🚨 背部叩打法で効果ない場合の対処法|窒息時の正しい応急処置と注意点
食べ物や異物による窒息は、年齢を問わず誰にでも起こりうる緊急事態です。窒息時の応急処置として広く知られている背部叩打法ですが、この方法だけでは異物が取り除けないケースも少なくありません。背部叩打法で効果がない場合、どのように対処すればよいのか、また他の方法にどのタイミングで切り替えるべきなのか、正しい知識を持っておくことが大切です。本記事では、背部叩打法の基本から、効果がない場合の代替手段、年齢別の対応方法、そして救急車を呼ぶべきタイミングまで、医学的根拠に基づいて詳しく解説します。

目次
- 背部叩打法とは?基本的な手技と目的
- 背部叩打法で効果がない場合の原因
- 背部叩打法で効果がない場合の対処法
- 腹部突き上げ法(ハイムリック法)の正しいやり方
- 乳児・小児への対応方法
- 妊婦・肥満者への対応方法
- 意識を失った場合の心肺蘇生法
- 119番通報のタイミングと伝えるべき情報
- 窒息を予防するための日常的な注意点
- よくある質問
この記事のポイント
窒息時の背部叩打法で効果がない場合は腹部突き上げ法(ハイムリック法)に速やかに切り替え、両手技を交互に繰り返す。乳児には腹部突き上げ法は不可。意識消失時は即座にCPRへ移行し、119番通報を行う。
🆘 背部叩打法とは?基本的な手技と目的
背部叩打法は、窒息時に行われる応急処置の一つで、気道に詰まった異物を取り除くことを目的としています。この方法は、成人から乳児まで幅広い年齢層に適用できる基本的な手技として、世界中の救急医療ガイドラインで推奨されています。
📋 背部叩打法の基本的な手順
背部叩打法を正しく実施するためには、以下の手順を理解しておく必要があります:
- 窒息している人の横に立つ
- 一方の手で胸部を支えながら、前かがみの姿勢にさせる
- もう一方の手のひらの付け根部分を使って、左右の肩甲骨の間を力強く叩く
- 最大5回まで叩き、1回ごとに異物の排出を確認
これは、異物が重力によって気道から出やすくなるようにするためです。
✅ 背部叩打法が有効なケース
背部叩打法は、特に以下のような状況で効果を発揮しやすいとされています:
- 気道に詰まった異物が比較的小さい場合
- 異物が気道の浅い部分に留まっている場合
- 窒息が発生してから時間が経過していない場合
- 被救助者がまだ意識があり、自力で咳をしようとしている状態
🔬 背部叩打法の作用メカニズム
背部叩打法の効果は、主に二つのメカニズムによって説明されます:
- 振動と圧力変化:背中を叩くことで発生し、気道内の異物を移動させる
- 重力の活用:前かがみの姿勢と組み合わせることで、異物を口から排出しやすくする
これらの相乗効果によって、気道閉塞の解除を目指します。
Q. 背部叩打法で効果がない場合はどうすればよいですか?
背部叩打法を5回行っても異物が除去できない場合は、腹部突き上げ法(ハイムリック法)に速やかに切り替えます。日本蘇生協議会のガイドラインでは、両手技を交互に繰り返すことで異物除去の成功率が高まるとされています。意識レベルの低下が見られたら直ちに119番通報が必要です。
⚠️ 背部叩打法で効果がない場合の原因
背部叩打法を正しく実施しても、異物が除去できないケースは決して珍しくありません。その原因を理解しておくことで、次にどのような対処をすべきかを判断する助けになります。
🔍 異物の大きさと形状
気道に詰まった異物が大きすぎる場合や、気道の形状にぴったりとはまり込んでしまっている場合は、背部叩打法だけでは取り除くことが困難です。
特に問題となる食品の例:
- 餅:弾力があり変形しやすく、気道壁に密着しやすい
- ブドウ:球形で気道にぴったりとはまり込む
- こんにゃく:滑りやすく、形状が変化しにくい
📍 異物の位置
異物が気道の深い部分(下気道)まで入り込んでしまっている場合、背部叩打法の効果は限定的になります。背部叩打法は主に上気道に留まっている異物に対して有効であり、異物が気管支レベルまで到達している場合は、専門的な医療介入が必要になることが多いです。
🎯 手技の問題
背部叩打法の効果が得られない原因として、手技そのものに問題がある場合も考えられます:
- 叩く位置が適切でない
- 叩く力が弱すぎる
- 被救助者の姿勢が適切でない
- 前かがみの姿勢が不十分
👥 被救助者の身体的特徴
被救助者の年齢、体格、持病なども、背部叩打法の効果に影響を与えます:
- 高齢者:筋肉量の低下により咳反射が弱い
- 肥満の方:前かがみの姿勢を取らせることが困難
- 持病のある方:基礎疾患により咳の力が弱い場合がある
🔄 背部叩打法で効果がない場合の対処法
背部叩打法を5回実施しても異物が除去できない場合、すぐに次の段階に進む必要があります。窒息による低酸素状態は、数分以内に脳に重大なダメージを与える可能性があるため、迅速な判断と行動が求められます。
🔁 腹部突き上げ法への切り替え
成人および1歳以上の小児に対しては、背部叩打法で効果がない場合、腹部突き上げ法(ハイムリック法)に切り替えることが推奨されています。
日本蘇生協議会のガイドラインでは、以下の方法が推奨されています:
- 背部叩打法と腹部突き上げ法を交互に行う
- 一方の方法で効果がない場合には、もう一方の方法に切り替える
- これにより異物除去の成功率を高める
📞 119番通報の判断
以下の状況では、直ちに119番に通報する必要があります:
- 背部叩打法と腹部突き上げ法を数回繰り返しても効果がない
- 被救助者の意識レベルが低下している
- 被救助者が意識を失った
理想的には、応急処置を行いながら周囲の人に119番通報を依頼することが望ましいです。
🚨 AEDの準備
窒息により意識を失う可能性がある場合に備えて、近くにAED(自動体外式除細動器)があれば準備しておくことが重要です。窒息が長引くと心停止に至る可能性があり、その場合にはAEDが必要になることがあります。
Q. 乳児の窒息時に腹部突き上げ法を使ってはいけない理由は?
乳児は成人と比べて内臓が脆弱なため、腹部突き上げ法を行うと肝臓や脾臓などを損傷するリスクが高くなります。乳児の窒息には、背部叩打法と胸部突き上げ法を交互に行うことが推奨されています。胸骨下半分を2本の指で圧迫する胸部突き上げ法で、腹部への負担なく気道内圧を高められます。
💪 腹部突き上げ法(ハイムリック法)の正しいやり方
腹部突き上げ法は、背部叩打法と並んで窒息時の応急処置として重要な手技です。1974年にアメリカの外科医ヘンリー・ハイムリック博士によって提唱されたことから、ハイムリック法とも呼ばれています。
👨⚕️ 成人への腹部突き上げ法の手順
成人に対して腹部突き上げ法を行う場合の手順:
- 窒息している人の背後に立つ
- 両腕を相手の腰の周りに回す
- 一方の手で握りこぶしを作り、親指側をへその上方、みぞおちより十分下方に当てる
- もう一方の手でその握りこぶしを握る
- 手前上方に向かって素早く突き上げるように圧迫
- 異物が除去されるか、被救助者が意識を失うまで繰り返す
⚠️ 腹部突き上げ法の注意点
腹部突き上げ法を行う際の重要な注意点:
- みぞおちの骨(剣状突起)を圧迫しない(内臓損傷のリスク)
- 適切な力加減で行う(力の入れすぎは肋骨骨折の原因)
- 実施後は症状改善後も医療機関受診が必要
- 内臓損傷がないかの確認が重要
🆘 自分自身が窒息した場合
一人でいるときに窒息してしまった場合の対処法:
- 自分の握りこぶしをへその上に当てる
- もう一方の手で握りこぶしを押さえる
- 椅子の背もたれやテーブルの角などを利用して腹部を圧迫
- 可能であれば119番に通報するか、周囲に助けを求める
👶 乳児・小児への対応方法
乳児(1歳未満)および小児に対する窒息時の対応は、成人とは異なる点があります。特に乳児に対しては、腹部突き上げ法は内臓損傷のリスクが高いため推奨されていません。
👶 乳児(1歳未満)への対応
乳児が窒息した場合は、背部叩打法と胸部突き上げ法を組み合わせて行います:
- 乳児をうつ伏せにして救助者の前腕の上に乗せる
- 頭が体よりも低くなるように支える
- 手のひらの付け根で、左右の肩甲骨の間を5回叩く
- 効果がない場合は乳児を仰向けにする
- 胸骨の下半分を2本の指で5回圧迫(胸部突き上げ法)
- 背部叩打法と胸部突き上げ法を交互に繰り返す
🧒 小児(1歳以上)への対応
1歳以上の小児の場合は、基本的に成人と同様の手順で対応しますが、体格に応じて力加減を調整する必要があります:
- 背部叩打法:子供の体格に合わせて叩く力を調整
- 腹部突き上げ法:救助者が膝をついて高さを調整して実施
- 体重や体格に応じた適切な圧迫力で行う
⚠️ 乳児・小児の窒息で特に注意すべき点
乳児や小児の窒息対応で特に注意が必要な点:
- 指を口の中に入れることは避ける(異物を奥に押し込む危険)
- 異物が口の中で見えており、容易に取り出せる場合のみ指で除去
- 乳児に対して腹部突き上げ法を行わない
- 小児に対しては体格に応じた力加減で処置
Q. 妊婦が窒息した場合の正しい応急処置は何ですか?
妊婦への腹部突き上げ法は胎児への悪影響リスクがあるため禁忌です。代わりに胸部突き上げ法を用います。被救助者の背後に立ち、両腕を腋の下から回して胸骨の中央に握りこぶしを当て、後方に向かって圧迫します。子宮や腹部に圧力がかからないよう注意しながら実施することが重要です。
🤰 妊婦・肥満者への対応方法
妊婦や高度肥満者に対しては、腹部突き上げ法が適用できない場合があります。このような場合には、胸部突き上げ法が代替手段として用いられます。
🤱 妊婦への対応
妊娠中の女性が窒息した場合の手順:
- 腹部突き上げ法は胎児への悪影響のリスクがあるため避ける
- 被救助者の背後に立つ
- 両腕を腋の下から回して胸を抱えるようにする
- 握りこぶしを胸骨の中央に当てる
- もう一方の手で握りこぶしを覆い、胸部を後方に向かって圧迫
- 子宮や腹部に圧力がかからないように注意
⚖️ 肥満者への対応
高度肥満者で腹部に手が回らない場合も、妊婦と同様に胸部突き上げ法を行います:
- 胸部突き上げ法は腹部突き上げ法と同様のメカニズム
- 気道内の圧力を高めて異物の排出を促す
- 背部叩打法の際も体位の調整に配慮が必要
- 可能な範囲で前かがみの姿勢を取らせる
💔 意識を失った場合の心肺蘇生法
背部叩打法や腹部突き上げ法を行っている間に被救助者が意識を失った場合、直ちに心肺蘇生法(CPR)に切り替える必要があります。意識消失は、脳への酸素供給が著しく低下していることを示しており、一刻を争う状況です。
🔄 心肺蘇生法への移行手順
被救助者が意識を失った場合の対応手順:
- 安全に床に寝かせる
- 119番通報がまだの場合は直ちに通報
- 周囲の人に通報を依頼
- 通常の心肺蘇生法を開始
- 成人の場合:胸骨圧迫30回→人工呼吸2回のサイクル
🫁 窒息者に対するCPRの特徴
窒息により意識を失った人に対するCPRの特別な考慮点:
- 胸骨圧迫により気道内の圧力が変化し、異物が移動する可能性
- 人工呼吸前に口の中を確認して異物が見えれば取り除く
- 異物が見えない場合は無理に探らず、CPRを継続
- 胸骨圧迫と人工呼吸のサイクルを継続
⚡ AEDの使用
AEDが利用可能な場合の対応:
- CPRを行いながらAEDの準備を進める
- AEDが心臓のリズムを自動的に解析
- 窒息による心停止では最初は電気ショック不要と判断されることが多い
- AEDを装着しておくことで状態の変化に迅速対応可能
Q. 窒息後に異物が取れても病院を受診すべきですか?
腹部突き上げ法を実施した場合は症状が改善していても医療機関の受診が推奨されます。内臓損傷の可能性があるほか、異物によって気道粘膜が傷ついていたり、異物の一部が気道に残っている場合もあります。窒息後に咳・呼吸困難・胸痛・腹痛などの症状が続く場合は、必ず医療機関を受診してください。
☎️ 119番通報のタイミングと伝えるべき情報
窒息時の119番通報は、状況に応じて適切なタイミングで行うことが重要です。早すぎる通報が問題になることはありませんが、応急処置に集中するあまり通報が遅れてしまうことは避けるべきです。
⏰ 通報すべきタイミング
以下のような状況では、直ちに119番通報を行うべきです:
- 被救助者が声を出せない、または咳ができない状態
- 背部叩打法と腹部突き上げ法を数回繰り返しても効果がない
- 被救助者の意識レベルが低下している
- 被救助者が意識を失った
📋 通報時に伝えるべき情報
119番に通報する際の必要情報:
- 救急であることを伝える
- 発生場所の住所や目標物
- 何が起きているか(窒息していること)
- 被救助者の年齢、性別、現在の状態(意識の有無など)
- 自分の名前と連絡先
📞 電話での指示への対応
119番通報後の対応:
- 通信指令員からの応急処置指示を受ける
- 自分が行っている処置について説明
- 必要に応じて指示に従って対応を変更
- 救急車到着まで電話を通じて専門家の指導を受ける
🛡️ 窒息を予防するための日常的な注意点
窒息事故は、日常生活の中での注意によって多くの場合予防することができます。特に窒息リスクの高い高齢者や乳幼児がいる家庭では、以下のような点に注意することが重要です。
🍽️ 食事時の注意点
食事による窒息を予防するためのポイント:
- 食べ物はよく噛んでから飲み込む
- 一度に口に入れる量を少なくする
- 食事中は会話や笑いで気道に食べ物が入らないよう注意
- 急いで食べない
- アルコールを飲みながらの食事では特に注意
👴 高齢者への配慮
高齢者は嚥下機能の低下により、窒息のリスクが高くなります:
- 餅、こんにゃく、里芋、団子など危険な食品は小さく切って提供
- 食事中の姿勢を正しく保つ
- 食事に集中できる環境を整える
- 必要に応じて介助を行う
- 入れ歯の定期的な歯科検診
👶 乳幼児への配慮
乳幼児は好奇心から様々なものを口に入れるため、窒息事故のリスクが高いです:
- ブドウやミニトマトは4分の1に切る
- ピーナッツなどの豆類は3歳以下には与えない
- 小さなおもちゃや電池、硬貨など飲み込む危険のあるものを手の届く場所に置かない
- 食事中は必ず大人が見守る
🎓 応急処置の知識を身につける
窒息事故はいつどこで起きるかわかりません:
- 背部叩打法や腹部突き上げ法、心肺蘇生法の講習を受ける
- 消防署や日本赤十字社の救命講習で実技訓練
- いざというときに落ち着いて対応できるよう準備
- 定期的に知識と技術を更新

❓ よくある質問
背部叩打法は1セットにつき最大5回まで行います。5回叩いても効果がない場合は、腹部突き上げ法に切り替えて5回行い、それでも効果がなければ再び背部叩打法に戻るというサイクルを繰り返します。異物が除去されるか、被救助者が意識を失うまで続けます。
日本蘇生協議会のガイドラインでは、どちらを先に行っても良いとされています。ただし、一般的には背部叩打法から始めることが多いです。重要なのは、一方の方法で効果がない場合に、もう一方の方法に速やかに切り替えることです。両方の方法を交互に繰り返すことで、異物除去の成功率が高まります。
被救助者がまだ強い咳をできる場合は、自力での咳を促すことが最も効果的です。背部叩打法や腹部突き上げ法は、咳ができない、または弱い咳しかできない重症の気道閉塞の場合に行います。咳ができる間は、咳を続けるよう励まし、状態が悪化しないか注意深く観察してください。
乳児は内臓が成人に比べて脆弱であり、腹部突き上げ法による肝臓や脾臓などの内臓損傷のリスクが高いためです。代わりに、背部叩打法と胸部突き上げ法を組み合わせて行います。胸部突き上げ法は、乳児の胸骨の下半分を2本の指で圧迫する方法で、腹部への圧力をかけずに気道内の圧力を高めることができます。
特に腹部突き上げ法を実施した場合は、内臓損傷の可能性があるため、症状が改善しても医療機関を受診することが推奨されます。また、異物が気道粘膜を傷つけている可能性や、異物の一部が気道に残っている可能性もあります。窒息後に咳、呼吸困難、胸痛、腹痛などの症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。
参考文献
- 総務省消防庁「救急蘇生法の指針」
- 日本蘇生協議会「JRC蘇生ガイドライン2020」
- 厚生労働省「食品による窒息事故について」
- 消費者庁「子どもを事故から守る!プロジェクト」
- 日本赤十字社「救急法等講習」
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
背部叩打法で効果が得られない場合、慌てずに次の手法へ移行することが重要です。窒息による脳への酸素不足は、わずか数分で重篤な後遺症を引き起こす可能性があります。一つの方法にこだわらず、状況に応じて腹部突き上げ法や119番通報への切り替えを迅速に判断してください。