💬 「ニキビ、早く治したい…」そのお気持ち、よくわかります。
でも、市販薬やスキンケアだけに頼っていませんか?
実は毎日の食事がニキビの回復スピードを大きく左右していることをご存知でしょうか。
この記事を読めば、「食べ物の選び方でニキビが治りやすい肌を作れる」ことがわかります。
⚠️ 読まないでいると、知らずにニキビを悪化させる食事を続けてしまうかもしれません。
目次
- ニキビができる仕組みをまず理解しよう
- ニキビと食べ物の関係性とは
- ニキビを早く治すために積極的に摂りたい食べ物
- ニキビを悪化させる可能性がある食べ物
- 食事以外でニキビを早く治すためのケア方法
- ニキビに悩んだらクリニックへ相談することも大切
- まとめ
この記事のポイント
ニキビ改善には、ビタミン・亜鉛・オメガ3脂肪酸を含む食品の積極摂取と、高GI食品・乳製品・アルコールの抑制が有効。食事改善に加え、正しい洗顔・睡眠・ストレス管理を組み合わせることが重要で、セルフケアで改善しない場合はアイシークリニックへの相談が推奨される。
💡 ニキビができる仕組みをまず理解しよう
ニキビを効率よく治すためには、まずニキビがどのようにして生じるのかを理解することが大切です。ニキビは医学的に「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚疾患で、毛穴の詰まりを起点として発生します。
皮膚には無数の毛穴があり、毛穴の中には皮脂を分泌する皮脂腺があります。皮脂は本来、肌を乾燥や外部刺激から守るために必要なものですが、過剰に分泌されたり、古い角質が毛穴の入り口に積み重なったりすると、毛穴が詰まってしまいます。この詰まった状態が「コメド(面皰)」と呼ばれるニキビの初期段階です。
コメドが形成されると、その中に「アクネ菌(Cutibacterium acnes)」が繁殖しやすくなります。アクネ菌は皮脂を栄養源として増殖し、周囲の組織に炎症を引き起こします。これが赤みや腫れ、痛みを伴う炎症性ニキビへと進行するメカニズムです。さらに炎症が深部に達すると、膿を持つニキビや硬いしこりのような嚢腫(のうしゅ)へと悪化することもあります。
ニキビができやすくなる主な要因としては、ホルモンバランスの乱れ、過剰な皮脂分泌、不規則な生活習慣、ストレス、そして食生活の乱れが挙げられます。特に思春期や生理前後には、男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌が増えて皮脂腺が刺激されるため、ニキビができやすくなる傾向があります。
また、ニキビの種類によって適切なケアや治療法が異なります。白ニキビ・黒ニキビといった非炎症性のものから、赤ニキビ・黄ニキビといった炎症性のものまで段階があり、炎症が強いほど治りにくく、跡が残るリスクも高まります。できてしまったニキビを早く治したいのであれば、炎症をいかに抑えるかが重要なポイントになります。
Q. ニキビができる仕組みを教えてください
ニキビは毛穴に皮脂や古い角質が詰まる「コメド」から始まります。詰まった毛穴でアクネ菌が皮脂を栄養に増殖し、周囲に炎症を引き起こすことで赤みや腫れが生じます。炎症が深部に達すると膿や嚢腫へ悪化するため、早期対処が重要です。
📌 ニキビと食べ物の関係性とは
「食べ物がニキビに関係する」という話を聞いたことがある方は多いと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。医学的な見地からも、食事とニキビの関連性についての研究は数多く行われており、特定の栄養素や食品がニキビの発症や悪化に関与することが示されています。
食べ物がニキビに影響するメカニズムとして代表的なものが、血糖値の急激な上昇です。糖分や精製炭水化物を多く含む食品を摂ると、血糖値が急上昇し、インスリンが大量に分泌されます。インスリンは血糖値を下げるホルモンですが、同時に「IGF-1(インスリン様成長因子)」の分泌を促進する作用もあります。IGF-1は皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を増やし、毛穴が詰まりやすい環境を作り出すため、ニキビができやすくなると考えられています。
また、腸内環境と肌の状態が密接に関連していることも近年の研究で明らかになってきています。「腸肌相関」とも呼ばれるこの関係性では、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると、全身の免疫機能が低下したり、炎症が起きやすくなったりします。その結果として、皮膚にも炎症性の反応が現れやすくなり、ニキビが悪化しやすくなる可能性があります。
さらに、特定のビタミンやミネラルが不足すると、肌のターンオーバーが乱れたり、肌の修復力が低下したりするため、ニキビが治りにくくなることも知られています。逆に言えば、適切な栄養素を意識的に摂ることで、肌の自己修復機能を高めてニキビの回復を早める可能性があるのです。
ただし、食事だけで劇的にニキビが治るわけではありません。食事はあくまで肌の状態を整えるための土台作りであり、スキンケアや生活習慣の改善、場合によっては医療機関での治療と組み合わせることが大切です。食べ物の影響を正しく理解した上で、バランスの取れたアプローチを心がけましょう。
Q. ニキビ改善に効果的な栄養素は何ですか
ニキビ改善には複数の栄養素が役立ちます。ビタミンAは毛穴の詰まりを防ぎ、ビタミンCはコラーゲン生成と炎症抑制、亜鉛はアクネ菌の増殖抑制と皮脂コントロールに働きます。青魚に含まれるオメガ3脂肪酸も抗炎症作用があり、積極的な摂取が推奨されます。
✨ ニキビを早く治すために積極的に摂りたい食べ物
ニキビの回復を助けるために、日常の食事で意識的に摂り入れたい栄養素と食べ物を詳しく紹介します。
✅ ビタミンAを含む食べ物
ビタミンAは皮膚の細胞分裂を正常に保ち、肌のターンオーバーを促進する働きを持っています。毛穴の詰まりを防ぐためにも重要な栄養素で、不足すると角質が厚くなり、毛穴が詰まりやすくなります。ビタミンAを豊富に含む食べ物としては、レバー、うなぎ、卵黄、バターなどの動物性食品が挙げられます。また、植物性食品に含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変換されるため、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、小松菜などの緑黄色野菜を積極的に食べることもおすすめです。
📝 ビタミンCを含む食べ物
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌の修復力を高める重要な栄養素です。また、強力な抗酸化作用を持つため、炎症によって生じる活性酸素の働きを抑え、ニキビの炎症を和らげる効果が期待できます。さらに、メラニンの生成を抑制する働きもあるため、ニキビ跡の色素沈着を防ぐ観点からも重要です。ビタミンCを豊富に含む食べ物には、いちご、キウイフルーツ、レモンなどの果物のほか、パプリカ、ブロッコリー、キャベツなどの野菜があります。ビタミンCは水溶性で熱に弱いため、生食や短時間の加熱で摂取するのが効果的です。
🔸 ビタミンEを含む食べ物
ビタミンEは「若返りのビタミン」とも称される脂溶性ビタミンで、強い抗酸化作用を持ちます。血行を促進し、皮膚への栄養供給を助ける働きもあります。炎症性ニキビに対しても、酸化ストレスを軽減することで症状の緩和が期待できます。ビタミンEを多く含む食べ物には、アーモンドや落花生などのナッツ類、アボカド、ひまわり油やオリーブオイルなどの植物油、うなぎ、かぼちゃなどがあります。ビタミンCと組み合わせて摂ると、相互に抗酸化作用を高め合う効果があります。
⚡ ビタミンB群を含む食べ物
ビタミンB群の中でも特にニキビと関連が深いのが、ビタミンB2とビタミンB6です。ビタミンB2(リボフラビン)は皮膚・粘膜の健康を維持する働きがあり、皮脂の代謝にも関与しています。不足すると口角炎や肌荒れが起きやすくなります。ビタミンB2を多く含む食べ物は、レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品などです。ビタミンB6(ピリドキシン)はホルモンバランスの調整に関与しており、皮脂分泌を適切にコントロールするためにも重要とされています。マグロ、かつお、にんにく、バナナ、鶏むね肉などに豊富に含まれています。
🌟 亜鉛を含む食べ物
亜鉛はニキビ治療においても注目されているミネラルのひとつです。皮脂分泌を抑制する働きや、免疫機能を高める作用、肌のターンオーバーを促進する効果があるとされています。また、アクネ菌の増殖を抑える働きも持つと考えられており、複数の研究でニキビへの有効性が示されています。亜鉛を豊富に含む食べ物としては、牡蠣が群を抜いて含有量が多く、他にも牛肉、豚レバー、大豆製品、ナッツ類、海藻類などがあります。亜鉛はビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まるとされています。
💬 腸内環境を整える食べ物
腸内環境の改善もニキビ治療の観点から見逃せません。善玉菌を増やして腸内フローラを整えることで、免疫機能が向上し、炎症が起きにくい体内環境を作ることができます。発酵食品はプロバイオティクス(善玉菌)を直接補給できるため特におすすめです。ヨーグルト、ケフィア、納豆、味噌、キムチ、ぬか漬けなどが代表的な発酵食品として挙げられます。また、善玉菌のエサとなるプレバイオティクス(食物繊維やオリゴ糖)を合わせて摂ることも大切です。ごぼう、玉ねぎ、バナナ、大豆、全粒穀物などに多く含まれています。
✅ オメガ3脂肪酸を含む食べ物
オメガ3脂肪酸は抗炎症作用を持つ不飽和脂肪酸で、炎症性ニキビの症状を和らげる効果が期待されています。EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)として青魚に多く含まれており、サバ、いわし、さんま、アジなどを積極的に食べることが推奨されます。植物性のものとしてはくるみや亜麻仁油、えごま油に含まれるALA(α-リノレン酸)があります。現代の食事はオメガ6脂肪酸が過多になりやすい傾向があるため、オメガ3とのバランスを意識することが重要です。
📝 抗酸化物質を含む食べ物
ポリフェノールやカロテノイドなどの抗酸化物質は、体内の酸化ストレスを軽減し、炎症反応を抑える働きを持っています。緑茶に含まれるカテキン、ブルーベリーなどのベリー類に含まれるアントシアニン、トマトに含まれるリコピン、ターメリック(ウコン)に含まれるクルクミンなどが代表的です。これらを意識的に食事に取り入れることで、ニキビを引き起こす炎症の連鎖を穏やかに抑制することができます。

🔍 ニキビを悪化させる可能性がある食べ物
ニキビに良い食べ物を摂ることと同じくらい、ニキビを悪化させる可能性のある食べ物を控えることも大切です。以下に、特に注意が必要な食べ物を解説します。
🔸 高GI食品(血糖値を急激に上げる食品)
GI値(グリセミック指数)とは、食後の血糖値上昇のスピードを示す指標です。白米、白いパン、うどん、菓子類、清涼飲料水などの精製された炭水化物や砂糖を多く含む食品はGI値が高く、食後の血糖値を急激に上昇させます。前述のとおり、血糖値の急上昇はインスリンとIGF-1の分泌を促し、皮脂分泌を増やすことでニキビを悪化させる可能性があります。白米を玄米や雑穀米に変えたり、パンを全粒粉のものにしたりするだけでもGI値を下げる効果が期待できます。
⚡ 乳製品
乳製品とニキビの関連については、複数の研究で報告されています。特に牛乳は、IGF-1やアンドロゲン(男性ホルモン)の前駆体を含んでいるため、皮脂分泌を促進してニキビを悪化させる可能性があるとされています。ただし、すべての人に当てはまるわけではなく、個人差が大きいため、自分の肌の状態と食事の関係を観察してみることが大切です。牛乳を大量に飲む習慣がある場合は、一定期間摂取量を減らしてみて肌の変化を確認するのも一つの方法です。
🌟 脂質の多い食べ物
揚げ物やファストフード、スナック菓子など、トランス脂肪酸や飽和脂肪酸を多く含む食べ物は、体内の炎症反応を促進する可能性があります。また、これらの食品は高カロリーで栄養バランスが偏りがちなため、ビタミンやミネラルの不足にもつながります。ニキビ改善を目指すなら、揚げ物よりも蒸し料理や焼き料理を選ぶなど、調理法を工夫することが望ましいです。
💬 チョコレートや甘いお菓子
チョコレートがニキビの原因という話は昔からありますが、これは主にチョコレートに含まれる砂糖や乳成分、脂質による影響と考えられています。特に砂糖の多いミルクチョコレートは血糖値を上昇させやすく、ニキビに影響を与える可能性があります。カカオ含有量の高い高カカオチョコレートは抗酸化物質を含むため、少量であれば問題は少ないとされますが、甘い菓子類全般は控えめにするのが賢明です。
✅ アルコール
アルコールは肝臓に負担をかけ、ホルモンバランスを乱すほか、皮膚の血流を変化させることで肌荒れを引き起こしやすくなります。また、アルコールの代謝には多くのビタミンB群や亜鉛が消費されるため、ニキビ改善に必要な栄養素が不足しやすくなります。飲酒量が多い方は、お酒の量を控えることが肌の改善につながる場合があります。
📝 塩分の多い食べ物
塩分を過剰に摂取すると、体内のナトリウムバランスが乱れ、むくみや血行不良が生じやすくなります。血行不良は肌への栄養供給や老廃物の排出を妨げるため、ニキビが治りにくくなる要因のひとつとなります。インスタント食品や加工食品、ファストフードなどは塩分が多い傾向があるため、なるべく手作りの食事を心がけるようにしましょう。
Q. 腸内環境はニキビにどう影響しますか
腸内環境と肌の状態は「腸肌相関」と呼ばれる密接な関係にあります。腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが乱れると免疫機能が低下し、体内で炎症が起きやすくなります。その結果、皮膚にも炎症反応が現れニキビが悪化しやすくなるため、ヨーグルトや納豆などの発酵食品の摂取が有効です。
💪 食事以外でニキビを早く治すためのケア方法
食事の改善はニキビ治療の大切な柱のひとつですが、それだけでは十分ではありません。日常生活の中で実践できるケア方法と合わせて取り組むことで、ニキビの回復が早まり、再発防止にもつながります。
🔸 正しい洗顔の習慣
洗顔はニキビケアの基本中の基本です。過剰な皮脂や汚れを適切に取り除くことで、毛穴の詰まりを防ぐことができます。ただし、洗いすぎは逆効果で、肌に必要な皮脂まで除去してしまい、かえって皮脂分泌が増える原因になります。洗顔は1日2回(朝・夜)を目安にし、泡立てた洗顔料を使ってやさしく洗うことが基本です。すすぎはぬるめのお湯でしっかりと行い、洗顔後は清潔なタオルで軽く押さえるように水分を拭き取ります。
⚡ 保湿ケアを怠らない

ニキビができていると、保湿ケアを避けてしまう方もいますが、これは誤りです。肌が乾燥すると、それを補おうとして皮脂が過剰に分泌されるため、かえってニキビが悪化しやすくなります。ニキビ肌の方には、油分が少なくべたつかないノンコメドジェニックの保湿剤(ニキビの原因となりにくい処方のもの)を使用することが推奨されます。化粧水で水分を補った後、乳液やジェルタイプの保湿剤でうるおいを閉じ込めるケアを習慣化しましょう。
🌟 ニキビを触ったり潰したりしない
できてしまったニキビを指や爪で潰したり、むやみに触ったりすることは絶対に避けましょう。ニキビを潰すと、内部の菌や炎症物質が周囲の皮膚に広がり、炎症がさらに悪化します。また、皮膚を傷つけることで色素沈着やニキビ跡が残りやすくなります。かゆみや気になる感触があっても、できるだけ触れないように意識することが大切です。
💬 十分な睡眠を確保する
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、皮膚の修復と再生に深く関わっています。睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が減り、肌のターンオーバーが乱れてニキビが治りにくくなります。また、睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増やし、皮脂腺を刺激するため、ニキビができやすくなる要因にもなります。1日7〜8時間の良質な睡眠を確保し、なるべく規則正しい就寝・起床時間を維持するようにしましょう。
✅ ストレスをためない生活習慣
精神的なストレスは、副腎からコルチゾールやアドレナリンといったストレスホルモンの分泌を促し、皮脂分泌を増やしてニキビを悪化させることがあります。完全にストレスをなくすことは難しいですが、適度な運動、入浴、趣味の時間を設けるなど、自分なりのストレス解消法を見つけることが重要です。ヨガや瞑想なども、ストレス軽減と自律神経の安定に効果的とされています。
📝 適度な運動を取り入れる
適度な運動は血行を促進し、肌への栄養供給と老廃物の排出を助けます。また、汗をかくことで毛穴の汚れを流す効果もあります。ただし、運動後は汗をそのままにしておくと毛穴が詰まる原因になるため、できるだけ早めに洗顔や入浴をして清潔を保つことが大切です。ウォーキングや軽いジョギング、水泳など、継続しやすい有酸素運動を日常に取り入れることをおすすめします。
🔸 水分補給を意識する
肌の水分量を保つために、日常的に十分な水分補給をすることも大切です。体内の水分が不足すると、肌が乾燥してターンオーバーが乱れ、毛穴が詰まりやすくなります。1日1.5〜2リットルを目安に、水や麦茶などカフェインの少ない飲み物を意識して摂るようにしましょう。砂糖の多い清涼飲料水は血糖値を上げる可能性があるため、ニキビが気になる方は控えた方が無難です。
⚡ 枕カバーや肌に触れるものを清潔に保つ
毎日顔が触れる枕カバーや、スマートフォンの画面なども、雑菌が繁殖しやすい場所です。枕カバーは週に1〜2回交換し、スマートフォンの画面も定期的に消毒するなど、肌に直接触れるものの清潔を保つことがニキビ予防につながります。
Q. セルフケアでニキビが治らない場合はどうすべきですか
食事改善や洗顔・保湿などのセルフケアを続けても改善しない場合は、専門クリニックへの相談が推奨されます。アイシークリニックでは、ニキビの状態に応じた個別の治療プランを提案しており、抗菌薬の処方からケミカルピーリング・レーザー治療まで総合的な対応が可能です。
🎯 ニキビに悩んだらクリニックへ相談することも大切
食事の改善やセルフケアを頑張っても、なかなかニキビが治らない場合や、ニキビが繰り返しできてしまう場合は、専門のクリニックへの相談をおすすめします。
市販薬や一般的なケアで対処できるニキビもありますが、炎症が強い場合や、ニキビ跡が残ってしまっている場合、体の特定の部位にまとまってできる場合などは、皮膚科や美容皮膚科での診断と治療が必要になることがあります。
クリニックでは、ニキビの状態に合わせて抗菌薬の内服・外用、ビタミン剤の処方、レチノイドなどの治療薬の処方といった医療的なアプローチが可能です。また、ケミカルピーリングやレーザー治療、光線療法(フォトフェイシャル)など、ニキビや毛穴の詰まりを改善するための施術も受けられます。
アイシークリニック上野院では、ニキビの状態に応じた個別の治療プランを提案しています。食事指導も含めた総合的なアドバイスが受けられるため、セルフケアだけでは改善しないとお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。特にニキビ跡や色素沈着が気になる方には、跡を残さないための早期治療が重要です。
クリニックに行くことへのハードルを感じる方もいるかもしれませんが、ニキビは医療機関で対応できる皮膚疾患のひとつです。適切な治療を受けることで、セルフケアだけよりも格段に改善が早まることがあります。症状が長引いている場合は、ためらわずに専門家の力を借りることも選択肢に入れてください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、ニキビでご来院される患者様の多くが、スキンケアだけに注力するあまり食事や生活習慣の見直しを後回しにされているケースを多く拝見します。ビタミンや亜鉛などの栄養素は肌の修復力に直接関わるため、毎日の食事内容を整えることは医療的な治療と並行して取り組んでいただきたい大切なステップです。セルフケアで改善が思わしくない場合は、お気軽にご相談ください。一人ひとりの肌の状態に合わせた総合的なアプローチで、ニキビのない健やかな肌へのサポートをいたします。」
💡 よくある質問
ニキビ改善に効果的な食べ物として、ビタミンA(にんじん・ほうれん草)、ビタミンC(いちご・パプリカ)、ビタミンE(アーモンド・アボカド)、亜鉛(牡蠣・牛肉)、オメガ3脂肪酸(サバ・いわし)、発酵食品(ヨーグルト・納豆)などが挙げられます。これらをバランスよく摂ることで、肌の修復力を高める効果が期待できます。
白米・白いパン・菓子類などの高GI食品、揚げ物やファストフードなど脂質の多い食品、砂糖の多いチョコレートや甘い菓子類、アルコール、塩分の多い加工食品は、皮脂分泌の増加や炎症促進につながる可能性があります。これらを控えることがニキビ改善の一助となります。
食事の改善はニキビ回復を助ける重要な土台ですが、食事だけで劇的に治るわけではありません。正しい洗顔・保湿ケア、十分な睡眠、ストレス管理など生活習慣全体の見直しと組み合わせることが大切です。セルフケアで改善が見られない場合は、専門のクリニックへの相談をおすすめします。
腸内環境と肌の状態は「腸肌相関」と呼ばれる密接な関係にあります。腸内の善玉菌・悪玉菌のバランスが崩れると免疫機能が低下し、炎症が起きやすくなることで肌荒れやニキビが悪化しやすくなります。ヨーグルト・納豆などの発酵食品や、食物繊維を豊富に含む食品を積極的に摂ることが有効です。
食事改善やスキンケアを続けてもニキビが治らない場合や繰り返す場合は、皮膚科や美容皮膚科への相談をおすすめします。アイシークリニック上野院では、ニキビの状態に応じた個別の治療プランを提案しており、薬の処方からケミカルピーリング・レーザー治療まで総合的なアプローチが可能です。
📌 まとめ
ニキビを早く治すためには、スキンケアだけでなく食事内容の見直しが重要な役割を果たします。今回ご紹介した内容を改めて整理すると、次のような点が大切です。
まず、ニキビは毛穴の詰まりとアクネ菌の増殖による炎症が主な原因であり、皮脂の過剰分泌や肌のターンオーバーの乱れが関与しています。食事とニキビには密接な関係があり、血糖値の急激な上昇や腸内環境の悪化がニキビに影響することが研究で示されています。
ニキビ改善に効果的な食べ物としては、ビタミンA・C・E・B群を含む緑黄色野菜や果物、亜鉛を豊富に含む牡蠣や肉類、腸内環境を整える発酵食品、抗炎症作用のあるオメガ3脂肪酸を含む青魚などが挙げられます。これらをバランスよく取り入れることで、肌の修復力を高め、ニキビが治りやすい体内環境を整えることができます。
一方で、血糖値を急激に上げる高GI食品、脂質の多い揚げ物やファストフード、乳製品の過剰摂取、アルコール、砂糖の多い菓子類はニキビを悪化させる可能性があるため、できるだけ控えることが望ましいです。
食事の改善と合わせて、正しい洗顔・保湿ケア、十分な睡眠、ストレス管理、適度な運動なども取り組むことで、ニキビの回復がより早まります。また、セルフケアで改善が見られない場合は、専門のクリニックへの相談を積極的に検討しましょう。
食生活と生活習慣を見直すことは、ニキビの改善だけでなく全身の健康にもつながります。毎日の小さな積み重ねが、健やかな肌への近道となります。ニキビに悩むすべての方が、自分に合ったケア方法を見つけて肌の状態を改善できることを願っています。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 尋常性ざ瘡(ニキビ)の定義・発症メカニズム・炎症性ニキビの分類および治療方針に関する医学的根拠
- 厚生労働省 – ビタミンA・C・E・B群・亜鉛・オメガ3脂肪酸など肌の修復や免疫機能に関わる栄養素の摂取基準および食事バランスガイドに関する情報
- PubMed – 食事とニキビの関連性(高GI食品・乳製品・IGF-1・腸内環境)に関する国際的な臨床研究・査読済み論文群
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務