度(0.2mm〜0.5mm)は、美容成分の浸透促進や肌のキメを整える目的で使用されます。中程度の深度(0.5mm〜1.5mm)は、毛穴の開きや小じわの改善に効果的です。深い深度(1.5mm〜3.0mm)は、ニキビ跡のクレーターや深いしわの治療に用いられます。
また、顔の部位によっても適切な深度は異なります。額や鼻など皮膚が薄い部分は浅めに、頬など皮膚が厚い部分は深めに設定することで、安全かつ効果的な施術が可能になります。

✨ ダーマペンで期待できる効果
ダーマペンは幅広い肌悩みに対応できる施術として知られています。ここでは、ダーマペンで期待できる主な効果について詳しく解説します。
🎯 ニキビ跡の改善
ダーマペンはニキビ跡の治療において高い効果が期待できます。特に、クレーター状に凹んだニキビ跡(萎縮性瘢痕)の改善に有効です。
ニキビ跡のクレーターは、ニキビによる炎症が真皮層にまで達し、コラーゲン組織が破壊されることで生じます。通常のスキンケアではこの深い層にアプローチすることが難しいため、改善が困難でした。
ダーマペンは真皮層まで針を届かせることができるため、クレーター周辺の組織でコラーゲンの再生を促進します。新しいコラーゲンが生成されることで、凹んだ部分が徐々に盛り上がり、肌表面が滑らかになっていきます。
ニキビ跡の程度にもよりますが、複数回の施術を重ねることで、目立つクレーターも徐々に目立たなくなることが期待できます。
🔍 毛穴の開きの改善
毛穴の開きは、多くの方が抱える肌悩みの一つです。毛穴が開く原因には、皮脂の過剰分泌、加齢によるコラーゲンの減少、肌のたるみなどがあります。
ダーマペンは、コラーゲンの産生を促進することで毛穴の引き締め効果をもたらします。コラーゲンが増えると肌にハリが出て、毛穴周囲の組織が引き締まります。また、肌のターンオーバーが正常化することで、毛穴に詰まった角栓も排出されやすくなります。
施術を重ねることで、開いていた毛穴が徐々に目立たなくなり、キメの細かい滑らかな肌へと導かれます。
👵 小じわ・たるみの改善
加齢とともに肌のコラーゲンやエラスチンは減少し、これが小じわやたるみの原因となります。ダーマペンは、これらの成分の産生を促進することで、エイジングケア効果を発揮します。
特に目元や口元などの細かいしわ、額の横じわなどに効果的です。コラーゲンが増えることで肌にハリが戻り、しわが目立ちにくくなります。また、肌全体のリフトアップ効果も期待できます。
ただし、深く刻まれたしわや顕著なたるみについては、ダーマペン単独での改善には限界があります。そのような場合は、ヒアルロン酸注入やボトックス注射など、他の施術との併用が推奨されることもあります。
🌟 肌質の改善
ダーマペンは、肌全体の質感を改善する効果も期待できます。施術によりターンオーバーが促進されることで、古い角質が排出され、新しい肌細胞への生まれ変わりがスムーズになります。
これにより、くすみが改善されて肌のトーンが明るくなる、キメが整って肌触りが滑らかになる、肌の水分保持力が向上するなどの効果が期待できます。
また、ダーマペンで開けた微細な穴は、美容成分の浸透経路としても機能します。施術直後に美容液や成長因子製剤を塗布することで、通常のスキンケアでは届かない深い層まで有効成分を届けることができます。
🎨 色素沈着・シミの改善
ダーマペンは、肌のターンオーバーを促進することで、色素沈着やシミの改善にも効果を発揮します。メラニン色素を含んだ古い角質が排出されやすくなり、新しい肌細胞に置き換わることで、徐々に色素沈着が薄くなることが期待できます。
ただし、シミの種類によってはダーマペンが適さない場合もあります。肝斑のように刺激で悪化する可能性のあるシミについては、事前に医師に相談することが重要です。
🤰 妊娠線・肉割れの改善
ダーマペンは顔だけでなく、体の施術にも使用できます。特に妊娠線(ストレッチマーク)や肉割れの改善に効果が期待できます。
妊娠線や肉割れは、急激な体型変化により皮膚が引き伸ばされ、真皮層のコラーゲン繊維が断裂することで生じます。ダーマペンで断裂した組織周辺のコラーゲン再生を促すことで、線を目立たなくする効果が期待できます。
Q. ダーマペンで改善が期待できる肌悩みは何ですか
ダーマペンは、ニキビ跡のクレーター・毛穴の開き・小じわ・たるみ・色素沈着・くすみなど幅広い肌悩みに対応できます。真皮層までアプローチできるためニキビ跡への効果が高く、ターンオーバー促進による肌質改善も期待できます。顔だけでなく、妊娠線や肉割れの改善にも使用されます。
🏥 ダーマペンの施術の流れ
ダーマペンの施術がどのように行われるか、具体的な流れをご紹介します。クリニックによって多少の違いはありますが、基本的な流れは以下の通りです。
👨⚕️ カウンセリング・診察
まず、医師によるカウンセリングと診察が行われます。肌の状態を確認し、患者様の悩みや希望をヒアリングした上で、ダーマペンが適切な治療かどうかを判断します。
この際、施術の効果や副作用、ダウンタイムについても説明があります。既往歴や現在服用中の薬、アレルギーの有無なども確認されますので、正確に伝えるようにしましょう。
施術が適切と判断された場合は、針の深度や併用する薬剤、施術回数などの治療計画が立てられます。
🧼 洗顔・クレンジング
施術前に、メイクや皮脂汚れを落とすため、洗顔とクレンジングを行います。肌を清潔な状態にすることで、施術中の感染リスクを軽減し、薬剤の浸透を高めます。
💊 麻酔クリームの塗布
施術部位に麻酔クリーム(表面麻酔)を塗布します。麻酔が効くまで20〜30分程度待機します。麻酔クリームにより、施術中の痛みを大幅に軽減することができます。
麻酔の効果には個人差がありますが、ほとんどの方が軽いチクチク感を感じる程度で施術を受けられます。
💉 ダーマペンの施術
麻酔が効いたら、いよいよダーマペンの施術です。医師または看護師が、ダーマペンを肌に当てて施術を行います。施術部位や肌の状態に合わせて、針の深度を調整しながら丁寧に施術します。
全顔の場合、施術時間は15〜30分程度です。施術中は、針が肌に刺さる際に軽い振動やチクチクとした感覚がありますが、麻酔クリームの効果により強い痛みを感じることは少ないです。
💧 美容液・成長因子の塗布
ダーマペンの施術後、開いた穴がまだ閉じていない状態で美容液や成長因子製剤を塗布します。この方法により、有効成分を肌の深層まで届けることができます。
使用する薬剤は、治療目的や患者様のご希望によって選択されます。一般的には、成長因子製剤やヒアルロン酸、ビタミンCなどが用いられます。
❄️ クーリング・鎮静
施術後は、炎症を抑えるためにクーリング(冷却)を行います。保湿剤や鎮静作用のあるパックを使用することもあります。これにより、赤みや腫れを最小限に抑えます。
📋 アフターケアの説明
施術後の過ごし方や注意点について説明があります。帰宅後のスキンケア方法、避けるべき行動、次回の施術時期などについて案内されます。不明点があれば、この時点で確認しておきましょう。
📅 ダーマペンのダウンタイムと経過
ダーマペンは比較的ダウンタイムが短い施術ですが、施術後にはいくつかの症状が現れます。事前にダウンタイムの経過を理解しておくことで、安心して施術を受けることができます。
🌅 施術直後〜当日
施術直後は、肌全体に赤みが出ます。日焼けをした後のようなヒリヒリ感や熱感を感じることもあります。また、針を刺した部位から点状の出血が見られることもありますが、これは正常な反応です。
施術当日は、メイクや洗顔は控えることが推奨されます。入浴も軽いシャワー程度にとどめ、長風呂やサウナは避けてください。
📆 施術後1〜2日目
赤みは徐々に落ち着いてきますが、まだ残っていることが多いです。肌のつっぱり感や乾燥を感じることもあります。この時期は、しっかりと保湿を行うことが大切です。
翌日からは洗顔やメイクが可能になることがほとんどですが、刺激の少ないスキンケア製品を使用し、肌を優しく扱うようにしましょう。
🗓️ 施術後3〜5日目
赤みはほぼ治まり、日常生活に支障がない状態になります。この頃から、皮がむけ始めることがあります。これは肌のターンオーバーが促進されている証拠であり、無理に剥がさずに自然に落ちるのを待ちましょう。
📅 施術後1週間以降
ほとんどの方が通常の肌状態に戻ります。ダウンタイムが完全に終了し、施術の効果を感じ始める方もいます。ただし、コラーゲンの生成は数週間から数か月かけて進行するため、効果の実感には時間がかかることもあります。
⏱️ ダウンタイムの長さに影響する要因
ダウンタイムの長さは、針の深度や施術範囲、個人の肌質によって異なります。針を深く刺すほど、また施術範囲が広いほど、ダウンタイムは長くなる傾向があります。
また、施術後のケアもダウンタイムに影響します。適切な保湿と紫外線対策を行い、刺激を避けることで、回復を早めることができます。

Q. ダーマペン施術後のダウンタイムはどのくらいですか
ダーマペン施術直後は赤みやヒリヒリ感が生じますが、3〜5日程度で赤みはほぼ治まります。その後、皮むけが起こる場合がありますが自然に落ちるのを待つことが大切です。多くの方は施術後1週間程度で通常の肌状態に戻ります。ダウンタイムの長さは針の深度や肌質によって個人差があります。
💉 ダーマペンの効果を高める併用治療
ダーマペンは単独でも効果的な施術ですが、他の治療や薬剤と併用することで、さらに高い効果が期待できます。ここでは、代表的な併用治療についてご紹介します。
✨ ヴェルベットスキン
ヴェルベットスキンは、ダーマペンとマッサージピール(コラーゲンピール)を組み合わせた施術です。ダーマペンで開けた穴から、マッサージピールの有効成分であるトリクロロ酢酸や過酸化水素などを浸透させます。
この組み合わせにより、コラーゲン生成の促進効果がさらに高まります。肌のハリや弾力の向上、毛穴の引き締め、肌のトーンアップなどの効果が期待できます。名前の通り、ベルベットのようになめらかな肌を目指す方に人気の施術です。
🧬 成長因子(グロースファクター)
成長因子は、細胞の成長や再生を促進するタンパク質です。ダーマペンと併用することで、コラーゲンやエラスチンの生成をさらに促進し、肌の若返り効果を高めることができます。
ヒト由来の成長因子製剤は、肌の修復力を高め、ダウンタイムの短縮にも寄与するとされています。エイジングケアや肌質改善を目的とする方に適した併用治療です。
🔬 エクソソーム
エクソソームは、細胞間の情報伝達を担う微小な小胞です。成長因子やマイクロRNAなどを含み、肌の再生や修復を促進する効果が期待されています。
ダーマペンで開けた穴からエクソソームを導入することで、より深い層まで有効成分を届けることができます。肌のハリや弾力の向上、色素沈着の改善などに効果的とされています。
💊 ボトックス(ダーマペン×ボトックス)
ダーマペンとボトックスを組み合わせた「マイクロボトックス」という施術もあります。従来のボトックスは筋肉に注入して表情じわを改善しますが、マイクロボトックスでは皮膚の浅い層に微量のボトックスを導入します。
これにより、毛穴の引き締め、皮脂分泌の抑制、肌のなめらかさの向上などの効果が期待できます。表情を固めることなく、肌質を改善したい方に適しています。
🐟 リジュラン
リジュランは、サーモン由来のポリヌクレオチド(PN)を主成分とする製剤です。肌の自己再生力を高め、肌質を根本から改善する効果が期待されています。
ダーマペンと併用することで、より効率的にリジュランを肌に浸透させることができます。肌の弾力向上、小じわの改善、保湿力の向上などの効果が期待できます。
⚠️ ダーマペンを受ける際の注意点
ダーマペンの効果を最大限に引き出し、トラブルを防ぐためには、施術前後の注意点を守ることが重要です。
📝 施術前の注意点
施術前には、肌のコンディションを整えておくことが大切です。日焼けをしている場合や肌荒れがひどい場合は、施術を延期することがあります。施術の1〜2週間前から過度な日焼けを避け、肌を健康な状態に保ちましょう。
また、ピーリング製品やレチノイドなど、肌に刺激を与える成分を含むスキンケア製品は、施術の数日前から使用を控えることが推奨されます。
服用中の薬がある場合は、必ず事前に医師に伝えてください。特に、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を服用している場合は、出血リスクが高まる可能性があります。
📝 施術後の注意点
施術後は、肌が敏感な状態になっています。以下の点に注意して過ごしましょう。
まず、紫外線対策を徹底することが重要です。施術後の肌は紫外線によるダメージを受けやすく、色素沈着を起こすリスクがあります。外出時は日焼け止めを塗り、帽子や日傘で肌を保護してください。
また、施術当日は洗顔やメイクを控え、翌日以降も刺激の少ない製品を使用しましょう。アルコールを含む化粧品やピーリング製品は、肌が完全に回復するまで使用を避けてください。
激しい運動やサウナ、長時間の入浴など、体温が上昇する行為は施術後2〜3日間は控えることが推奨されます。血行が促進されると、赤みや腫れが強くなる可能性があります。
施術後に気になる症状がある場合は、自己判断せずにクリニックに相談しましょう。
🔢 効果を実感するための施術回数
ダーマペンは1回の施術でも効果を感じることがありますが、より高い効果を得るためには複数回の施術が推奨されます。
一般的には、3〜6回程度の施術を3〜4週間間隔で受けることで、効果が実感しやすくなります。ニキビ跡のクレーターなど深刻な悩みの場合は、さらに多くの施術が必要になることもあります。
効果を維持するためには、一連の施術が終了した後も定期的にメンテナンス施術を受けることが推奨されます。
Q. ダーマペンを受けられない人はどんな方ですか
妊娠中・授乳中の方、施術部位に活動性のニキビや炎症がある方、ケロイド体質の方、金属アレルギーがある方はダーマペン施術を受けられない場合があります。また、ヘルペスの既往がある方や、糖尿病・免疫疾患など傷の治りに影響する持病がある方も、事前に医師との相談が必要です。
🚫 ダーマペンを受けられない方
ダーマペンは多くの方に適した施術ですが、以下に該当する方は施術を受けられない場合があります。
妊娠中または授乳中の方は、安全性が確立されていないため、施術をお控えいただいています。出産後、授乳が終了してからのご相談をお勧めします。
施術部位に活動性のニキビや炎症がある場合は、症状が落ち着いてからの施術となります。炎症がある状態で施術を行うと、症状を悪化させたり、感染リスクが高まったりする可能性があります。
ヘルペスの既往がある方は、施術により再発する可能性があるため、事前に医師にお伝えください。必要に応じて、予防的に抗ウイルス薬を処方することがあります。
ケロイド体質の方は、施術により瘢痕が生じるリスクがあるため、慎重な判断が必要です。
金属アレルギーがある方は、針の素材によってはアレルギー反応を起こす可能性があります。事前に医師にご相談ください。
糖尿病や免疫疾患など、傷の治りに影響する持病がある方も、施術の可否について医師と相談が必要です。
その他、皮膚がんや前がん病変がある部位、血液凝固障害がある方なども施術対象外となる場合があります。

❓ ダーマペンに関するよくある質問
施術前に麻酔クリームを塗布するため、ほとんどの方は軽いチクチク感を感じる程度です。痛みの感じ方には個人差がありますが、強い痛みを訴える方は少ないです。針の深度を深くすると痛みを感じやすくなることがありますが、施術中に我慢できないほどの痛みはほとんどありません。
効果の実感には個人差がありますが、多くの方が施術後1〜2週間頃から肌のハリやキメの改善を感じ始めます。コラーゲンの生成は施術後数週間から数か月かけて進行するため、ニキビ跡の改善などは2〜3か月後により顕著に実感できることが多いです。複数回の施術を重ねることで、効果がより明確になります。
ダーマペンは物理的に針で穴を開ける施術であり、フラクショナルレーザーはレーザー光で微細な穴を開ける施術です。どちらも肌の再生を促す原理は同じですが、ダーマペンの方がダウンタイムが短い傾向にあります。また、ダーマペンは薬剤の導入が可能で、肌の色を問わず施術できるという利点があります。一方、フラクショナルレーザーは深いニキビ跡や傷跡に対してより強力な効果が期待できる場合があります。
家庭用のダーマペンは針の深度が浅く(0.25mm程度まで)、医療機器として認可されていないものがほとんどです。クリニックで使用する医療用ダーマペンは、最大3.0mmまで深く刺入でき、より高い効果が期待できます。また、クリニックでは医師の管理のもと、適切な麻酔処置や衛生管理が行われ、効果的な薬剤との併用も可能です。安全性と効果の面から、ダーマペンはクリニックで受けることをお勧めします。
治療目的や肌の状態によって異なりますが、一般的には3〜6回程度の施術が推奨されます。肌質改善や毛穴の引き締めなど軽度の悩みには3〜4回、ニキビ跡のクレーターなど深刻な悩みには5回以上の施術が必要になることもあります。施術は3〜4週間の間隔を空けて行い、効果を維持するために定期的なメンテナンス施術も推奨されます。
施術当日はメイクを控えていただくことをお勧めします。翌日以降はメイク可能ですが、肌が敏感な状態のため、刺激の少ない化粧品を使用してください。また、清潔なメイク道具を使い、肌をこすらないよう優しく塗布することが大切です。赤みが目立つ場合は、グリーンのコントロールカラーでカバーすると自然に見えます。
ダーマペンの一般的な副作用として、赤み、腫れ、点状の出血、ヒリヒリ感、乾燥などがありますが、これらは通常数日〜1週間程度で治まります。まれに、感染症、色素沈着、瘢痕形成などが起こる可能性がありますが、適切な施術と術後ケアにより、リスクは最小限に抑えられます。異常を感じた場合は、速やかにクリニックにご相談ください。
📝 まとめ
ダーマペンは、肌の自然治癒力を利用して、ニキビ跡、毛穴の開き、小じわ、肌質の悪化など、さまざまな肌悩みを改善できる美容医療施術です。微細な針で肌に穴を開けることで創傷治癒反応を誘発し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。
施術は比較的ダウンタイムが短く、多くの方が1週間程度で通常の生活に戻ることができます。効果を最大限に引き出すためには、複数回の施術を継続して受けることが推奨されます。また、ヴェルベットスキンや成長因子など、さまざまな併用治療と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
ダーマペンを検討されている方は、まずは医師によるカウンセリングを受け、ご自身の肌状態や悩みに合った治療計画を立てることをお勧めします。アイシークリニック上野院では、経験豊富な医師がお一人おひとりの肌悩みに合わせた最適な治療をご提案いたします。ダーマペンにご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
📚 参考文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務