「まだ3月なのに、なんだか肌の調子が悪い…」そう感じている方は少なくないかもしれません。寒さが和らぎ、過ごしやすくなってくる3月ですが、実はこの時期から紫外線量が急激に増加し始め、肌トラブルのリスクが高まります。冬の間に紫外線対策をしていなかった方や、まだ春の日差しを甘く見ている方は、気づかないうちに肌にダメージを受けている可能性があります。本記事では、3月の紫外線が肌荒れを引き起こすメカニズムから、毎日できる予防ケアまで、わかりやすく解説していきます。
目次
- 3月の紫外線量はどのくらい?冬との違い
- 紫外線が肌荒れを引き起こすメカニズム
- 3月特有の肌荒れの症状と特徴
- 冬ダメージを受けた肌が紫外線に弱い理由
- 3月から始めたい紫外線対策の基本
- 日常スキンケアで意識したいポイント
- 食事や生活習慣で内側からのケア
- こんな症状があれば専門機関への相談を
- まとめ
この記事のポイント
3月は前月比30〜40%以上紫外線が急増し、冬の乾燥でバリア機能が低下した肌がダメージを受けやすい。SPF30以上の日焼け止めを2〜3時間ごとに塗り直し、抗酸化食品の摂取や十分な睡眠と組み合わせた総合的なケアが肌荒れ予防に有効。改善しない症状はアイシークリニックへの相談を推奨。
🎯 3月の紫外線量はどのくらい?冬との違い
多くの方が「紫外線が強くなるのは夏から」と思いがちですが、実際には3月から紫外線量は急激に増え始めます。気象庁や環境省のデータによると、紫外線の量は1月・2月が年間を通じて最も少なく、3月に入ると一気に跳ね上がります。その増加率は前月比で30〜40%以上になることもあり、体感的な気温の変化よりもはるかに急速です。
紫外線にはいくつかの種類がありますが、肌に影響を与える主なものはUV-AとUV-Bの2種類です。UV-Bは夏にピークを迎える一方、UV-Aは1年を通じてほぼ一定量降り注ぎます。3月は特にUV-Bの量が急増するタイミングであり、日焼けやシミ・そばかすの原因となるダメージが蓄積しやすい時期です。
また、3月は春分の日前後から日照時間が長くなり、太陽の高度も上がってきます。太陽の高度が高くなるほど、大気中を通過する距離が短くなるため、地表に届く紫外線の量が増えます。さらに、花粉や黄砂が飛散する季節でもあり、これらが空気中に漂うことで紫外線が散乱し、より広い範囲に降り注ぐという現象も起きています。
加えて、春先は晴天が続く日も多く、雪が残っている地域では雪による紫外線の反射(照り返し)も加わります。雪は紫外線を80%以上反射するとも言われており、スキー場などでは特に注意が必要です。日常の街中でも、アスファルトやガラスの反射を侮ることはできません。
Q. 3月に紫外線量が急増する理由は何ですか?
3月は春分前後から日照時間が長くなり、太陽高度が上昇することで地表に届く紫外線量が増加します。前月比30〜40%以上増加するケースもあり、特にUV-Bが急増します。花粉や黄砂による散乱効果や、雪の照り返し(80%以上反射)も紫外線被曝量を高める要因です。
📋 紫外線が肌荒れを引き起こすメカニズム
紫外線が肌に当たると、皮膚の内部でどのような変化が起きているのでしょうか。そのメカニズムを理解することで、なぜ紫外線対策が大切なのかがより明確に見えてきます。
まず、UV-Bは皮膚の表皮層に到達し、細胞のDNAを直接傷つける働きをします。これにより皮膚細胞が炎症反応を起こし、赤みや腫れ、いわゆる「日焼け」の状態になります。日焼けは肌にとって一種のやけどであり、繰り返すことで皮膚のバリア機能が低下し、乾燥・かゆみ・吹き出物などの肌荒れが起きやすくなります。
一方、UV-Aは皮膚のより深い層(真皮層)まで到達します。真皮層にはコラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を支えるたんぱく質が存在しますが、UV-Aはこれらを破壊する活性酸素を大量に発生させます。活性酸素が増えると、コラーゲンが分解され、肌の弾力やハリが失われていきます。これが「光老化」と呼ばれる現象であり、シワやたるみの原因になります。
さらに、紫外線は肌のターンオーバー(皮膚の新陳代謝)を乱すことも知られています。通常、肌の細胞は約28日のサイクルで生まれ変わりますが、紫外線ダメージが蓄積するとこのサイクルが乱れ、古い角質が剥がれにくくなります。その結果、くすみや毛穴の詰まり、ニキビなどのトラブルが起きやすくなります。
また、メラニン色素の生成も紫外線によって促進されます。メラニンは本来、紫外線から肌を守るための防御反応ですが、過剰に生成されると排出が追いつかず、シミ・そばかす・色素沈着として残ってしまいます。これが肌荒れと並んで多くの方が悩む紫外線ダメージのひとつです。
💊 3月特有の肌荒れの症状と特徴
3月の肌荒れには、他の季節とは異なる特徴があります。まず多くの方が経験するのが「乾燥と刺激が重なったような感覚」です。冬の終わりは空気がまだ乾燥しており、肌が乾きやすい状態が続いています。そこに強まってきた紫外線が加わることで、肌のバリア機能がさらに低下し、ちょっとした刺激にも敏感に反応するようになります。
具体的な症状としては、以下のようなものがよく見られます。顔全体の赤みや火照り感、ヒリヒリとした刺激感、乾燥による粉吹き、突然のニキビや吹き出物の増加、目の周りや頬の色素沈着、くすみなどがあります。これらは単体で現れることもあれば、複数が同時に起きることもあります。
特に注意が必要なのは、「肌がなんとなく疲れた感じ」「使っていたスキンケア商品が急に合わなくなった気がする」という感覚です。これらは肌のバリア機能が低下しているサインであることが多く、紫外線ダメージが原因の一端を担っている可能性があります。冬のスキンケアをそのまま続けていると、3月の変化した環境に対応できないことがあるため、季節の切り替わりを意識したケアの見直しが重要です。
また、春は花粉症の季節でもあります。花粉アレルギーを持っている方は、アレルギー反応による皮膚炎(花粉皮膚炎)が起きやすく、紫外線ダメージと相まって肌荒れが悪化するケースも見られます。目の周りや口の周り、頬などがかゆくなったり赤くなったりする場合は、花粉と紫外線の両方が関与している可能性を念頭に置いておきましょう。
Q. 紫外線が肌荒れを引き起こすメカニズムを教えてください。
UV-Bは表皮細胞のDNAを直接傷つけ、炎症・赤み・乾燥などの肌荒れを引き起こします。UV-Aは真皮層まで到達し、活性酸素を発生させてコラーゲンを分解する「光老化」を促進します。また紫外線はターンオーバーを乱し、くすみや毛穴詰まり、過剰なメラニン生成による色素沈着も引き起こします。
🏥 冬ダメージを受けた肌が紫外線に弱い理由
3月に肌荒れが起きやすい背景には、冬の間に受けた肌へのダメージが関係しています。冬は気温が低く空気が乾燥しており、肌の水分が蒸発しやすい環境です。また、暖房器具の使用によって室内の湿度がさらに下がり、肌の乾燥が慢性化しやすくなります。
乾燥した肌はバリア機能が低下した状態にあります。皮膚のバリア機能は、角質層が適切な水分と皮脂を保つことで成り立っていますが、冬の乾燥によってこのバランスが崩れると、外部からの刺激を防ぐ力が弱まります。こうした状態の肌に3月の強まった紫外線が降り注ぐと、健康な状態の肌よりも深刻なダメージを受けやすくなるのです。
さらに、冬の間は紫外線量が少ないため、無意識のうちに日焼け止めの使用をやめてしまっている方が多くいます。日焼け止めを塗る習慣が途絶えた状態で突然紫外線量の多い3月を迎えると、肌が急な変化に対応しきれず、ダメージを受けやすくなります。
冬に使用していた濃厚なクリームや保湿剤が肌に残っていることも一因になります。気温が上がり始める3月は、汗や皮脂の分泌量も徐々に増えてきます。重いテクスチャーのスキンケアアイテムを使い続けると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビや吹き出物が増える原因になることがあります。春への移行期は、スキンケアの内容も見直すタイミングといえます。
免疫機能という観点から見ると、長い冬を過ごすことで体全体の疲労が蓄積し、肌の自己修復能力が低下していることも挙げられます。睡眠の質が低下していたり、冬の食生活の乱れが続いていたりすると、肌を内側から守る力も弱まってしまいます。
⚠️ 3月から始めたい紫外線対策の基本
3月からしっかりと紫外線対策を始めることが、肌荒れ予防の第一歩です。まず最も重要なのが、日焼け止めの日常的な使用です。「曇りの日だから大丈夫」「短時間しか外に出ないから」と思っている方も多いですが、紫外線は雲を通過して降り注ぐため、曇りでも晴れた日の60〜80%程度の紫外線が届いています。また、短時間の外出でも積み重なれば無視できないダメージになります。
日焼け止めを選ぶ際は、SPFとPAという2つの指標を確認しましょう。SPFはUV-Bへの防御力を示す数値で、数字が大きいほど防御力が高くなります。PAはUV-Aへの防御力を示し、「+」の数が多いほど効果が高いです。日常の外出にはSPF30・PA++程度、アウトドアや長時間の外出にはSPF50・PA+++以上が推奨されています。
日焼け止めは塗る量が重要です。多くの方が推奨量より少なく使用しているため、実際の防御効果が表示値よりも大幅に低くなっています。顔への塗布量の目安はパール粒1〜2個分とされており、しっかりと肌全体に均一に伸ばすことが大切です。また、汗や皮脂、摩擦によって落ちやすいため、2〜3時間ごとに塗り直すことが効果を維持するポイントです。
日焼け止めだけでなく、物理的な紫外線対策も組み合わせることで効果がアップします。帽子の着用は顔や頭皮への紫外線を大幅に軽減します。つばの広い帽子は特に効果的で、顔だけでなく首や耳も守れます。サングラスは目からの紫外線入射を防ぎ、目の周りの皮膚も保護します。長袖や薄手のUVカットカーディガンも、腕や首への紫外線対策として有効です。
外出時間のコントロールも意識してみましょう。紫外線が最も強い時間帯は一般的に午前10時〜午後2時の間です。この時間帯の外出を避けるか、外出する際は特に念入りな対策をすることをおすすめします。また、日陰を歩くだけでも紫外線の直接被曝量を減らすことができます。
Q. 日焼け止めの正しい選び方と使い方は?
日常の外出にはSPF30・PA++、長時間のアウトドアにはSPF50・PA+++以上を選びましょう。顔への塗布量はパール粒1〜2個分が目安で、均一に塗ることが重要です。汗や皮脂で落ちるため2〜3時間ごとの塗り直しが必要で、曇りの日も晴天時の60〜80%の紫外線が届くため毎日使用してください。
🔍 日常スキンケアで意識したいポイント
紫外線対策と並行して、肌のバリア機能を高めるスキンケアを行うことが肌荒れ予防に効果的です。3月は季節の変わり目であり、冬から春へのスキンケアの切り替えが必要な時期でもあります。
洗顔については、強くこすりすぎないことが基本です。肌のバリア機能が低下している冬明けは特に、刺激を最小限にした洗顔が重要です。泡立てた洗顔料を使って優しくなでるように洗い、ぬるま湯でしっかりとすすぎます。熱すぎるお湯は皮脂を落としすぎるため、36〜38度程度が目安です。
洗顔後の保湿は肌のバリア機能を守る上で欠かせません。洗顔後は水分が蒸発しやすい状態にあるため、できるだけ早く(理想は1分以内)化粧水や美容液、乳液などを重ね付けします。3月は乾燥がまだ続く一方で気温が上がってくるため、冬と比べて少し軽めのテクスチャーのアイテムへの切り替えを検討してみましょう。ただし、乾燥が強い方は保湿力を落とし過ぎないよう注意が必要です。
紫外線ダメージを受けた後のアフターケアも大切です。日中に多く紫外線を浴びた日の夜は、特にしっかりと保湿ケアを行いましょう。シートマスクや保湿パックを使って水分と栄養を補給することで、紫外線ダメージからの回復を促します。
ビタミンCを含む美容液やスキンケアアイテムは、紫外線ダメージのケアに役立ちます。ビタミンCは活性酸素を抑制する抗酸化作用を持ち、メラニンの生成を抑えるとともに、コラーゲンの合成をサポートする働きがあります。ただし、紫外線への感受性を高める可能性もあるため、夜のスキンケアで使用するか、日焼け止めをしっかりと塗った状態で使用することが推奨されます。
また、ピーリング系のスキンケアアイテムは肌のターンオーバーを促進し、くすみやザラつきを改善する効果がありますが、肌が敏感になっている時期には刺激が強すぎることがあります。3月は肌の状態を見ながら頻度を調整し、刺激感が出た場合には使用を控えましょう。
スキンケア製品の選び方として、3月はアレルギーや敏感肌向けの低刺激処方のアイテムを選ぶことも一つの選択肢です。香料、アルコール、合成着色料などを含まないシンプルな処方のものは、肌への負担を軽減しやすくなります。新しいアイテムを試す際は、必ずパッチテストを行い、肌に合うかどうか確認してから使用しましょう。
📝 食事や生活習慣で内側からのケア
肌荒れを防ぐためには、外側からのスキンケアだけでなく、食事や生活習慣による内側からのアプローチも重要です。肌は体の内側の状態を反映する部位でもあるため、全体的な健康管理が肌の状態に直結します。
食事においてまず意識したいのは、抗酸化物質を豊富に含む食品の摂取です。紫外線によって発生する活性酸素を中和するために、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロテン、ポリフェノールなどの抗酸化成分を積極的に取り入れましょう。ビタミンCはイチゴ、キウイ、ブロッコリー、パプリカなどに多く含まれています。ビタミンEはナッツ類、アボカド、植物油などから摂取できます。ベータカロテンはにんじん、かぼちゃ、ほうれん草などに豊富に含まれています。
コラーゲンの生成をサポートするビタミンCとともに、コラーゲンそのものを含む食品(鶏の皮、手羽先、豚足など)を摂ることも肌の弾力維持に役立ちます。ただし、コラーゲンを食べてもそのまま肌のコラーゲンになるわけではなく、アミノ酸に分解されて再合成されるため、あくまで素材の供給という位置づけになります。
肌のターンオーバーを正常に保つためには、たんぱく質の摂取も欠かせません。肉、魚、卵、豆腐、納豆など、さまざまなたんぱく質源をバランスよく摂ることで、皮膚細胞の生まれ変わりに必要なアミノ酸を補給できます。
亜鉛は肌の修復や炎症の軽減に関わるミネラルで、牡蠣、牛肉、ナッツ類などに多く含まれています。鉄分は肌に酸素や栄養を届ける血液の質に関わるため、不足すると顔色の悪さや乾燥につながることがあります。
腸内環境の整備も肌荒れ予防に関係しています。腸と肌は「腸肌相関」と呼ばれるほど密接な関係にあり、腸内環境が乱れると肌荒れが起きやすくなります。ヨーグルト、納豆、みそ、キムチなどの発酵食品や、野菜・果物・海藻・きのこなどの食物繊維を積極的に摂ることで腸内環境の改善に取り組みましょう。
水分補給も忘れずに行いましょう。肌の水分は体内の水分量とも関係しており、1日1.5〜2リットルを目安に水分を摂取することが推奨されています。カフェインを多く含む飲み物は利尿作用があるため、コーヒーや緑茶の飲みすぎには注意が必要です。
生活習慣の面では、十分な睡眠が肌の回復において最も大切な要素のひとつです。成長ホルモンは睡眠中に多く分泌され、肌の細胞修復やターンオーバーを促進します。特に深い睡眠が取れる夜10時〜深夜2時頃は「肌のゴールデンタイム」とも言われており、この時間帯に質の良い睡眠を取ることが肌の健康につながります。
ストレスも肌荒れの大きな要因です。ストレスがかかると体内でコルチゾールというホルモンが多く分泌され、肌のバリア機能の低下や皮脂分泌の乱れを引き起こします。定期的な運動、趣味の時間、十分な休養など、ストレスを上手に発散する方法を見つけることが肌荒れ予防にも役立ちます。
喫煙は肌にとって大きなダメージ要因です。タバコに含まれる有害物質は血流を悪化させ、肌への酸素や栄養の供給を妨げます。また、ニコチンはコラーゲンの分解を促進し、紫外線ダメージと相まって老化を加速させます。禁煙は肌の健康にとって最も効果的な生活習慣の改善のひとつです。
Q. 紫外線ダメージに効果的な食事や生活習慣は?
抗酸化物質を含む食品が紫外線ダメージ対策に有効です。ビタミンCはイチゴやブロッコリー、ビタミンEはナッツやアボカド、ベータカロテンはにんじんやかぼちゃから摂取できます。亜鉛・たんぱく質・発酵食品も肌修復を助けます。加えて1日1.5〜2リットルの水分補給と、成長ホルモン分泌を促す十分な睡眠が肌の回復力を高めます。
💡 こんな症状があれば専門機関への相談を

セルフケアで対処できる肌荒れもある一方、専門家に相談すべき症状もあります。自分で判断が難しい場合や、ケアをしても改善しない場合には、皮膚科や美容皮膚科への受診を検討しましょう。
皮膚科への受診を勧める症状としては、顔や体に突然できた水疱(水ぶくれ)、強いかゆみを伴う発疹、皮膚が厚くなる・ざらつくといった変化などが挙げられます。これらは日光アレルギーや光線過敏症と呼ばれる疾患の症状である場合があり、適切な診断と治療が必要です。
光線過敏症は、紫外線や可視光線に対して過剰な皮膚反応が起きる状態です。紫外線を浴びた部位に強い赤みや腫れ、ヒリヒリ感が生じる場合には、この可能性を念頭に置いて皮膚科を受診することをおすすめします。また、内服薬の中には光線過敏症を引き起こす副作用を持つものがあるため、服薬中の方は主治医に相談することも重要です。
シミや色素沈着が急に増えた、あるいは既存のシミが急に変化した(大きくなった、色が変わった、形が不規則になった)場合は、皮膚科での検査を受けることを強くおすすめします。多くの場合は良性の変化ですが、まれに皮膚がんのサインである可能性もあるため、専門医による診断が安心です。
美容皮膚科では、シミ、くすみ、ハリの低下など、紫外線ダメージによる美容的な悩みに対してより積極的なアプローチが可能です。レーザートリートメント、ケミカルピーリング、光治療(IPL)、美白注射などのメニューがあり、セルフケアでは改善が難しいレベルのダメージに対応できます。
アイシークリニック上野院では、紫外線による肌トラブルや美容に関するお悩みに対して、専門的な診察と治療を提供しています。肌の状態をしっかりと評価した上で、一人一人に合った最適なケアプランをご提案します。「市販のケアで改善しない」「3月から急に肌の状態が悪くなった」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「最近の傾向として、「まだ3月なのに肌の調子が悪い」とご来院される患者様が春先に増えており、冬の乾燥で低下したバリア機能に加えて急増する紫外線が重なることで、肌トラブルが起きやすい時期であることを実感しています。当院では、紫外線ダメージは蓄積するものですので、自覚症状が出る前からの予防的なケアをお勧めしており、日焼け止めの正しい使い方や季節に合わせたスキンケアの見直しについても丁寧にご説明しています。「セルフケアで改善しない」「急に肌の状態が変わった」と感じた際は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。」
✨ よくある質問
3月の紫外線量は1〜2月と比べて前月比30〜40%以上増加します。夏ほどではありませんが、この急激な増加に肌が対応できず、ダメージを受けやすくなります。特にUV-Bが急増するタイミングであり、日焼けやシミ・そばかすの原因となるため、3月から本格的な紫外線対策を始めることが重要です。
はい、曇りの日でも必ず使用してください。紫外線は雲を通過するため、曇りでも晴れた日の60〜80%程度の紫外線が届きます。日常の外出にはSPF30・PA++程度、長時間の外出にはSPF50・PA+++以上が推奨されます。また2〜3時間ごとの塗り直しが効果維持のポイントです。
冬の乾燥でバリア機能が低下した状態の肌に、3月から急増する紫外線が加わることで肌トラブルが起きやすくなります。さらに花粉による皮膚炎や、冬のスキンケアが春の環境に合わなくなることも原因のひとつです。季節の変わり目にはスキンケアの内容を見直すことが大切です。
紫外線によって発生する活性酸素を中和するために、抗酸化物質を含む食品を積極的に摂りましょう。ビタミンCはイチゴやブロッコリー、ビタミンEはナッツやアボカド、ベータカロテンはにんじんやかぼちゃに豊富です。また腸内環境を整える発酵食品や、肌の修復を助ける亜鉛・たんぱく質の摂取も効果的です。
強いかゆみを伴う発疹、水疱、紫外線を浴びた部位の強い赤みや腫れが続く場合は、光線過敏症などの疾患が疑われるため皮膚科への受診をおすすめします。またシミが急に変化した場合も専門医への相談が安心です。アイシークリニックでは「セルフケアで改善しない」「急に肌の状態が変わった」などのお悩みにも対応しております。
📌 まとめ
3月は気温の上昇とともに紫外線量が急激に増加し、冬のダメージを受けた肌がさらに紫外線の影響を受けやすい状態にあります。紫外線は肌のバリア機能を低下させ、乾燥・赤み・ニキビ・色素沈着・光老化など、さまざまな肌トラブルを引き起こします。「まだ春だから」と対策を怠ることなく、3月からしっかりと紫外線ケアを始めることが肌荒れ予防の鍵です。
具体的な対策としては、SPF・PA値の高い日焼け止めを適切な量・頻度で使用すること、帽子やサングラスなどの物理的な紫外線対策を組み合わせること、季節に合わせたスキンケアに切り替えること、抗酸化物質を含む食事を意識すること、十分な睡眠と適切なストレス管理を行うことなどが挙げられます。
日々の積み重ねが肌の未来を決めます。3月というタイミングを意識して、今日からできることを一つずつ取り入れてみてください。そして、セルフケアだけでは対処が難しい肌トラブルや気になる症状がある場合には、ためらわずに専門機関に相談することをおすすめします。あなたの肌の悩みに寄り添い、適切なアドバイスと治療を提供できる専門医が、きっと力になってくれるはずです。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 紫外線による皮膚ダメージのメカニズム(UV-A・UV-Bの皮膚への影響)、光老化、光線過敏症、日焼け止めの適切な使用方法に関する専門的な根拠情報として参照
- 厚生労働省 – 紫外線対策に関する公的ガイドライン、SPF・PA指標の説明、季節・天候別の紫外線量の変化、推奨される日焼け止めの選び方に関する公式情報として参照
- PubMed – 紫外線照射による活性酸素産生・コラーゲン分解・バリア機能低下・ターンオーバー障害・メラニン生成促進に関する査読済み学術論文の根拠情報として参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務