イボ・ほくろ除去は上野の皮膚科へ|原因・種類・治療法を専門医が徹底解説

目次

  1. はじめに
  2. イボとは?種類と原因を知ろう
  3. ウイルス性イボ(尋常性疣贅)について
  4. 老人性イボ(脂漏性角化症)について
  5. 首イボ(軟性線維腫・アクロコルドン)について
  6. ほくろとは?色素性母斑の基礎知識
  7. ほくろと悪性黒色腫(メラノーマ)の見分け方
  8. イボの治療法
  9. ほくろの治療法
  10. 治療を受ける前に知っておきたいこと
  11. 上野エリアでイボ・ほくろ除去を検討している方へ
  12. まとめ
  13. 参考文献

1. はじめに

「顔にできたイボが気になる」「ほくろが大きくなってきた気がする」「首に小さなポツポツがたくさんできてきた」など、皮膚にできる「できもの」に関するお悩みを抱えている方は非常に多くいらっしゃいます。

イボやほくろは、私たちの身体にごく一般的に見られる皮膚の変化ですが、その種類や原因はさまざまです。また、一見すると似たような見た目をしていても、実際には全く異なる性質を持っていたり、まれに悪性腫瘍が潜んでいたりすることもあります。

本コラムでは、イボとほくろの違いや種類、それぞれの原因と特徴、そして皮膚科で行われる治療法について詳しく解説いたします。上野エリアでイボやほくろの除去をお考えの方にとって、治療を受ける際の参考となれば幸いです。

自己判断で対処してしまうと、かえって症状を悪化させてしまったり、重要な疾患を見逃してしまったりする可能性があります。気になる症状がある場合は、まず皮膚科専門医に相談されることをおすすめいたします。


2. イボとは?種類と原因を知ろう

「イボ」という言葉は、皮膚にできた盛り上がりのある「できもの」を指す俗称として広く使われています。しかし、医学的に見ると「イボ」と呼ばれるものには、実にさまざまな種類が存在します。

一般的に皮膚科で「イボ」として扱われるものは、大きく分けて以下の3つのカテゴリーに分類されます。

まず1つ目は、ウイルス感染によって生じるイボです。これは医学用語で「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれ、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発症します。代表的なものに尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)や扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)などがあります。

2つ目は、加齢や紫外線の影響によって生じる老人性イボです。医学的には「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」と呼ばれ、ウイルスとは無関係の良性腫瘍です。中高年以降に多く見られ、顔や体幹などに茶褐色から黒色の盛り上がった病変として現れます。

3つ目は、首や脇の下、胸元などにできる小さなイボ状の突起です。これは「軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)」や「アクロコルドン」「スキンタッグ」などと呼ばれる良性のできもので、加齢や摩擦が原因で生じます。

このように「イボ」と一口に言っても、その原因や性質は大きく異なります。治療法もそれぞれ異なりますので、まずは正確な診断を受けることが重要です。


3. ウイルス性イボ(尋常性疣贅)について

尋常性疣贅とは

尋常性疣贅は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じるイボです。「尋常性」とは「一般的な」という意味であり、最も多くみられるタイプのウイルス性イボを指します。

ヒトパピローマウイルスには150種類以上の型が存在し、感染するウイルスの型によって症状や発症部位が異なります。尋常性疣贅の原因となるのは主にHPV2型やHPV4型などで、皮膚にできた小さな傷口からウイルスが侵入し、表皮の基底細胞に感染することで発症します。

症状と特徴

尋常性疣贅は、手足によく発症し、表面がザラザラとした硬い盛り上がりとして現れます。大きさは数ミリから1センチ程度のものが多く、色は肌色から灰白色をしています。

特徴的な所見として、表面を少し削ると黒い点が見られることがあります。これはウイルスの増殖に伴って生じた毛細血管であり、タコやウオノメとの鑑別点となります。足の裏にできた場合は体重がかかるため盛り上がりにくく、ウオノメと間違われやすいので注意が必要です。

尋常性疣贅は接触感染によって広がるため、イボを触った手で他の部位を触ると、新たな場所にイボができてしまうことがあります。また、家族間でうつることもありますので、早期の治療が推奨されます。

発症しやすい方の特徴

尋常性疣贅は子どもから大人まで幅広い年齢層で発症しますが、特に子どもに多くみられます。これは、子どもは外遊びなどで皮膚に傷がつきやすく、そこからウイルスが侵入しやすいためと考えられています。

また、免疫力が低下している方は発症しやすく、一度できたイボも治りにくい傾向があります。ストレスや睡眠不足、栄養の偏りなどで免疫力が低下していると、ウイルスに対する抵抗力が弱まり、イボが増えやすくなります。


4. 老人性イボ(脂漏性角化症)について

脂漏性角化症とは

脂漏性角化症は、「老人性イボ」「老人性疣贅」とも呼ばれる良性の皮膚腫瘍です。その名前の通り、加齢に伴って生じることが多く、40代以降に現れ始め、80代になるとほとんどの方に見られるようになります。

この疾患はウイルス感染によるものではなく、長年の紫外線暴露や加齢による皮膚の変化が主な原因と考えられています。遺伝的な要因も関係しているとされ、家族に脂漏性角化症が多い方は発症しやすい傾向があります。

症状と特徴

脂漏性角化症は、顔、頭部、体幹など全身どこにでも発症する可能性がありますが、特に紫外線に当たりやすい顔や手の甲などに多くみられます。病変は茶褐色から黒褐色をしており、表面はやや盛り上がってザラザラしています。

大きさは数ミリから数センチまでさまざまで、形も平らなものから盛り上がったものまであります。多くの場合、痛みやかゆみなどの自覚症状はありませんが、衣類との摩擦でかゆみを感じたり、引っかかって出血したりすることがあります。

脂漏性角化症は良性腫瘍ですので、放置していても癌になることはありません。しかし、自然に消えることもないため、見た目が気になる場合や不快感がある場合は治療を検討されるとよいでしょう。

注意が必要なケース

通常の脂漏性角化症は心配のないものですが、注意が必要なケースもあります。全身に急に老人性イボが増え、かゆみを伴う場合は「Leser-Trélat徴候(レーザー・トレラー徴候)」と呼ばれ、内臓の悪性腫瘍が隠れている可能性があります。

イボのサイズが急激に大きくなったり、多発したりした場合は、消化器がんやリンパ腫などの悪性腫瘍が存在することがまれにありますので、皮膚科を受診して精密検査を受けることをおすすめします。


5. 首イボ(軟性線維腫・アクロコルドン)について

軟性線維腫とは

首や脇の下、胸元、鼠径部などの皮膚が柔らかく摩擦を受けやすい部位にできる小さなイボ状の突起を、軟性線維腫と呼びます。大きさによって呼び名が異なり、1〜2ミリ程度の小さく平坦なものを「アクロコルドン」、やや大きく皮膚から飛び出しているものを「スキンタッグ」、5ミリを超える大きなものを「軟性線維腫」と呼ぶことがあります。

これらは皮膚の線維成分であるコラーゲンが増殖してできた良性のできもので、ウイルスとは無関係です。そのため他人にうつることはなく、悪性化する心配もありません。

原因と発症しやすい方

軟性線維腫の正確な原因はまだ完全には解明されていませんが、加齢、摩擦、肥満、糖尿病、ホルモンバランスの変化などが関係していると考えられています。

特に中高年以降の方に多く見られますが、20代から徐々にでき始めることもあります。女性に多い傾向があり、妊娠中にホルモンバランスが変化することで首イボが増えることもあります。また、肥満の方や糖尿病の方は発症しやすいとされています。

市販薬は効かない?

首イボに効くとされる市販のクリームやオイルが多く販売されていますが、残念ながらこれらで軟性線維腫を除去することはできません。

ウイルス性のイボに対して処方されるヨクイニン(ハトムギエキス)も、軟性線維腫には効果がありません。軟性線維腫はウイルスが原因ではないため、免疫を活性化させるヨクイニンの作用は期待できないのです。

また、角質を柔らかくする成分が含まれた市販薬も、軟性線維腫には効果がありません。これらの製品で無理に取ろうとすると、皮膚を傷つけて感染や炎症を起こす可能性がありますので、自己処理は避け、医療機関での治療を受けることをおすすめします。


6. ほくろとは?色素性母斑の基礎知識

ほくろの正体

一般的に「ほくろ」と呼ばれるものの多くは、医学的には「色素性母斑(しきそせいぼはん)」または「母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)」と呼ばれます。これは、メラニン色素を作る細胞(メラノサイト)が変化した「母斑細胞」が皮膚の中で増殖したものです。

ほくろは良性の腫瘍であり、通常は健康上の問題を引き起こすことはありません。しかし、まれに悪性黒色腫(メラノーマ)という皮膚がんとの鑑別が必要になることがあります。

ほくろの種類

ほくろには、生まれつきあるもの(先天性)と、生後に現れるもの(後天性)があります。

後天性のほくろは、幼児期から思春期にかけて徐々に増加し、成人では一人あたり平均10個程度存在するとされています。ほくろの形は平らなものから盛り上がったものまでさまざまで、色も薄い茶色から黒色までバリエーションがあります。

医学的には、母斑細胞が存在する深さによって以下のように分類されます。

境界母斑は、母斑細胞が表皮と真皮の境界部分に存在するタイプで、平らで色が濃いのが特徴です。複合母斑は、母斑細胞が境界部と真皮の両方に存在し、やや盛り上がりが見られます。真皮内母斑は、母斑細胞が真皮内のみに存在し、盛り上がっていて色が薄いことが多いです。

時間の経過とともに、境界母斑から複合母斑、そして真皮内母斑へと変化していくことがあります。これに伴い、平らだったほくろが徐々に盛り上がってくることがあります。

ほくろができる原因

ほくろができる原因は完全には解明されていませんが、遺伝的な要因、紫外線の影響、ホルモンバランスの変化などが関係していると考えられています。

遺伝的な要因は大きく、両親のいずれかにほくろが多い場合、子どもにもほくろができやすい傾向があります。また、紫外線を長期間浴び続けることで、メラノサイトが活性化してほくろが増えることがあります。思春期や妊娠中など、ホルモンバランスが変化する時期にもほくろが増えやすくなります。


7. ほくろと悪性黒色腫(メラノーマ)の見分け方

悪性黒色腫とは

悪性黒色腫(メラノーマ)は、メラニン色素を作る細胞(メラノサイト)ががん化した悪性腫瘍です。皮膚がんの中でも特に悪性度が高く、早期発見・早期治療が非常に重要です。

日本人における悪性黒色腫の発症率は10万人あたり1〜2人程度で、欧米の白人と比較すると少ないものの、近年増加傾向にあります。発症のピークは60〜70代ですが、若い世代でも発症することがあります。

日本人の悪性黒色腫は、足の裏や手のひら、爪など、紫外線があまり当たらない部位に発症することが多いという特徴があります。これは「末端黒子型」と呼ばれるタイプで、日本人の悪性黒色腫の約半数を占めています。

ABCDE基準による見分け方

ほくろと悪性黒色腫を見分けるための目安として、「ABCDE基準」が国際的に広く用いられています。以下の5つの特徴に注目することで、悪性の可能性を疑うことができます。

Aは「Asymmetry(非対称性)」です。良性のほくろは通常、左右対称な円形や楕円形をしていますが、悪性黒色腫は左右非対称で不規則な形をしていることが多いです。

Bは「Border irregularity(境界不整)」です。良性のほくろの境界はくっきりとしていますが、悪性黒色腫は境界がギザギザしていたり、ぼんやりと不鮮明だったりします。

Cは「Color variegation(色調の不均一)」です。良性のほくろは色が均一ですが、悪性黒色腫は褐色、黒色、青色、赤色、白色など、複数の色が混在していることがあります。

Dは「Diameter(直径)」です。悪性黒色腫は6ミリ以上の大きさになることが多いとされています。ただし、初期の段階では6ミリ未満のこともありますので、大きさだけで判断することはできません。

Eは「Evolving(変化)」です。色、形、大きさなどが時間とともに変化している場合は注意が必要です。また、出血や潰瘍を伴う場合も悪性を疑う所見となります。

これらの基準のうち2つ以下であれば良性の可能性が高く、4つ以上当てはまる場合は悪性を疑う必要があるとされています。ただし、自己判断は危険ですので、気になる症状がある場合は必ず皮膚科専門医を受診してください。

ダーモスコピー検査の重要性

皮膚科では、ダーモスコピーという特殊な拡大鏡を用いた検査を行います。これは、ライトを当てながら皮膚の状態を10〜20倍程度に拡大して観察する検査で、肉眼での診察よりも正確に良性か悪性かを判断することができます。

ダーモスコピー検査は痛みを伴わず、その場で結果がわかる簡便な検査です。ほくろの変化が気になる方や、足の裏や手のひらに新しい色素斑ができた方は、ダーモスコピー検査を受けることをおすすめします。


8. イボの治療法

皮膚科で行われるイボの治療法は、イボの種類や大きさ、部位、患者様の状態などによって選択されます。ここでは、主な治療法について解説いたします。

液体窒素凍結療法

液体窒素凍結療法は、日本の皮膚科で最も広く行われているイボ治療の標準的な方法です。日本皮膚科学会の「尋常性疣贅診療ガイドライン2019」においても、最も推奨度の高い治療法(推奨度A)として位置づけられています。

この治療法では、マイナス196度という超低温の液体窒素を綿棒やスプレーを用いてイボに当て、組織を凍結させて壊死させます。凍結した組織は1〜2週間後にかさぶたとなって剥がれ落ちます。

治療は1〜2週間に1回の頻度で行い、イボがなくなるまで繰り返します。イボの大きさや深さによっては、完治までに数週間から数か月、場合によっては1年以上かかることもあります。

治療中は冷たさと痛みを感じることがあり、治療後に水疱や血疱ができることもあります。また、治療部位に一時的な色素沈着が残ることがありますが、時間とともに薄くなっていきます。

サリチル酸外用療法

サリチル酸には角質を柔らかくする作用があり、イボの治療に用いられます。医療機関では5〜10%のサリチル酸ワセリンや、50%サリチル酸絆創膏(スピール膏)などが処方されます。

スピール膏をイボの大きさに合わせてカットし、患部に貼付することで、角質が軟化してイボを除去しやすくなります。液体窒素凍結療法と併用されることも多く、特に足の裏など皮膚が厚い部位のイボに有効です。

ヨクイニン内服療法

ヨクイニンは、ハトムギの種子から作られる生薬で、イボに対する免疫を活性化させる作用があるとされています。液体窒素凍結療法のような痛みを伴わないため、特に小さなお子様の治療に適しています。

ただし、ヨクイニンの効果には個人差があり、全ての方に効果があるわけではありません。また、効果が現れるまでに時間がかかることがあります。液体窒素凍結療法と併用することで、より効果が期待できる場合もあります。

炭酸ガスレーザー治療

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)は、水分に吸収される特性を持つレーザーで、イボの組織を瞬時に蒸散させて除去することができます。液体窒素凍結療法で効果が見られない難治性のイボや、大型のイボに対して行われることがあります。

治療は局所麻酔を行った後に実施し、1回の治療でイボを除去できることが多いです。治療後は擦り傷のような状態になり、1〜2週間ほどでかさぶたが取れて治癒します。

外科的切除

大きなイボや難治性のイボ、悪性腫瘍との鑑別が必要なイボに対しては、外科的に切除する方法が選択されることがあります。局所麻酔を行い、メスでイボを切除して縫合します。

切除したイボは病理検査に提出することで、正確な診断を行うことができます。


9. ほくろの治療法

ほくろの治療は、ほくろの大きさ、深さ、部位、患者様のご希望などを考慮して、最適な方法が選択されます。

炭酸ガスレーザー治療

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)によるほくろ除去は、比較的小さなほくろに対して広く行われている治療法です。局所麻酔を行った後、レーザーを照射してほくろの細胞を蒸散させます。

メスを使用する切除術と比較して、出血が少なく、傷跡が残りにくいというメリットがあります。治療時間も短く、小さなほくろであれば数分で終了します。

治療後は擦り傷のような状態になり、テープやガーゼで保護します。1〜2週間程度でかさぶたが取れ、その後は徐々に赤みが引いて肌の色に近づいていきます。完全に落ち着くまでには3〜6か月程度かかることが多いです。

ただし、ほくろの細胞は見た目以上に皮膚の深いところまで存在していることがあり、レーザー治療では再発する可能性があります。再発した場合は、再度レーザー治療を行うか、切除術を検討します。

切除縫合術

ほくろをメスで切り取り、皮膚を縫い合わせる方法です。ほくろを完全に取り除くことができるため、再発のリスクが低いのがメリットです。

また、切除したほくろは病理検査に提出することができるため、悪性腫瘍かどうかを確実に診断することができます。悪性が疑われるほくろや、大きなほくろに対しては、この方法が選択されます。

治療は局所麻酔を行った後に実施し、5〜7日後に抜糸を行います。傷跡は線状に残りますが、時間とともに目立たなくなっていきます。傷跡をより目立たなくするために、術後にテープを貼るなどのケアを行うこともあります。

くり抜き法(パンチ切除)

円形のメス(パンチ)を用いて、ほくろをくり抜くように切除する方法です。小さなほくろや、丸い形のほくろに適しています。

くり抜いた後は縫合せずに軟膏とテープで保護することもあれば、縫合することもあります。縫合しない場合は、傷が閉じるまでに時間がかかりますが、傷跡が目立ちにくいというメリットがあります。

保険診療と自由診療について

ほくろの治療が保険適用になるかどうかは、ほくろの状態や治療の目的によって異なります。

悪性腫瘍の疑いがある場合、ほくろが視界の邪魔になっている場合、衣類の着脱時に引っかかる場合、出血を繰り返している場合など、機能的な問題がある場合は保険診療の対象となることがあります。

一方、純粋に見た目を改善することが目的の場合は、自由診療となります。また、レーザー治療は多くの場合、自由診療となります。治療費用については、事前に医療機関に確認されることをおすすめします。


10. 治療を受ける前に知っておきたいこと

自己処理は避けましょう

イボやほくろを自分で取ろうとして、ハサミで切ったり、市販薬を使ったりする方がいらっしゃいますが、これは避けるべきです。

自己処理によって皮膚を傷つけると、感染を起こしたり、傷跡が残ったりする可能性があります。また、ウイルス性のイボの場合は、刺激によって周囲に広がってしまうこともあります。

さらに重要なことに、自己判断で「イボ」や「ほくろ」だと思っていたものが、実は皮膚がんだったというケースもまれにあります。正確な診断を受けるためにも、まずは皮膚科専門医を受診することが大切です。

治療後のケアについて

イボやほくろの治療後は、適切なケアを行うことで、傷跡を目立たなくすることができます。

治療後は医師の指示に従い、軟膏の塗布やテープの貼付を行ってください。傷が治るまでの間は、患部を清潔に保ち、強くこすったり引っかいたりしないように注意しましょう。

また、治療後の皮膚は紫外線に対して敏感になっています。色素沈着を防ぐためにも、日焼け止めを塗る、帽子をかぶるなどの紫外線対策を心がけてください。

再発の可能性について

イボやほくろの治療後に再発する可能性があることも、理解しておく必要があります。

ウイルス性のイボは、皮膚の中にウイルスが残っていると再発することがあります。また、脂漏性角化症は、紫外線や加齢の影響で再び発症することがあります。軟性線維腫も、体質によっては新たにできることがあります。

ほくろの場合、炭酸ガスレーザー治療では深部の細胞が残っていると再発することがあります。再発した場合は、再度治療を行うことが可能ですので、医師に相談してください。


11. 上野エリアでイボ・ほくろ除去を検討している方へ

上野は、東京の北の玄関口として知られ、JR各線、東京メトロ、京成線など多くの路線が乗り入れる交通の要所です。台東区や周辺エリアから通院しやすい立地にあり、仕事帰りや買い物のついでに受診することも可能です。

イボやほくろの治療を検討されている方は、まず皮膚科専門医の診察を受けることをおすすめします。正確な診断に基づいて、最適な治療法を提案してもらうことができます。

当院では、イボやほくろでお悩みの方のご相談を承っております。液体窒素凍結療法、レーザー治療、外科的切除など、さまざまな治療に対応しており、患者様一人ひとりの症状やご希望に合わせた治療計画を立てさせていただきます。

「このイボは何だろう?」「ほくろが大きくなってきた気がする」「首のポツポツが気になる」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。皮膚科専門医が丁寧に診察し、適切な治療をご提案いたします。


12. まとめ

本コラムでは、イボとほくろについて、その種類や原因、見分け方、治療法について詳しく解説してまいりました。

「イボ」と一口に言っても、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)、老人性イボ(脂漏性角化症)、首イボ(軟性線維腫)など、さまざまな種類があります。それぞれ原因や性質が異なるため、治療法も異なります。

「ほくろ」は多くの場合、良性の色素性母斑ですが、まれに悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別が必要になることがあります。ABCDE基準を参考にしながら、気になる症状がある場合は早めに皮膚科を受診することが大切です。

治療法としては、液体窒素凍結療法、サリチル酸外用療法、ヨクイニン内服療法、炭酸ガスレーザー治療、切除術などがあり、症状に応じて適切な方法が選択されます。

自己判断での処理は、症状の悪化や重要な疾患の見逃しにつながる可能性がありますので、避けてください。皮膚科専門医の診察を受けることで、正確な診断と適切な治療を受けることができます。

イボやほくろでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。専門的な知識と技術を持った医師が、患者様のお悩みに寄り添い、最適な治療をご提供いたします。


13. 参考文献


※本コラムは一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断や治療を行うものではありません。症状がある方は、必ず医療機関を受診してください。

監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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