ケミカルピーリングでニキビは改善できる?効果・回数・注意点を解説

ピーリングの施術を受ける女性

💬 「市販品を試し続けても、ニキビが治らない…」
そのお悩み、クリニックのケミカルピーリングで根本から改善できるかもしれません。

ニキビは思春期だけの悩みではなく、20〜30代でも繰り返す方がとても多い肌トラブルです。

✅ 何度も同じ場所にできる
✅ スキンケアを変えても改善しない
✅ ニキビ跡が残って、コンプレックスになっている

…こんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、ケミカルピーリングがニキビに効く仕組み・回数・副作用まで、医学的な観点からわかりやすく解説します。
読まないまま市販品を使い続けると、ニキビ跡が定着してしまうリスクも。まずは3分だけ読んでみてください。


目次

  1. ケミカルピーリングとはどのような施術か
  2. ニキビができる仕組みとケミカルピーリングが効く理由
  3. ケミカルピーリングで改善が期待できるニキビの種類
  4. 施術に使われる主な薬剤の種類と特徴
  5. ケミカルピーリングの施術の流れ
  6. 効果を実感するための推奨回数と頻度
  7. 施術後に気をつけたいダウンタイムとケア方法
  8. ケミカルピーリングに向いている人・向いていない人
  9. ニキビ跡へのアプローチとしての可能性
  10. よくある疑問と注意点

💡 この記事のポイント

ケミカルピーリングは毛穴の詰まりや過剰角質を薬剤で除去し、ニキビ・色素沈着の改善が期待できる医療施術。月1〜2回・計3〜5回の継続施術と紫外線対策が重要で、アイシークリニックでは肌状態に応じた薬剤選択と施術計画を提案している。

💡 ケミカルピーリングとはどのような施術か

ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤を肌に塗布することで、古い角質を除去し、肌のターンオーバー(新陳代謝)を促す美容医療の施術です。「ピーリング」という言葉には「皮を剥く」という意味があり、薬剤の化学的な作用によって不要な角質を取り除くことが主な目的です。

市販のスクラブ洗顔や酵素洗顔なども広い意味ではピーリング効果があると言われることがありますが、クリニックで行うケミカルピーリングは使用する薬剤の濃度や種類が異なり、医師や看護師の管理のもとで行われるため、より確実な効果が期待できます。

歴史的に見ると、ケミカルピーリングは19世紀から行われてきた施術で、美容外科・美容皮膚科の分野では長年にわたって研究・改良が続けられてきました。現在では、使用する薬剤の種類や濃度が細かく調整されており、肌質やニキビの状態に合わせて最適な選択が可能になっています。

施術そのものは比較的短時間で終わることが多く、麻酔も通常は必要ありません。入院の必要もなく、日帰りで受けられるため、忙しい方でも取り入れやすい施術のひとつです。ただし、薬剤を使用するため、施術後のケアや生活上の注意点をしっかり守ることが大切です。

Q. ケミカルピーリングはニキビにどのような仕組みで効くのか?

ケミカルピーリングは酸性の薬剤で毛穴に詰まった古い角質を溶かし、皮脂の排出をスムーズにすることでアクネ菌が増殖しにくい環境を作ります。同時にターンオーバーを促進し、ニキビができにくい健康な肌状態へと導く効果が期待できます。

📌 ニキビができる仕組みとケミカルピーリングが効く理由

ケミカルピーリングがなぜニキビに効果的なのかを理解するには、まずニキビができる仕組みを知っておく必要があります。

ニキビ(尋常性痤瘡)は、毛穴の詰まりを起点として発生します。皮脂腺からの皮脂分泌が増えると同時に、毛穴の入り口に角質が厚く積み重なると、皮脂の出口が塞がれてしまいます。この状態を「コメド(面皰)」と呼び、ニキビの初期段階に当たります。コメドの中に皮脂や老廃物が溜まると、アクネ菌(Cutibacterium acnes)が増殖しやすい環境が生まれ、炎症を引き起こすことで赤いニキビや黄色い膿を持つニキビへと進展します。

ケミカルピーリングは、この一連のプロセスに複数のアプローチで作用します。まず、薬剤が角質層に作用することで、毛穴に詰まった古い角質を溶かし、コメドが形成されにくい状態を作ります。また、毛穴の詰まりが解消されることで皮脂の排出がスムーズになり、アクネ菌が増殖しにくくなります。さらに、ターンオーバーが促進されることで、ニキビができにくい健康な肌の状態へと近づきやすくなります。

また、使用する薬剤の種類によっては、抗炎症作用や抗菌作用を持つものもあり、すでに炎症を起こしているニキビに対して症状を和らげる効果が期待できる場合もあります。このように、ケミカルピーリングはニキビの「原因そのもの」へのアプローチという点で、外用薬や洗顔だけでは届きにくい部分にも働きかけることができる施術です。

✨ ケミカルピーリングで改善が期待できるニキビの種類

ケミカルピーリングはすべての種類のニキビに同等の効果があるわけではなく、ニキビの状態によって期待できる効果が異なります。

最も効果が期待しやすいのは、毛穴の詰まりによる「白ニキビ(閉鎖面皰)」や「黒ニキビ(開放面皰)」と呼ばれるコメドです。これらはまだ炎症を伴っていない段階のニキビであり、角質の詰まりを解消するケミカルピーリングの特性が直接的に活きます。定期的に施術を受けることで、コメドが減少し、ニキビができにくい肌環境を整える効果が期待できます。

炎症を伴う「赤ニキビ(丘疹)」や「黄ニキビ(膿疱)」については、施術のタイミングや使用する薬剤の選択が重要です。炎症が強い時期に強い薬剤を使用すると刺激になりすぎる場合があるため、医師による適切な判断のもとで施術を行う必要があります。ただし、炎症の程度が比較的軽い段階であれば、適切な濃度の薬剤を用いることで改善が期待できるケースもあります。

また、繰り返すニキビによる「ニキビ跡」や「色素沈着」に対しても、ケミカルピーリングは一定の効果が期待できます。ターンオーバーを促進することでメラニン色素の排出を助け、赤みや茶色いシミのように残ったニキビ跡を目立ちにくくする作用があります。凹凸のあるニキビ跡(クレーターなど)については、ケミカルピーリング単独での改善には限界があることも多く、他の治療法との組み合わせを検討する場合もあります。

Q. ケミカルピーリングは何回受ければ効果が出るか?

ニキビ改善を目的とする場合、月1〜2回のペースで3〜5回程度の継続施術が推奨されるケースが多いです。肌のターンオーバーサイクル(約28日)に合わせた間隔で受けることが効果を高めるポイントで、効果の出方には個人差があるため担当医師と施術計画を立てることが大切です。

🔍 施術に使われる主な薬剤の種類と特徴

クリニックのケミカルピーリングで使用される薬剤にはいくつかの種類があり、それぞれに異なる特徴や作用があります。主に使用されるものをご紹介します。

グリコール酸(GA)は、サトウキビなどに含まれるAHA(アルファヒドロキシ酸)のひとつです。分子が小さく、肌への浸透力が高いことが特徴で、角質を溶かす作用に優れています。ニキビ治療目的のケミカルピーリングで広く使用されており、コメドの改善や肌のくすみ解消にも有効です。施術後の刺激感や赤みが出やすい側面もありますが、濃度を調整することで比較的安全に使用できます。

サリチル酸は、BHA(ベータヒドロキシ酸)に分類される薬剤で、油溶性であるため毛穴の奥まで浸透しやすい性質を持っています。皮脂との親和性が高いことから、皮脂詰まりや毛穴の黒ずみに対して特に効果的とされています。抗菌作用や抗炎症作用も持つため、炎症性のニキビにも対応しやすい薬剤です。日本のクリニックでも広く採用されています。

乳酸(ラクティック酸)もAHAのひとつで、グリコール酸と比較すると刺激が穏やかなため、敏感肌の方や初めてピーリングを受ける方にも選択されやすい薬剤です。保湿効果があることも特徴のひとつで、角質ケアと同時に潤いを与える効果が期待できます。

トリクロロ酢酸(TCA)は、比較的深い層まで作用できる薬剤で、ニキビ跡の凹凸改善などに用いられることがあります。作用が強いぶん、使用できる濃度の範囲や施術後のダウンタイムに注意が必要で、専門医の判断のもとで慎重に使用される薬剤です。

クリニックでは、患者さんの肌質、ニキビの状態、施術歴などを踏まえて最適な薬剤と濃度を選択します。自己判断で薬剤を選ぶのではなく、カウンセリングを通じて医師と相談しながら決定することが大切です。

💪 ケミカルピーリングの施術の流れ

ケミカルピーリングの施術は、クリニックによって細部は異なりますが、一般的には以下のような流れで進みます。

まず、初回来院時にはカウンセリングが行われます。医師や担当スタッフが現在の肌状態、ニキビの種類や程度、肌質、アレルギーの有無、使用中のスキンケアや薬剤などを確認します。この情報をもとに、最適な薬剤の種類と濃度が決定されます。施術のリスクや期待できる効果についても説明を受ける機会があるため、疑問点はこの段階でしっかり解消しておくことが重要です。

施術当日は、まず洗顔を行い、肌の油分や汚れを落とします。メイクをしている場合はクレンジングから行います。洗顔後、肌の状態を確認しながら薬剤を塗布します。薬剤を塗る際、ピリピリとした感覚や熱感を感じることがありますが、多くの場合は数分で落ち着きます。

一定時間が経過したら中和剤(重曹水など)を用いて薬剤を中和し、洗い流します。その後、肌の状態に合わせた保湿剤や日焼け止めを塗布して施術は完了です。施術にかかる時間は、洗顔や準備を含めておよそ30〜60分程度が目安です。

施術直後は肌が赤くなったり、軽い刺激感が残ったりすることがありますが、通常は数時間以内に落ち着くことがほとんどです。施術後は日焼け止めをしっかり塗ること、こすらないこと、保湿を丁寧に行うことが肌の回復を助けます。

🎯 効果を実感するための推奨回数と頻度

ケミカルピーリングは1回の施術で劇的な変化が現れるものではなく、複数回の施術を継続することで効果を実感しやすくなります。一般的に、ニキビ改善を目的とした場合は、月に1〜2回のペースで3〜5回程度の施術を受けることが推奨されるケースが多いです。

この推奨頻度には理由があります。肌のターンオーバーは通常28日前後のサイクルで行われています(年齢によって変わります)。ケミカルピーリングは新しい肌の再生を促す施術であるため、肌のターンオーバーのサイクルに合わせた間隔で施術を受けることが、効果を高める上で理にかなっています。短い間隔で繰り返し施術を行うと肌への負担が大きくなるため、適切な間隔を守ることが重要です。

施術の回数が進むにつれて、毛穴の詰まりが減少し、ニキビができにくい状態へと肌が変化していくことが期待されます。ただし、効果の出方には個人差があり、ニキビの種類や肌質、生活習慣なども影響するため、担当医師と相談しながら施術計画を立てることが大切です。

また、ある程度ニキビが落ち着いた後も、メンテナンスとして2〜3ヶ月に1回程度のペースで継続する方も多くいます。ケミカルピーリングで整えた肌環境を維持するためのアプローチとして、継続的に取り入れることが効果的な場合があります。

費用面については、1回あたりの価格がクリニックや使用する薬剤によって異なるため、複数回の施術が必要となることも含めて、カウンセリング時に総費用の目安を確認しておくことをおすすめします。

Q. ケミカルピーリングに使われる薬剤にはどんな種類があるか?

主な薬剤には、浸透力が高く角質除去に優れるグリコール酸、皮脂への親和性が高く抗菌・抗炎症作用も持つサリチル酸、刺激が穏やかで保湿効果もある乳酸、深い層まで作用しニキビ跡の凹凸改善に用いられるトリクロロ酢酸(TCA)などがあります。アイシークリニックでは肌状態に応じて薬剤と濃度を選択します。

💡 施術後に気をつけたいダウンタイムとケア方法

ケミカルピーリングのダウンタイムは、使用する薬剤の種類や濃度によって異なります。一般的に日常的なクリニックで行われる濃度のピーリングでは、ダウンタイムが比較的軽いことが多いとされています。

施術直後から数時間程度は、肌が赤くなったり、ほてりや軽い刺激感を感じることがあります。これは薬剤による一時的な反応であり、ほとんどの場合は数時間で落ち着きます。翌日以降、肌がやや乾燥したり、ごく軽い皮むけが起こったりすることもありますが、これはターンオーバーが促進されているサインでもあります。

施術後に特に注意したいのは紫外線対策です。ケミカルピーリング後の肌は新しい角質が露出しており、通常よりも紫外線の影響を受けやすい状態にあります。日焼け止めをしっかり塗ること、帽子や日傘で物理的に紫外線を防ぐことが非常に重要です。紫外線による刺激は、せっかく改善しつつあるニキビを悪化させたり、新たな色素沈着を引き起こしたりするリスクがあるため、十分な注意が必要です。

保湿も重要なケアのひとつです。施術後は肌のバリア機能が一時的に低下しているため、刺激の少ない保湿剤を用いてしっかりと肌を潤わせることが、回復を早めることにつながります。アルコールが多く含まれる化粧水や香料・刺激物が多いスキンケアは施術後しばらく避けるようにしましょう。

また、施術後数日間は過度な運動や入浴(特に長時間の湯船への浸かり)、サウナなど体温が上がりすぎる行動は控えることが望ましいとされています。肌への摩擦も避けるため、タオルで顔を拭くときは優しく押さえるようにしましょう。

万が一、施術後に強い赤み、腫れ、かゆみ、水疱などの異常が続く場合は、自己判断で市販薬を使用するのではなく、速やかに施術を受けたクリニックに連絡することが大切です。

📌 ケミカルピーリングに向いている人・向いていない人

ケミカルピーリングはニキビに悩む多くの方に有効な施術ですが、すべての方に同じように適しているわけではありません。施術を受ける前に、自分が対象に当てはまるかどうかを確認することが大切です。

ケミカルピーリングが向いていると考えられる方の特徴としては、毛穴の詰まりによるコメド(白ニキビ・黒ニキビ)が多い方、ニキビが繰り返し発生しやすい方、ニキビ跡の色素沈着が気になる方、肌のくすみや毛穴の目立ちも併せて改善したい方などが挙げられます。また、外用薬だけでは十分な効果が得られていない方や、肌のターンオーバーを根本から整えたいと考えている方にも適した施術です。

一方で、ケミカルピーリングを受けることに慎重な検討や医師への相談が必要な方もいます。妊娠中・授乳中の方は、使用する薬剤の種類によって安全性が確認されていないものがあるため、施術を避けるか医師に相談する必要があります。使用する薬剤に対するアレルギーがある方も注意が必要です。

また、ヘルペスウイルスによる口唇ヘルペスなどの感染症を繰り返している方は、施術をきっかけに再発するリスクがある場合があるため、事前に医師に伝えることが重要です。皮膚に傷や湿疹、炎症が強い状態の場合も、施術のタイミングを見極める必要があります。

さらに、イソトレチノイン(ビタミンA誘導体の内服薬)を使用中または最近まで使用していた方は、肌が非常に繊細な状態になっているため、ケミカルピーリングの適応について医師に確認することが不可欠です。

ケロイド体質の方も、施術後の皮膚の反応について事前に医師と相談しておくことが大切です。肌の色素が濃い方(フィッツパトリックスケールでタイプ4以上とされる場合など)は、薬剤の濃度や種類の選択を慎重に行わないと炎症後色素沈着が生じやすいリスクがあるため、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが推奨されます。

Q. ケミカルピーリング後に最も注意すべきケアは何か?

施術後に最も重要なのは紫外線対策です。ピーリング後の肌は新しい角質が露出し、通常より紫外線の影響を受けやすい状態にあるため、日焼け止めの使用に加え帽子や日傘の活用が推奨されます。また、刺激の少ない保湿剤でしっかり保湿し、数日間は過度な運動や長時間の入浴も控えることが肌の回復を助けます。

✨ ニキビ跡へのアプローチとしての可能性

ニキビが治った後に残る「ニキビ跡」は、ニキビそのもの以上に長期間悩まされる方も多い問題です。ケミカルピーリングはニキビ跡のいくつかのタイプに対して、改善が期待できるアプローチのひとつです。

赤みの残るニキビ跡(紅斑)は、炎症によって毛細血管が拡張した状態が続いているものです。ケミカルピーリングによってターンオーバーを促進することで、赤みが薄れていく効果が期待されます。ただし、赤みが非常に強い場合や毛細血管の拡張が著しい場合は、レーザー治療などの他の方法が適している場合もあります。

茶色く残るニキビ跡(炎症後色素沈着)については、ケミカルピーリングが比較的有効なアプローチとされています。メラニン色素が蓄積した角質を剥がし、ターンオーバーを促すことで、色素沈着を徐々に薄くする効果が期待できます。ただし、この過程には時間がかかるため、継続的な施術と紫外線対策を組み合わせることが重要です。

凹凸のあるニキビ跡(萎縮性瘢痕、いわゆるクレーター状)については、ケミカルピーリング単独での改善効果には限界があります。比較的深いTCAを用いたピーリング(TCAクロスなど)は、深いクレーターに対して有効な場合がありますが、専門的な技術を要する施術です。クレーター状のニキビ跡には、フラクショナルレーザーやマイクロニードリングなど、より積極的な治療法との組み合わせが検討されることも多くあります。

いずれのタイプのニキビ跡に対しても、ケミカルピーリングは他の治療との併用という観点でも有用であり、総合的な肌改善プログラムの一部として位置づけられることが多くなっています。クリニックでは、ニキビ跡の種類と程度に合わせて最適な治療計画を提案してもらうことができます。

🔍 よくある疑問と注意点

ケミカルピーリングを検討している方からよく寄せられる疑問について、いくつかお答えします。

「ケミカルピーリングは痛いのか」という疑問は多くの方が持っています。薬剤を塗布する際にピリピリとした感覚や熱感を感じることはありますが、多くの場合は強い痛みを伴うものではありません。敏感肌の方や初めての方は、より低い濃度から始めることで、肌の反応を確認しながら進めることができます。

「ケミカルピーリング中やその後もスキンケアは続けてよいか」という点については、使用する薬剤や肌の状態によって異なります。レチノール(ビタミンA誘導体)やビタミンCの高濃度製品などは、施術前後しばらく使用を控えるよう指示されることがあります。担当医師の指示に従って、使用するスキンケア製品を調整することが大切です。

「ニキビが多い状態でも施術を受けられるか」という疑問については、ニキビの状態によって対応が異なります。炎症が非常に強い時期は施術を一時的に見合わせることもありますが、炎症が比較的軽い状態であれば施術可能なケースも多くあります。ニキビが多い状態で来院することを躊躇せず、まずカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

「ケミカルピーリングをしていると日焼けができないのか」という点では、施術後しばらくの間は特に紫外線に注意する必要があります。海水浴や長時間の屋外活動が続く夏の時期には施術のタイミングを慎重に考える必要があるかもしれませんが、日常的な紫外線対策をしっかり行えば、季節を問わず施術を受けることは可能です。担当医師と時期や頻度について相談しましょう。

「セルフピーリングとクリニックでのケミカルピーリングは何が違うのか」という疑問もよく聞かれます。市販のピーリング商品には、クリニックで使用されるものより低い濃度の薬剤が含まれています。これはセルフケアの安全性を確保するためですが、その分効果も穏やかになります。クリニックでは医師の判断のもとより高い濃度の薬剤を使用できるため、より確実な効果が期待できます。また、自己判断で強い濃度のものを使用すると肌を傷めるリスクがあるため、医療機関での施術が推奨されます。

「ホームケアとの組み合わせで効果は高まるのか」については、基本的にはクリニックでの施術を軸にしながら、日常のスキンケアを適切に行うことで効果を最大限に引き出すことが可能です。ただし、ホームケアで使用する成分はクリニックでの施術と相互作用する場合があるため、使用しているスキンケアの内容をカウンセリングの際に医師に伝えることが大切です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、繰り返すニキビやニキビ跡にお悩みで来院される患者様に対して、肌質やニキビの状態を丁寧に見極めた上でケミカルピーリングをご提案するケースが多くあります。グリコール酸やサリチル酸など薬剤の種類と濃度を個々の肌状態に合わせて調整することで、より安全に効果を引き出せると実感しています。最近の傾向として、施術と並行して日常のスキンケア指導や紫外線対策を丁寧にお伝えすることで、多くの患者様が継続的な改善を実感されていますので、一人で悩まずにまずはご相談いただければと思います。」

💪 よくある質問

ケミカルピーリングは何回受ければ効果が出ますか?

ニキビ改善を目的とする場合、月に1〜2回のペースで3〜5回程度の施術を受けることが推奨されるケースが多いです。肌のターンオーバーサイクル(約28日)に合わせた間隔で継続することが効果を高めるポイントです。効果の出方には個人差があるため、担当医師と相談しながら施術計画を立てることが大切です。

炎症を起こしている赤ニキビがある状態でも施術を受けられますか?

炎症の程度によって対応が異なります。炎症が非常に強い時期は施術を一時的に見合わせることもありますが、比較的軽い炎症であれば適切な薬剤と濃度を選択することで施術可能なケースも多くあります。まずはカウンセリングを受け、医師に肌の状態を確認してもらうことをおすすめします。

施術後に特に気をつけることはありますか?

最も重要なのは紫外線対策です。施術後の肌は新しい角質が露出し、通常より紫外線の影響を受けやすい状態にあります。日焼け止めをしっかり塗るほか、帽子や日傘の活用も有効です。また、刺激の少ない保湿剤でしっかり保湿し、肌への摩擦や過度な運動、長時間の入浴も数日間は控えることが推奨されます。

ニキビ跡(色素沈着)にもケミカルピーリングは効果がありますか?

茶色く残る炎症後色素沈着に対しては、ケミカルピーリングは比較的有効なアプローチとされています。メラニン色素が蓄積した角質を取り除き、ターンオーバーを促すことで色素沈着を徐々に薄くする効果が期待できます。ただし改善には時間がかかるため、継続的な施術と徹底した紫外線対策を組み合わせることが重要です。

市販のピーリング商品とクリニックの施術は何が違いますか?

最大の違いは使用する薬剤の濃度です。市販品は安全性確保のため濃度が低く抑えられており、効果も穏やかです。一方、アイシークリニックでは医師の管理のもと、患者さんの肌状態に合わせてより高濃度の薬剤を使用できるため、より確実な効果が期待できます。自己判断で高濃度のものを使用すると肌を傷めるリスクがあるため、医療機関での施術が推奨されます。

🎯 まとめ

ケミカルピーリングは、ニキビの根本的な原因である毛穴の詰まりや過剰な角質に直接アプローチできる医療施術です。角質を取り除き、ターンオーバーを促進することで、ニキビができにくい肌環境を整える効果が期待でき、ニキビ跡の色素沈着改善にも役立つとされています。

効果を実感するためには複数回の施術が必要であり、継続的に取り組むことが重要です。施術後の紫外線対策と保湿ケアを徹底することが、効果を高めるとともに肌のトラブルを防ぐ上でも欠かせません。

使用する薬剤の種類や濃度、施術の頻度は個人の肌状態やニキビの種類によって異なります。自己判断で施術内容を決めるのではなく、まず医師によるカウンセリングを受け、自分の肌に合った方法を選択することが大切です。

アイシークリニック上野院では、患者さんひとりひとりの肌状態を丁寧に確認した上で、ケミカルピーリングをはじめとした最適な施術をご提案しています。繰り返すニキビやニキビ跡にお悩みの方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。専門スタッフが丁寧にお悩みをお聞きし、あなたの肌に合った治療計画をご提案します。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 尋常性痤瘡(ニキビ)の診療ガイドラインに基づく、ニキビの発症メカニズム(コメド形成・アクネ菌増殖・炎症プロセス)および治療方針に関する情報
  • 日本美容外科学会 – ケミカルピーリングの施術方法・使用薬剤(グリコール酸・サリチル酸・TCAなど)の種類と特徴、適応・禁忌事項および施術上の安全管理に関する情報
  • PubMed – ケミカルピーリングのニキビ・ニキビ跡(炎症後色素沈着・萎縮性瘢痕)に対する有効性・安全性・推奨回数に関する国際的な臨床研究・査読論文

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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