はじめに
「身体にしこりを見つけた」「触ると柔らかいけれど、これは何だろう」——このような経験をされた方は少なくありません。皮膚の下に触れるしこりの多くは良性の脂肪腫ですが、稀に悪性の脂肪肉腫である可能性もあります。
本記事では、脂肪腫と脂肪肉腫の違いについて、一般の方にも分かりやすく解説します。両者の特徴、見分け方、診断方法、そして適切な対処法について、医学的に正確な情報をお届けします。

脂肪腫とは?良性腫瘍の代表格
脂肪腫の基本知識
脂肪腫(lipoma)は、皮下組織にできる良性の腫瘍です。成熟した脂肪細胞が増殖してできたもので、日本人の約1〜2%に見られる極めて一般的な良性腫瘍です。40〜60歳代に多く見られますが、若年者から高齢者まであらゆる年齢層に発生します。
脂肪腫は身体のどこにでも発生する可能性がありますが、特に以下の部位に好発します:
- 背中:最も多い発生部位
- 肩:衣服との摩擦で気づくことが多い
- 首:首の後ろに複数できることもある
- 上腕:二の腕の外側に多い
- 太もも:座った時に気づくことが多い
- 臀部:椅子に座る際の違和感で発見されることがある
脂肪腫の特徴
脂肪腫には以下のような典型的な特徴があります:
触感と形状
- 柔らかく、弾力性がある(ゴムのような感触)
- 境界が明瞭で、周囲の組織との区別がつきやすい
- 皮膚の上から押すと、容易に動く(可動性がある)
- 表面は滑らかで、凹凸がない
サイズと成長速度
- 通常は直径1〜3cm程度
- 成長は極めてゆっくり(年単位)
- 10cm以上になる巨大脂肪腫もあるが稀
- 急激なサイズ変化は通常見られない
症状
- 多くの場合、無症状
- 痛みを伴うことは稀(痛みがある場合は血管脂肪腫などの特殊型)
- 神経を圧迫する位置にある場合、しびれや痛みが出ることもある
- 美容上の問題や衣服との摩擦による不快感が主な訴え
脂肪腫ができる原因
脂肪腫の正確な原因はまだ完全には解明されていませんが、以下の要因が関与すると考えられています:
- 遺伝的要因:家族内発生が見られることから、遺伝的素因が関与
- 外傷:打撲などの外傷後に発生することがある
- 体質:肥満との直接的な関連は証明されていない
- 代謝異常:一部の代謝疾患との関連が指摘されている
脂肪肉腫とは?稀だが注意が必要な悪性腫瘍
脂肪肉腫の基本知識
脂肪肉腫(liposarcoma)は、脂肪組織から発生する悪性腫瘍(がん)です。軟部組織悪性腫瘍の中では最も頻度が高く、全軟部肉腫の約20〜35%を占めます。しかし、脂肪腫と比較すると発生頻度は100分の1以下と非常に稀です。
好発年齢は40〜60歳代で、男性にやや多い傾向があります。脂肪腫とは異なり、より深い部位に発生することが多いのが特徴です。
脂肪肉腫の発生部位
脂肪肉腫は以下の部位に好発します:
- 大腿部(太もも):最も多い発生部位
- 後腹膜:お腹の奥深く、内臓の後ろ側
- 臀部:お尻の深い部分
- 肩甲部:肩甲骨周辺の筋肉の間
- 上腕部:二の腕の深部
皮下に発生することもありますが、筋肉の間や筋肉のさらに深い部分に発生することが多いのが特徴です。
脂肪肉腫の種類と特徴
脂肪肉腫は病理組織学的に以下の5つの亜型に分類されます:
1. 高分化型脂肪肉腫(Well-differentiated liposarcoma)
- 最も多いタイプ(約40〜45%)
- 比較的悪性度が低い
- 局所再発の可能性はあるが、転移は稀
- 脂肪腫との鑑別が特に難しい
2. 脱分化型脂肪肉腫(Dedifferentiated liposarcoma)
- 全体の約15〜20%
- 高分化型から悪性度の高い部分が出現
- 転移のリスクが高い
- 予後は比較的不良
3. 粘液型脂肪肉腫(Myxoid liposarcoma)
- 約30〜35%を占める
- 若年者に多い
- 転移は骨や軟部組織に多い
- 放射線治療が有効なことが多い
4. 多形型脂肪肉腫(Pleomorphic liposarcoma)
- 約5〜10%と比較的稀
- 最も悪性度が高い
- 高齢者に多い
- 予後は不良
5. 混合型脂肪肉腫(Mixed-type liposarcoma)
- 複数の亜型が混在
- 最も悪性度の高い成分により予後が決まる
脂肪腫と脂肪肉腫の見分け方:重要な7つのポイント
脂肪腫と脂肪肉腫を見分けることは、専門医でも難しい場合があります。しかし、以下のポイントを知っておくことで、医療機関を受診すべきタイミングを判断する助けになります。
1. サイズの違い
脂肪腫
- 多くは直径5cm以下
- 3cm以下のものが大半
- ゆっくりと成長
脂肪肉腫
- 5cm以上のことが多い
- 発見時に10cm以上のこともある
- 比較的速い成長速度
重要ポイント:5cm以上のしこりは、より慎重な検査が必要です。ただし、サイズだけで判断することはできません。小さな脂肪肉腫も存在します。
2. 深さの違い
脂肪腫
- 皮膚のすぐ下(皮下組織)に発生
- 触診で容易に触れる
- 皮膚との可動性がある
脂肪肉腫
- 筋膜下や筋肉内の深い部位に多い
- 触診で触れにくいこともある
- 固定性が高い(動きにくい)
重要ポイント:深い部位にあるしこり、特に筋肉の中にあると感じるものは、より詳しい検査が必要です。
3. 硬さの違い
脂肪腫
- 柔らかく、弾力性がある
- ゴムのような感触
- 圧迫で容易に変形する
脂肪肉腫
- 硬いことが多い
- 一部に硬い部分と柔らかい部分が混在
- 不均一な感触
重要ポイント:しこりを触った時に硬さが均一でない、部分的に硬い場所がある場合は注意が必要です。
4. 成長速度の違い
脂肪腫
- 極めてゆっくりと成長
- 年単位でわずかに大きくなる程度
- 長年変化しないこともある
脂肪肉腫
- 数ヶ月で明らかな増大
- 週単位で大きくなることもある
- 急速な成長は要注意
重要ポイント:数ヶ月で急に大きくなったしこりは、必ず医療機関を受診してください。
5. 痛みの有無
脂肪腫
- 通常は無痛
- 神経圧迫時にのみ痛みが出る
- 触っても痛くない
脂肪肉腫
- 無痛のことも多い
- 腫瘍の増大に伴い痛みが出ることがある
- 周囲組織への浸潤で痛みが生じる
重要ポイント:痛みの有無だけでは判断できません。無痛でも悪性の可能性があります。
6. 表面の状態
脂肪腫
- 表面は滑らか
- 皮膚の色調変化なし
- 皮膚との癒着なし
脂肪肉腫
- 表面が不整なこともある
- 進行すると皮膚の色調変化
- 皮膚との癒着が見られることもある
7. 発生部位
脂肪腫
- 背中、肩、首、上腕など浅い部位に多い
- 体表に近い場所
- 複数個発生することもある
脂肪肉腫
- 太もも、後腹膜など深い部位に多い
- 体の深部
- 通常は単発
診断の流れ:どのように見分けるのか
問診と触診
診察の第一歩は、詳しい問診と触診です。
問診で確認すること
- いつ頃から気づいたか
- 大きさの変化はあるか
- 痛みや他の症状はあるか
- 外傷の既往はあるか
- 家族歴はあるか
触診で確認すること
- 大きさ
- 硬さ
- 可動性
- 境界の明瞭さ
- 圧痛の有無
- 深さ
画像診断
しこりの性質を詳しく調べるために、以下の画像検査が行われます。
超音波検査(エコー検査)
- 最初に行われることが多い検査
- リアルタイムで観察できる
- 痛みがなく、放射線被曝もない
- 腫瘍の大きさ、深さ、内部構造を評価
脂肪腫では均一な低エコー像(黒っぽく見える)を示し、境界明瞭で、内部に血流が少ないのが特徴です。一方、脂肪肉腫では不均一なエコー像、境界不明瞭、内部に豊富な血流が見られることがあります。
MRI検査(磁気共鳴画像検査)
- 最も有用な検査
- 軟部組織のコントラストに優れる
- 腫瘍の性質や周囲との関係が明確
- T1強調画像で脂肪は高信号(白っぽく見える)
脂肪腫は均一な高信号を示し、被膜が明瞭です。脂肪肉腫では不均一な信号、内部に隔壁や充実性成分、周囲への浸潤などが見られます。特に、脂肪抑制画像で信号が抑制されない部分がある場合は、脂肪以外の成分が含まれている可能性があり、悪性を疑います。
CT検査(コンピュータ断層撮影)
- 後腹膜腫瘍など深部の評価に有用
- 肺転移の検索にも用いられる
- 石灰化の有無を評価
脂肪腫は均一な低吸収値(-50〜-150HU)を示します。脂肪肉腫では不均一な吸収値、軟部組織成分の混在が特徴的です。
PET-CT検査
- 悪性度の評価に有用
- 転移の検索に用いられる
- FDGの集積程度で評価
脂肪腫ではFDG集積は低いですが、脂肪肉腫、特に高悪性度のものではFDGの強い集積が見られます。ただし、高分化型脂肪肉腫では集積が低いこともあり、注意が必要です。
病理検査:最終診断
画像検査で悪性が疑われる場合、または診断が困難な場合には、組織を採取して顕微鏡で調べる病理検査が必要です。
針生検(コア針生検)
- 局所麻酔下で行う
- 太めの針で組織を採取
- 外来で施行可能
- 診断率は70〜90%
超音波やCTガイド下で、腫瘍の代表的な部分から組織を採取します。ただし、腫瘍が不均一な場合、採取部位によっては診断が困難なこともあります。
切開生検
- 局所麻酔または全身麻酔下で行う
- より多くの組織を採取
- 診断率が高い
- 腫瘍の播種リスクに配慮した切開位置が重要
切除生検(摘出術)
- 小さな腫瘍の場合
- 完全切除と同時に診断
- 良性が強く疑われる場合に選択
病理診断では、以下の点を評価します:
- 細胞の形態(異型の程度)
- 組織構築
- 核分裂像の数
- 壊死の有無
- 脂肪芽細胞の有無
脂肪腫では成熟した脂肪細胞が規則的に配列し、異型性はほとんど見られません。脂肪肉腫では、異型性のある脂肪芽細胞、多形性を示す細胞、粘液性の基質などが観察されます。
診断における注意点
画像だけでは診断できないケース
画像検査で脂肪腫と診断されても、実際には脂肪肉腫であることがあります。特に以下のような場合は注意が必要です:
- 深部に位置する5cm以上の脂肪性腫瘍
- 高齢者(50歳以上)に新たに出現した脂肪性腫瘍
- 急速に増大する脂肪性腫瘍
- 内部に非脂肪成分を含む腫瘍
高分化型脂肪肉腫との鑑別の難しさ
高分化型脂肪肉腫は、画像上も病理上も脂肪腫と非常に似ています。このため、以下の点が重要です:
- 臨床情報(年齢、部位、大きさ)を総合的に判断
- 十分な組織量を用いた病理診断
- 免疫組織化学染色の活用(MDM2、CDK4など)
- 遺伝子検査(MDM2遺伝子増幅の検出)
治療法の違い
脂肪腫の治療
脂肪腫は良性腫瘍のため、必ずしも治療が必要というわけではありません。
経過観察が選択される場合
- 小さく、症状がない
- 増大傾向がない
- 日常生活に支障がない
- 本人が希望しない
定期的に大きさや症状の変化を観察します。
手術が選択される場合
- 美容上の問題がある
- 痛みや違和感がある
- 神経圧迫症状がある
- 急速な増大が見られる
- 悪性との鑑別が必要
手術方法
- 局所麻酔下での切除術
- 被膜ごと完全に摘出
- 日帰り手術が可能なことが多い
- 再発率は1〜5%程度
小さな切開から丁寧に剥離して摘出します。被膜を破らないよう注意して取り除くことで、再発を防ぎます。
脂肪肉腫の治療
脂肪肉腫は悪性腫瘍のため、原則として積極的な治療が必要です。
外科的切除
- 治療の中心
- 広範囲切除が原則
- 腫瘍から離れた正常組織を含めて切除(1〜2cm以上のマージン)
- 局所再発率は10〜50%(亜型により異なる)
高分化型脂肪肉腫では比較的狭いマージンでも良好な成績が得られますが、高悪性度の脂肪肉腫では広範囲な切除が必要です。
放射線治療
- 術前または術後に実施
- 局所制御率の向上に有効
- 粘液型脂肪肉腫で特に有効
- 50〜66Gy程度を照射
完全切除が困難な場合や、切除断端が陽性の場合に追加されます。術前照射は腫瘍を縮小させ、切除を容易にする効果があります。
化学療法
- 転移性脂肪肉腫に対して
- 術後補助療法として
- ドキソルビシン、イホスファミドなどを使用
- 粘液型、多形型で比較的有効
高分化型脂肪肉腫には化学療法の効果は限定的です。
分子標的治療
- 一部の脂肪肉腫に対して
- MDM2阻害剤などの開発が進行中
- 臨床試験段階のものも多い
予後と経過
脂肪腫の予後
脂肪腫は良性腫瘍のため、生命予後に影響を与えることはありません。完全切除されれば再発はほとんどありません。
- 再発率:1〜5%
- 悪性化:極めて稀(0.01%以下)
- 生命予後:影響なし
脂肪肉腫の予後
脂肪肉腫の予後は、亜型と病期によって大きく異なります。
高分化型脂肪肉腫
- 5年生存率:90%以上
- 局所再発は多いが、転移は稀
- 脱分化型への移行に注意
脱分化型脂肪肉腫
- 5年生存率:60〜70%
- 局所再発:30〜40%
- 遠隔転移:15〜20%
粘液型脂肪肉腫
- 5年生存率:70〜80%
- 遠隔転移:20〜30%(骨、軟部組織に多い)
- 放射線治療が有効
多形型脂肪肉腫
- 5年生存率:40〜60%
- 最も予後不良
- 早期の転移が多い
日常生活での注意点と早期発見のために
セルフチェックのポイント
定期的に自分の身体を観察し、以下の点をチェックしましょう:
- 新しいしこりはないか
- 月に1回程度、入浴時などに確認
- 特に太もも、背中、肩などをチェック
- 既存のしこりの変化
- サイズの変化
- 硬さの変化
- 痛みの出現
- 以下の症状がある場合は速やかに受診
- 数ヶ月で明らかに大きくなった
- 5cm以上のしこりを発見
- 硬いしこり、または硬さが不均一
- 深い部位にあるしこり
- 痛みを伴うしこり
- 表面の皮膚に変化(色調変化、潰瘍など)
医療機関を受診すべきタイミング
以下のような場合は、必ず医療機関を受診してください:
- 新しく5cm以上のしこりを発見した
- 既存のしこりが数ヶ月で2倍以上に増大
- しこりが硬くなってきた
- 痛みが出現した
- 表面の皮膚に変化が現れた
- 家族に軟部肉腫の既往がある
受診先は、形成外科、整形外科、皮膚科などが適切です。専門的な診断が必要な場合は、がん専門病院や大学病院を紹介されることもあります。

よくある質問(Q&A)
A: 小さく、症状がなく、増大傾向もない脂肪腫であれば、必ずしも治療する必要はありません。ただし、定期的に大きさや症状の変化を観察することが重要です。急に大きくなる、硬くなる、痛みが出るなどの変化があれば、必ず医療機関を受診してください。
A: 脂肪腫が脂肪肉腫に変化することは極めて稀で、ほとんどないと考えられています。脂肪肉腫は脂肪腫から発生するのではなく、初めから悪性腫瘍として発生します。ただし、「脂肪腫」と思っていたものが実は高分化型脂肪肉腫だったというケースはあります。
A: MRIやCTなどの画像検査である程度の判断はできますが、確定診断には病理検査(組織検査)が必要です。特に、深部にある大きな腫瘍や、画像で悪性が疑われる腫瘍では、必ず組織検査を行います。
A: ほとんどの脂肪肉腫は遺伝性ではなく、偶発的に発生します。ただし、Li-Fraumeni症候群など一部の遺伝性疾患では、軟部肉腫の発生リスクが高まることが知られています。家族に軟部肉腫の方が複数いる場合は、遺伝カウンセリングを受けることをお勧めします。
A: 亜型によって大きく異なります。高分化型では局所再発が比較的多く見られますが、転移は稀です。一方、多形型では早期に転移する可能性が高くなります。手術でのマージン(切除範囲)が十分かどうかも重要な因子です。術後は定期的な画像検査でフォローアップを行います。
A: 現在のところ、肥満と脂肪腫の発生に直接的な関連は証明されていません。痩せている方にも脂肪腫は発生します。ただし、肥満の方では皮下脂肪が厚いため、脂肪腫が発見されにくいことはあります。
A: 小さな脂肪腫の摘出術は日帰りで可能なことが多く、術後の制限も少ないです。ただし、大きな脂肪腫や深い部位の脂肪腫では、入院が必要な場合もあります。具体的な制限期間は、腫瘍の部位や大きさによって異なるため、主治医とよく相談してください。
まとめ:早期発見と適切な対応が重要
脂肪腫と脂肪肉腫は、どちらも脂肪組織由来の腫瘍ですが、その性質は大きく異なります。
脂肪腫の特徴
- 良性腫瘍で、生命予後に影響しない
- 皮下に好発し、柔らかく可動性がある
- 成長は極めてゆっくり
- 症状がなければ経過観察も可能
脂肪肉腫の特徴
- 悪性腫瘍で、適切な治療が必要
- 深部に好発し、硬く固定性がある
- 数ヶ月単位で増大することがある
- 早期発見と適切な治療が予後を左右
見分けるための重要なポイント
- サイズ(5cm以上は要注意)
- 深さ(筋肉内など深い部位は要注意)
- 硬さ(硬い、または不均一な硬さは要注意)
- 成長速度(数ヶ月で増大は要注意)
- 発生部位(太ももや後腹膜は要注意)
しこりを発見したら、自己判断せずに医療機関を受診することが大切です。特に、5cm以上のしこり、急速に大きくなるしこり、深部にあるしこりは、必ず専門医の診察を受けてください。
画像検査で良性が疑われても、最終的には病理検査による確定診断が重要です。早期発見、早期診断、適切な治療により、たとえ脂肪肉腫であっても良好な予後が期待できます。
当院では、皮膚・皮下腫瘍の診断と治療に豊富な経験を持つ医師が診療にあたっております。しこりが気になる方は、お気軽にご相談ください。
参考文献
本記事の作成にあたり、以下の信頼できる医学的情報源を参考にしました:
- 日本整形外科学会「軟部腫瘍診療ガイドライン2020」 https://www.joa.or.jp/
- 日本皮膚科学会「皮膚悪性腫瘍診療ガイドライン」 https://www.dermatol.or.jp/
- 国立がん研究センター「軟部肉腫について」 https://ganjoho.jp/public/cancer/sarcoma/index.html
- 日本癌治療学会「がん診療ガイドライン」 https://www.jsco.or.jp/
- 日本サルコーマ治療研究学会(JSTAR)「軟部肉腫取扱い規約 第4版」
- 日本病理学会「軟部腫瘍病理診断の手引き」 https://pathology.or.jp/
- 厚生労働省「がん情報サービス」 https://ganjoho.jp/
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、個別の診断や治療に代わるものではありません。気になる症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。
監修者医師
高桑 康太 医師
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務