はじめに
鼠径部(そけいぶ)にしこりを発見すると、多くの方が不安を感じることでしょう。鼠径部は太ももの付け根の部分で、リンパ節や血管、神経などの重要な構造が集まっている場所です。この部位にしこりができる原因は様々で、良性のものから悪性のものまで幅広く存在します。
本記事では、鼠径部のしこりについて、その原因、症状、診断方法、治療法について詳しく解説いたします。また、どのような症状の時に医療機関を受診すべきかについても具体的にお伝えします。

鼠径部の解剖学的構造
鼠径部の位置と構造
鼠径部は、下腹部と太ももの境界にある部位で、医学的には「inguinal region」と呼ばれます。この部位には以下のような重要な構造があります:
主要な解剖学的構造
- 鼠径リンパ節:感染や炎症に対する防御機能を担う
- 大腿動脈・静脈:下肢への血液供給を行う重要な血管
- 鼠径管:男性では精索、女性では子宮円靭帯が通る
- 鼠径靭帯:腹壁と大腿部を区切る重要な構造
- 皮下脂肪組織:皮膚の下にある脂肪層
リンパ節の役割
鼠径部には浅鼠径リンパ節と深鼠径リンパ節があり、下肢、外陰部、肛門周囲、下腹壁からのリンパ液をろ過する役割を持っています。正常な状態では、これらのリンパ節は触れることができないか、触れても米粒程度の大きさです。
鼠径部のしこりの主な原因
鼠径部にしこりができる原因は多岐にわたります。ここでは、頻度の高いものから順に詳しく説明します。
1. リンパ節腫大
最も一般的な原因
リンパ節腫大は鼠径部のしこりの最も一般的な原因です。リンパ節が腫れる理由には以下があります:
感染による腫大
- 細菌感染:足の傷、水虫、蜂窩織炎などが原因
- ウイルス感染:風邪、インフルエンザ、単核球症など
- 性感染症:梅毒、ヘルペス、HIVなど
- 結核:まれだが重要な原因の一つ
炎症性疾患による腫大
- 関節リウマチ
- 全身性エリテマトーデス
- サルコイドーシス
悪性疾患による腫大
- 悪性リンパ腫:ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫
- 白血病
- 転移性がん:子宮がん、卵巣がん、前立腺がん、膀胱がんなどからの転移
2. 鼠径ヘルニア
腹壁の弱くなった部分から臓器が飛び出す状態
鼠径ヘルニアは、腹壁の薄くなった部分や穴から腹腔内の臓器(主に腸管)が皮下に飛び出してしまう状態です。
鼠径ヘルニアの種類
- 外鼠径ヘルニア:最も頻度が高く、男性に多い
- 内鼠径ヘルニア:中高年女性に多い
- 大腿ヘルニア:女性に多く、嵌頓のリスクが高い
鼠径ヘルニアの特徴
- 立った時や力を入れた時に膨らむ
- 横になると小さくなるか消失する
- 痛みを伴うことがある
- 咳やくしゃみで大きくなる
3. 脂肪腫
良性の軟部組織腫瘍
脂肪腫は成熟した脂肪細胞からなる良性腫瘍で、全身のどこにでもできる可能性があります。鼠径部にできることもあり、以下の特徴があります:
- 柔らかく、可動性がある
- 痛みはほとんどない
- ゆっくりと大きくなる
- 皮膚の下で動かすことができる
4. 動脈瘤
血管の異常な拡張
大腿動脈に動脈瘤ができると、鼠径部にしこりとして感じることがあります。動脈瘤は以下の特徴があります:
- 拍動を触れることができる
- 圧迫すると痛みを感じることがある
- 破裂のリスクがあるため緊急性が高い場合がある
5. 囊腫(のう腫)
液体が貯まった袋状の構造
鼠径部にできる囊腫には以下の種類があります:
皮様囊腫(表皮囊腫)
- 皮脂や角質が貯まってできる
- 感染すると痛みや発赤を伴う
- 中央に小さな開口部があることがある
ガングリオン
- 関節や腱鞘から発生する囊腫
- 透明なゼリー状の液体が貯まる
6. 炎症性疾患
慢性炎症による腫瘤形成
以下のような炎症性疾患でも鼠径部にしこりができることがあります:
- 慢性肉芽腫性炎症
- 異物反応
- 放射線療法後の線維化
症状と自己チェックポイント
注意すべき症状
鼠径部のしこりに伴って以下のような症状がある場合は、早急に医療機関を受診することが重要です:
緊急性が高い症状
- 激しい痛み:嵌頓ヘルニアや動脈瘤破裂の可能性
- 発熱:感染や炎症の可能性
- しこりの急激な増大:悪性腫瘍や感染の可能性
- 皮膚の色調変化:発赤、紫色への変化
- 吐き気・嘔吐:腸閉塞の可能性
経過観察が必要な症状
- 軽度の痛みや違和感
- しこりのゆっくりとした増大
- 可動性のあるしこり
- 柔らかいしこり
自己チェックの方法
鼠径部のしこりを自分でチェックする際は、以下の点に注意してください:
チェックのタイミング
- 入浴時など、リラックスした状態で
- 立った状態と横になった状態の両方で確認
- 力を入れた時(咳やくしゃみ)の変化も観察
チェックすべき項目
- 大きさ:硬貨と比較して記録
- 硬さ:柔らかい、硬い、石のように硬い
- 可動性:皮膚や深部組織との癒着の有無
- 表面の性状:なめらか、でこぼこ
- 痛み:押した時の痛みの有無
- 拍動:拍動を触れるかどうか
診断方法
鼠径部のしこりの正確な診断には、医師による詳細な診察と必要に応じた検査が重要です。
1. 問診
医師はまず詳細な問診を行います:
確認される内容
- しこりに気づいた時期
- 大きさの変化
- 痛みの有無と性質
- 発熱などの全身症状
- 既往歴(手術歴、感染症歴など)
- 服用中の薬剤
- 家族歴
2. 理学的診察
視診
- しこりの部位、大きさ、形状の確認
- 皮膚の色調変化の有無
- 表面の性状(なめらか、でこぼこなど)
触診
- しこりの硬さ、可動性の評価
- 圧痛の有無
- 拍動の有無
- 周囲組織との関係
- 対側(反対側)との比較
特殊な診察手技
- Valsalva手技:息こらえをしてもらい、ヘルニアの診断
- 咳嗽衝撃試験:咳をしてもらい、ヘルニア内容の確認
3. 画像検査
超音波検査(エコー検査)
最も頻繁に行われる検査で、以下の利点があります:
- 非侵襲的で痛みがない
- 放射線被曝がない
- リアルタイムでの観察が可能
- 血流の評価も可能(カラードプラ)
超音波検査で分かること
- しこりの内部構造
- 血流の有無
- 周囲組織との関係
- リンパ節の腫大の程度
CT検査(コンピュータ断層撮影)
より詳細な画像が必要な場合に実施されます:
- 造影剤を使用することで血管の評価が可能
- リンパ節の詳細な観察
- 他の部位への広がりの確認
- ヘルニアの詳細な評価
MRI検査(磁気共鳴画像)
軟部組織の詳細な評価が必要な場合:
- 軟部組織腫瘍の鑑別
- 血管病変の詳細な評価
- 神経との関係の確認
4. 血液検査
一般的な血液検査
- 血算:白血球数、赤血球数、血小板数
- 炎症反応:CRP、赤血球沈降速度
- 生化学検査:肝機能、腎機能など
特殊な血液検査
- 腫瘍マーカー:悪性腫瘍が疑われる場合
- 感染症検査:HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎など
- 自己免疫疾患検査:関節リウマチ、膠原病など
5. 組織検査(生検)
確定診断のために組織の一部を採取して顕微鏡で調べる検査:
針生検
- 細い針を刺して細胞を採取
- 外来で実施可能
- 局所麻酔下で行う
切開生検
- しこりの一部を切除して調べる
- より正確な診断が可能
- 小手術として実施
摘出生検
- しこり全体を摘出して調べる
- 診断と治療を同時に行う
治療方法
鼠径部のしこりの治療は、その原因によって大きく異なります。
1. リンパ節腫大の治療
感染によるリンパ節腫大
細菌感染の場合
- 抗生物質の投与:ペニシリン系、セフェム系、マクロライド系など
- 局所の安静:患部を安静に保つ
- 冷却・温熱療法:急性期は冷却、慢性期は温熱
- 鎮痛剤:必要に応じて解熱鎮痛剤
ウイルス感染の場合
- 対症療法:解熱鎮痛剤、充分な休養
- 免疫力向上:栄養摂取、睡眠の確保
悪性疾患によるリンパ節腫大
悪性リンパ腫の場合
- 化学療法:抗がん剤による治療
- 放射線療法:局所的な放射線照射
- 免疫療法:モノクローナル抗体薬
- 造血幹細胞移植:重篤な場合
転移性がんの場合
- 原発巣の治療:手術、化学療法、放射線療法
- 緩和医療:症状の軽減
2. 鼠径ヘルニアの治療
手術的治療が基本
鼠径ヘルニアは自然治癒することはないため、手術による修復が必要です:
従来法(組織修復法)
- Bassini法:自分の組織を縫い合わせる方法
- McVay法:Cooper靭帯を利用した修復法
- 入院期間:3-5日程度
- 再発率:やや高め(5-15%)
メッシュ修復法
- Lichtenstein法:人工素材(メッシュ)を使用
- プラグ法:プラグ状のメッシュを挿入
- 再発率:低い(1-5%)
- 術後の痛みが少ない
腹腔鏡手術
- TEP法(totally extraperitoneal repair)
- TAPP法(transabdominal preperitoneal repair)
- 傷が小さく美容的に優れる
- 両側同時手術が可能
- 早期社会復帰が可能
術後管理
- 安静期間:1-2週間
- 重労働の制限:4-6週間
- 定期的な外来フォロー
3. 脂肪腫の治療
手術的摘出
脂肪腫は良性腫瘍ですが、以下の場合に手術を検討します:
- 大きくなって日常生活に支障がある
- 痛みを伴う
- 美容的な問題がある
- 悪性化が疑われる
手術方法
- 切開摘出術:皮膚を切開して腫瘍を摘出
- 脂肪吸引術:小さな切開から吸引により摘出
- 局所麻酔下で日帰り手術が可能
4. 動脈瘤の治療
緊急性の評価が重要
破裂のリスクが低い場合
- 定期的な経過観察:画像検査による大きさの監視
- 血圧管理:高血圧の治療
- 禁煙:動脈硬化の進行を防ぐ
破裂のリスクが高い場合
- 外科的修復術:人工血管による置換
- 血管内治療:ステントグラフトの挿入
- 緊急手術:破裂例では緊急手術が必要
5. 囊腫の治療
感染のない場合
- 経過観察:定期的な大きさの確認
- 圧迫:症状がある場合の対症療法
感染がある場合
- 抗生物質投与
- 切開排膿:膿が貯まっている場合
- 摘出術:再発を防ぐための根治手術
受診のタイミング
緊急受診が必要な場合
以下の症状がある場合は、直ちに医療機関を受診してください:
緊急性の高い症状
- 激しい痛み:突然の強い痛み
- 発熱:38℃以上の高熱
- しこりの急激な増大:数日で明らかに大きくなる
- 皮膚の色調変化:赤紫色への変化
- 吐き気・嘔吐:腸閉塞の可能性
- 歩行困難:痛みや腫れによる歩行困難
早期受診が望ましい場合
以下の症状がある場合は、数日以内に医療機関を受診することをお勧めします:
- 1週間以上持続するしこり
- 徐々に大きくなるしこり
- 硬いしこり
- 動かないしこり
- 複数のしこり
- 全身症状:体重減少、食欲不振、夜間の発汗
経過観察でよい場合
以下のような場合は、しばらく様子を見ても構いませんが、変化があれば受診してください:
- 小さくて柔らかいしこり
- 可動性のあるしこり
- 痛みのないしこり
- 風邪などの後に出現したしこり
ただし、1ヶ月以上変化がない場合は、一度医師に相談することをお勧めします。
予防法と日常生活の注意点
1. 感染予防
皮膚の清潔保持
- 毎日の入浴・シャワー
- 特に鼠径部は汗をかきやすいため、こまめな清拭
- 通気性の良い下着の着用
外傷の予防と適切な処置
- 足の怪我の早期治療
- 水虫などの皮膚疾患の治療
- 小さな傷でも適切な消毒と処置
2. ヘルニア予防
腹圧上昇の回避
- 便秘の予防:食物繊維の摂取、充分な水分補給
- 慢性咳嗽の治療:喫煙の禁止、アレルギーの治療
- 適切な体重管理:肥満の解消
筋力強化
- 腹筋の強化:適度な運動
- 正しい姿勢の維持
- 重いものを持つ時の注意:膝を曲げて持ち上げる
3. 生活習慣の改善
栄養バランスの良い食事
- 免疫力向上のためのビタミン・ミネラル摂取
- 抗酸化作用のある食品の摂取
- 適度なカロリー制限
規則正しい生活
- 充分な睡眠(7-8時間)
- 適度な運動(週3回、30分程度)
- ストレスの軽減
定期健康診断
- 年1回の健康診断
- がん検診の受診
- 気になる症状があれば早期受診

よくある質問(FAQ)
A: 鼠径部のしこりの多くは良性の病変です。最も多いのはリンパ節の腫れで、感染や炎症によるものがほとんどです。ただし、悪性腫瘍の可能性もゼロではないため、継続するしこりについては医師の診察を受けることが重要です。
A: 痛みがないからといって安心はできません。悪性腫瘍の場合、初期には痛みを伴わないことが多いためです。痛みの有無に関わらず、継続するしこりについては医師に相談してください。
A: このような変化はヘルニアでよく見られます。立った時や力を入れた時に大きくなり、横になると小さくなるのがヘルニアの特徴です。早めに医師の診察を受けることをお勧めします。
A: 感染による一時的なリンパ節腫大の場合は、原因となる感染が治れば自然に小さくなることがあります。しかし、ヘルニアや腫瘍性病変は自然治癒しないため、医師の診断を受けることが重要です。
A: はい、あります。リンパ節腫大や悪性リンパ腫などでは両側に同時に腫れることがあります。また、ヘルニアも両側性に起こることがあります。片側だけでなく両側にしこりがある場合も、医師の診察を受けてください。
医療機関選びのポイント
1. 初期診療
かかりつけ医や内科クリニック
- まずは身近な医療機関での相談
- 基本的な診察と検査
- 必要に応じて専門医への紹介
2. 専門医療機関
外科
- ヘルニア、腫瘍の手術的治療
- 詳細な画像診断
血液内科
- リンパ節腫大、血液疾患の専門的診療
- 骨髄検査などの特殊検査
泌尿器科
- 男性の鼠径ヘルニア
- 泌尿生殖器系の疾患
産婦人科
- 女性特有の疾患
- 婦人科系がんからの転移
3. 高次医療機関
総合病院・大学病院
- 複雑な病態の診断・治療
- 集学的治療が必要な場合
- セカンドオピニオンの取得
最新の治療動向
1. 低侵襲手術の進歩
ロボット支援手術
- より精密な手術が可能
- 術後の回復が早い
- 美容的な利点
内視鏡手術の改良
- 単孔式腹腔鏡手術
- 自然孔利用手術(NOTES)
2. 画像診断の進歩
高分解能MRI
- より詳細な軟部組織の評価
- 造影剤を使わない検査法の開発
AI(人工知能)の活用
- 画像診断の精度向上
- 早期発見・早期診断の実現
3. 分子標的治療
リンパ腫に対する新しい治療法
- CAR-T細胞療法
- 免疫チェックポイント阻害剤
- 分子標的薬の開発
心理的サポート
1. 不安への対処
鼠径部にしこりを発見すると、多くの方が強い不安を感じます。以下の点を心がけてください:
情報収集
- 信頼できる医学情報の確認
- 医師からの十分な説明を求める
- セカンドオピニオンの活用
サポート体制
- 家族・友人への相談
- 患者会・支援グループの活用
- カウンセリングの利用
2. 治療中の心構え
積極的な治療参加
- 治療方針の理解
- 疑問点の積極的な質問
- 治療選択への参加
生活の質の維持
- 趣味や楽しみの継続
- 適度な運動・活動
- 社会との繋がりの維持
まとめ
鼠径部のしこりは、様々な原因によって生じる症状です。多くの場合は良性の病変ですが、中には悪性腫瘍や緊急性の高い疾患もあります。重要なことは、しこりを発見したら自己判断せず、適切な医療機関を受診することです。
早期の診断と適切な治療により、多くの場合で良好な経過を期待できます。日頃から自分の体の変化に注意を払い、気になる症状があれば遠慮なく医師に相談してください。
また、予防可能な原因については、生活習慣の改善や感染予防などの対策を心がけることで、鼠径部のしこりのリスクを減らすことができます。
医療は日々進歩しており、新しい治療法や診断技術が開発されています。主治医と良好なコミュニケーションを保ち、最適な治療を受けられるよう心がけてください。
参考文献
- 日本外科学会. 外科専門医制度カリキュラム. 2023年版.
- 日本ヘルニア学会. 鼠径部ヘルニア診療ガイドライン. 医学書院, 2022.
- 日本血液学会. 造血器腫瘍診療ガイドライン. 2023年版.
- 日本リンパ網内系学会. リンパ節腫大の診断と治療指針. 2022年改訂版.
- 国立がん研究センター. がん情報サービス. https://ganjoho.jp/
- 日本医学会. 医学用語辞典. https://jams.med.or.jp/
- 厚生労働省. 医療情報提供制度. https://www.mhlw.go.jp/
- 日本医師会. 健康の森. https://www.med.or.jp/
- 日本臨床外科学会. 外科診療ガイドライン. 2023年版.
- 日本超音波医学会. 超音波診断ガイドライン. 2022年改訂版.
免責事項
本記事は一般的な医学情報を提供することを目的としており、個別の医学的アドバイスに代わるものではありません。症状がある場合は、必ず医師の診察を受けてください。治療方針については、主治医とよく相談の上決定してください。
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監修者医師
高桑 康太 医師
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務