ほくろの炭酸ガスレーザー治療|施術後の経過と過ごし方を詳しく解説

💡 「ほくろをレーザーで取った後、どんな経過をたどるの?」そんな疑問、この記事がまるごと解決します!

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炭酸ガスレーザーでほくろを取ろうと思ってるけど…ダウンタイム中、何に気をつければいいの?色素沈着とかにならない?

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大丈夫です!正しいケアさえすれば、きれいに治ります。施術後の経過・注意点をこの記事でまとめて確認しましょう!

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  • ❌ ダウンタイム中のNG行動でシミ・色素沈着になるかも
  • ❌ 正しい経過を知らずに「治らない!」と焦ってしまう
  • ❌ 再発・傷跡リスクを高めるケアをしてしまう

✅ この記事でわかること

  • 📌 施術直後〜3か月以降の段階的な経過
  • 📌 ダウンタイム中にやっていい・ダメなこと
  • 📌 色素沈着を防ぐ紫外線対策・保湿の方法
  • 📌 よくあるトラブルとその対処法
  • 📌 悪性が疑われるほくろには適応不可という重要な注意点

目次

  1. 炭酸ガスレーザーとはどんな治療法か
  2. ほくろの炭酸ガスレーザー治療の流れ
  3. 施術直後の状態と注意点
  4. 施術後1週間の経過
  5. 施術後1か月の経過
  6. 施術後3か月以降の経過
  7. 日常生活での過ごし方・ケアのポイント
  8. よくある症状とその対処法
  9. 経過に影響する要因
  10. 炭酸ガスレーザーの効果と限界
  11. まとめ

この記事のポイント

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去後は、1週間でかさぶた形成・剥離、1か月で赤み軽減、3〜6か月で皮膚が安定する。紫外線対策と保湿の徹底が色素沈着予防の鍵であり、悪性が疑われるほくろには適応不可。

💡 炭酸ガスレーザーとはどんな治療法か

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)は、波長10,600nmの赤外線レーザーを皮膚に照射する治療です。このレーザーは水分に吸収されやすいという特性があり、皮膚細胞内の水分を瞬時に蒸発させることで組織を気化・蒸散させます。この働きを「アブレーション(蒸散)」と呼び、ほくろのメラニンを含む色素細胞(メラノサイト)ごと組織を取り除くことができます。

外科的な切除手術とは異なり、メスを使わずに治療できるため、縫合の必要がなく傷跡が比較的目立ちにくい点が大きな特長です。また、照射するエネルギーの深さや範囲を細かく調整できるため、ほくろの状態に合わせた精度の高い治療が可能です。

ただし、炭酸ガスレーザーはあくまでも「皮膚の表面から組織を削り取る」治療法です。深いところに根を張っているほくろや、盛り上がりが大きいほくろの場合は、一度の施術では取り切れないこともあります。また、メラノーマ(悪性黒色腫)が疑われるほくろには適応できないため、医師による事前の診断が必須となります。

Q. 炭酸ガスレーザーによるほくろ除去の仕組みは?

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)は波長10,600nmの赤外線を皮膚に照射し、細胞内の水分を瞬時に蒸発させて組織を気化させます。この働きをアブレーションと呼び、メラニンを含む色素細胞ごと組織を除去できます。メスを使わないため縫合不要で、傷跡が比較的目立ちにくい点が特長です。

📌 ほくろの炭酸ガスレーザー治療の流れ

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去は、概ね以下のような流れで行われます。施術当日の大まかなプロセスを把握しておくと、治療に対する不安が軽減されます。

まず、カウンセリングと診察が行われます。皮膚科または美容皮膚科の医師が、ほくろの形状・色・大きさ・盛り上がりの程度を確認します。ダーモスコピーと呼ばれる専用の拡大鏡を使って、悪性腫瘍の可能性がないかを丁寧にチェックします。悪性が疑われる場合は、炭酸ガスレーザーではなく病理検査のできる切除手術が優先されます。

診察で適応と判断されたら、治療部位に麻酔クリームまたは局所麻酔の注射を施します。麻酔クリームは塗布してから30〜60分程度待つ必要があります。局所麻酔注射の場合は即効性がありますが、注射の際にわずかな刺痛を感じることがあります。麻酔が効いたことを確認してから、レーザー照射を開始します。

照射時間はほくろの大きさにもよりますが、1〜2mmほどの小さなものであれば数秒〜数十秒程度で終わります。複数のほくろを一度に取る場合でも、施術全体は数分から30分程度で完了することがほとんどです。施術後は患部に軟膏を塗布し、ガーゼや保護シールで覆ってから帰宅となります。

✨ 施術直後の状態と注意点

施術直後、患部はレーザーで焼かれた状態になっています。表面は白っぽく炭化した組織で覆われていたり、赤みや軽い腫れが生じていたりすることがあります。麻酔が切れると、じんじんとした痛みや熱感を感じる方も多いです。痛みの程度は個人差がありますが、市販の痛み止めで対応できる程度のことが多く、我慢できないほど強い痛みが続く場合は担当医に相談しましょう。

施術当日は以下の点に注意が必要です。

まず洗顔や入浴については、施術当日は患部を濡らさないように指示されることが一般的です。シャワー浴は許可される場合もありますが、患部に直接水がかからないように注意が必要です。湯船への入浴は数日間控えるよう指示を受けることが多いです。

患部への刺激については、触ったり擦ったりしないようにしましょう。施術直後は皮膚のバリア機能が低下しているため、細菌感染のリスクが高まっています。保護シールやガーゼで患部を覆い、外部からの刺激を遮断することが大切です。

化粧については、顔のほくろを除去した場合、施術部位へのメイクは当日から数日間は避けるよう指示されます。患部以外の箇所はメイクしても問題ないことが多いですが、患部周辺への化粧品の接触には注意が必要です。

Q. ほくろ除去後1週間の経過はどのように進む?

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去後、1〜2日でかさぶたが形成され、3〜5日で黒みを帯びた状態になりますが、これは正常な経過です。5〜7日後には自然にかさぶたが剥がれ始め、ピンク色の新しい皮膚が現れます。この間、処方された軟膏を継続して塗布し、かさぶたを無理に剥がさないことが重要です。

🔍 施術後1週間の経過

炭酸ガスレーザー治療後の最初の1週間は、経過の中で最も変化が大きい時期です。患部の状態は日ごとに変わっていくため、正常な回復過程を知っておくことで不安を感じにくくなります。

施術から1〜2日後、患部には薄いかさぶた(痂皮)が形成されはじめます。かさぶたは皮膚が自然に修復しようとしているサインであり、無理に剥がしてはいけません。この時期はまだ赤みや腫れが残っていることがあり、傷の周囲がわずかにひりひりする感覚がある場合もあります。

施術から3〜5日後になると、かさぶたが少しずつ盛り上がってきたり、黒みを帯びてきたりします。見た目には「黒いかさぶた」のようになるため、不安に感じる方もいますが、これは正常な経過です。患部の大きさや深さによって、かさぶたの色や厚みも異なります。

施術から5〜7日後、かさぶたが自然にはがれ始める方も出てきます。小さなほくろの場合は、1週間以内にかさぶたが取れてピンク色の新しい皮膚が見えてくることもあります。大きなほくろや盛り上がりが強かったほくろでは、かさぶたが剥がれるまでにもう少し時間がかかります。

この1週間の間、クリニックから処方された軟膏(抗生物質軟膏や保湿軟膏など)を指定された回数だけ塗り続けることが重要です。軟膏には患部の乾燥を防ぎ、感染を予防する役割があります。乾燥すると治癒が遅れたり、かさぶたが硬くなりすぎてはがれにくくなったりすることがあります。

1週間後に再診を設けているクリニックも多く、その際に経過確認と今後のケアの指導が行われます。気になる変化や疑問があれば、この機会に医師や看護師に確認しておきましょう。

💪 施術後1か月の経過

かさぶたが取れた後、患部はまだ完全に回復した状態ではありません。施術後1か月の間は、皮膚の内部でコラーゲンの再生や組織の修復が続いています。表面の皮膚は薄くデリケートな状態が続いており、外部刺激や紫外線に対して敏感になっています

かさぶたが取れた直後の患部は、周囲の皮膚よりも赤みを帯びていることが多いです。これは炎症後の充血や、新しい皮膚が薄くて血管が透けて見えているためです。この赤みは時間とともに徐々に落ち着いていきます。

また、この時期に最も注意が必要なのが紫外線対策です。新しく再生された皮膚はメラニンを過剰に産生しやすい状態にあり、紫外線を浴びることで炎症後色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)が生じるリスクが高まります。炎症後色素沈着とは、皮膚の炎症の後にメラニンが過剰に沈着することで患部が茶色や黒っぽく見えるようになる状態です。これを防ぐためには、患部への日焼け止めの使用や帽子・日傘などによる遮光が欠かせません

かさぶたが取れた後も、引き続き保湿を心がけましょう。クリニックから処方された軟膏の使用が終了したら、市販の低刺激な保湿クリームや美容液を使って保湿を継続することが推奨されます。皮膚が乾燥すると回復が遅れるだけでなく、かゆみの原因にもなります。

施術後1か月の段階では、多くの方で患部の赤みが薄れ、周囲の皮膚と馴染んできます。ただし、個人差があるため、まだ赤みが目立つ方も珍しくありません。メイクでカバーできる程度になっている方が多く、日常生活にはほとんど支障がなくなっているケースが多いです。

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🎯 施術後3か月以降の経過

皮膚の本格的な回復・安定には、一般的に3〜6か月かかるとされています。この期間を通じて、患部の色や質感は少しずつ変化し続けます。

施術後3か月頃になると、多くの方で患部の赤みがほぼ消え、周囲の皮膚に近い色調になってきます。炎症後色素沈着が生じていた場合でも、この頃から徐々に薄くなってくる方が増えます。ただし、色素沈着の改善には個人差があり、6か月〜1年以上かかることもあります

施術後6か月を過ぎると、皮膚の再生がほぼ完了し、傷跡の状態が安定します。多くの場合、肉眼ではほとんどわからない程度になりますが、肌の色調や質感によっては、わずかな凹みや色の違いが残ることもあります。これは施術の深さやほくろの大きさによって変わります。

1年後に最終的な仕上がりを確認する方もいます。紫外線対策と保湿ケアを継続することが、きれいな仕上がりにつながる重要な要素です

また、3か月以降の経過で気になるのが「ほくろの再発」です。炭酸ガスレーザーで完全に除去しきれなかった場合、色素細胞が残存して再びほくろが出現することがあります。再発が見られた場合は、担当医に相談の上、追加の施術を検討することになります。

Q. ほくろ除去後に色素沈着を防ぐにはどうすればよい?

炭酸ガスレーザーでほくろを除去した後の皮膚は、紫外線によって炎症後色素沈着(PIH)を起こしやすい状態にあります。予防のためにはかさぶたが取れた後からSPF30以上の日焼け止めを使用し、帽子や日傘で物理的に紫外線を遮断することが重要です。同時に低刺激な保湿剤で皮膚の乾燥を防ぐことも色素沈着の予防に効果的です。

💡 日常生活での過ごし方・ケアのポイント

炭酸ガスレーザー治療後の経過を良好に保つためには、日常生活でのケアが非常に重要です。医師の指示を守ることはもちろんですが、以下のポイントを意識することできれいな仕上がりを目指せます。

紫外線対策は最も重要なポイントのひとつです。前述のとおり、施術後の皮膚は紫外線への感受性が高く、色素沈着を起こしやすい状態にあります。外出する際はSPF30以上の日焼け止めを患部に塗布し、帽子や日傘で物理的に紫外線を遮断することが大切です。夏場や日差しの強い日はとくに念入りに対策を行いましょう。日焼け止めはかさぶたが取れた後から使用可能ですが、開始時期については担当医の指示に従ってください。

保湿については、かさぶたが形成されている間は処方された軟膏で対応し、かさぶたが取れた後は低刺激な保湿剤を使い続けることが推奨されます。乾燥は回復を遅らせる原因になるため、季節を問わず保湿を怠らないようにしましょう。

入浴については、施術部位が完全に治癒するまでの期間(目安として1〜2週間)は、長時間の入浴や温泉・プールへの入浴を控えるよう指示されることが多いです。血行が促進されると患部の腫れや赤みが強くなることがあります。シャワーは患部を避けながら使用できる場合がほとんどですが、担当医の指示を確認してください。

飲酒や激しい運動についても、施術後しばらくの間は控えるよう指示されることがあります。これらは血流を増加させ、腫れや赤みを助長する可能性があるためです。通常は数日〜1週間程度の制限が設けられます。

かさぶたを無理に剥がさないことも非常に重要です。かさぶたは皮膚の保護膜として機能しており、自然にはがれるまで待つことが正常な回復につながります。無理に剥がすと、傷が深くなって治癒に時間がかかったり、色素沈着が生じやすくなったりするリスクがあります。かゆみが強い場合は、処方された薬剤を使用するか、担当医に相談しましょう。

また、喫煙習慣のある方は注意が必要です。タバコに含まれる成分が血管を収縮させ、皮膚の修復に必要な酸素や栄養素の供給を妨げることがあります。禁煙または禁煙に近い状態を保つことで、回復を促進できる可能性があります。

📌 よくある症状とその対処法

炭酸ガスレーザー治療後には、正常な回復の範囲内でもさまざまな症状が生じることがあります。あらかじめ知っておくことで、慌てずに対処できます。

かゆみは、皮膚が再生される過程でよく見られる症状です。これは皮膚を修復する細胞が活動している際に生じるもので、完全に回復に向かっているサインでもあります。かゆいからといって掻いてしまうと傷ついてしまうため、我慢することが大切です。冷やしたタオルで軽く抑えるか、担当医に相談してかゆみ止めを処方してもらうとよいでしょう。

赤みが長引く場合は、炎症が続いているか、色素沈着が生じている可能性があります。数か月が経過しても赤みや色素沈着が改善しない場合は、トランサミン(トラネキサム酸)やハイドロキノンなどの美白成分を含む外用薬が処方されることがあります。独断で市販の薬剤を使用するのではなく、担当医に相談してから使用しましょう。

凹み(陥没)が気になる場合もあります。炭酸ガスレーザーで比較的深くほくろを除去した場合、治癒後に若干の凹みが生じることがあります。小さな凹みであれば時間とともに目立たなくなることが多いですが、気になる場合はクリニックに相談してみましょう。

ほくろの再発が見られた場合は、施術後3か月以降に患部に再びほくろが現れることがあります。完全に除去しきれなかった色素細胞が残存しているためです。再発が見られた場合は担当医に相談し、追加の施術が必要かどうかを判断してもらいましょう。

感染症のサインに注意することも大切です。通常では見られないような強い痛み、大量の膿、患部周囲の著しい赤みや熱感、発熱などが見られた場合は、感染症の可能性があります。こうした症状が現れたらすぐに担当クリニックに連絡し、適切な処置を受けてください。

Q. 炭酸ガスレーザーが適応できないほくろはどんな場合?

メラノーマ(悪性黒色腫)が疑われるほくろには炭酸ガスレーザーは適応できません。レーザーは組織を蒸散させるため病理組織検査が行えず、悪性が少しでも疑われる場合は切除手術が優先されます。アイシークリニックでは施術前にダーモスコピーを用いた診察を実施し、適応の有無を医師が丁寧に判断しています。

✨ 経過に影響する要因

炭酸ガスレーザー治療後の経過は、個人差が大きく、さまざまな要因によって左右されます。自分の経過が「遅い」「早い」と感じても、それが必ずしも問題を意味するわけではありません。以下の要因が経過に影響することが知られています。

ほくろの大きさと深さは、回復期間に直接影響します。小さくて浅いほくろほど早く回復し、大きくて深いほくろほど治癒に時間がかかります。また、盛り上がりの大きなほくろ(母斑細胞母斑)は除去に必要なエネルギーが大きくなるため、施術後の腫れや赤みが強く出ることがあります。

施術部位の違いも経過に影響します。血流が豊富な顔面は回復が早い傾向がある一方、紫外線を受けやすい部位でもあるため色素沈着のリスクが高いとも言えます。一方、体幹や手足などの部位は、顔面に比べて回復にやや時間がかかることがあります。

年齢も回復速度に関係します。一般的に若い人ほど細胞の代謝が活発で回復が早い傾向にあります。年齢を重ねるにつれて皮膚の再生速度が低下するため、回復に時間がかかる場合があります

肌質の違いも無視できません。乾燥肌の方は保湿ケアをより念入りに行う必要があり、敏感肌の方は赤みや炎症が長引くことがあります。また、肌の色が濃い方(フィッツパトリック分類でタイプIV〜VI)は、炎症後色素沈着を起こしやすい傾向があります

アフターケアの徹底度も重要な要因です。紫外線対策や保湿、処方薬の適切な使用など、医師の指示を忠実に守ることで、より良好な経過が期待できます。逆にケアが不十分だと、色素沈着や感染のリスクが高まります。

全身状態や基礎疾患も影響します。免疫機能が低下している方(糖尿病、免疫抑制剤を使用中の方など)は、感染リスクが高く、回復にも時間がかかることがあります。こうした場合は事前に医師に相談し、適切な対策を取ることが重要です。

🔍 炭酸ガスレーザーの効果と限界

炭酸ガスレーザーはほくろ除去において非常に有用な治療法ですが、すべてのほくろに対して万能というわけではありません。治療を受ける前に、その効果と限界について正しく理解しておくことが大切です。

炭酸ガスレーザーが最も適しているのは、皮膚の浅い部分に存在する小さなほくろや、色素が比較的薄いほくろです。こうしたほくろは1回の施術で取り切れることが多く、仕上がりもきれいになりやすいとされています。

一方で、深い部分に根がある大きなほくろは、1回の施術で完全に除去することが難しい場合があります。深く除去しようとすると、皮膚への損傷が大きくなり、くぼみ(陥没瘢痕)が残るリスクが高まります。そのため、あえて浅めに照射して複数回に分けて治療するアプローチが取られることもあります。

炭酸ガスレーザーでは、病理組織検査を行うことができないという点も知っておく必要があります。切除手術であれば、除去した組織を検査に出すことで悪性かどうかを確認できますが、炭酸ガスレーザーでは組織を蒸散させてしまうため、検査ができません。そのため、悪性腫瘍が少しでも疑われる場合は、炭酸ガスレーザーは選択されず、切除手術が優先されます

炭酸ガスレーザーで完全に除去しても、同じ部位に再びほくろが発生する可能性はゼロではありません。特に色素細胞が皮膚の深いところまで分布していた場合、再発のリスクが高まります。また、隣接する部位から新たなほくろが発生することもあります。

こうした限界はあるものの、適切な診断と施術を行えば、多くの場合において炭酸ガスレーザーは安全かつ有効なほくろ除去法です。施術を受けるクリニックの選択と、医師への十分な情報共有が重要なポイントとなります。

アイシークリニック上野院では、施術前に丁寧なカウンセリングと診察を行い、患者さんのほくろの状態に合わせた最適な治療法を提案しています。炭酸ガスレーザーが適応かどうかの判断をはじめ、施術後の経過観察やアフターケアの指導まで、総合的にサポートしています。ほくろ除去を検討している方は、まずは気軽にご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、炭酸ガスレーザーによるほくろ除去後のアフターケアについて丁寧にご説明することを大切にしており、特に施術後の紫外線対策と保湿ケアを徹底していただいた患者様ほど、色素沈着などのトラブルなくきれいに回復される傾向があります。かさぶたが黒くなることへの不安など、経過中にご心配の声をいただくことも多いですが、段階的な回復の流れをあらかじめ知っておいていただくことで、安心して治療を受けていただけると感じています。少しでも気になる症状があれば遠慮なくご相談いただき、患者様一人ひとりに寄り添ったサポートをしてまいります。」

💪 よくある質問

炭酸ガスレーザーでほくろ除去後、かさぶたが黒くなるのは正常ですか?

正常な回復過程です。施術から3〜5日後にかさぶたが黒みを帯びてくることがありますが、これは異常ではありません。かさぶたは皮膚が自然に修復しようとしているサインです。無理に剥がさず、クリニックから処方された軟膏を塗り続けながら、自然に剥がれるのを待ちましょう

施術後、日焼け止めはいつから使い始めればよいですか?

基本的にかさぶたが取れた後から使用可能ですが、開始時期は担当医の指示に従ってください。施術後の皮膚は紫外線への感受性が高く、炎症後色素沈着(患部が茶色や黒っぽくなる状態)を起こしやすいため、SPF30以上の日焼け止めと帽子・日傘の併用が推奨されます

ほくろ除去後、完全に皮膚が安定するまでどれくらいかかりますか?

一般的に3〜6か月かかるとされています。施術後1週間でかさぶたが剥がれ始め、1か月で赤みが落ち着いてくる方が多いです。その後も皮膚内部の修復は続き、6か月を過ぎる頃に傷跡の状態がほぼ安定します。色素沈着が生じた場合は、改善に1年以上かかることもあります

炭酸ガスレーザーで取ったほくろが再発することはありますか?

あります。色素細胞が皮膚の深い部分まで分布していた場合、完全に除去しきれずに再発することがあります。施術後3か月以降に患部にほくろが再び現れた場合は、担当医に相談してください。アイシークリニックでは、再発時も含め経過観察やアフターケアの指導を総合的にサポートしています。

炭酸ガスレーザーが適応できないほくろはありますか?

あります。メラノーマ(悪性黒色腫)が疑われるほくろには適応できません。炭酸ガスレーザーは組織を蒸散させるため病理検査ができないことから、悪性が少しでも疑われる場合は切除手術が優先されます。アイシークリニックでは施術前にダーモスコピーを用いた診察を行い、適応かどうかを丁寧に判断しています。

🎯 まとめ

ほくろの炭酸ガスレーザー治療後の経過について、施術直後から3か月以降までの段階的な変化、日常生活でのケアのポイント、よくある症状とその対処法、経過に影響する要因、そして治療の効果と限界まで幅広く解説しました。

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去は、適切な診断と施術、そして施術後のアフターケアが揃って初めて満足のいく結果につながります。施術後1週間は特に変化が大きく、かさぶたの形成と自然な剥離が起こります。1か月が経過すると赤みが落ち着き、3か月〜6か月かけて皮膚が完全に安定します

最も大切なのは、紫外線対策と保湿の徹底です。この2つを継続することで、色素沈着などのトラブルを防ぎ、きれいな仕上がりへとつなげることができます。また、経過に不安を感じたり、異常と思われる症状が現れたりした場合は、すぐに担当クリニックに相談することをおすすめします。

ほくろ除去を考えている方は、まず皮膚科や美容皮膚科で診察を受け、自分のほくろの状態に合った治療方針を医師と相談することから始めてみましょう。適切な治療とアフターケアで、コンプレックスだったほくろとさよならできる日はきっと訪れます。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – ほくろ(色素性母斑)の診断基準、メラノーマとの鑑別、炎症後色素沈着(PIH)などの皮膚科学的知見および治療ガイドライン
  • 日本形成外科学会 – レーザー治療後の創傷治癒過程、瘢痕形成のメカニズム、アフターケアに関する形成外科的観点からの情報
  • PubMed – 炭酸ガスレーザーによるほくろ除去の臨床的有効性・安全性・再発率・色素沈着リスクに関する査読済み論文

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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